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1-20/193件
電子書籍
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投稿日 : 2025/05/02
感性に共感を覚える方に是非おすすめです。
ぴざぬこ先生の初単行本となります。 作品全体の傾向として、よい点を先ず挙げると、表紙のキャラデザで本編も一貫して書かれているため、すこし幼めなキャラデザが好みでかつ、少し「オホる」くらいの漫画的な表現がシナリオや先生の表現したいであろうエロ漫画と一致しているため、ハマる人が読めばハマる作品群になっているかと思います。 悪い点としては、セリフやモノローグなどの量や配置がエロ漫画としてはノイズになってしまっている気があり、少なくともエロ漫画として読んでいる最中は目が滑るかなぁ…と思います。 その上で、筆者がおすすめするポイントとしては「ダメな人間」の描写が異常に上手い、というところにあります。ほぼ全ての作品を通して「割れ鍋に綴じ蓋」的なシナリオが一貫しているのですが、男性側の少し倫理的に踏み外す場面での「そんな誇れるような人生(人間)だったか?」のような、ある種の刹那的な思考や描写と、それに呼応する女性側の「よい子であろうとしてきたけれども、結局…」みたいな刹那的な感情等々の描写が本当に上手く、退廃的でありながら、当人たちの中では幸せである、という一種の排他的なシナリオに共感を覚える方に是非おすすめしたい一作となっています。 他作からの引用になりますが「善くあろうとしてきたけれども、それで幸せだとか、明日が来て欲しいという気持ちになったことはなかった」人たちにおすすめの作品であり、なんやかんや悪い点として挙げたセリフやモノローグについても、この観点からみると、不可欠な内容だったりするので、気になる方は『汚れたいだけ』あたりを単話で読んでみてみて、感性に共感できる方は是非、ご購入を検討されてみてはと思います。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2025/04/22
おりょう先生の新刊で、ファンの方ならばおすすめです。
原画家やイラストレーターとして活躍されている、おりょう先生の2025年4月現在での新刊同人誌となります。 オリジナルものだと『SNSで出会ったのはギャル化した妹でした』(2023年)ぶり? の新作となりますので、かなり久しぶりとなり、また、『ただの「幼馴染」じゃないもんね』(2021年)頃から、電子書籍版は基本的にFANZAさんの専売となっていますので、これから先生の過去作も集めたい~、という方にはFANZAさんの方で、購入されることをおすすめします。 先生の作品の特徴としては、キャラデザの秀逸さと基本的に漫画上でもそれが崩れることなく、美麗かつ分かりやすい作画で、ちゃんとエロく描かれている点にあります。なので、表紙をみて、これは好みの絵とシチュだな、と思った作品を1冊読んでいただいて、気に入ったら他の作品も、という流れがおすすめです。 シナリオやシチュなども特に捻った要素は少なく、特に近年の作品の場合はタイトル≒シナリオやシチュの説明となっており、漫画としてもエロ同人としても読みやすいという点も先生の作品の特徴となっていますので、参考になれば幸いです。 本作の話に戻ると、本作は清楚(だと評価されている)で、同じクラスの委員長の佐倉さんが「ストレス発散」している場面を、主人公 上野君が目撃してしまい、なんやかんやあってヤリ友になる~、というシナリオですが、ヒロインの性欲が強い+主人公が欲望に忠実なだけで、概ね「いちゃラブ」にカテゴライズされると思います(佐倉さん側が恋愛に疎い感じなのですが、まあ甘々です)。 そんなこんなで、期待を裏切らないシチュ+おりょう先生による秀逸なデザインと作画+わかりやすい漫画とストーリーのエロ同人を探している、という方にはおすすめの1冊となりますので、是非~。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2025/04/08
商業誌でのお話の続きになります。
美麗で肉感のあるキャラデザや実用性のあるエロシーン、わかりやすく読みやすいシナリオなどに定評のある、真白しらこ先生のサークル「カームホワイト」の作品の1つとなります。 本作は先生の商業誌での単行本『彼女フェイス』に収録されている『Better than fiction』の続編にあたるため、キャラや設定などを引き継いでいるかたちとなりますので、購入される際はまず「前日譚がある」ことを把握しておくとわかりやすいかと思います。 因みに『彼女フェイス』の収録作である『三月の雨』もカームホワイトさんの代表作である『先生×教え子』シリーズの前日譚にあたるので、商業作である『彼女フェイス』を読んでみて『Better than fiction』や『三月の雨』の続きを読みたくなったら、カームホワイトさんの作品群に触れてみる、という方法もありかな、と思います(『彼女フェイス』のおまけページで補完している内容も少しあるため)。 本作の話に戻すと『Better than fiction』では、ヒロインの水渡(すいと)さんと新井くんが、なんやかんやで恋仲になったところで〆となっているのですが、本作では二人のキャラ性や関係性がより深堀りされており『三月の雨』もそうでしたが、後日談を読んだ方が、真白先生の表現したい感情やシチュ、関係性などがすんなり入ってくる印象でした。特に新井くん(陰キャ)が水渡さん(陽キャ)と恋仲になった「幸せに苦しむ」的な描写は本当に秀逸(きづき あきら先生の『メイド諸君!』みたいな感じ、本作はハッピーエンド)で、そこからの和解には一種のカタルシスを覚えましたので、興味のある方は是非~。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2025/04/08
前作の続きでこちらは「本番あり」です。
DMMGAMESさんの『フラワーナイトガール』などで、キャラデザをされているshuz(しゅーじ)先生のサークル「オセロアイス」で2018年に頒布された作品です(※前作が2014年)。おねーさんが立体物として販売された(※2016年頃)作品でもあるので、知っている方も多いのではないかと思います。 電子版の『おおきいけれどいいですか?』のあとがきなどに記載されているのですが、基本的に実本しか存在しなかった作品群に微修正+おまけの新規ページを足して、電子書籍化しよう! という流れで販売された作品の1つとなり、先生のファンの方にはかなり嬉しい流れかと思います。 先生の作品は、童顔+巨乳の可愛らしい絵柄が特徴的で、そこに本作では「おねーさん」「ビキニ」のような属性が付与されるかたちとなりますので、先ずはお好みのシチュの作品を購入されてみてはと筆者は考えます。 本作の話に戻ると、前作は「本番なし」の作品だったため、先生の作品を愛し、かつおねショタに造けいの深いファンの方にとっては、珠玉の作品でした。あとがきにも書いてあるのですが、そんな前作やフィギュア化した経緯もあって反響が大きかったため、4年の時を経ての続作をつくるかたちになったという経緯があります 先生ご本人のコメントにあるのですが、キャラデザが前作と比較して変化した(頭身が若干上がっているなど)、折角の続作なので、前作と差別化したかった、などの意図から本作は「本番あり」の作品となっており、かなり先鋭化された癖のあった前作と比較すると、マイルドになった、という印象です。 ただ、そも、shuz先生の作品が癖が先鋭化されているものが多く、広い目でみると本作もその1つである、と考えますので、先ず1作購入されてみて、ご自身の癖にあっているか確かめてみてはいかがでしょうか~?
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同人(二次元)
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投稿日 : 2025/04/07
shuz先生のファンの方ならば是非。
DMMGAMESさんの『フラワーナイトガール』などで、キャラデザをされているshuz(しゅーじ)先生のサークル「オセロアイス」で2014年に頒布された作品です。おねーさんが立体物として販売された作品でもあるので、知っている方も多いのではないかと思います。 電子版の『おおきいけれどいいですか?』のあとがきなどに記載されているのですが、基本的に実本しか存在しなかった作品群に微修正+おまけの新規ページを足して、電子書籍化しよう! という流れで販売された作品の1つとなり、先生のファンの方にはかなり嬉しい流れかと思います。 先生のキャラは基本的に童顔+巨乳の可愛らしい絵柄が特徴的で、そこに本作では「おねーさん」のような属性が付与されるかたちとなりますので、先ずはお好みのシチュの作品を購入されてみてはと筆者は考えます。 尚、本作は『いけないビキニのおねーさん2』という続作が存在するのですが、大きな差別化点として、本作は「本番なし」。続作は「本番あり」となっています(実本の頃から賛否あったかと記憶しています)ので、その点にはご注意いただけれると幸いです~。
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投稿日 : 2025/04/07
弥生みづきさんの明るいキャラ性が前面に出た作品です
弥生みづきさん主演の作品で、弥生さん自身は、ベテランの女優さんで、プレイの幅も広く、演技なども秀逸ですので、安心してみれる女優さん、という認識でよいかと思います。 そんな弥生さんの一番の魅力と言えば、「明るさ」ではないでしょうか? 本作は「女優さんとして活躍されている弥生さんと一夜をともにする」というちょっとメタいシチュの作品で、基本的にいちゃラブ特化になっています(ちょっと特殊なプレイもあり、飽きないような工夫がある点も○)。 加えて「明るさ」が前面に押し出されている作品であり、ファンの方ならばわかって下さると思うのですが、明るさを下地に「甘え」や「じゃれあい」などの要素が散りばめられており、全体的なノリが明るく・楽しく・エロく、フックも忘れない作品となっていますので、ファンの方には是非おすすめの1作となっております。 個人的に好きなのが、ベッドに誘うシーンで、フェラの後に、パタパタとベッドに向かい、寝具を広げながら「来て!」と笑顔で誘うシーンがあるのですが、弥生さんのもつ独特の甘さと元気さ、明るさが相成り、これは好きだなぁ…としみじみと感じましたので、弥生さんのその手のキャラ性が好きな方は是非、購入されてご覧になって下さい~。
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2025/04/07
サマバケ! 本編が楽しめたのならおすすめです。
『コイカツ!』などで有名なイリュージョンさんが急に会社を畳みますよ~と告知した際は、色々と衝撃が走ったかと思います。 『サマバケ!』は、新メーカーIllgamesさんがお送りする2作目で、イリュージョンさんとは全くの無関係ですよ~という体にはなっていますが、ぶっちゃけた話、高画質描写ができるようになった『ジンコウガクエン2』です。 なので、基本的には「僕の考えた最高の美少女をつくるゲーム」であり、「その美少女とエッチなこともできる」点が強みのゲームとなります(エディットパーツなどは前作『ハニカム』シリーズのデータがほぼ全入りの状態なので、前作と比較すると、かなりよくなっています)。 長くなりましたが、本作はそのFD…というか拡張DLCにあたる立ち位置で、簡単には「6種の女性CV+テキストデータ」と「2種のテキストデータ(男性キャラ用)」が追加できる、というものです。 先ずよい点から述べてしまうと、単純にエディット用のデータが増えるので、ユーザーが考える『箱庭』をより細かくつくりやすくなった、という点で、ほとんどのユーザー様のレビューでもこれが挙げられていると思います。 対して、あまりよくない点としては、追加データは先述のもの+予約特典「だけ」なので、前作でも感じた、エディットパーツの少なさ(特に髪型・衣服など)については改善されていないので、『サマバケ!』本編をプレイされて「ちょっと自由さが足りない」と感じた方にとっては、焼け石に水な状態ですので、回れ右でもよいかと思います。 尚、『サマバケ!』自体は『ジンコウガクエン2』と比べると「自由さや快適さが足りない」ことが欠点として挙げられますが、一応NPC周りはアプデによって調整できるようになったので、かなり極端ですが、会話の割り込みが面倒などの不満は解消できるようになりました。 が、そも、マップが狭すぎたり、『コイカツ!』のようにHシーンにロケーションが反映されるなどの細かい演出がないので、どこか「コレジャナイ」感が拭えない作品となっています。 不満点ばかり書いてしまいましたが、筆者はIllgamesさんのこれからに期待して、本作までの4作品を購入したユーザーでもあるので、少しでも気になった方はお手にとっていただければと思います。
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ビデオ(動画)
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投稿日 : 2025/03/31
女優さんの明るさが大変よろしい作品です。
他の利用者様のレビューにも記載がありますが、女優の弥生みづきさん主演の作品となります。弥生さん自身は、ベテランの女優さんで、プレイの幅も広く、演技なども秀逸ですので、安心してみれる女優さん、という認識でよいかと思います。 そんな弥生さんの一番の魅力と言えば、「明るさ」ではないでしょうか? 本作はナンパシチュということもあって、明るさが前面に押し出されている作品であり、ファンの方ならばわかって下さると思うのですが、明るさを下地に「甘え」や「じゃれあい」などの要素が散りばめられており、全体的なノリが明るく・楽しく・エロく、上記のようなフックも忘れない作品となっていますので、ファンの方には是非おすすめの1作となっております。 そんなこんなで、是非おすすめなのですが、一応の注意点としては、 【夏は水着しか勝たん!】超えちちぃ!水着ギャル12人の生ハメ祭り!/素人CLOVER・水着GALスペシャルベストッ! という、「素人CLOVERコンプリートベストッ!」シリーズにも収録されているので、ご購入される際は一応注意(筆者は両方購入してしまったタイプ)ということで、これから購入を検討される方の参考になれば幸いです~。
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電子書籍
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投稿日 : 2025/03/30
ちょっとコミカルな要素を交えつつのいちゃラブものです。
ごさいじ先生の基本的な作風として、作画が美麗かつ秀逸で、漫画として読みやすい傾向にあることと、シチュが若干捻っているものが多いという点が挙げられると思います。 後者については単行本『君が好きを分かるまで』のあとがきなどをみればわかるのですが、意図的に外しているというよりは、先生の中で表現したいシチュや物語が漫画で語られている以上に濃密なものがあり、漫画として出力した結果、若干捻っているものが完成しているようです(一つ一つのお話に並みならぬ情熱をもっている点も○)。 本作の話に戻すと、ちょっとエッチが上手くいっていない(※男性側のED的なものが原因)カップルのお話で、男性が色々とサプリなりお薬なりを使って、今日こそはエロエロな一日を過ごしてやるぜ! という、ちょっとお馬鹿な感じの作品で、色々使い過ぎたせいで、体調不良で寝込む…がナニは元気! みたいな、かなりベタな感じのシナリオになっていますので、ごさいじ先生の作品群ですと、捻りが少ない? 様に感じますが、これはこれで、ごさいじ先生の美麗な作画で可愛らしい物語を堪能できるので、よいかなと思います。 そんなこんなで、トラブルに見舞われたカップルでしたが、怪我の功名か、いままでになかった濃厚なエッチをできました、という平和な感じの作品なのですが、タイトルの「オーバーオーバーオーバー」の回収で、ちゃんとオチをつけるあたり、漫画としての読みやすさが考えられているなぁという次第です。 長くなりましたが、比較的捻りの少ないシチュで、ごさいじ先生の作画の漫画おを楽しみたい! という方にはおすすめの1作となります。是非ご検討下さい~。
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電子書籍
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投稿日 : 2025/03/30
タイトルに反して? 純愛・ロマン満点です。
雲呑めお(わんたんめお)先生の作品の傾向として、キャラやシチュのつくりが丁寧で、エロ漫画としては勿論のこと、キャラの造けいや思い、感情の流れが把握しやすいので「読みやすいエロ漫画」であり、現時点での最新の単行本となる『魅悪ちる先生の誘惑』の作品群でもその傾向が先鋭化されていますので、とりあえず単話を読んでみて、相性がよければ単行本の購入を検討されてみても良いと思います。 本作の話に戻ると、タイトルからは想像しにくいと思うのですが、童貞×年上のお姉さんの純愛モノで、季節はクリスマス。お姉さんがちょっとしたきっかけ(※オナホ)で気にかけていた青年とクリぼっち同士、少し寂しい夜を過ごす予定でしたが~、という感じで、単話版の表紙にもなっている「めっちゃロマンだね」なシチュがじっくりと丁寧に描かれています。 本作の特徴としては、そんなロマンあるシチュが基本的に女性(国仲さん)目線メインで描かれていることで、男女ともに描写の不足はないのですが、上記のようなエロ漫画的シチュを「国仲さんの恋」の物語として、読みやすく纏めあげている点にあると思います。 長くなりましたが、先生の漫画は、漫画的に読みやすく、エロもしっかりしている作風ですので、シチュが気になるようでしたら、購入を検討されてみてはいかがでしょうか~?
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電子書籍
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投稿日 : 2025/03/30
欲に忠実な男女の心情描写がとてもよいです。
配信活動などでも有名な、亜美寿真(つぐみすずま)先生の3冊目の単行本となります。 先生の作品の傾向としては、登場人物の心情の描写が多めな点が挙げられ、その上で、漫画として読みやすく破綻していないという秀逸な作品群が収録されていますので、その手の描写が得意という方には是非おすすめです。 また、作画やシナリオなども秀逸で、作画が美麗かつ読みやすいのは勿論のこと、シナリオが凝った内容のものも簡潔に情報提示している印象で、漫画として読みやすく、かつエロも外れがない点もよい点と思います。 先生の作品群は男女どちらの視点で進むのかが作品ごとに異なり、加えて、先述のように心情の描写が多めなのですが、本作に収録されている作品ですと「沼る女」「ゆめめちゃんねるオフライン」が特におすすめ(因みに表紙の娘は「ゆめめ~」のヒロインの黒沢ゆめさん)で、こちら2作は男性視点の作品となります。 前者は男性側が性欲に忠実なキャラとして描かれており、後者は女性側がちょっと足りない感じで描かれているのですが、どちらも描写が秀逸すぎ、ある種の生々しささえ感じるのですが、漫画として読みやすく、後読感も良好です(タイトルにもなっている「沼る」要素はこの2作がとても強いのですが、基本ハッピーエンドなのでご安心下さい)ので、是非おすすめとなります。 長くなりましたが、男女(どちらか)の心情描写が多めの読みやすいエロ漫画で、IQ高めの作品から頭をからっぽにして読める作品まで色々揃っていますので、気になった方は、購入を検討されてみてはいかがでしょうか~。
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電子書籍
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投稿日 : 2025/03/17
キャラやシチュが丁寧でエロく読みやすいです。
雲呑めお(わんたんめお)先生の3冊目の単行本で、1冊目の『おかえり』の頃からの傾向として、キャラやシチュのつくりが丁寧で、エロ漫画としては勿論のこと、キャラの造けいや思い、感情の流れが把握しやすいので「読みやすいエロ漫画」であり、3冊目にしてよりその傾向が先鋭化している点が素晴らしいと思います(全体的に純愛ものが多めですが、1冊に1~2作は意欲的な作品も収録されており、一辺倒でない点も○)。 特に【デジタル版限定おまけ付き】には「初期設定資料集」として、先生の漫画のつくり方について+各作品の先生の手法に基づいた「キャラ表」が付属しており、純粋なファン目線ですと設定資料として、またクリエイター様個人のアイデアやそれを漫画としてまとめる方法や過程が簡単に載っていますので、嬉しい+興味深い・勉強になるといった感じです。 本作の話に戻すと、過去2作と比較しても「読みやすいエロ漫画」である点が更に先鋭化されており、お好みのシチュがあれば是非おすすめの1冊となります。 個人的におすすめなのが「アトリエ」で、お互いほのかな恋心をもっていた男女が、ちょっとしたきっかけで結ばれるシチュなのですが、先生ご本人のコメントにもあった「椅子のコロコロが当たる」演出も含め、キャラ・シナリオ・シチュ・演出ともに秀逸と思いましたので、興味のある方は是非、お手にとってみてはと思います(因みに「初期設定資料集」ではもう少しベタなシチュで、身体的・精神的な距離の詰め方も現在のかたちとは大きく異なる予定だった的なことが書かれているのですが、完成版は少し王道から外した感じで、徐々に距離が近づいていく様が丁寧に描かれており、秀逸です)。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2025/03/17
前作が好みの方は是非。
主にCG・イラスト作品を出している「まかろんシュガー」さんの新作で、CG作品の『童貞大好き女学生ちゃん、絶倫童貞に敗北する』を漫画としてリメイクしたものが前作『童貞大好き女学生ちゃん、絶倫童貞に敗北する―One More!―』にあたり、本作はその続編となります(※基本的には『One More!』と本編のみでOK)。 そのため、キャラやシチュなどの基本的な掴みは前作を読んでいる方が把握しやすく、ある程度感情移入をしたいタイプの読者様は、前作から読むことを推奨致します。 作品の特徴としては、先ず「女性視点で描かれている」ことで、ヒロインにして主役のミユリさんは「初めての女になれる」ことに優越感を覚える女性でした(…ので童貞を漁っていた)が、並ではない精力と独占欲をもつ「彼」との出会いによって、わからされ、より純粋に肉欲を求め、交わりを求めるようになる様子や行為が描かれています。 ので、経験豊富な女性が、性行為によって優越感に浸っていたが、それらを上回る、よりプリミティブな快楽や独占欲におちるシチュ…みたいなもの(割れ鍋に綴じ蓋)が得意な方向けの作品で、精神的な交わり云々というよりも、肉体的な快楽の描写(女性視点)に重点を置きたい方に、特におすすめの作品となります。 「いちゃラブ」ものとしては、上記の通り、精神的な交わり云々~というよりも、妊娠・結婚(因みに、後半にボテ腹などもあります)という事実に基づいた、お互いの快楽を求めあう様を通じて描かれていますので、理屈より感情でみる作品でもあるとも思います。 長くなりましたが「あまり深く考えずに楽しめる、激しめのセックス描写のある、いちゃラブ作品」ということで、気になった方は手に取ってみてはいかがでしょうか?
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2024/09/08
人間模様を楽しむ、所謂「箱庭」ゲームです
『コイカツ!』などで有名なイリュージョンさんが急に会社を畳みますよ~と告知した際は、色々と衝撃が走ったかと思います。 本作は、新メーカーIllgamesさんがお送りする2作目にあたる作品で、イリュージョンさんとは全くの無関係ですよ~という体にはなっていますが、ぶっちゃけた話、高画質描写ができるようになった『ジンコウガクエン2』です。 なので、基本的には「僕の考えた最高の美少女をつくるゲーム」であり、「その美少女とエッチなこともできる」点が強みのゲームとなります(エディットパーツなどは前作『ハニカム』シリーズのデータがほぼ全入りの状態なので、前作と比較すると、かなりよくなっています)。 UIなどはイリュージョンさんのそれをほとんど引き継いでおり、既視感を覚える方も多いのでは? と思いますが、『コイカツ!』からの大きな変更点としては、キャラの自動生成機能が進歩した点で、ある程度の指向が固まっていれば、自動生成→自動生成したデータを合成→微調整ないしは、他のユーザーさんが作成したデータを取り込み、微調整を行うことで、お好みのキャラを作れるのではないかと思います。また、今作からは「着やせ」の設定を服型にできるようになったので、隠れ居乳などの表現や胸ポチの抑制ができるようになった点が〇です。 対して、明確な欠点としては、前作同様、エディットパーツの少なさや、別会社の別ゲーということで、有志の方々の努力の結晶(お察し下さい)が使用できなくなった点にあります。 また、前作が『ハニーセレクト2』をベースにしているのに対して、今作は『ジンコウガクエン2』をベースにしているので、Hシーン特化のシミュゲーというよりは、「僕の考えた最高の美少女」らで構成されたコミュニティの人間模様を観察ないし介入する「箱庭」ゲームで、操作キャラの変更もできる仕様なので、今日は男性であの娘と仲良く~明日は女性で昨日のカプにちょっかいをかける~みたいなことも可能ですが(因みに、ふたなりも設定できます)、それに楽しさを覚える方向けのゲームです。 最後に、本作から処女などの設定が復活したり、新システムとして(Hシーンの)心の声がきけるようになり、シチュやバリュも豊富です(設定やシチュを反映してくれる)ので、長く遊べるゲームかと思いますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2024/08/08
値段相応かと言われると、うーん…ですがグラは〇
『コイカツ!』などで有名なイリュージョンさんが急に会社を畳みますよ~と告知した際は、色々と衝撃が走ったかと思います。 本作は、新メーカーIllgamesさんがお送りする処女作にあたる作品で、イリュージョンさんとは全くの無関係ですよ~という体にはなっていますが、ぶっちゃけた話、グラをアニメ調にし、高画質の描写ができるようになった『ハニーセレクト2』です。 なので、基本的には「僕の考えた最高の美少女をつくるゲーム」であり、「その美少女とエッチなこともできる」点が強みのゲームとなります。 UIなどはイリュージョンさんのそれをほとんど引き継いでおり、既視感を覚える方も多いのでは? と思いますが、『コイカツ!』からの大きな変更点としては、キャラの自動生成機能が進歩した点で、ある程度の指向が固まっていれば、自動生成→自動生成したデータを合成→微調整ないしは、他のユーザーさんが作成したエディットデータを取り込み、微調整を行うことで、お好みのキャラを作れるのではないかと思います。 対して、明確な欠点としては、エディットパーツの少なさや、別会社の別ゲーということで、有志の方々の努力の結晶(お察し下さい)が使用できなくなった点にあります。 この欠点については(色々事情があったのだと思いますが…)、その手の積み重ねが無駄になってしまったら、ユーザーさんに申し訳ないという理由で、完全新作が出なくなってしまった『カスタムオーダーメイド3D2』 のKISSさんの方針とは真逆をいっているので、思い切ったことをしたなぁ…という印象ですが、欠点があるとはいえ、グラなど描写系は格段にクオリティアップしていますので、これからといった感じです(因みに、一部のエディットデータは、次回作に持ち込める~とIllgamesさん公式が謳っていましたので、大きな方向転換が無ければ、これからリリースされる作品で、パーツの少なさは解消されるものと予測されます)。 また、『コイカツ!』との比較として、基礎となる「性格」が少ない一方で、要素として「状態(好意・嫌悪・享楽など)」を掛け合わせる『ハニセレ2』のシステムを踏襲しており、1つの性格の様々な側面を楽しめるようになった一方、「処女」「非処女」が無くなったなど細かい点は、退化しているように感じ、総じて、これからに期待! といったところです。
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2024/08/08
賛否両論あると思いますが、動作の安定性やHシーンは総じて〇です。
本作は、老店舗ま〜まれぇどさんのコンセプトでもある「キャラゲー+濃いめのエロ」を前面に押し出した『スタステ』シリーズの最新作となります。 元々、ままれさんはエロゲ初心者にもおすすめできる、エロゲの基本的な文脈や演出に寄ったゲーム制作が得意で『PRIMAL×HEARTS』シリーズや『お家に帰るまでがましまろです』までは、ゆずソフトさんやまどそふとさんのゲームと並んで、初心者の方にもおすすめできるメーカーさん「でした」。 『スタステ』シリーズは、そんなままれさんが、より「キャラゲー+濃いめのエロ」を表現するためにE-moteや『LOVELY×CATION』シリーズのラブリーコール(…のようなもの)、『アマカノ』のような「個別ルートは、(ほぼ)1ヒロインものになるシナリオ」を採用したシリーズなのですが、ゲームとしての纏まりは、過去作の方がよいというのが、筆者の評価です。 本作の良い点としては、E-mote関連の最適化が進み、無印『スタステ』のように、ゲームがクラッシュする不具合などがほぼみられず、安定性が増した点。シナリオに(ままれ作品お馴染みの)吉川芳佳先生に加え、J・さいろー先生を起用した(ままれさんのXなどより。DMMGAMESのユーザーさんでしたら『メシアガール』のあれこれでご存じの方も多いかと思います)ことなどにより、より抜きゲーよりの進化を遂げた点が挙げられると思います。 一方で、無印の頃から挙げられていた内容として「個別ルートは、(ほぼ)1ヒロインものになるシナリオ」が上手く機能しているかどうかは、微妙なところで、同じ特徴をもつ『アマカノ』シリーズのそれと比較してしまうと、薄味に感じてしまうのですが、龍岳来先生(『アマカノ』シリーズのライターさん)らが上手すぎるだけで、ままれさんは元々コミュニティ(過去作だと生徒会、洋菓子店など)に寄ったシナリオを得意としていたので、その差が出ているのかなぁ…と思います。 総評としては、安定性やHシーンのよさなどで、無印よりもよい作品になったと言えます。ただ、エロゲ初心者の方には、過去作(『お家に帰るまでがましまろです』)がおすすめであることや、『スタステ』と同じような特徴をもつ作品には『LOVELY×CATION』や『アマカノ』シリーズもあるので古い作品に抵抗がなければ、そちらもチェックしてみて下さい。
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2024/08/08
由乃さんや、J・さいろー先生の書くシナリオが好きな方は是非。
今作は『スタディ§ステディ2』のFDにして、簡単に言ってしまうと、追加のシナリオ(主にエロシーン)を楽しむゲームとなります。 概要としては『スタステ2』の一番人気のヒロインである、由乃さんのみにスポットライトを当てた1ヒロインものの作品であり、由乃さん自身も幼なじみ属性+emily先生による美麗なイラスト(原画)+声優の歩サラさんによる熱演など込みで、まーまれぇどさんの作品のコンセプトである「キャラゲー+濃いめのエロ」の要件を満たすキャラであり、人気を博しています。 その上で、本作の「推し」のポイントを述べるならば、シナリオに、J・さいろー先生を起用しており、まーまれぇどさんの特色である「濃いめのエロ」がより強化された点にあるかな、と思います。因みに『スタステ2』本編の方も、まーまれぇどさんの作品に古くから関わっている吉川芳佳先生をメインに添え、その上で「(さいろー先生に)由乃ルートを中心に結構ガッツリと参加していただきました。」とまーまれぇどさんの公式Xの方で発表されているので、本編と本作とでスタッフさんが違う、みたいなことは発生しておりませんので、ご安心下さい。むしろ『Clover Point』や『カミカゼ☆エクスプローラー!』からのファンのものとしては、さいろー先生の書くテキストの力は凄いなぁ…と新作が出るたびに驚かされるしだいです。 長くなりましたが、emily先生のイラスト+歩サラさんによる熱演+さいろー先生のシナリオで描かれる、由乃さんの「濃いめのエロ」を重視したFDとなりますので、興味のある方は是非、ご検討くださいませ!
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アダルトPCゲーム
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投稿日 : 2022/10/31
キャラエディット式の18禁SLG・ADVの金字塔的作品です。
イリュージョンさんより発売されているキャラクターエディット式の18禁育成型恋愛SLG・ADVの金字塔的作品、『コイカツ』シリーズの最新作です。 ジャンルとしてはkissさんの『カスタムメイド』シリーズと同じく「僕の考えた最強の女の子をつくる」ゲームであり、その子とエッチなこともできるよ、というある意味「究極のエロゲー」です。 先ず最初に注意点を述べると、本作を購入するにあたって無印『コイカツ』シリーズの商品を購入する必要は無く(基本的に無印『コイカツ』本編やDLCの要素は入っているためです。ただし舞台は異なります)、サンシャイン本編+エクステンション!(別売りのDLC。内容の割に値段がエグめ)で所謂、全入りの状態になる、ということだけは把握しておいた方がよいです。 また、先に挙げた『カスメ』と何が違うの?という点についてもある程度把握しておいた方がよく、 コイカツ→基本的に、純愛ものベースであり、そこまでアブノーマルなプレイをできる訳 ではない。3Dマップを歩き回ることが出来、マップ上でエロシーンも含むイベントを発生させるタイプで、バニラの状態でもプレイヤーが介入できる要素が多め。また、キャラカードというシステムがあり、他のユーザーさんとキャラエディットの共有がやり易いという特徴がある。 カスメ→kissさんの過去作シリーズを「メイド」をテーマにマイルドにしたもの…ですが、過去作の名残もあり、アブノーマルなプレイもできるのが最大の特徴。全入りの状態にするのがかなり大変(金額的に)で、少しわかりづらい。ダンスなどの要素があったり、延々とアプデし続けているため、最終的なボリュームはこちらのシリーズの方が上。基本は経営SLGなので、プレイヤーが介入できる要素がやや少なめ。 といった感じです。 簡単にまとめると、他のユーザーさんが作ったデータ(例えば、〇〇という作品の××に似た娘みたいな感じ)も使って、純愛よりのプレイがしたい場合は『コイカツ』。少々手間を要してでもアブノーマルなプレイ(NTRやスワッピングなどはこちらだけの特権となります)をしたい+メイドに拘りがあるのならば『カスメ』といった感じなので、参考になれば幸いです。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2022/10/26
注意点もありますが『モン娘TD』ファンの方におすすめです。
まず本作は、DMMGAMES(FANZAGAMES)さんで好評配信中の『モンスター娘TD~ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています~』のサービスに先駆けて、体験版+特典アイテムというかたちで、販売された作品となります。 先に注意点を述べてしまうと、本レビューを執筆している、2022年10月段階では、特典アイテムの配布は終了してしまっているので、それを目的に購入するのは非推奨となります。 また『モン娘TD』の正式サービスも始まっていますので、わざわざ体験版にあたる本作をプレイする意味も薄いかな?というのが1ファンとしての正直な感想となります。 『モン娘TD』そのものはDMMGAMESさんで「ゲーム性が評価された」ことで有名な『千年戦争アイギス』のゲームエンジンをベースに制作された経緯がある(インタビュー記事などより)ので、ゲームの完成度はもとより高く、ハーフアニバーサリーを迎えた執筆時の段階では『アイギス』や『城プロ』と比較して、よりライトで気軽に遊べるタワーディフェンスRPGという、地位を確立していると考えます。 少し話が逸れてしまいましたが、これまでの内容を踏まえた上で、体験版にあたる本作の魅力を語るとするならば、本作が『モン娘TD』本編の前日談にあたるシナリオとなっているという点です。 『モン娘TD』本編は記憶喪失の少年である主人公が、物語の主な舞台である「ゲシュペンス島」の砂浜に流れ着いたところを、ガイド役である獣神ヴィヴィヴァーチェに蘇生?してもらうところからスタートするのですが、本作の時系列はそれより少し前になっており、ビビ神様が蘇生に入るまでのシナリオの補完となっています。主人公は本編でも強力なユニットとして活躍している、フェニックス娘のアテエルで、彼女のファンの方なら是非、というところ(因みに本作のシナリオは、本編でもしれっと触れられています)と、なんやかんやで本編のみでは、密猟者達が酷いことをしているイメージが湧きにくいと思いますので、それらの補足や補完として、プレイするというのが、本作の魅力であり価値であると筆者は考えます。 長くなりましたが、概ね『モン娘TD』ファン用の同人ゲームです。 テーマ曲「Catchme!モンスター娘★」を使用したPVなどで興味をもたれた方は、本編の方を是非プレイしてみて下さい。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/08/10
おねショタ好きの方ならば、文句なしの出来です。
今や、おねショタと言えばこの人、みたいな地位を築いている作家さんである野良ヒグマ先生の同人サークル、ひぐま屋の最新の同人作となります。 野良ヒグマ先生の特徴としては、 ・絵柄や作画がかなり安定している(筆者はおねショタ特化になる前の同人誌など所持していますが、画力の向上など技術面でよくなっているなどいい意味での変化はみられますが、絵柄や作画ががらりと変わってしまうというような変化はない)。 ・作話や世界観についてもかなり安定している(前作『目立たない存在の僕が高嶺の花の先輩とエッチな関係になっちゃった話』は厳密にはおねショタではないのですが、基本的に全作品を通して、ジャンルの肝である、年上の女性にリードされたい・精神的にも肉体的にもリードされている状態で甘えていたい・それらの関係性を壊してしまうような言動や状況を作品世界に持ち込まない、といった要素をしっかりとおさえている)。 といったものが挙げられると思います。他のレビュアー様も挙げて下さっていますが、簡単にまとめると「おねショタの王道」をいく作家性およびそれに基づいた作品群であると筆者は考えます。 このような安定した作家さんの場合ですと、基本的にはシチュや描写は作品ごとに異なりますが、基本的には同じものを描写していることになるので、作家性やそれに基づいた世界観を繰り返し楽しみたいというユーザーさん(筆者も含みます)におすすめの作品となります。 逆に、ある程度の変化を楽しみたい、エロ漫画であろうと現代小説的な作家の価値観や哲学を含んだ内容であって欲しい、程度の差はあれど完成された世界観が壊れる様がみたいといったユーザーさんにはおすすめできないと考えますので、そのような傾向を好む方は回れ右でよいかと思います。 長くなりましたが、野良ヒグマ先生の傑作である『とある村の筆下ろし事情』にタイトルを寄せている作品であるという期待に応えるかのような「王道のおねショタ」作品でしたので、ファンの方や王道的なおねショタが好みの方は是非おすすめです。野良ヒグマ先生の作品に一度も触れたことがない、という方は先述のように基本的な骨格は全ての作品で共通していますので、ご自身の嗜好にあうかどうか、まず1作手に取ってみてはと思います。
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