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カスタムオーダーメイド3D2 GP-01&GP-02&GP-01 Fb(DL版)

アダルトPCゲーム

カスタムオーダーメイド3D2 GP-01&GP-02&GP-01 Fb(DL版)

投稿日 : 2020/12/17

これから始めるユーザーさんには是非。

キャラクターエディット式の18禁育成型恋愛SLG・ADVの金字塔といえる、kissさんの『カスタムメイド』シリーズの最新作『カスタムオーダーメイド3D2』(以下、『オダメ』)の本編と「大型有料追加DLC」のセットです。 あまりこの手のゲームに詳しくない方に、かいつまんで説明すると「僕の考えた最強の女の子をつくる」ゲームであり、その子とエッチなこともできるよ、というある意味「究極のエロゲー」です。 『オダメ』というか、『カスメ』シリーズ全般に言えることですが、大型有料DLC以外の小規模なDLCの方は、内容の割に結構えぐい価格設定をしている場合が多いので、基本的に追加DLCは、大型のものだけを購入し、どうしても欲しいイベントやエディットパーツが出たときのみ購入するかたちにした方がコスパがよいと筆者は考えます(MODの利用などを考慮しない、バニラで楽しむ場合は特に)。また、筆者が語るまでも無いとは思いますが、当シリーズは熱心なファンの方が多いので、「どれを購入すればよいのか」をまとめて下さっている方もいらっしゃいますので、購入を検討する際は、それらを参考にするといいかなと思います。 一応筆者からも述べると、2020年12月現在の段階では、『オダメ』の(細かい有料DLCは除く)全要素を網羅した内容となるので、これから始めるよ、という方には最適です。が、そもそも『オダメ』が「カスタムメイド3D2.5」みたいな作品であり(公式に課金ユーザーさんに対する配慮として、前作との互換性を重視したという経緯があります)、このセットには『カスタムメイド3D2』を含まない(DLC自体は互換性のある完全版なのですが)ので、ユーザー投票で人気のあった、「純真」の性格のキャラを作るためには、本商品+『カスタムメイド3D2』が必要となりますので、全部入りにしたい場合には、もう少し予算が必要なところに注意が必要です。また、アプデ時に本体に紐づけされたコードが必要な場合があるので、紛失等の心配のないDL版がおすすめです。 最後に、DLCの内容を簡単に説明すると、 GP1系列=エロシーンは3Pや寝取らせ、スワッピングなど一般性癖でないものが多め。メイド間での掛け合いも大幅に増えて、キャラゲーとしても優秀に。 GP2=結婚や自室などでメイドを愛でるモードが追加され、いちゃラブ重視。 となります。

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ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう【萌えゲーアワード2020 準大賞 受賞】

アダルトPCゲーム

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう【萌えゲーアワード2020 準大賞 受賞】

投稿日 : 2020/12/17

アリスらしくもあり、らしくない強みもある傑作です。

エロゲメーカーとしては老店舗かつ大御所といえる、アリスソフトの最新作で、プレイした方が早いと思いますが、所謂アリスソフト「らしさ」と「らしくない」要素を兼ね備えている作品です。 まず、「らしさ」から述べてしまうと、ゲームとしてかなりしっかりとした作品となっています。内容としては、紙芝居式のADVに経営系のSLGとア○ラスさんの『ペ○ソナ』や『世○樹の迷宮』を足して2で割ったようなRPGを乗っけたという、全乗せみたいな内容となっているのですが、うまい具合にゲームとして纏まっており、複雑な内容を1つのゲームとしてストレスなく遊ぶことができます。また、シナリオや世界観も丁寧に描かれており、端的にはディストピアものの世界観で、ギャング的な活動しつつ反体制を掲げる若者の青春を描いたものとなっており、ポイントを押さえた内容かつ後読感も良好です。そんな感じでゲームとしてかなり丁寧と言えるのが「らしさ」と言えると思います。 対して、「らしくない」要素が本作の最大の強みであると筆者は考えるのですが、列挙すると、 ・アリスのゲームにしては長々と時間を取られるゲームではない。 ・デザインやUI、文体などがコンシューマーよりで統一されている。 ・エロがかなり実用的。 といったところです。 まずプレイ時間についてですが、フルコンプを目指すと途方もない時間を取られるのですが、そうでない場合、1週目のクリア時間は大体40時間ほどで、それなりに丁寧にプレイした筆者でも40時間となっていましたので、作業感が増してくる頃にはクリアとなるので、ちょうどよいボリュームとなっていました。 次にデザインやUIについては、ア○ラスさんの『ペ○ソナ』や『世○樹の迷宮』をリスペクトした感じとなっており、パンク過ぎる内容をポップなイメージで上手いとこカバーしています。また、文体についてもかなり特徴的で、エロシーン以外は基本、地の文が存在しませんので、ADVパートもエロゲーのそれというよりはコンシューマーよりになっており、読み込むための労力を要しません。 最後にエロについては、実績のある魚介先生のポップな絵柄でありつつハードな性癖も展開し、和姦も○辱もあります。一番大きな点として、主人公ないし竿役に過剰なキャラづけがないので、「アリスは抜けない」というレッテルを覆すような内容となっており、おすすめです。

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S1ファン感謝祭 爆乳AVアイドル‘夕美しおん’が絶倫素人宅にお邪魔します おっぱい密着テクで即ヌキ12連発スペシャル

ビデオ(動画)

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S1ファン感謝祭 爆乳AVアイドル‘夕美しおん’が絶倫素人宅にお邪魔します おっぱい密着テクで即ヌキ12連発スペシャル

投稿日 : 2020/11/19

ファンの方は是非。そうでなくても、とても魅力的な女優さんです。

「夕美しおんさんの魅力を一言で」と言われても、恐らくファンの方であっても一言では難しいかな、というのが(当然1ファンである)筆者の感想です。 昨今のAV業界では、セクシー女優なりセクシーアイドルといった言葉が生まれるくらいには、女優さんの質が格段に上がるとともに、とにかくわかりやすく美人な方や可愛い方、セックスアピールが強い方などとにかくコンテンツ的にも消化しやすい、記号的な特徴を持った方が重用される傾向にあるかなと思います。 そんな中、夕美しおんさんについては、ネットでの評判や他のレビュアー様のレビューなども参考にしていただけるとわかりやすいかなと思うのですが、先に挙げたような突出したような美人であったり可愛いといった記号的な意味での評価を得ている女優さんではありません(それでも十分に可愛らしく美人で、セックスアピールも強い方だとは思うのですが、あくまで他の女優さんと比較した場合です)。なので、先に述べたようにはっきりとした強い言葉で魅力を表現するのが難しい女優さんであるとは思うのですが、筆者個人としては「愛嬌のある人柄」「演技を演技と思わせない自然さ」が一番の魅力であると考えています。 前置きが長くなりましたが、本作はそんな夕美しおんさんの「募集で集まったファンのお宅に訪問してエッチする」という、まあAVとしては比較的ありふれた素人モノの企画です。その上で、肝心の内容なのですが、筆者が夕美さんの魅力と考えている「愛嬌のある人柄」「演技を演技と思わせない自然さ」が前面に押し出されている作品に仕上がっていると感じましたので、是非おすすめです。おすすめのポイントを追記すると、絡みは勿論のこと事前事後の会話や表情など、愛嬌のある人柄が強調されていて、とても魅力的に感じましたし、それなりに夕美さんの作品を観たことのあるユーザーさんでしたら、いつもは責められている夕美さんがSっ気を出して責めに転じている時点で中々に攻めている作品だな、と感じると思うのですが、それらの演技もかなり自然で演技らしさを感じさせない作品となっていましたので、個人的には文句なしの星5のタイトルと思います。なお、演技力の高さについては、普段の責められ系統の作品群に加え、『夏休みに再会した従妹の無防備パイチラ、パンチラに欲情して毎日汗だくでヤリまくった 夕美しおん』などもおすすめです。

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お姉ちゃんといっしょ。~唯奈のあまあま全肯定~

同人(二次元)

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お姉ちゃんといっしょ。~唯奈のあまあま全肯定~

投稿日 : 2020/11/15

この手の同棲SLGとしては凡ですが、シチュが素晴らしいです。

この手の同棲SLG作品は、『奴●との生活 -Teaching Feeling-』がネット上で人気を博したのを皮切りにそれなりの数がリリースされていますが、高水準かつネットでも話題になった作品となると以下の3つで、各作品のシチュやゲーム性なども軽く紹介すると、 1FreakilyCharmingさんの『奴●との生活 -Teaching Feeling-』 →同人ゲームにおける同棲SLGの火付け役。内容の深さでは間違いないなく随一。世界観は少しブラックで、奴●とその主人という特殊な関係性ですが、純愛モノです。後発の作品に比べると癖が強い絵柄とシチュなので万人受けはしませんが、同人界での金字塔的な作品なので未プレイの方は是非。ちょっと作業感が強め。 2パルティア教団さんの『1room -家出少女-』 →1を万人受けするように改良したような作品で、現代モノ。家出少女と疲れ切ったサラリーマンとの関係性を上手くまとめた作品でもっともおすすめです。SLGとADVのバランスもよく作業感が強くなるころにはフルコンプできるのも◎です。CVも有り、万人受けするという意味では群を抜いてます。FANZAさんで購入できるので是非。 3いぬすくさんの『妹!せいかつ ~モノクローム~』 →12に比べるとコメディ色が強く、またSLG要素(特にランダム要素)が強め。フルコンプまでの作業感もやや強めですが、作者のいぬすくさんの「妹特化」「独特のユーモア」の2つの要素が奇跡的に噛み合った傑作。こちらもFANZAさんで購入できます。 作者のおすすめ順に並べると、2>3>1≧本作といった具合です。前置きが長くなりましたが、本作はこの手の同棲SLGとしては、傾向やSLGやADVの文法としては、『1room 』に近いものがありますが、紙芝居のADVに近いので、作業感は強めです。筆者の率直な感想としては、全肯定かつお姉ちゃんシチュの同棲SLGゲームというだけで価値があるとは思うのですが、先の3本と比較すると尖った要素もなく、全肯定というテーマが前提のため仕方なしですが、ヒロインのキャラクター性がイマイチ掴めず、コメディに振り切ってもいなければ、主人公によくしてくれる理由や意味が曖昧なので、没入感が足りず、面白みに欠ける作品といった感じです。ただ、纏まりはあるのでシチュが好きならばおすすめの1作となります。

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Milky Memory

電子書籍

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Milky Memory

投稿日 : 2020/07/31

いちゃラブ好きのユーザーさんでしたら是非。

純愛モノの巨匠といっても過言ではない、鈴玉レンリ先生の単行本で、先生の個人サイトにも載っているのですが、単行本は12冊目となります。 エロ漫画に詳しい方なら何をいまさらな内容かと思いますが、鈴玉レンリ先生の特徴を挙げると、 ・女性作家ならではの作画と作話で純愛特化。肉体的な快楽の描写も十分に描かれていますが、精神的なつながりや充足感の描写が濃く、「いちゃラブ」や「恋愛」、「純愛」をベースとしたエロ漫画となっている。 といった点が挙げられると思います。 似たような特徴を持った作家さんとしては、カスガソウイチ先生が挙げられるかなと思いますが、カスガ先生の作品では基本男性のモノローグを通じて、「ヒロインと一緒にいれて、こういう関係でいれて幸せ」というメッセージを強く出しているのに対して、鈴玉先生の場合ですと、モノローグなどで語るというよりは行為を通じて、それを表現しているケースが多いので、両作家とも女性作家らしい精神性を重視した作品であることには変わりはないのですが、エロ漫画的な実用性という意味では男性読者に受け入れやすいのは鈴玉先生の作品群ではないかな、と考えます(筆者は両作家さんの大ファンで、単行本もっ現物を持っているので、「この手」のエロ漫画が好きなユーザーさんにはどちらもおすすめです)。 先述した、「ヒロインと一緒にいれて、こういう関係でいれて幸せ」を行為の中で示している~というところがわかりづらいと思うので、男性的な観点で一例を挙げると、本作だけでなく、単行本2冊程でみるとよりわかりやすいのですが、ゴムありか無しか、中出しか外出しか、それは危険日か安全日かなど男性とヒロインの関係性を上手いことこれらの使いわけによって描かれている作品が多く、純愛系のエロ漫画だと中出し一択な傾向が強いので、これらの使いわけで関係性の進行や信頼などを表現しているところが俊逸と思います。もちろんそれだけでなく、まぐわいの中での会話であったり、この手の純愛作品では特にキーポイントとなる導入やピロートーク、後日談など高水準で纏まっていると考えますので、いちゃラブ好きのユーザーさんでしたら是非おすすめです。 一応、注意点としては、カスガ先生の作品群でも似たような感想がありましたが、実用性の観点から、本能のままのセックスみたいな描写が濃い作品でなくてはダメな方には不向きです。

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大人馴染

同人(二次元)

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大人馴染

投稿日 : 2020/05/08

先生の絵柄が好みで幼なじみシチュが好きなら是非。

パパのいうことを聞きなさい!』『甘城ブリリアントパーク』などで有名ななかじまゆか先生の同人作品となり、「大人馴染」シリーズの1冊目となります。 「人妻」シリーズのレビューでも述べたのですが、なかじまゆか先生は描いている年代によって、結構絵柄の変遷のある作家さんですので、本作が出ている段階ですと、 ・デフォルメが過ぎない(度合いが低め)の美女/美少女キャラの作画に長けている ・瞳の描き方がすごく印象的 といった特徴を挙げることができるかなと思います。 また、本シリーズや「人妻」シリーズを読了した後の感想なのですが、なかじまゆか先生の同人作は、おそらく先生の性癖というか作話の癖なのですが、セックスはするけど関係はあやふやないしはぐだぐだみたいなのが多いので、そういう展開にやきもきさせられるところまで1セットになっているケースが多いです。ので、自分がその手の描写が得意かどうか考えてから購入を検討される方がよいかなと筆者は考えます。 少し長くなりましたが、本作の話に戻ると、主人公とヒロインの関係性は幼なじみで、舞台が田舎ということもあって幼い頃、野ションをしていたヒロインの姿を目撃してしまい、関係がギクシャクしてしまったという何やら甘酸っぱい関係性です。本編の時系列はそれから数年後といったところで、2人とも思春期まっさかりといった年齢の花火大会の日に再び主人公はヒロインの野ションを目撃してしまいます。この天丼的な展開に対し、主人公は半ば逃げるようにその場を立ち去ろうとするのですが、ヒロインが「私だけ何度もみられてずるいと思わない?」と涙目ですがり、主人公にもおしっこするところをみせてよと迫り、あーでもない、こーでもないみたいな微笑ましいやり取りをしているうちに発情してしまいセックスみたいなお話で、互いに好意を伝えることもなく、あやふやでぐだぐだな関係のまま致してしまう先生らしい作話だなぁと筆者は感じました。 上記の内容である程度察することができたとは思うのですが、本作品の大枠は幼なじみシチュで、特にヒロインがおとなしめの性格で性知識もそこまでといった造けいになっていましたので、一種の無知シチュも含んでいる作品となりますので、先生の絵柄が好みでこの手のシチュが好みでしたら是非。尚、エロシーン自体にはおしっこ要素はあまり関係ないのでそこだけは注意です。

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大人馴染2

同人(二次元)

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大人馴染2

投稿日 : 2020/05/08

前作よりも作家性が出たような内容になっています。

パパのいうことを聞きなさい!』『甘城ブリリアントパーク』などで有名ななかじまゆか先生の同人作品となり、「大人馴染」シリーズの1冊目となります。 「人妻」シリーズのレビューでも述べたのですが、なかじまゆか先生は描いている年代によって、結構絵柄の変遷のある作家さんですので、本作が出ている段階ですと、 ・デフォルメが過ぎない(度合いが低め)の美女/美少女キャラの作画に長けている ・瞳の描き方がすごく印象的 といった特徴を挙げることができるかなと思います。 また、本シリーズや「人妻」シリーズを読了した後の感想なのですが、なかじまゆか先生の同人作は、おそらく先生の性癖というか作話の癖なのですが、セックスはするけど関係はあやふやないしはぐだぐだみたいなのが多いので、そういう展開にやきもきさせられるところまで1セットになっているケースが多いです。ので、自分がその手の描写が得意かどうか考えてから購入を検討される方がよいかなと筆者は考えます。 少し長くなりましたが、一応前作のおさらいから入ると「野ションから始まる恋もある」みたいな感じで、詳しくは前作を読むか、レビューを読むかして欲しいのですが、キーポイントとしては、前作の段階ではセックスはしたものの両者ともに相手に好きだ、付き合ってほしいとはっきり伝えていないというところです。主人公がそういうのをなあなあにしがちだけど盛っている男の子でヒロインがちょっと奥手気味の大人しい子ですが頑固なところもあり、両者ともに好意をはっきりと相手に伝えられていないのですが、なかじまゆか先生の作品らしく(ちょっと筆者は主人公をゲスに思えてしまったのですが)あやふやでぐだぐだでずぶずぶな関係が続いている様子が描写されています。前作から追っている1読者としては、頼むから早く告白をしてくっついてくれ! と言いたいところなのですが、主人公はヒロインが自分と同じがそれ以上にセックスにハマっている(と勝手に思っている)し、好意がなきゃこんなことできないとたかをくくっていますし、ヒロインはヒロインで乙女心を汲んで欲しいような様子ではっきりとは好意を伝えていないので、起承転結の承転が本作となっていましたので3作目に期待です。なお、エロ漫画としては流石はなかじまゆか先生といったところで前作同様、実用性は十二分ですので、気になった方は是非おすすめです。

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オフパコお姉さんは我慢ができない

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オフパコお姉さんは我慢ができない

投稿日 : 2020/04/22

作風が嗜好に合う方は是非。おねショタ+マゾ向け特化です。

ラノベなどの挿絵やイラストレーターとしても著名な、はるのいぶき先生のエロ同人作の1つです。先生のサークルLunatic*Maidenは基本的に作風が一貫しており、 ・基本的にはおねショタ特化。かつ女性上位でプレイ自体もマゾ向けのソレになります。 ・絵柄の傾向として、元々萌えよりの絵柄でかつむちむちの肉感という特徴のある造けいのキャラを描く作家さんですので、萌えよりの絵柄でのえぐいプレイやセックスアピールを強めに描いた身体とのギャップに魅力を感じるユーザーさんにおすすめです。 また、最近の作品では、明らかにヒロインの顔が小顔になり、瞳も小さめに作画されているので、身体とのギャップが大きくなったように感じます。筆者の個人的な感想ですと、『沙雪お姉さんは我慢ができない1・2』くらいのキャラデザが好みだったのですが、現在の絵柄もこれはこれで味のあるものになっているので、表紙やサンプルなどで現在の絵柄をチェックしてから、購入を検討された方がよいかなと思います。また、タイトルで大体は察することができることとは思いますが、おねショタ+女性上位シチュ(マゾ向け)ということで、中々に人を選ぶ内容になっていると思いますので、嗜好に合いそうにもないという方は回れ右でよいかと思います。 長くなりましたが、本作の話に戻すと、本シリーズの第一弾ということもあって、お姉さんがSNSで知り合ったショタの童貞をいただくシチュとなっていますが、先述の通りプレイ内容が結構特殊な感じで、 バキュームフェラ(包茎むきチンカス処理あり、ひょっとこ顔もあり) →騎乗位で筆おろし+半強●中出し(ちんぐりがえしあり) →前立腺責め という中々に文章に起こすと更にえぐさが増しますが、これを先に述べた先生の特徴的な絵柄で行うので、刺さる人には刺さる内容となっていると思います。なお、本シリーズは導入や締めなどが本当に必要最低限しかない類のエロシーンが連続する作品となりますので、キャラやシチュに感情移入しないと無理という方にはあまりおすすめできませんが、兎角最低限シチュ説明のための描写があって、エロシーンを多めに描いて欲しいというユーザーさんにはおすすめの作品となりますので、嗜好にあえば是非購入を検討されてみてはと思います。

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オフパコお姉さんは我慢ができない2

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オフパコお姉さんは我慢ができない2

投稿日 : 2020/04/22

前作の正統続作で、もろもろの要素がよくなっています。

ラノベなどの挿絵やイラストレーターとしても著名な、はるのいぶき先生のエロ同人作の1つです。先生のサークルLunatic*Maidenは基本的に作風が一貫しており、 ・基本的にはおねショタ特化。かつ女性上位でプレイ自体もマゾ向けのソレになります。 ・絵柄の傾向として、元々萌えよりの絵柄でかつむちむちの肉感という特徴のある造けいのキャラを描く作家さんですので、萌えよりの絵柄でのえぐいプレイやセックスアピールを強めに描いた身体とのギャップが魅力です。 また、最近の作品では、明らかにヒロインの顔が小顔になり、瞳も小さめに作画されているので、身体とのギャップが大きくなったように感じます。筆者の個人的な感想ですと、『沙雪お姉さんは我慢ができない1・2』くらいのキャラデザが好みだったのですが、現在の絵柄もこれはこれで味のあるものになっているので、表紙やサンプルなどで現在の絵柄をチェックしてから、購入を検討された方がよいかなと思います。また、タイトルで大体は察することができることとは思いますが、おねショタ+女性上位シチュ(マゾ向け)ということで、中々に人を選ぶ内容になっていると思いますので、嗜好に合いそうにもないという方は回れ右でよいかと思います。 なお、本シリーズは導入や締めなどが本当に必要最低限しかない類のエロシーンが連続する作品となりますので、キャラやシチュに感情移入しないと無理という方にはあまりおすすめできませんが、兎角最低限シチュ説明のための描写があって、エロシーンを多めに描いて欲しいというユーザーさんにおすすめです。 長くなりましたが、前作の地続きの内容になっており、強烈な脱童貞の経験をしたショタがお姉さんのことが忘れられず、ずぶずぶと爛れた関係にハマっていく…みたいな作品です。 前作同様、ひょっとこフェラや前立腺責め、ちんぐり返し騎乗位に加え、始終お姉さんが主導権を握っているので、逆転は一切ありません(重要)。が、ショタに一生懸命腰振りをさせてからの、カニばさみで半強●中出しなどショタ側にある程度の能動性のあるプレイが加わり、エロシーン以外の描写がほとんどない本作ですがお姉さんとの関係にハマっている感じや背徳感や罪悪感を煽る描写が強化され、また同じプレイでも構図や描写などが再構成され、もろもろの要素がよくなっていると思いますので、是非おすすめです。

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ほらほらせんぱい ここに可愛い後輩ちゃんがいますよ?

電子書籍

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ほらほらせんぱい ここに可愛い後輩ちゃんがいますよ?

投稿日 : 2020/04/20

大ベテランの作家さんで、漫画として綺麗に纏まっています。

エロ漫画業界では大ベテランにあたる、かいづか先生の執筆時点での最新の単行本となります。 かいづか先生についてあまり知らないというユーザーさん向けに特徴を挙げると、 ・絵柄はベテランということでかなり安定しており、表紙の絵柄そのままといった感じで、コミカル方面にいき過ぎていない萌えよりの造けいといったところで、過度な萌え絵柄が苦手。でもリアルよりのそれもちょっと…といったニーズに見事に応えている、痒い所に手が届く作家さんです。 ・また、上記の特徴に加え、漫画的な表現や表情などの描き方に長けていますので、作品によっては、結構えぐめの体位や構図のエロシーンも多め(ベテランの作家さんだけあって、エロシーンの体位の選択や構図などはかなり俊逸です)なのですが、先の表現の俊逸さもあり、読者が感情をのせやすいため、読み易い部類の作品となっています。 ・その上で、かいづか先生は基本的には和○シチュ特化かつ漫画としての起承転結がしっかりしている方の作家さんなので、導入が長めです。ので、開始からエロシーンみたいな作品の方が珍しく、他のユーザーさんのレビューにも挙がっていますが、エロシーンに特化している作家さんと比較するとかなりエロシーンが短めの部類に入ります。そのため、多少漫画として破綻していてもいいから、どのシーンにもエロが入っていて欲しいユーザーさんには、基本的には不向きで、エロコンテンツを纏まった漫画として読みたいという方には向きの作家さんとなります。 といった具合になります。かいつまんで言うと、過度な萌え絵柄が好みではなく、ある程度、感情移入するユーザーさん向けの作家さんになると思いますので、それに該当しないな、と感じた方は回れ右でよいと思います。逆に、嗜好に当てはまる方は購入を検討されてみてはと考えます。 長くなりましたが、本作の話に戻すと、本作は後輩ないし年下属性をもった作品群を集めた単行本で、連話モノがかなり多めです。タイトルにもなっているセリフの出てくる『まうんてぃんぐ』(全3話+書き下ろし1話)が後輩モノとしてかなり完成度が高く王道的なシチュとなっており、「ちょっと生意気な後輩となんだかんだでいちゃつく」みたいなシチュが好みならばおつりがくるくらいです。また不穏なタイトルの連話モノが5話分収録されていますが、可哀想な展開の作品ではないのでご安心を。

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コスハメアーカイブ

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コスハメアーカイブ

投稿日 : 2020/04/14

先生の作風が好きだったら是非。

同人サークルChocolate Synapseでの活動でも著名な椎架ゆの先生の商業作の1つです。 椎架ゆの先生を知らない方に簡単に説明すると、通りのよい代表作といった類のものが執筆段階ではない作家ですので、少し把握するのが難しいとは思うのですが、主に先に挙げた同人サークルさんの方で主に東方のエロ同人を描いている方で、クオリティの高さで有名な作家さんです。最近では『ひ○ビタ』の同人誌が多いイメージです。 特徴としては、 ・非常に可愛らしい萌えよりの絵柄ですが、ほぼ全ての作品において、むちむちの肉感溢れる美女/美少女を描くことに注力しています。ので、この手の絵柄でかつエロに重点を置いているという中々に珍しい作家さんです。 ・その上で本作などもそうですが、凌○や催●、援○など和姦ではないシチュを描いている作品が大多数を占めます。上で述べたような絵柄で、中々にハードな作品が多いのでそのギャップに魅力を感じる方は是非おすすめです。 ・また、先に述べたシチュが多い影響なのか、体位や構図の選択が和姦か強○かに関わらず多彩でそれによってエロさが際立ってます。要は、実用性のある作品が多く、あんまり本数は少ないのですが、和姦ものもおすすめです(筆者は東方の早苗さんの和姦ものエロ同人の『えっちなのはイケないと思いますっ!!』が椎架ゆの先生の作品の中では一番おすすめです) といった感じになるので、可愛らしいむちむちの肉感の美少女が結構酷い目に遭うというのが先生の作風の王道となりますので、これらの要素が嗜好にあうユーザーさんでしたら、是非おすすめの作家さんとなります。 長くなりましたが、本作の話に戻すと、本作はレイヤーさんのオフパコ(強○)シチュという椎架ゆの先生をご存じの方でしたら「いつもの」といった感じの作品となります。一応、執筆段階で3話まで発売されているのですが、筆者の個人的な感想から言うと、調教や乱交シチュが好みの方でしたら、2話が調教、3話が乱交といった具合で嗜好にあわせて購入を検討されてもよいとは思いますが、基本的に1話の完成度がシチュを考慮してもかなり高く、かつ1話だけ読んでも大丈夫な仕様になっていますので、1話のみ購入されることを勧めます。その上で、先生の作風が好みでしたら、2話以降を買うか、同人作品に手を出してみるか検討すると色々捗るのではないかと思います。

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暁の護衛 トリニティ コンプリートエディション

アダルトPCゲーム

暁の護衛 トリニティ コンプリートエディション

投稿日 : 2020/04/06

時間のある方は、こちらのエディションがおすすめです。

ややこしいのですが、しゃんぐりらさんは、あかべぇそふとさん系列のブランドの作品の1つで、『暁の護衛』シリーズで3本。ブランド名は異なりますが、続作にあたる『レミニセンス』シリーズで2本作品があります。 商品としてまず、プレイする時間が確保できる方は、本作が本編+FD+完結作のエロゲ3本がついてお安めの値段なのでおすすめです。 内容について端的に申し上げると、「2008年では珍しかった」というだけで、現在ではそこまで画期的な内容ではないのですが、主人公がめっちゃ有能なんだけど、普段の生活ではそれを隠している、有事の際には待ってましたと言わんばかりに活躍する、みたいな作品です。ラノベとエロゲの境界が明確だった発売当時では主人公に、やったーカッコイイーできるエロゲ作品自体が珍しかったので、中二心をくすぐられた方も多いのではないかと思います。もちろん筆者もその一人でした。 同じ系統の作品ではフロントウイングさんの『グリザイア』シリーズも似たような傾向にあるのですが列挙すると、 ・主人公が有事の際はともかく有能。かつエロゲにしては珍しくゲーム開始時点で、かなり1個人として自立しており、魅力的に描かれている。 ・上記の要素をばっちりおさえつつ、平時ではエロゲーらしいユーモアに富んだ会話劇を繰り広げる。 要は、エロゲ主人公的な葛藤をほぼしない、プラスシリアスもギャグも両立できるよというかたちです。半面、ラブコメ要素はかなーり薄いのでそれを求めている方は回れ右でOKです。ですが、ライターの衣笠彰梧先生がこの手の描写がかなり俊逸な方なので、エンタメとしてはかなり高水準です。 一応、筆者は『レミニセンス』まで追ったファンの1人になるのですが、広げた風呂敷を上手く畳めているか? と言われれば、微妙かな…と言わざるを得ないので、単純にエンタメとして楽しむだけなら、端から全てを追うのはあきらめた方がよいとは思いますが、とりえず値段がお得なのでコンプエディションを買ったよ、というユーザーさんもそれなりにいると思うので、まずは無印をやって、ノリについていけそうだったらFD→完結編とプレイしてみてはと思います。尚、トモセシュンサク先生のファンの方でしたら、本作+『レミニセンス』シリーズまで網羅してみてもよいとは思います。

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管理中のソレをしばってあげたい 【特典付き限定版】

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管理中のソレをしばってあげたい 【特典付き限定版】

投稿日 : 2020/04/09

前作とは相違点の多い単行本となります。

八木崎銀座の同人サークルの方でも有名な八神秋一先生の3冊目の単行本です。 筆者は同人作の方から先生のことを知った、という経緯のある者ですので、先生の元々の性癖を把握していたのですが、 ・可愛らしいコミカルよりの絵柄で、キャラデザという意味では全うに美少女してます。 ・その上で、女の子が童貞を弄り、詰ってくるシチュがかなり多く、要は全体的にS気質のヒロインが多めの作品群です。 ・さらに作話の面では、他のレビュアーさんも挙げているように結構癖があり、女の子がぶっ飛んでいるケースも多いのでまあ…という気がしますが、シナリオやシチュ設定自体がかかなり特殊だったり、なにやら思わせぶりな展開にもっていきがちという手癖のようなものがあります。 といったような傾向があるので、これらが苦手な方は回れ右で基本的にはOKです。要は表紙絵につられて中身を確認せずに購入すると、特殊性癖の嵐プラス思わせぶりなシナリオ展開というダメな人にはダメな要素が詰め込まれている作品ですので、ご注意下さい。前作『めぐみのおしごと』のレビューで八神秋一先生の商業作は基本的なノリが一緒という内容を挙げたのですが、大変申し訳ないのですが、先生の伝家の宝刀とも言える、童貞弄りや詰り的な要素については、初単行本である『おしおきするよ』と本作については、同人でその手のネタをやり過ぎている、または商業の方での窓口を広くするためか、かなり弱めとなっていましたので、少し筆者が誤解していたようです。その上で、筆者の個人的な意見としては、『めぐみのおしごと』が先生の性癖に応じた内容がほぼ全てを占めていますので、おすすめの1冊となります。 といっても、本作は射〇管理がシチュがタイトルにも採用されているように特殊性癖的なネタが満載なのは相変わらずといったところなので「いつもの」感じの作品が少ない代わりに、シチュやヒロインのキャラクター性にも幅が出ているように感じました。なお、射〇管理とは少し違うかもしれませんが、陰茎の根本を縛り付けるなどして、射〇できない状態を強要するみたいなネタが全体的に多いので、そのような責めが性癖として刺さる方は是非購入を検討されてみてはと思います。 最後に繰り返しになりますが、表紙で判断はしない方がよい類の作品ですので注意。また、作家性という意味では本作よりも前作『めぐみのおしごと』がおすすめです。

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めぐみのおしごと

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めぐみのおしごと

投稿日 : 2020/04/08

女の子に詰られるシチュが好きな方は是非。

八木崎銀座の同人サークルの方でも有名な八神秋一先生の2冊目の単行本で、このレビューを執筆時点で3冊目まで発売されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。 筆者は同人作の方から先生のことを知った、という経緯のある者ですので、先生の元々の性癖を把握していたのですが、 ・可愛らしいコミカルよりの絵柄で、キャラデザという意味では全うに美少女してます。 ・その上で、女の子が童貞を弄り、詰ってくるシチュがかなり多く、要は全体的にS気質のヒロインが多めの作品群です。 ・さらに作話の面では、他のレビュアーさんも挙げているように結構癖があり、女の子がぶっ飛んでいるケースも多いのでまあ…という気がしますが、シナリオやシチュ設定自体がかかなり特殊だったり、なにやら思わせぶりな展開にもっていきがちという手癖のようなものがあります。 といったような傾向があるので、これらが苦手な方は回れ右でOKです。ですが、本書のあとがきに「女の子が本番行為してくれる理由を探しています」とコメントがあるのですが、素直に読むと、上記のようなS気質の女性が本番まで至る経緯(理由)を描くことが難しいです、という意味だと思います(解釈違いだったら申し訳ないです)が、筆者はM気質のある、というか自己評価の低い人間ですので、女の子が本番行為してくれる理由が割と本気でわからない人間だったので、先生の作品がかなり刺さりました。と、ここまで中々かぐわしい拗らせたオタクの戯言で、スルー推奨ですが、この文節に響くものがあれば是非本書の購入を検討してみてはと考えます。 また、上記のかぐわしい文章が刺されなかった方の場合でも、先生の『ラ〇ライブ』の同人誌を数冊読んで、よいと感じだ場合は、購入を検討されてみてもよいと考えます。理由としては、商業もバリバリやっている作家さんの場合ですと、商業の方では性癖を薄めた作品を出して、同人の方で自身の性癖ど真ん中な作品を出すという作家さんも少なからずいるのですが(執筆段階でFANZAさんのセール対象になっていた作家さんですと、いちはや先生とかがまさにそれにあたると思います)、八神秋一先生の場合ですと、基本的な内容は同人でも商業でも変わらないので、同人が刺されば商業も刺さるかと思います。 最後に繰り返しになりますが、表紙で判断はしない方がよい類の作品ですので注意を。

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相思相愛○リータ

同人(二次元)

相思相愛○リータ

投稿日 : 2020/04/06

「明日が来て欲しいという気持ちとは関係がないよ」

文章力に定評のあるADVゲームや小説などで有名な同人サークル、夜のひつじさんの代表作となります。また、本サークルの主要メンバーであるporori先生は、別名義で商業作のライターもしているプロの方なので、そちらの方で知っている方も多いのではないかなと思います。 当サークルの作品の大まかな方向性としては、全人的な意味で「たらなくて、まずしい」人を題材としていることが多いのですが、この作品はそれが顕著に表れており、日常に疲れてしまった方に特におすすめです。 少し拗らせたオタクの戯言になる(ダメな方は回れ右して下さい)のですが、作者のような生きる意味がわからず、現実に自分を繋ぎとめる何かが欲しい、みたいな拗らせたオタクには特によく刺さる作品です。というのも、筆者は元々トノイケダイスケ先生の作品で生きる意味(というか生きる意味がわからない人が生きていくために必要なこと)について、そういうことかと納得したという経緯をもつ拗らせオタクなのですが、トノイケ先生が実質筆を折ってしまい、途方に暮れていたところに本作が刺さったという経験があるためです。ので、本当に少ないとは思いますが、この文節に感じるものがあったユーザーさんは、本作に触れてみてはと思います。 作品の話に戻すと、レビュータイトルのセリフは、本作のヒロインのまこちゃんのもので、正確には「正しいかうそかも、善いか悪いかも、明日が来て欲しいという気持ちとは関係がないよ」というセリフで、この後に主人公のモノローグが続き、最終的に主人公が「あること」を口にする流れになるのですが、この文脈がこの作品ひいてはこの後に続く夜のひつじさんの『〇リータ』シリーズの根幹になる価値観と方向性となるので、気になった方は是非本作をプレイして確かめてみて下さい。 筆者は先に述べたトノイケダイスケ先生の『さくらむすび』や『ワンコとリリー』、『Garden』(の最終的なverでのリテイクシナリオ)に続き、本作ないしは本作に続く『〇リータ』シリーズの作品で「this is it」(私の感じていたことはこれだよ)と言えるような体験をし、救われた部分が大きかったので、この手の作品が好みな方は是非おすすめです。また、夜のひつじさんには比較的軽めの内容の作品のラインもありますので、文章が好みな方はそちらもプレイしてみてはと思います。

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母性カノジョ -子宮 帰還編-

アダルトPCゲーム

母性カノジョ -子宮 帰還編-

投稿日 : 2020/04/03

踏み込みが足らないと感じる方もいるかもしれません。

原画おりょう先生×あかべぇそふとつぅさんの所謂「バブみ」推しの作品の第1弾です。 まず、本作について簡単に説明すると、社畜の主人公が年下で会社での先輩にあたるカノジョに頑張らなくていいんだよとアレコレ甘やかしてもらって、癒されるというご時世にあった内容で、かつロープライス帯なこともあってかなりの人気を博した作品です。一応、ファンの皆様の評価としては上記で大体まとまっていて、不満点があるとするならば、シナリオ上のお話で、良く悪くも主人公が理性を捨てきれない、真面目な人格の男性ですので、「子宮 帰還編」を謳っておきながら、共依存の関係に浸ることを否定するシナリオだった点となります。某名作同人ADVからセリフを借りるならば「ねえ、だめでいようよ」と主人公に言ってあげたいのですが、兎角、近代的な人間としての自立を押している内容でしたので、最後の最後であまり共感できないかなぁという感じでした。ただ、社会人のユーザーさんにとっては、こういうのがいいんだよという内容がぎっしり詰まっている作品です。 総評としてはエロゲーとしては老店舗あかべぇそふとつぅさんだけあって破綻しているような要素はありません。が、最後の最後でだめにできない人種のライターさんが書いたシナリオですので、エロゲーに何言ってんの? という感じですが、苦悩や絶望の深さが本当にこの手のシナリオのゲームを欲している層とは離れてしまっているかな、と筆者は考えます。 筆者は比較的商業ないしは同人のADV作品に詳しい人種ですので、ヒロインが巨乳のお姉さんじゃない(むしろ〇リ)、などの差異が大きいのですが、同じように2次元ヒロインの母性に甘えたいという欲求を持っている色々とギリギリなユーザーさんには同人サークル、夜のひつじさんの『相思相愛〇リータ』がおすすめで、あちらの方は「だめなおとなに、なりましょう」のキャッチフレーズの通り、本作のような最後の最後で突き放すようなことのないシナリオですので、可能であれば両作ともプレイして自身の「深さ」を推し量ると色々と捗るのではないかなと思います。 最後に、本作の話に戻ると、次回作についても、同様の傾向がみられるので、本作をプレイして、これくらいでよいよ、という方は購入を検討されてみてはと思います。逆に夜のひつじさんのゲームのような重さが好みの方にはあまりおすすめできません。

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暁の護衛

アダルトPCゲーム

暁の護衛

投稿日 : 2020/04/04

主人公に、やったーカッコイイーできる作品の代表です。

ひたすらにややこしいのですが、あかべぇそふとさん系列のブランドの作品の1つで、『暁の護衛』シリーズで3本。続作にあたる『レミニセンス』シリーズで2本は発売されています。 端的に申し上げると、「2008年では珍しかった」というだけで、現在ではそこまで画期的な内容ではないのですが、主人公がめっちゃ有能なんだけど、普段の生活ではそれを隠している、有事の際には待ってましたと言わんばかりに活躍する、みたいな作品です。ラノベとエロゲの境界が明確だった発売当時では主人公に、やったーカッコイイーできるエロゲ作品自体が珍しかったので、中二心をくすぐられた方も多いのではないかと思います。もちろん筆者もその一人でした。 同じ系統の作品ではフロントウイングさんの『グリザイア』シリーズも似たような傾向にあるのですが列挙すると、 ・主人公が有事の際はともかく有能。かつエロゲにしては珍しくゲーム開始時点で、かなり1個人として自立しており、魅力的に描かれている。 ・上記の要素をばっちりおさえつつ、平時ではエロゲーらしいユーモアに富んだ会話劇を繰り広げる。 要は、エロゲ主人公的な葛藤をほぼしない、プラスシリアスもギャグも両立できるよというかたちです。半面、ラブコメ要素はかなーり薄いのでそれを求めている方は回れ右でOKです。 ライターの衣笠彰梧先生がこの手の描写がかなり俊逸な方なので、本作のみだとうん? となるシナリオも多め(少なくとも『グリザイア』シリーズと比較すると、無印のみである程度完成している『グリザイア』に比べ、こちらは続作を前提にシナリオが多めかつ、完結作のシナリオの評価が芳しくないという微妙な感じ)なのですが、エンタメとしては優秀です。 一応、筆者は『レミニセンス』まで追ったファンの1人になるのですが、広げた風呂敷を上手く畳めているか? と言われれば、微妙かな…と言わざるを得ないので、エンタメとして楽しむなら、端から全てを追うのはやめて本作で雰囲気だけでも味わってみてはと思います。 尚、ここまで書いておいて難ですが、プレイする時間が確保できる方は、『暁の護衛 トリニティ コンプリートエディション』が本作+FD+完結作の3本がついてお安めの値段なのでおすすめです。また、トモセシュンサク先生のファンの方は中身がどうあれ楽しめると思うので、コンプエディション一択と思います。

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車輪の国、向日葵の少女

アダルトPCゲーム

車輪の国、向日葵の少女

投稿日 : 2020/04/04

刺さる方にはとことん刺さるゲームです。

ネタバレ

あかべぇそふとさんの代表作といえばコレと言われるくらい有名な「古典」シナリオゲームです。 なぜ、上記のような書き方をしたかと言うと、このレビューを書く前に他のユーザーさんのレビューを一通り読んでみたところ、結構否定的な意見が多かったので、それなりに古参のエロゲーマーである筆者としては、そもそも当時から万人するゲームではなかったよ、という点を挙げたかったのと、当時の時代性を絡めると当時のオタクには刺さる内容で、刺さった人にとっては神ゲーだったという点を強調したかったためです。 まず、作中の言葉を借りるならば、「死ねないから、生きているだけなんです!!」というセリフがあるのですが、これに共感を覚える方でないと基本的には刺さらない類のシナリオです。本作は2005年に発売されたゲームですので、現在よりもオタクには人権がない世情でした。それなのにオタク趣味にはしってしまう人というのは、拗らせたインテリか、学校や会社など何でもよいのですが、社会に馴染めなかった人が多かったのです(筆者は後者です)が、その上で、本作は社会と人、社会と個人の関係という要所を突いてきたことに加え、社会とは理不尽なものであるという世界観を一貫した作品でもありました。そのような意味で、刺さる方にはとことん刺さるゲームであったため(筆者は本体とファンブックをいまだに大切にしています)、シナリオ面での評価が高いゲームとなります。 また、本作は社会は理不尽なものである。それを踏まえた上で、それでも生きなくてはならない、というメッセージ性が強い作品なのは先述の通りなのですが、ではどうやって? というライフハック的な意味合いでは明確な回答を示してはくれません。そこが若いユーザーさんには失望されるポイントかもなぁ…と筆者も考えているのですが、本作の恐らく1番人気キャラである法月のとっつぁんの「言われたことしかできない人間を三流。言われたことを上手にできる人間で、ようやく二流。森田はいつになったら一流になるんだ?」の名言(森田は主人公のことです)について、作品の内容を咀嚼した上で、語られなかった一流の定義について考察したことのある人ならば、まあライフハック的な回答は作中にある訳ないだろうなぁ…と言った感想になると思います。 そんな感じで、咀嚼が必要な作品ですので購入される際は参考にしてみて下さい。

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1room -家出少女-

同人(二次元)

1room -家出少女-

投稿日 : 2020/04/06

この手の同棲SLGでは最高峰の同人作品の1つです。

パルティア教団さんの結構久しぶりとなる同人ゲームで、今のところ同サークルさんの代表作となります。 この手の同棲SLGには同人界隈ですと、有名かつクオリティが高い作品が3つ程あり、発売順に簡単に説明すると、 FreakilyCharmingさんの『Teaching Feeling ~奴●との生活~』→所謂ジャンルのはしりで、ヒロインが奴〇設定で、ややシチュに癖があります(が、基本は純愛モノです)。内容の膨大さとしてはジャンル内でもっとも大規模作品で、まだ拡張し続けている驚異の作品です。 本作→上記の作品をフォローしたような内容ですが、援〇シチュかと思わせておいて、純愛モノです。3作の中ですと、CVが入っている唯一の作品で、エロゲ界隈では甘い声と演技力で有名な小倉結衣さんの生き別れの姉妹の佐倉もも花さんが演じている点もよい。また、ボリュームやシチュの癖がなくバランスの良い作品です。 いぬすくさんの『妹!せいかつ~モノクローム~』→ともかく値段が安い上に内容も充実しています。先の2作と比較すると、SLG要素が強めかつコメディよりで、妹シチュ特化ですので、ちょっと人を選ぶかもという印象の作品です。 といった感じになります。 先にも述べたようにこの手の同棲SLGゲームは、同人界隈においては、『Teaching Feeling ~奴●との生活~』が火付け役となってそれなりに数が出ているのですが、この3作がクオリティの面で抜きん出ている作品となりますので、とりあえずは3作品の中から1つを選んでプレイして、感触がよければそれ以外の作品もプレイを検討されてみてはと筆者は考えます。と、お膳立てをした上で、最初にやるべき作品は求めるシチュにもよりますが、最初にプレイすべき作品としては本作が筆者はおすすめです。 理由としては、内容のバランスがよく、かつ社畜と居場所のない少女の共依存的なシチュが根底にあるのですが、ご時世にあわせた内容となっており、ヒロインの夕が主人公のおじさんを甲斐甲斐しくお世話し、癒す(エロもあるよ!)といった感じの内容になっていますので、現実の生活で擦れて、疲れてしまっている方にはかなり刺さる内容となっていますので、是非参考にしてみて下さい。なお、執筆時点で、1回大幅な内容追加がされた後なのですが、今後も内容追加を予定しているとのことで色々捗りますね。

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我が家のケモ耳ムスメ

同人(二次元)

購入・利用済み

我が家のケモ耳ムスメ

投稿日 : 2020/04/05

ちり先生のファンの方ならば是非。

DMMGAMESさんの方でもお馴染みの『千年戦争アイギス』などの絵師さんとして有名なちり先生のオリキャラであるてぃん子こと天院紅呼鈴(てんいんこうこりん)ちゃんの純愛モノの同人誌となります。 筆者は『千年戦争アイギス』のヘビーユーザーですので、リンネやアンリ、カノンなどちり先生の担当されたキャラには大変お世話になっている(プレイされたことがある方ならばご存じの通り、先に挙げたキャラのうちリンネは、最高クラスの性能を誇るヒーラーとして有名ですし、アンリも自身や所属クラスであるエンチャンターが度重なるアッパー修正を受けたことにより、一線級となったので重用されている方も多いのではないでしょうか)ので、愛着がありますし、客観的にみても、レベルの高い絵師さんの多い『アイギス』の中でも可愛いよりの絵柄かつフェチズムをしっかりおさえている方ですので、かなりの人気を博しています。その証明? としてこのレビューを執筆している時点で、アンリの衣装違いである学園アンリこと「頭脳派の体育祭アンリ」が実装されたのですが、その週のDMMGAMESさんのランキングで『アイギス』が1位になる程です(こちらのアンリちゃんもブルマ姿を恥じらっていたり、何気にはみパンしていたりとフェチに溢れた素晴らしい立ち絵プラス、なるほどの寝室になっていますので興味のある方はチェックしてみて下さい)。 前置きが長くなりましたが、本作はちり先生の同人誌にしては珍しく純愛のノーマルプレイもので、あとがきにも書いてありますが〇辱モノでも触手モノでもない作品は、先生の性癖的にかなり珍しい部類に入りますので、先生の普段の作風が好みならば、ちょっとずれている作品となりますが、メイナちゃんシリーズとあわせて読めばバランスが取れて、色々と捗るのではないかと思います。 また、筆者のように『アイギス』から、ちり先生を知ったよというユーザーさんの場合、少なくとも先生の担当されているリンネ・アンリ・カノンについては、カノンの1つ目のエロシーンは少し特殊ですが、基本純愛の内容になっていますので、ちり先生の性癖である〇辱モノや触手モノにいきなり触れるよりは本作から入った方がシチュ的の大枠的な意味合いで差異が少なくてよいのではないかと思います。その上で先生の描くエロ漫画をより読みたいという方は、他の作品もチェックしてみてはと思います。

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