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21-40/193件
同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/19
『俺の幼なじみがあまあまカワイイ』と同系列の作品です。
同人サークル「くりもも」の同人作です。 つかこ先生と言えば、FANZAさん関連ですと『千年戦争アイギス』にイラストレーターとして参加(タマミ、マンモンなど)されている他、同人サークル「くりもも」の活動で知っているという方も多いのではないかと思います。筆者もそのようなファンの一人で、女性的な感性を男性向けのエロ漫画に反映するという点において、俊逸なものを感じていました。 まず、基本的な作話なのですが、女性側の心理描写などが比較的しっかりしている作品が多い傾向にあります。内容としては、コミカルな展開も多々みられますが、純愛もの一択で、後読感も良好ですので、温かなエロ漫画を求めている方には是非おすすめです。シチュやカプにかなり拘りを持っている作家さんで、本シリーズの題材である「幼なじみ」は大の得意分野といったところで、総じてシチュに対しての理解と描写がよいです。本作については、「後方で見守っていたくなる」ようなそんな微笑ましいカップルのお話です。つかこ先生の作話はえてして、男の子か女の子のどちらかが暴走しがちですがそれでも微笑ましい感じに仕上げる腕前には流石といったところです。 また、つかこ先生の特徴としては、その絵柄が挙げられると思います。『千年戦争アイギス』でも同様でしたが、肉感の良い女の子を描くことについては、本当に俊逸なものがありますので、是非一読をと思います。 長くなりましたが、本作の話に戻すと、幼馴染シチュということで、同サークルの『俺の幼なじみがあまあまカワイイ』シリーズと同系列に分類される作品です。シチュとしては幼いころに引っ越しを理由に離ればなれになってしまった幼馴染が大学受験をきっかけに再開。実は両想いだったけど、男の子は素直になれずに(幼い頃)いじめていた過去があったのですが、ずーーっとそんな男の子を想い続けていたヒロインからアプローチをかけてなんやかんやでえっちする展開に。その際のやり取りで長年の誤解? も解けて両想いの関係に、というベタベタで甘々なシチュですが、「そうそう、これでいいんだよ」といった作品でおすすめです。 が、本作は表紙とあとがき込みで18Pなので、ちょっと描写が駆け足気味になっている、というところがウィークポイントです。なので、筆者は『俺の幼なじみがあまあまカワイイ』シリーズを優先的におすすめします。
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3
電子書籍
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/17
今後に期待が持てる作家さんと思いますので、是非。
ふじはん先生の初単行本となります。 筆者は偶然FANZAさんの方でポップを目にし、惹かれるものがあって購入したのですが、読むにつれて、何か既視感が…っと思ったら、「作風を変える前のmomi先生に似ているのか」と個人的には腑に落ちました。 momi先生の単行本のレビューにも書いた内容と重複する部分もあるのですが、ふじはん先生の作品群も ・作画は基本的に巨乳かつややコミカルよりのキャラデザが特徴的でとにかく動きにしろ表情にしろ勢いがあります。汁表現も多めの演出となっていますので、総じてリアルよりのエロ漫画が好みのユーザーさん向けというよりは、コミカルでデフォルメの効いた漫画が得意な方向けといったところです。 ・作話については、コメディとエロさが上手い具合に両立できていると思います。基本的には勢いで押し切っているような作風で、コミカルな描写が多めです。このように勢いで押し切る感じのエロ漫画が不得意な方には不向きな面もありますが、やや強引な展開と勢いのあるエロシーン、良好な後読感がセットになっていますので、独特な「軽さ」が素晴らしい作品群となっています。 といったところです。 なのでまとめますと、テンション高めの作話とコミカルよりの作画を上手いとこエロ漫画に落とし込んでおり、「キャラが活き活きとしている」ところが魅力であると思います。また、シチュなどの大枠は多岐に渡りますが、「尾を引かないこと、後読感がよいこと」をかなり重視されている作品と感じましたので、これらの傾向が嗜好に合う方には是非おすすめです。 個人的には、momi先生が作風をがらりと変えてしまったので、上記のような傾向をもったエロ漫画がこの頃不足していたところに本作が発売されたので、ありがたかったです。初の単行本ということですが、目立ったウィークポイントみたいのもありませんでしたし、そもそも「粗さ」そのものが持ち味となっている作家さんと思いますので、今後に期待できるかなーと思います。
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6
同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/16
うーん…感情が迷子になりがちな作品だと思います。
サークル、「さぷりんせす」さんの最新作で、Twitterやpixivなどを経由すればすぐにわかるのですが、烏丸三雲さんという方がディレクションをし、作画は外注されているというオリジナル同人誌となります。 「さぷりんせす」名義のみだと2作程度しか発表していないのですが、他の名義でかなりの数の作品を発表・発売されており、筆者としては下調べが十分でなかったなぁと反省しているしだいです。というのも、個人的には「感情が迷子になりがちな作品」であり、あんまりその手の描写の有無やエロ漫画に感情移入するための材料は不要だよ、という方は大丈夫だと思うのですが、筆者はエロ漫画こそある程度感情移入する必要性がある、という面倒なタイプのユーザーですので、エロ描写自体は〇なのですが、作話が実用性を著しく損う(筆者の場合はです)類のものでしたので、あんまりおすすめはできないかな…と思います。 かなりディスってしまったので良い点を書くと、作画担当のC.ぶち先生による繊細ながらもむちむちした肉感のヒロインによるエロシーンは全体的にとてもよく、作品としての連なりや物語を知らなければ、実用性足りえたと思います。 問題なのは作話部分で『三十路童貞が新卒女子に喰われた話』から連想される、女性上位(しかも相手は年下)の童貞喪失シチュ「だけ」でよくなかったか? というのが正直な感想です。 ややこしいのですが、「彼氏持ちの」年下の女の子に色々と小馬鹿にされ、挑発されつつも、童貞を卒業するという「女の子にリードされて童貞を卒業したい+三十路超えても童貞なのだから、その誹りも受けたい」というやや倒錯的なシチュがメインだと思うのですが、それは作品の3分の1程度で終了し、その後はセフレみたいな関係ですが、しっかりとヒロインに惹かれていて、好意を伝えるもきっぱりと断られてしまう…で終わったらまだよかったと思います。 問題はエピローグで、寿退社し関係が切れたヒロインが1年後、会社に子どもと一緒に挨拶をしにくるのですが、その子どもには主人公の面影が…で終幕です。 !? となってしまったのですが要は、童貞喪失モノ→セフレ(NTR?)→托卵(主人公は全く意図していない)とジャンルがアクロバットに移行しており、正直感情が追い付かない作品だと思います。ので、購入を検討される方はよく考えてからの方がよいかなーと思います。
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18
同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/15
前作が好みな方には、是非おすすめです。
同人サークル「ドットエイト」のさわやか鮫肌先生の同人作品の1つで、オリジナル作品となります。他のユーザー様も挙げられていますが、先生のTwitter上で公開されている作品群と同じ世界観のものとなります。 先生の作品の特徴としては、まずイラストとしては、先生が2次創作でよく扱っている『グ●ブル』と同様にシンプルさと繊細さが同居している類の絵柄です。筆者は古いオタクですので、すぐ過去作の例を持ってきてしまうのですが、『F●T』のような古き良きス●エニファンタジーの絵柄の発展系(『グ●ブル』もそうですが)と分類してよいと思います。 次に作話の傾向としては、基本的には、先生の人柄が出ているのかなぁ…と思うのですが、疲れ切っている男性(ご主人さま)とそんなご主人様に「光照らし、闇をともす」ような、明るく甲斐甲斐しいけもみみメイドさん(キキーモラ)の日常を描いた作品群となります。作話の特徴としては、具体的に描写されることはないのですが、ご主人さまが日々の生活で疲れ切っていることを前提に、キキーモラに支えられ・癒されて、何とか毎日過ごしていることがとても自然に描かれており、おおよそ社会人のオタクが一度は夢見るシチュエーションで、求めている物語が表現されている作品となりますので、Twitterで少し、作風や世界観に触れてみて、嗜好があえば購入を検討されてみてはと思います。 エロについてですが、まずちっぱいに定評のある作家さんですので、そこは了解した方がよいです。その上で、ご主人さまは獣性を発露しているシーンが多めかつ、キキーモラからはそれを受け入れ、肯定的なストロークを繰り返す、というのが一種のテンプレでして、これも男性のオタクだったら一度は夢にみたであろう都合のよすぎる男女の関係で、一種の「よしよしセックス」も作品の特徴の1つです。 本作については、前作が「平日」編だったので、「休日とデート」が主軸になっています。兎角、ご主人さまに甘々なキキーモラが無邪気にはしゃぐ姿も描かれていますので、和みます。が、あえて、オタクの昏い感情に触れるならば、ご主人さまは「帰りたくない」んですよね。そこのところを上手くくみ取って、ちゃんと「帰る」ところまで上手く描写できているのは流石だと思いましたので、気になった方は是非購入を検討されてみては、と考えます。
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2
同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/15
作風や世界観が好みな方は是非。
同人サークル「ドットエイト」のさわやか鮫肌先生の同人作品の1つで、オリジナル作品となります。他のユーザー様も挙げられていますが、先生のTwitter上で公開されている作品群と同じ世界観のものとなります。 先生の作品の特徴としては、まずイラストとしては、先生が2次創作でよく扱っている『グ●ブル』と同様にシンプルさと繊細さが同居している類の絵柄です。筆者は古いオタクですので、すぐ過去作の例を持ってきてしまうのですが、『F●T』のような古き良きス●エニファンタジーの絵柄の発展系(『グ●ブル』もそうですが)と分類してよいと思います。 次に作話の傾向としては、基本的には、先生の人柄が出ているのかなぁ…と思うのですが、疲れ切っている男性(ご主人さま)とそんなご主人様に「光照らし、闇をともす」ような、明るく甲斐甲斐しいけもみみメイドさん(キキーモラ)の日常を描いた作品群となります。作話の特徴としては、具体的に描写されることはないのですが、ご主人さまが日々の生活で疲れ切っていることを前提に、キキーモラに支えられ・癒されて、何とか毎日過ごしていることがとても自然に描かれており、おおよそ社会人のオタクが一度は夢見るシチュエーションで、求めている物語が表現されている作品となりますので、Twitterで少し、作風や世界観に触れてみて、嗜好があえば購入を検討されてみてはと思います。 エロについてですが、まずちっぱいに定評のある作家さんですので、そこは了解した方がよいです。その上で、ご主人さまは獣性を発露しているシーンが多めかつ、キキーモラからはそれを受け入れ、肯定的なストロークを繰り返す、というのが一種のテンプレでして、これも男性のオタクだったら一度は夢にみたであろう都合のよすぎる男女の関係で、一種の「よしよしセックス」も作品の特徴の1つです。 本作については、疲れ切ったご主人さまをおかえりからごはん、よしよしからのお風呂(ここからエロあり)、おやすみまでと、至れり尽くせりの内容となっていますので、現実にくじけそうなオタクのユーザーさん(筆者もその1人です)におすすめの1作となります。
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2
同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/07/15
ベタな展開と甘々なシチュが好みな方におすすめです。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 長くなりましたが、上記の所謂テンプレ的な内容は、本作が初出といってよく、以後の作品のサークルのロゴにも本作のヒロインであるメイドさんが登場します(多分、紅茶とメイドさんというクラシカルなイメージなのでしょう)ので、サークルさんの代表作にして、サークルさんの作風が一番よく表現されている作品だと筆者は考えます。 作品の内容に話を戻すと、無糖紅茶さんの作品は大体タイトル通りでそれ以上な内容は意図的に描かれていないケースが多く、本作も『ジト目メイドさんとラブラブえっち』以上の内容はありません。ジト目メイドのテンプレといってよいクーデレとそのご主人様のお話で、ご主人様のオナニーを目撃したメイドさんが「ご主人様の性処理を行うのもメイドの務め」とかなーり遠まわしにお誘いをして、エッチするという流れになります。後の作品と比較すると、ご主人様がかなり鈍感で、事後にはっきりとメイドさんへの好意を自覚するという流れ(大体両想いなのが発覚してから行為にいたる作話が多い)なのと、主人とメイド・兄妹のような関係・ジト目クーデレちっぱい(作画上はあるようにみえるのですが)などと若干情報が多めなところでしょうか。 兎に角、「無糖」ではない甘々でベタベタなシチュを期待するならばハズレはないと思いますのでおすすめです。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/07/15
サークルさんの作品内では変化球ですが、ベタで甘々が好みの方に。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 長くなりましたが、本作は、作話という意味ではテンプレから外れており、ぶっちゃけた話、ほぼ全編エロシーンです。これに類似した作品は同サークルさんでは、『性欲強めな彼女と禁欲解禁連続射精えっち』が挙げられますので、感情移入のための内容よりもエロシーンを多めにとりたい方、そも、何らかのハードルがある関係性をエロ漫画に求めていないよ、という方にはおすすめです。因みにFANZAさんの販売数では実は一番のセールスを誇る作品が、先に挙げた『性欲強めな彼女と~』となりますので、そちらを先にチェックして、趣味にあったら本作の購入を検討されてみてもよいのではと思います。 本作の話に戻って、シチュの概要なのですが、『彼女と究極のいちゃいちゃえっち』が全てといったところで、「好き」「気持ちいい」を繰り返していちゃつきながらセックスしているカップルのお話ですので、所謂「やおい」に属すると思うのですが、「無糖」ではない、甘々のベタなカップルのお話が、疲れ切った人には沁みると思いますので、是非、手にとってみてはと思います。 最後に『性欲強めな彼女と~』との差別点としては本作は「好き」を連呼しており、いちゃつきに焦点を当てている作品です。逆に先に挙げた作品は「好き」が少なめでセックス描写に特化している作品となります。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/07/05
ベタなシチュが好きな方におすすめです。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 本作についてですが、概ねテンプレ通りです(後述)。無糖先生の作品はタイトル通りの内容であることがほとんどなのですが、今回も『義妹と一晩中お留守番えっち』とほぼ全て語ってくれてます。 一応、シチュについて補足すると、兄は義妹である妹ちゃんに嫌われていると思い込んでいますが、妹ちゃん側からするとむしろ逆で、お兄ちゃんを異性として好意をもっており、性的な魅力も感じるようになっていたため、避けてるようにしていたというのがお話の軸になっています。 ある日の夜、両親が旅行に行っていたので、兄妹二人きりになったのですが、まあ上のような理由があってディスコミュニケーションな状態だったので、お風呂場にて兄の裸を目撃してしまう妹ちゃん。日頃お兄ちゃんでオナっていた妹ちゃんは先の出来事がきっかけで我慢が効かなくなってしまい、夜●いにやってきます。兄も最初こそ戸惑っていましたが、成長した妹ちゃんの性的な魅力に惹かれてしまい行為に耽っていく…みたいなベタベタな感じです。 文章に起こして気づいた点として、無糖先生の作品にしては、妹ちゃんの片想いという点です。エピローグでも「俺と義妹の関係はその後しばらく続いたのだった」と〆ているので、何気に読者に解釈の余地を残している作品ですが、まあ「無糖」ではないですね。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/07/05
シチュはベタベタ、内容は甘々が好みな方に。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 長くなりましたが、本作は、まあテンプレ通りですね。 軽くシチュの概要を説明すると、『友達のようなオタク後輩と泥●えっち』そのまんまな訳ですが、ドルオタ仲間の後輩ちゃんと飲みにいったところ、すごい無防備な様子(本作は男はちゃんと意識してます)。 「私と先輩がそんな関係になる訳ないじゃないですかー」みたいなフラグを立てつつじゃれついていたところ、まあ都合よく挿っちゃいました。ナニコレ気持ちいい→少し醒めて何で私、先輩とえっちを?→全然嫌じゃなかった…というかむしろ好き→両想い発覚からの照れ照れ→辛抱たまらなくなったところで激しいえっち… と文字に起こすとよくわかるのですが、シチュというか作話は本当にベタベタで、内容は甘々です。こんな感じで「無糖」じゃないよねコレ? 甘々だよね? を楽しむのが、無糖先生の作品群の特徴ですので、この手の感情移入しやすい甘々なエロ漫画が好みな方に是非おすすめです。尚、筆者的には上で描いた流れの両想い発覚からが漫画の核となる部分と考えているのですが、本作の場合はこの部分に割いているコマ数が他の作品と比べると少なめなので、ちょっとカタルシスが足りないな? となる方もいらっしゃるかもしれないのでご注意下さい(本編が作品群ほぼ全てで20P前後に納めていることに起因します)。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/07/05
サークル内だとちょっと変化球ですが、基本はいつもの甘々です。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 長くなりましたが、本作は、作話という意味でテンプレから外れており、ぶっちゃけた話、ほぼ全編エロシーンです。 ですが、FANZAさんの販売数では実は一番のセールスを誇る作品でして、サークル様の特徴である、「ある種のハードルを越えたカップルのえっちは感情移入できてエロい」という枠組みが単純に面倒で、エロだけが欲しかったユーザーさんのニーズに応えた結果なのだと思います(またページ数の都合、テンプレ通りの場合、シナリオ重視でもエロ重視でもない中途半端になりがちというのもあるかなと個人的には思います)。 一応、シチュの枠組みは『性欲強めな彼女と禁欲解禁連続射精えっち』というタイトルのまんまなのですが、初めて男を知った彼女の性欲に圧倒された彼氏が、生活の改善を目的に3か月の禁欲生活を実施。禁欲明けの彼女はそれはもうエロエロで、彼氏の方も彼女のエロさを再確認し、行為に耽っていくみたいな感じです。 多分意図的だと思うのですが、無糖先生の作品の場合、行為中も「好き」を連発している漫画が多く、「無糖」ではないですね…というところまでテンプレなのですが、本作の場合は兎角「気持ちいい」の連呼で意図的に「好き」を減らしたんだろうなと思います。先生の絵柄で抜き特化シチュの作品をお求めの方に是非おすすめです。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/07/05
絵柄と作話があえば、是非おすすめです。
同人サークル「無糖紅茶」の無糖紅茶先生の同人作品の1つです。基本的に無糖先生は商業作品および個人依頼は受けないスタンスですので、自発の同人オンリーの作家さんです。 絵柄の特徴としては、 ・童顔よりの目力の強い特徴的なキャラデザ ・上記にも関わらず(特に最近は)グラマラスな体型の場合が多い ことが挙げられると思います。 また、作話の傾向として、大体こんな感じというテンプレがあり、 ・すれ違いや誤解、元々の関係性などで両想いだけど通じ合っていない関係性 ・エッチ前・中に上記の関係性が解消、両想いなのが発覚し、ヒロインが照れに照れる ・その様子をみた男が辛抱ならなくなってどんどん激しいエッチに ・事後はなんやかんやラブラブの2人が描かれてハッピーエンド というシナリオというかエロ漫画としての骨格がしっかりとしており、そこに各作品での設定やシチュを載せている場合が多いです。兎角「両想いだけど通じ合っていない、素直になれていない男女」を描くことに長けている作家さんと考えます。 長くなりましたが、本作の場合はほとんどテンプレ通りの絵柄および作話となっていますので、作家さんの作品の傾向を知るにはちょうどよい1作になっているかなと個人的には思います。 タイトルに書いてありますので、ネタバレも何もないと思うのですが、「自称ビッチ(嘘)の幼馴染」というまあエロ漫画のみならず幼馴染シチュならベタもベタといったところです(それを「上手く描けている」のが素晴らしいのですが)、ヒロインの自称ビッチちゃんは、幼馴染の男の子が性的な意味で自分をみてくれないことを不満に「私ってモテるんだよねー。身体も一度えっちしたら忘れられないくらいよいみたいよー。」みたいなベタベタな嘘をついてます。あんまりにもそれが常態化し過ぎたのか、男がある日ビッチちゃんにえっちして欲しいと頼み、ビッチなんだし激しくしても大丈夫…と行為に耽っているところで嘘が発覚。 なんで嘘をついたの…? という問いへの答えは「あんたの気を引きたかったから」 と、まあ少なくとも「無糖」ではないですね。甘々です。無糖紅茶先生の作品はこの手のハードルを越えた男女の勢いのあるいちゃつきと想いが通じ合ってからのえっちの描写に定評があるので、その手の感情移入がしやすいエロ漫画にが好みな方に是非おすすめです。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/06/28
黒川いづみ先生、どうしたんですか…?
サークル、オーディン(odin)こと黒川いづみ先生の同人の最新作となります。 DMM・FANZAさんのユーザーさんにはお馴染みかもしれませんが、『FLOWER KNIGHT GIRL』や『ガールズシンフォニー:Ec ~新世界少女組曲~』に参加している他、同人活動でも有名な作家さんで、童顔よりの可愛らしいフェイス×大体爆乳で色んなパーツがむちむちという先生の作家性といっても過言ではないキャラデザが秀逸で、それをあまり違和感なく、イラストだけでなく漫画などの媒体で表現できることに定評のある作家さんです。 色んなジャンルで描かれていらっしゃる作家さんですので、一概にこのジャンルの作家さん、みたいなイメージはなかったのですが、『ア●レン』の同人誌や最近の『姉浜』や『姉密』シリーズなどの作品群を拝見するに、お姉さん系(おねショタも含む)のシチュがトレンドなのかしら、と思っていたところに本作が発売されたので、どんな感じか気になって購入してみました。 あとがきに「浮かんだアイデアを詰め込んでみました!」的な内容が書かれていたのですが、ほんわか系の性格でグラマーな女子ととにかくムキムキな男子のカップルを描きたかったらしいのですが、画力の高さが逆に仇になってほとんどの人は萎えるじゃないかなぁ? というのが筆者の率直な感想です。 まず、ムキムキ男子まではよいのですが、先生の世界観(絵柄)はデフォルメかつ誇張された表現が多分に含まれているので、「盛り過ぎだバカ!」レベルに盛られた筋肉が肉体美の表現というよりは、半ばギャグの領域に突入していて、かなりシュールです。次に女の子についてなのですが、ほんわか系のグラマラスで太いけど短めの眉とキャラデザは最高なのですが、フェイスマスク(しかも口だけ露出するやつで後はすっぽりと顔のパーツ全てを覆うタイプ)でのエロシーンが大体6Pほどあり、「どうして渾身のナイスデザインが台無しのエロシーンが全体の半分くらいある(実際に数えたらエロシーンが事後も含めれば15Pでその中の6Pなのですがインパクトが強すぎる…)のですか?」と問いたくなるプラス、やっぱり素顔を見たままエッチしたい! となり、段々とボルテージが上がったところで渾身の「外だし」と、先生の同人誌を知っていればいるほど、「?」と疑問符が浮かぶ内容でした。 購入の判断の一助となれば幸いです。
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同人(二次元)
購入・利用済み
投稿日 : 2021/06/24
続作も含め、総じてシチュに対しての理解と描写がよいです。
同人サークル「くりもも」の準新作の同人作で、続作も発売されてのレビューです。 つかこ先生と言えば、同人サークル「くりもも」の活動で知っているという方も多いのではないかと思います。筆者もそのようなファンの一人で、女性的な感性を男性向けのエロ漫画に反映するという点において、俊逸なものを感じていました。 まず、基本的な作話なのですが、女性側の心理描写などが比較的しっかりしている作品が多い傾向にあります。内容としては、コミカルな展開も多々みられますが、純愛もの一択で、後読感も良好ですので、温かなエロ漫画を求めている方には是非おすすめです。シチュやカプにかなり拘りを持っている作家さんで、本シリーズの題材である「幼なじみ」は大の得意分野といったところで、続作も含め、総じてシチュに対しての理解と描写がよいです。本作については、「後方で見守っていたくなる」ようなそんな微笑ましいカップルのお話です。つかこ先生の作話はえてして、男の子か女の子のどちらかが暴走しがちです(今回は男の子です)がそれでも微笑ましい感じに仕上げる腕前には流石といったところです。 また、つかこ先生の特徴としては、その絵柄が挙げられると思います。DMMさんの古参ゲーム『千年戦争アイギス』でも同様でしたが、肉感の良い女の子を描くことについては、本当に俊逸なものがありますので、是非一読をと思います。また、女性作家さんらしく、全体的に可愛らしい雰囲気の作画で、コミカルな場面でのキャラの崩し方・表情の表現など素晴らしいものがあります。エロシーンでの描写ももちろんのことですが、その他のシーンでも表情がコロコロと変化するので、普通に漫画として読んでも、女の子の可愛らしさに癒されるような感覚があり、とてもおすすめです。 最後に、ファンの方ならば、既にご存知のことかと思いますが、カプへの拘りという点を除けば、商業作と同人作で作品全体の雰囲気があまり変わらないという点も大きなプラスポイントではないかと筆者は考えます。なので、本作が気に入ったユーザーさんは、同人だけでなく、商業の方もチェックしてみてもよいと思います。逆もまた然りで、商業の方で知っていた筆者のようなユーザーさんの場合も基本的な雰囲気は変わりないので、十分に楽しめるのではないかと筆者は考えます。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/06/23
前作が好みだったり、作風があえば是非おすすめです。
同人サークル「くりもも」の最新作で、『俺の幼なじみがあまあまカワイイ』の続きです。最初に本作に対する筆者の感想を述べると、前作では(あとがきなどに書いてありますが)男の子が先走り過ぎで、脱がした後に服を褒めるなど微笑ましい感じだったのですが、くりもも作品としては女の子側の心理描写が少な目だったので、それを補完した内容になっていると感じました。 サークル主である絵師/漫画家である、つかこ先生は同人サークル「くりもも」の活動で知ったという方も多いのではないかと思います。筆者もそのようなファンの一人で、女性的な感性を男性向けのエロ漫画に反映するという点において、俊逸なものを感じていました。 まず、基本的な作話なのですが、女性側の心理描写などが比較的しっかりしている作品が多い傾向にあります。同人の方では、特定のカプに並々ならぬ拘りを感じることが多く、(近年は「幼なじみ」のカップルを描くことに並々ならぬ情熱を向けていると感じます)内容としては、コミカルな展開も多々みられますが、純愛もの一択で、後読感も良好ですので、温かなエロ漫画を求めている方には是非おすすめです。 また、つかこ先生の特徴としては、その絵柄が挙げられると思います。DMMさんの古参ゲームの『千年戦争アイギス』で起用されたときも同様だったのですが、肉感の良い女の子を描くことについては、本当に俊逸なものがありますので、是非一読をと思います。また、女性作家さんらしく、全体的に可愛らしい雰囲気の作画で、コミカルな場面でのキャラの崩し方・表情の表現など素晴らしいものがあります。エロシーンでの描写ももちろんのことですが、その他のシーンでも表情がコロコロと変化するので、普通に漫画として読んでも、女の子の可愛らしさに癒されるような感覚があり、とてもおすすめです。 最後に、ファンの方ならば、既にご存知のことかと思いますが、カプへの拘りという点を除けば、商業作と同人作で作品全体の雰囲気があまり変わらないという点も大きなプラスポイントではないかと筆者は考えます。なので、本作が気に入ったユーザーさんは、同人作だけでなく、商業の方もチェックしてみてもよいと思います。逆もまた然りで、商業の方で知っていたユーザーさんの場合も基本的な雰囲気は変わりないので、十分に楽しめるのではないかと思います。
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同人(二次元)
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投稿日 : 2021/06/21
正直、こんなミカ見とうなかったです…
以前、同シリーズの第1作のレビューを書かせていただいたのですが、ざっとその内容のおさらいもすると、サークル牧野駅さんは基本的に読んでいて、後を引くような作品はなく、NTRをテーマにした、本シリーズにおいても同様となります。 また、NTR好きにとっては雑! と言わざるをえない超展開のシリーズとなりますが、(特に1作目のレビューで)他のレビュアーさんも挙げているように、本作の主役? であるミカ(金髪の娘です)がよい女過ぎ、かつ徹底して「エッチは明るく、楽しく」を守っているので、状況的にはNTR、かつスワッピングなども含むのですが、シチュのジャンルとしては、ハーレムのそれに近いものがあります。なので、NTRとハーレムものの中間でかつ、あまり誰も傷つかない程度のコメディタッチで描かれている本作は、「NTR特有の昏い感情がなく、後読感のよいという稀有なNTR」に仕上がっていると感じました。 というのが本シリーズの今までの感想です。で、筆者は本作も含めてシリーズ全作品を通読しているのですが、ミカのキャラの造けいがかなり秀逸で、ビッチ? でありながら、気立てもよく、ポジティブでお話をけん引してくれるポジションだったので、正直に言うとミカというキャラの魅力に惹かれて読んでいるところがありました。 本作の話に戻すと、今までは基本的にもう一人のヒロインである綾乃(黒髪の娘です)がなんやかんや貧乏くじ的な役割を引いている印象かつ、ミカの素性が謎めいていたので、その帳尻合わせと言わんばかりに、ミカの素性を明かすとともに、いつもは綾乃が引き受けている貧乏くじ的な役割にあてがわれているのですが、ミカが実はJKで…というところまではよいのですが、作話をコメディ寄りに振り切った結果なのか、恐らく読者の予想を悪い意味で裏切るようなかたちで、ミカが「頭お花畑な女」として描かれており、正直な感想を述べると、キャラ崩壊している(ついでに普通に野外というか公衆の場でセックスをおっぱじめたりするので、エロ漫画としての雑さも加速している)ので、「正直、こんなミカ見とうなかったです…」というのが、ミカのキャラクター性に惹かれた読者としての感想です。 一応、本作はシリーズとしては脇道的なポジションにあたり(あとがきより)、次回軌道修正を行うみたいですが、ちょっとついていけないかな…という感じでした。
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36
電子書籍
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投稿日 : 2021/06/20
「意味や理由がない心地よさ」がある、ロリエロ漫画です。
FANZAさんの作品紹介ページ書いてある内容のコピペですが、「ロリ漫画はこういうのがいいんだよ!こういうのが!!嫌がるロリを襲って挿入して気持ちよくイかせる「王道」にまっしぐら!はやけのロリ漫画は僕らのち〇ぽを裏切らない!!」とのことで、本作品の内容は、上記に嘘偽りの無いものとなっています。 「ロリ」というジャンルそのものがそのような傾向があると思いますが、得てして、メッセージ性が強い作品になりがちです。特に退廃的であったり、閉鎖的であったりと基本的にタブーに触れている内容だから仕方ないと思いますが、「タブーにあえて触れている」状態に何らかの意味や理由、メッセージ性を持たせている作品は多く、「ロリ」のジャンルが好みなユーザーさんにはそれらのメッセージ性を読み解いたり、それらの意味や理由を乗り越えての性にある種のカタルシスを覚える方など一言に「ロリ」といっても色々な嗜好があることと思います。筆者もその一人で、基本的には考えながら、感情移入して作品を楽しむ傾向あるの(古くはトノイケダイスケ先生、最近? では、ぽろり先生やいちはや先生がイチオシ)ですが、そんなユーザーの方でもたまには「何も考えずロリで抜きたい」という日もあると思います。 そんなときにおススメなのが、はやけ先生の作品群となります。他のユーザー様のレビューなども参照いただけるとわかりやすいと思うのですが、先生の作品は「基本的に作話は同じ」でキャラとシチュを変えたものの連続となります。傾向としては、 ・男性は基本的に葛藤せず、思考も「ムラムラしたから挿れた」程度で、やっていることは外道のそれですが、悪意はないです。 ・ロリは最初は驚き、嫌がる様子もあるのですが(程よくSっ気を刺激してくれる程度で、可哀そうな感じにはなりませんのでご安心下さい)、なんやかんやで受け入れます。 ・そんな感じで結局いちゃラブセックスをして、よかったねという感じで〆。 といった感じで、何か話が繋がっていなくないか? 都合が良過ぎないか? となるユーザーさんもいらっしゃると思うのですが、ぶっちゃけ内容は「やおい」で、それがはやけ先生の作家性といってよいと思います。が、その意味のなさが逆に普段それらにがんじがらめになっている方には刺さり、「意味や理由がない心地よさ」に繋がっているので、おすすめの1作です。
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10
同人(二次元)
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投稿日 : 2021/06/12
同シリーズが好みの方におすすめです。
『パパのいうことを聞きなさい!』『甘城ブリリアントパーク』などで有名ななかじまゆか先生の同人作品の現時点での最新作となります。 他作のレビューでも述べたのですが、なかじまゆか先生は描いている年代によって、絵柄の変遷のある作家さんで、基本的には、 ・デフォルメが過ぎないの美女/美少女キャラの作画に長けている。 ・瞳の描き方が印象的。 といった特徴を挙げることができると思います。 また、書かれる漫画にも特徴があり、色々なシチュの漫画を描いていらっしゃるのですが、キャラクターが大体、 ・男性が性欲に素直過ぎて、ナチュラルにゲスい。 ・女性が滅茶苦茶流されやすい。 といった特徴があり、これを基にシチュに応じた理由で男性が女性に迫り、大体最初は女性側がいっぱいいっぱいだったり、忌避感があるのですが、なんだかんだで流されてセックスにハマっていくみたいな、「定型」が存在しますので、それらを込みにして考えると、男女の情緒的な交流をエロ漫画に求めている方にはあまりおすすめできません。 長くなりましたが、先に挙げたような内容から、先生の作画が好みだったり(筆者はこのパターンです)、男ってこんなもんでしょ、と言わんばかりに「女ってこんなに気持ちいいんだ」とセックスに耽る姿や、なんやかんやでそれに応じてセックスにハマっていくヒロインに一種のカタルシスを覚える方(何冊か読むと感じるのですが、「人間なんて、そんな大層なものじゃないよ」というある種の諦観がありますので、そのような価値観に共感できる方)におすすめの作品群となります。 本作については、過去作のレビューでも述べたのですが、「定型」通り進んでいるシリーズの最新話で、1~2作目までのヒロインの娘が「数いるヒロインの一人に過ぎないこと」が明確に描写されましたので、筆者的にはちょっと残念な気分です(が、先生の作品群が好きな方にはおすすめです)。加えて、なかじまゆか先生の同人作品ではおそらく最長のシリーズであり、ヒロインの数も最多となると思います(本作で、幼なじみ3人と肉体関係をもったので)。作話としては、今回が関係の「暴露回」で次回が「断罪回」で〆となるっぽいのですが、所謂ハーレムものとなった本作、主人公が1人のヒロインをちゃんと選ぶのか、ぐだぐだと全員で4Pエンドなのか(おそらく後者です)ゆるーく期待して待ってみようと思います。
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10
電子書籍
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投稿日 : 2021/05/03
たかしな浅妃先生のイラストや漫画が好みなら是非。甘々です。
FANZA同人さんの方でも扱っていますが、ベテランの漫画家/イラストレーターのたかしな浅妃先生の同人サークル「純銀星」で発売されたオリジナル同人誌、『幼馴染で恋人の彼女と』シリーズの商業単行本化作品となります。 まず、同人誌の方はまとめ本なら3話収録60ページほどで、大体900円。対して、本作は11話収録で1200円でかつ、今まで、「純銀星」で発売されているどのまとめ本よりも『幼馴染で恋人の彼女と』シリーズの内容を網羅しているため、同シリーズのファンの方ならば購入して損のない内容でありながら、コスパ面でもかなり優良と、アドしかないような作品となっています。 同シリーズの特徴を述べると、兎角甘々です。それこそ砂糖に砂糖をまぶしたかのような甘さです。同時に起伏のない作話ですとか、エロシーンの描写がちょっと淡泊気味、男女の情緒的な描写も薄めといった、エロ漫画を構成する諸々の要素が結構粗く、ユーザーさんによっては、一歩踏み込みが足りない、薄味の作品というマイナスの印象を受ける方も多い作品群ではないかと思います。 簡単に問題点を言ってしまうと、エロ漫画としてキャッチーな要素が薄いので、実用性という意味あいではユーザーさんの嗜好によってはあまりおすすめできない作品ですので、「わかりやすいエロ」を求めているユーザーさんには基本不向きと言えるかなと思います。 ここまでボロクソに言ってしまったのですが、たかしな浅妃先生の可愛らしいキャラデザの幼なじみカップルが擦れずに青さを残したまま、いちゃついたり、盛ったりしているのを延々とみていく作品となります。そこには、メッセージ性はなく、やまなし・おちなし・いみなしの物語が綴られているだけなのですが、「逆にそれがいい」と思える方におすすめの作品と筆者は考えます。 オタクみたいなややこしい人間(自分でもそうですが)はいつでも意味に縛られて、何かと難しく、息苦しく、複雑に物事を考えすぎな傾向にあります。その傾向に縛られる自分に向き合うことはとても重要なこととは思いますが、たまには息抜きも必要だと考えます。ので、「このシチュいいよね。このキャラいいよね。」と素直に推してくれる本作品のような存在がとても有難く感じる瞬間が歳を重ねてから多くなったように感じます。 兎に角、息抜きには最適な1冊ですのでおすすめです。
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2
同人(二次元)
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投稿日 : 2021/04/18
なかじまゆか先生の漫画が好みでシチュがあえば是非おすすめです。
『パパのいうことを聞きなさい!』『甘城ブリリアントパーク』などで有名ななかじまゆか先生の同人作品の現時点での最新作となります。 他作のレビューでも述べたのですが、なかじまゆか先生は描いている年代によって、結構絵柄の変遷のある作家さんですが、基本的には、 ・デフォルメが過ぎない(度合いが低め)の美女/美少女キャラの作画に長けている ・瞳の描き方がすごく印象的 といった特徴を挙げることができるかなと思います。 また、漫画の作話という意味でもかなり特徴があり、色々なシチュの漫画を描いていらっしゃるのですが、キャラクターは大体、 ・男性が性欲に素直過ぎて、ナチュラルにゲスい。 ・女性が滅茶苦茶流されやすい。 といった特徴があり、これを基にシチュに応じた理由で男性が女性に迫り、大体最初は女性側がいっぱいいっぱいだったり、忌避感があるのですが、なんだかんだで流されてセックスにハマっていくみたいな、「定型」が存在しますので、それらを込みにして考えると、男女の情緒的な交流をエロ漫画に求めている方にはあまりおすすめできません。 長くなりましたが、先に挙げたような理由から、先生の作画が好みだったり(筆者はこのパターンです)、男ってこんなもんでしょ、と言わんばかりの女ってこんなに気持ちいいんだと情緒なしにセックスに耽る姿や、なんやかんやでそれに応じてセックスにハマっていくヒロインに一種のカタルシスを覚える方(何冊か読むと感じるのですが、「人間なんて、そんな大層なものじゃないよ」というある種の諦観がありますので、そのような価値観に共感できる方)におすすめの作品群となります。 今回のシチュについては、エロ漫画だとあるある設定だとは思うのですが、男性がとても妊娠させやすい体質で、その才能を買われて、不妊症のお悩みを持つ女性をサポートするビジネスに関わることになる、ということで「人妻」属性アツいのか、同サークルの『人妻幼馴染』シリーズを一歩進めたような内容になっていました。具体的にはボテ腹でのセックスシーンがあるというところが本作の一押しとなっていますので、気になる方は是非。 因みに筆者は医療関係の仕事をやっている人間なので、このようなシチュに下手にリアルさを持ち込まれると萎える性質なのですが、本作は徹底してファンタジーかつ抜き特化なので、助かりました。
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30
アダルトPCゲーム
投稿日 : 2021/04/13
個人的にはSMEEさんの作品の中では最良の作品と思います。
SMEEさんと言えば、独特のギャグとハイテンションな展開で乗り切っていることが多く、あまりシナリオ面では評価はされていない印象が強いかと思います。 また、エロゲーとして人気があった作品と言えば、本作の前作にあたる『フレラバ ~Friend to Lover~』ですので、メーカーさんの活力が一番あった頃の作品をプレイしてみたい方は素直に『フレラバ』がおすすめです。 改めて紹介すると、本作は前作にあたる『フレラバ』が好評を得たことによって製作された作品ですので、世界観が繋がっています。が、流石に前作のような面倒な部類に入るSLGパートはユーザーさんの感触が悪かったと判断したのか(ないしは純粋にコストの問題かもしれませんが)、シンプルな感じになっており、SMEEさん特有のただ受動的な紙芝居エロゲーにはしないといった特徴は継承されていますが、前作に比べるとシステム周りはかなりシンプルになっています。 その上で前作との違いとしては、ただの恋愛モノとしてだけでなく、読み物としてのテーマがあり、読ませる作品となっていますので、良くも悪くもギャグとハイテンションだけで乗り切っていないという意味あいで、筆者はSMEEさんの作品の中で最良の作品と考えています。 特にメインヒロインにあたる「一ノ瀬 空」とヒロインの1人である「篠崎 あゆみ」のシナリオは対比となっていて、「人と人とはわかりあえるのか? 人は人の気持ちを本当に理解できるのか?」という普遍的なテーマについて真摯に応えています。 「篠崎 あゆみ」のシナリオでは無邪気に「わかりあえる、通じあえる」ことを信じているヒロインに主人公が「どうなんだろう。もしわかっていたら、それはうれしいことだけど」と返すシーンがあります。ので、本質的に主人公は「わかりあえる、通じあえる」ことをあまり信じていない人間として描かれています(※鬱要素はないのでご安心下さい)。 対して、「一ノ瀬 空」のシナリオでは「人の気持ちはわからない、だからこそオレたちは恋に仕事に毎日一喜一憂する」→ヒロインが「少しくらいわからない方がきっと楽しいでしょ?」とわかりあえなくとも、通じあえなくともそれが人間であり、よしとしようよ、と主人公の価値観を明確に肯定しているシーンがあり対比となっています。そんな感じで、読み物として面白いので是非おすすめです。
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