Mr. Qさんのレビュー

ドラマとしては、河合ふみえさんと朝岡実嶺さんの「曼珠沙華」という作品があるのですが、こちらは現実の異母姉妹。 葛藤が、リアルです。 冒頭１０分のインタビューで吐露する姉妹それぞれの心情が胸に迫ります。二人とも、ある意味、純粋です。 １６分頃同じフロアでそれぞれ男性との絡みが始まりますが、姉の様子を見ながらもプレイに没頭する妹と、乱れながらも妹の様子が気になる姉。 いずれにしても、二人とも極上の乱れぶり。 父を訪ねて心細い旅をする姉妹の再現映像も相まって、なんともそそられる映像作品に仕上がっています。名作、だと思います。

インタビューからずるずるとエッチに入っていく構成。 綺麗な女性なので、シチュエーションを整えてお芝居している姿も見て見たかったのだけど、そんな難点を補って余りある美しさ。 乱れながらもどこか品の良さを失わない彼女が 湿った声で喘ぎながら悶える様子がたまりません。 本作でAV引退とのこと。幸せに暮らしておられることを祈ってます。

60分ストーリーもの。絡み３回。 「長尺のほうがコスパがよい」と思うと手が出ないのですが、尺が限られていたVHS時代には、その時代なりの「抜かせる演出」がありますね。 冒頭、JKに扮して愛嬌満点の「ぶりっ子」な仕草を印象付けて、探偵事務所の学生所長として、背伸びしながらも罠にはまっていく抜けっぷり。 カメラ屋照明やマイクが向けられる一発勝負のベッドの上では、挿入の瞬間から絶叫して悶え狂う長身スレンダーな美ボディ。 昔の作品の良さがたっぷり盛り込まれた素敵な逸品です。

という、贅沢な企画。さまざまな逆バニー衣装を身につけたりつけなかったりな二人が、ご奉仕してくれたりいじめてくれたり。 ３４分あたり、すみれさんがマットから滑り落ちてしまうシーンは可愛いです。 小生意気ないちかさんと、快活な笑顔が素敵なすみれさん。 スレンダーくびれが綺麗な二人が、挿入されると切なそうに喘ぎながらアヘ顔に変貌するギャップがいいですね。 キャピキャピ楽しそうな美少女の笑顔がたっぷり見られる作品です。

しぶきや絶叫をウリにした製品は世の中にたくさんありますが、 　「女の子が楽しい時間を過ごし、気を許したその時に ときめきと一緒にエロさが現れる。その瞬間を逃さず カメラに収めるのが私たちの仕事です。」 と高らかに宣言するS-Cuteの作品だからこそ、絶叫する女の子の姿にゾクゾクします。 愛須心亜さん、白咲碧さん、本澤朋美さん、小西まりえさん、鈴木心葉さん、桃原まみかさんが、 しっとりじっくりなイチャイチャから、 恥じらいと戸惑いを交えながら昇り詰めていき、 いつしかグチョグチョパンパンな狂乱へと変貌していきます。 大量生産の「イカセ」作品群とは一線を画した、素晴らしい作品集です。

目覚まし時計の、だんだん大きくなるアラーム音や、ことさらにハイレグを強調した下着。９０年代の熱量が画面から溢れ出てくるようです。 河合ふみえさんの気さくで自然な演技と、朝岡実嶺さんの棒読みなセリフをものともしない美しさも好対照。 それぞれにお芝居の技術を磨き上げた背景もありつつ、おそらくは実生活とオーバーラップするところの多いシナリオで、彼女たちの魅力を引き出してます。 だから、「ドレスアップして綺麗な光の中で撮影しました」ってPV以上に、ドラマや心情が女の子を輝かせます。 よくできた映画では、パンフレットの写真では特別綺麗に見えない印象だったヒロインの、映画終盤の笑顔に忘れられないほどの愛おしさを感じることがあります。 この作品の二人のヒロインにも、そんな「魔法」がかかっているように思います。

このメンバーを集めたのなら、例えば「細雪」になぞらえた、４姉妹の愛憎渦巻くドラマを見てみたいのですが、そういうしちめんどくさい設定やらストーリーやらを除いて「パァ」になって楽しみたい方向けの作品です。 スケベには、いろんな形がありますね。勉強になります。

昨今のAVには珍しく、ロケハンとか照明とかきちんと準備して撮影した作品に見えます。 ポイントとなる場面で雨を降らせる演出からも、単にエッチで抜くだけの作品ではなく、ドラマとして作ろうという意識を感じます。 なので役者さん達には、はっきりした活舌で演じてほしかったなぁ。 衣装やストーリーは女優さんの魅力を引き出すためにしっかり準備していると思います。 あとは、ハキハキとはじけるような元気さを見せてくれるだけで、５０年前のにっかつとか、３０年前のVシネマのような、作り手のエネルギー溢れる作品にできたんじゃないかなぁ。 そんな意味で、惜しいです。

気さくな感じでインタビューに応える三田サクラさん。２０分あたりで服を脱いで健康的な裸体を披露してくれます。 率直な話しぶりとは裏腹に、エッチでは恥ずかしがり屋さんな面が目立ちます。挿入されたとたんに「女の子」になって、イチモツの責めに頬を染めて切なそうに喘いでくれます。 この変貌ぶりが魅力ですね。 素直そうな女の子。幸せになってほしいなぁ。

パケ写以上に、キラキラと澄んだ瞳が印象的な石川澪さん。 各コーナーで髪型を変えてますが、そのどれも可愛いです。 エッチしながらの男性との会話に慣れきってない、フレッシュな女の子のみずみずしさが嬉しいです。 乳首をビンと立て、頬を染めて、泣きそうに見えるまなざしを向けて快楽に悶える姿が胸を打ちます。

個人的にはS-Cuteの数ある作品群の中でも最高傑作だと思います。 いずれ劣らぬ美少女が、照れたり戸惑ったりしながら男性の腕の中で愛撫に応えて、やがて体を開いて行為に没入していく姿を、丁寧に丁寧に撮影してます。 紺野ひかるさん、本澤朋美さん、佐々木玲奈さん、鈴木心葉さん、白石ありささんが、純真さや可憐さや健気さといった、少女から美女へと成長する瞬間の輝きを披露してくれます。 オススメです。

魔法使い役の吉根ゆりあさん、あまり個性を出さない役柄なのですが、秘所を攻められて気持ちよくなった時の声音が意外なほど可愛くてそそられます。 私は普段ぽっちゃりな方はあまり見ないのですが、目隠しで表情が隠れてミステリアスな雰囲気の彼女が、豊満な体躯を揺らしながら少女のような声で切なそうに喘ぐギャップがいいですね。

私見ですが、この時期のS-Cuteの出演者には、神がかって可愛い女性が集まってます。さらに、「女の子の自然体にこだわる」という、S-Cuteの看板どおり、丁寧に女性の素直な反応を引き出した作品が多いです。 私にとっては、本澤朋美さんの女子校生姿や鳴美れいさんのOL姿などは、オンデマンドで初めて拝見した時、とても印象に残るエッチでした。それらが収められているのがこちらの作品集です。オススメです。 業界に染まり切っていない、純真さをまとった女の子たちと、そんな彼女たちの魅力に真摯に向き合うスタッフさん達の出会いが実現した素敵な作品集です。

エロ、として作られた作品ですが、映画なので演技も撮影もキチンとやってます。 途中で止めて見返すことを想定していないので、セリフはハッキリと、所作は何をやっているかわかるように、それでいて、見てて不自然に感じないように。 ここまでが当たり前の前提で、その地盤の上に人間模様や気持ちの表現や美しさや哀しさが載ってます。 だからこそ、強烈に印象に残るシーンがあります。 初めて見たのは３０年以上前ですが、それでも最後、雑踏へ踏み出す竹井みどりさんの姿は鮮明に頭に残ってます。 見ながら抜く、というよりも、見て、頭に残った強烈な印象を反芻して楽しむ作品だと思います。

つけまつげをバチっと決めた、気の強そうな女性という印象とは裏腹に、敏感ボディを愛撫された時の甘く切なそうな喘ぎ声が魅力の櫻井あゆさん。 なので… 女子校生から妖艶な痴女教師まで見事にこなすあゆさんですが、 くノ一や捜査官に扮して、悪役を大きな瞳で睨みつけていた彼女が、頬を染めて喘ぎ悶えるアへ顔に変貌していくシーンは特にそそります。 股関節の柔らかさも魅力。＃２の４６分あたりなど、目いっぱい開脚して受け入れてくれるのが嬉しいです。モザイクの具合にもよりますが、小ぶりの秘所で巨根を懸命に受け入れているのがよくわかります。 挿入までの色気ムンムン余裕の美女っぷりと、挿入してからの切なそうに喘ぐ姿とのギャップがたっぷり楽しめる作品集です。

スナックでインタビューに応える様子は、人のよさそうな普通の女の子という感じのリナさん。 ホテルでハダカになる様子も、さばさばしててむしろさわやか。スタイル、かっこいいです。 そんな彼女を男優さんが舐め始めると、話ができなくなるくらいの高感度。 手マンに喘ぎ、嬉しそうにイチモツを咥え、４１分頃待ちかねたように挿入。初めての様にのけぞって叫ぶリナさん。 男優さんの激しい責めにメロメロになりながらも、フィニッシュ後に見せてくれる笑顔が素敵です。 ２プレイ目は屈強な男性３人と。へとへとになりながら何度も果ててくれます。 ３プレイ目は玩具プレイからのフェラ抜き。 最後は男性と２人きりのハメ撮り。 …の、後の、バスルームでの全裸での「きちんとしたご挨拶」に、私は一番そそられました。いい娘だなぁ。 相手を思いやってきちんとした会話ができる女の子、という印象はプレイにも表れてます。 「まとも」な女の子が乱れる姿を見せてくれるうれしさが堪能できる素敵な作品です。

乳首やイチモツを攻められて喘ぐラムさんの声や表情が意外なほど可愛いし、 ラムさんのイチモツをしゃぶる、りのさんの献身ぶりもそそられます。 会話の間がまさにガールズトークの楽しさで、変に「がっつく」感じがないのは「レズ」ならでは。７１分頃、騎乗位でりのさんがラムさんのイチモツを招き入れます。 腰を振って攻めるりのさん。イチモツを刺激されてよがるラムさん。 最後はりのさんの腰の動きに悶えながら果てるラムさん。 さらに、ペニパンを装着して攻めるりのさん。悶えながら果てるラムさん。 ２回戦は攻守変わって、ラムさんがりのさんを攻めるプレイ。不慣れな感じが”初々しい”です。 シャワーシーンを経て、３回戦は男性を交えての”３P”。 全編にわたって結城りのさんの奮闘ぶりが光る作品です。 ウームなるほどそうかこうやってきもちよくなるのか、と、発見というか納得というか、そんな感想を抱きました。 外国の文学作品を読むときの様に、ある程度文化的（？）背景になじんでからのほうが、より気持ちよく鑑賞できる作品だと思います（私にはまだ早いのかも）。

冒頭、スーツ姿の美谷朱里嬢の立ち姿が唯一、まともな女性に見えるショットで、あとはずーっと狂態。 卯すら笑いを浮かべながらイチモツにしゃぶりつき、自ら秘所をまさぐり嬌声をあげ続けます。 もちろん、ベースが綺麗な方なので、それもいいのですが… 個人的には、「普段、他人の前では楚々として上品な女性が、自分にだけ見せてくれる乱れ狂う痴態」という味付けのほうが好みです。 ともあれ、タイトル＝規格の意図に即して熱演した朱里さんの仕事ぶりは見事。

カメラに寄って寄って、実際よりも大きなサイズで映し出されてもまったく破綻しない綺麗な顔立ち。 すっきりくびれボディに可愛らしく膨らんだ胸を、エステティシャンの制服で包んだほれぼれするほど美しい立ち姿。 時に優しい微笑を浮かべながら、楚々とした仕草でイチモツを可愛がってくれるつかささんが、挿入する瞬間に見せる悩ましげな表情。 騎乗位では、腰だけが別の生き物のようにグラインドするテクニシャンぶりを見せながら、昇り詰めると全身を緊張させて震えながら果てる敏感ボディ。 作品リリース時点ではすでに３０代のつかささん。設定もプレイ内容も、「大人の女」としてふるまえば合格点、という作品なのですが、そこは「永遠の美少女」。 隠語を妖艶に囁きながらも、ひたむきなまなざしで男性を見つめ、恥じらいながら悶え叫ぶ姿に、少女のような輝きを見せるのはつかささんならでは。 これからも我々を魅了し続けてほしい素敵な女性です。

服を脱ぐと圧力を感じるほどに量感を持って現れる胸。照れる彼女は、恥じらいながらも、誇らしい思いが漏れ出しているように見えます。 そんな見た目も相まって、豪放磊落な印象のめいさんですが、感じるときに漏らす声は意外なほど可愛らしいです。 たっぷり胸を弄られた後、６３分頃に挿入すると、その可愛らしい声を響かせて少女の様に喘いでくれます。 ふだんは子供たちをしかりつけながら育てている「肝っ玉母さん」が、愛する男性の前でだけ見せる甘えた表情を垣間見るようで、これはこれでよろしいですね。 機械でマッサージしたりローションで責めたりも楽しいですが、やはり男性に責められて「可愛い女」に変貌する様子が、彼女の真骨頂だと思います。