Mr. Qさんのレビュー

高井桃さん目当てだったのですが、この作品集では、 宮地さん、菊原さんのほうが好演されてますね。 ツインテール宮地さんが未成熟な体を懸命に使ってご奉仕する姿や、 お姉さまキャラの宮地さんがやさしくケアしてくれる姿を見ると、 容姿では勝っているはずの高井さん、 プライドが邪魔して今一つ乗っていけません。 まぁそれでも、こんな美人が一生懸命刺激に耐えている様子を見ると、 健康な一男子としては反応してしまうのですけども。 高井さんについては他の作品で仕切り直しかなぁ。

クラスの中に一人はいそうな、割り切るところは割り切って皆のために笑顔で世話を焼いてくれる優等生女子。 そんな感じ。 さばさばとした感じで話は進むのだけど、プレイが進んで体が反応するにつれ、 目がとろんとして、話しぶりにキレがなくなり…やがて、ややハスキーな喘ぎ声ばかりに。 その変貌ぶりが何とも切なくて愛おしい。 頭のいい子なので、どんな甘え方をすれば男性が誇り高くいられるかってことを知ってるんだと思う。 自らも喘いで、イキ果てながら、どこかで相手への気配りを忘れない、性格の良さがにじみ出るいい子。 幸せになってくれー！

媚びるような上目遣いの笑顔が、男性の手が触れて刺激するにつれて困ったような悩ましい表情に。 「ダメよ」って感じで目で制したり、また笑顔に戻ったり。 プレイが進むにつれて泣きそうな感じに変化したり。 ハメ撮りが中心の、ゆっくりじっくり腰を据えてプレイするスタイルが、 そんな彼女の表情を余さず収めるのにはピッタリの構成。 個人的感想ですが、まさに”ベストセレクション”で、この作品に収められた ２００７年前半を過ぎると、水沢ありすは、 ハードなプレイの中でも大人っぽい色気を醸し出すようになります。 それは確かに女性として成長したということなのだろうけれども、 少女が懸命に気持ちを奮い立たせて笑顔を見せようとする健気さ 　ーーそんなものに価値を認めるのは、男の勝手な都合だけれどーーー は失われてしまいます。 このメーカーは、そういう作品たくさん持っていそうなのに、 動画が公開されていない（見当たらない）のが、残念です。

全編通して、素直さがにじみ出るいい子なのだけど 特にFile1は、「彩花のちょっとエッチな大冒険」って風情。 パイズリにしても手コキにしても、コトが終わった後に「これでいいのかな？」って感じで視線がうろうろする様子がかわいらしい。 男性に責められながらも、背徳感よりも健康的なスポーツでもしている感じ。 とはいえ、ずんずん貫かれて喘ぐ姿は、やはり切ない。 これがFile2になると、いつの間にか、 攻められながら、男性にすがるようなまなざしを送るようになり、 射精後の男性を反射的に咥えるようになっている。 プレイに余裕が出た分、色っぽさとか妖艶さがムンムンと香ってくる。 多分、シナリオを決めて、それに乗せてあげる方が力を発揮するタイプなのだと思う。 もっとドラマをさせてあげたかったなぁと思うのだけど。

うん。良かれと判断して購入して、見てみたからには、何かほめてあげたいわけです。 そうですな。 コトが済んだ後、女子が照れながらせっせと服を着るのって、寂しいですよね。 そんなところまで一応収録してあるのって、珍しいし切ないので、その点はいいところですかね。 ---*--- 素人っぽい演出って、どこまで需要があるんでしょう。 というか、今どき、気の利いた素人なら、もっときちんとした映像を作りますよね。 女性は可愛い方だし、ちゃんと作ればもっと豊かな空気感を出せたと思うのです。 女優さんにとっても私にとっても、もったいない作品…。

女優さんの成長パターンみたいなものがおそらくあって、 デビュー直後のうぶ・きゃぴきゃぴ →　コスプレ・各種シチュエーション →　連続イキ・ぶっかけなど限界性能（？）挑戦 なんてのを経験して、演技のうまい下手や、アドリブに強いかどうか なんて要素から、なんとなく方向性が定まっていく。 で、この女優さんでこんなのを取ってみたいなんてのが業界の人の中で 芽生えるようになって、 あらためて ドラマとかハード追求とかに落ち着くのではないかと思っている。 本作は、冬月かえでさんの「あらためて…」あたりのタイミングで、 役柄と年齢とスタイルと成熟度がどんぴしゃりにハマった幸運な作品。 彼女の作品の中で、プレイがよりハードな作品は他にあると思うけど、 女としての魅力はこの作品がピカイチだと思う。

敬称略で登場順に、 藤崎もえ 井川ゆい 瀬奈涼 大堀香奈 朝倉ことみ 近澤まゆみ 沢木レナ 望月ちひろ 沢木レナ 北川美緒 の皆さんが、それぞれに憂いを含んだ職業女性に扮しています。 男性も、がっつくことなく、ゆっくりじっくり女性の反応に合わせて愛撫します。 それぞれ２０分ほどで２回プレイしています。 きちんとしたプレイ（？）をしているので時間のわりにはじっくり楽しめます。 「出会って即」とか「○発ぶっかけ」とか、実験的なのはそれはそれで楽しいけど、 なんか乗っていけない。エッチってそういうもんじゃないよね。 という気分の時ってありますよね。 そんなとき、こういうゆっくりしたリズムがとっても心地よいのです。

サンプル動画３０秒当たりの、自ら電マを操りながら腰を浮かせて絶頂するシーンに魅せられて購入。 順番に、 　「スゴ～く！制服の似合う素敵な娘 みらい」 　「AV女優ノンフィクション 喜多嶋未来」 　「喜多嶋未来 ‘生’撮り女子校生」 が収められていますが、当該シーンは「AV女優ノンフィクション～」に出てきます。 それぞれのプレイをじっくりねっとり、がこのメーカーの特長のようで、プレイの回数はそれぞれ２～３回と少な目です。 その分いろんな段階の女性の表情の変化が楽しめます。 喜多嶋未来さん。 マスクは、ジャケットよりも丸顔な印象。勝気そうに見えるけれども、男性に執拗に刺激されてどんどん「デレ」になっていく様子がなんとも愛おしいです。 そして、首をのけぞらせて腰をよじりながらの絶頂ぶりは、もはや芸術です。 あまり器用な演技はできないみたいで、作品数少ないのが残念。 朗らかに笑っている姿もみてみたかったなぁ。

一気に見るのがもったいなくて、少しずつ少しずつ味わって、ようやく見終わりました。 すでに引退されてる女優さんですが、最後まで少女っぽいリアクションが印象的な方でした。 HMPに出演されてた頃の天宮まなみさんは、表情と体形と反応が見事な相乗効果を出していて、彼女の中の「せつなさ」が存分に現れています。 他の作品を見ていて、「なんか乗っていけないなぁ」と思ったときは、この作品で口直し。 私にとってはそんな、「一番のお宝」のような作品です。

一人当たり４０分くらい収録されてますが、説明やらシチュエーションやらが入ってるのでプレイはざっくり半分くらい。 もともとの作品はバイト先にまつわるコスプレプレイとベッドでしっかりプレイの組み合わせ。 しっかりプレイが好みの自分としては、どうせならそっちじゃないほうを収録してほしかったなぁ、というシーンもあるのだけど、全体的にはベスト１０にふさわしい粒ぞろいの作品集です。 今となっては見られない女優さんが収められているのもうれしいです。 以下、登場順に（敬称略）… 本澤朋美　鈴南ほのか　夏来みあ　夏海ニコ　三花れな　南野ゆきな 若菜あい　桜井あゆ　葵こはる×２　飯岡かなこ×２

１６人で８時間。一人約３０分ほど、しっかり収録されてます。 橋本ありささんや天塚もえさんのような、私の中では最も信頼度の高い女優さんの初々しい姿が拝めるのはもちろんうれしいのですが、新しい発見ができるのもオムニバスのいいところ。 スレンダー好きな私はムッチリな方は見る優先度が低く、西原里伊奈さんや池井戸エミリさんは見たことなかったのですが…イイ！！ インタビュー中には健康的でさわやかな笑顔を見せていた彼女たちが、プレイに入って責められるにつれ、見事に変貌します。 西原里伊奈さんのすがるような目や、池井戸エミリさんが夢中になって悶える姿は、感動すら覚えます。 今や検索しても出てこない女優さん（長谷川モ〇カさん）が収録されているのもいいですね。 見逃せない一本だと思います。

他の方もおっしゃってるように、美人なのです。 個人的には、ほっぺや口がふっくらした感じの顔立ちは好みじゃないし、 スタイルだって、昨今の手足がすらりと伸びて腰回りがキュっと締まった女優さんを見慣れていると、目立つほどいいというわけではないです。 でも、美人。 ストーリーは陳腐だし演技だって棒読みが気になるところがあってうーむ・・・という感じなのですけど、なぜか見続けてしまう。 美人って何だろう？ まだAVがオートメーションじゃなかった頃。 女性が脱ぐのも、脱いだ女性を映像に収めるのも、そのためのストーリーや場所やスタッフやお金をやりくりするのが今よりずっと難しかった頃。 裸がきれいに見えるように、時にはボディにも化粧を施し、撮影前には食事を控えるくらいのことは当たり前にやってたんじゃないか。 撮る方も、女性をきれいに写すために技術も気合もしっかり注ぎ込んでいたのだと思う。だから、乳房の質感や陰毛の一本一本まで、ばっちりピントを合わせて作品にしている。 だから、好みに合う合わないを乗り越えて、圧倒的な美しさを残すことができたのだと思うのです。

やや勝気そうな、すました感じのスレンダーな女の子が、我を忘れて乱れるのって大好物なのだけど、この作品集は変化球に走りすぎてて私には合いませんでした。 ぶっかけとかお尻とか無理矢理とか洗濯ばさみとかって、 屈辱だけど快楽に悶えざるを得ない倒錯した様子が魅力なのだけど、 この方の場合、ただ虐●されてるだけのように見えてしまうんですよね。 たぶん、やさしい方なんだと思います。 普通の、幸せ感あふれるプレイとかのほうが魅力が出るんだろうなと。 そういう意味では、お尻プレイの前の比較的普通なシーンが 私は一番気に入りました。 女優さんは一生懸命体を張っているし、 作る方も野心的にいろいろ試しているのはわかるので、 いい点をあげたい所なのですが、私には「ふつう」が精いっぱい。 ごめんなさい。

健康的な、あまりにも健康的なSEX。 保健体育の教材に使いたいくらい。 　「男性が気持ちよくなってるのを見るのが好き」 とおっしゃる茉由嬢。 やや大柄な見事なプロポーションと親しみやすい顔立ち。 デビュー作ということでプレイがソフトなこともあると思うけど、 とにかく崩れない。 クンニでイキ果てるときでも品位を保ってるし、 男を攻めると言いながら、むしろ男を気遣っている。 男性の激情をすべて受け入れて、包み込んでくれる。 　「あたしったらこんなところでこんなことまで…」 という、背徳感のようなものや、 　「ああ、こんなに乱れたくないのに！」 という、せつなさのようなものがないのがほとんど感じられない。 そういうものを求めている自分がなんだか矮小な人間に思えてきて 思わず反省してしまう、稀有なAV。

それぞれの女優さんについて、３０分ほど。 しっかり尺を取っているので、行為に至るまでの背景も それなりにわかります。 特にドラマ仕立てなものって、背景大事ですもんね。 内容は、ドラマだけじゃなく、ドキュメントやシチュエーションなど、 幅広くはいってます。 こうして並べると、女優さんの実力（やる気？）がよくわかりますねー。 特にFile-3は、水戸かなさん、希島あいりさん、君島みおさんなど、 粒ぞろいのメンバー。 また、今まであまり見たことない方の魅力を発見するのもこういう 作品のお楽しみなのですが、私の場合 　File-1　０２：５８くらいからの瞳リョウさんや、 　File-2　０２：０１くらいからの安西ひかりさんは、 がツボでした。

この「前編」がさらに２つのファイルに分かれていて、それぞれ２０分前後のシーンが収められています。 女優陣はいずれ劣らぬ名だたるメンバー。 だからこそ、この方々には時に「あれれ？」と思う作品もあるのですが、ここに収められているのはおおむね丁寧に作られたシーンであるように思います。 概して、「あの名女優の、こんなに初々しい姿が見られるなんて」というのがテーマ。 葵つかささんが電マで落涙するシーンや、後の作品では妖艶な演技が光るうるや真帆さんが、監督の指示に戸惑いながらも懸命に笑顔を見せるシーンは、特におすすめです。 「後編」は懐かしい作品が多いのですが、当時は「いかにそれらしく見せるか」が一大テーマでした。なので、「これってホントは…」なんてことを気にし始めると萎えてしまうかも（肌を晒して男性に体を預けていること自体が尊いと、私は思うのですが）。 対して、この「前編」に収められている作品が作られたのは、「モザイク越しでも何をやっているか十分判別可能」な時代。ある意味安心して見ていられます。 伝統あるメーカーのメモリアル作品集として満足できる作品だと思います。

魅力的な女性の魅力的な姿が見られるなら私は大満足です。 やや擦れたアンニュイな雰囲気と、時に照れて恥じらいを見せる可憐さが同居してる怜さん。 男優さんとの自然な会話でそんな魅力にとりこになってしまって、だから絡みのシーンで押し寄せる感覚に没入してる姿にいとおしさを感じます。 　「誰にでもさせるわけじゃない。この人ならしてもいいかなって人となら、する。」 お付き合いした彼氏であっても、しなかった人もいるという。 ふだんなら早送りして飛ばしてしまう人も多いであろう、男優さんとのおしゃべりでこんな会話をしています。 男優さん、信頼されてるんですねー。そんなつながりが作られているからこそ、体を重ねるシーンに気持ちが通っているように見えます。 いわゆる「貫通式」や「お仕事としてこなしてます」というプレイと違って、 　「女性が男性に抱かれるってこういうことなのよ」 なんて思いが表れています。 伊東玲という女性の魅力が存分に表れた傑作だと思います。