俄かAVファンさんのレビュー

夫が泥酔して寝てしまったので、送ってきた夫の部下と不倫する設定から始まって、実は夫は寝ていず、翔吾君との不倫を問い詰めながらストーリーは進行するのだが、同名の篠田ゆうの作品の方が設定も違っていて、落ちなどもあり面白かった。蓮見クレアも好演しているのだが、ストーリーの展開がやや単純。どちらかを見るとすれば篠田ゆうの作品を勧める。妻の浮気を白状させるという修羅場をAV作品にするこのシリーズは見ていて楽しい。勧められるシリーズである。

AVに良くあるパターンで義弟に犯され、そして堕ちる。 さらにはNTR願望のある夫も、義弟との不貞場面に登場しこれからも３人で楽しもう、的な筋立て。 武藤あやかがエロチックではあるが期待外れの映画だった。 画面も美しくないし、男優の台詞回しも今一つ。 全く持って無駄遣いだった。

友田真希なので購入したが、買う必要がなかった。 制作年が古いせいか、画面が小さいし映像も良くない。 縛りは友田真希の他の作品に比べれば全然ダメ、内容も詰まらない。 女体盛・わかめ酒で見せようとしても3文小説以下。あえて酷評します。

美谷朱里さんは知らなかったが10円セールなので購入して見た。買って損はなかったし、10円では申し訳ないのでその他のAVも購入しようと思った。セフレという設定だが朱里さんはスキスキ感が出ていて、「恋人との横浜デートの一日」と思ってみたら良い。よくあるAV（sexと女の裸を見せる物）とは一線を画した素晴らしいドキュメント映画である。こういうAVを世に出した本中さん、今後も良い作品をお願いします。 ドキュメントは真実の映像が王道だし、ドラマでは人間の心情を映像化することが求められる。作品なので作っている場面もあろうが、プライベートに近い朱里さんが見られるのでファンには堪らない作品。チャイナドレスは素敵でした。

AV女優が二人出演しているので贅沢な構成。 個人的には川上奈々美に痴女役をしないでほしいが、川上奈々美に痴女られては拒める男は居ない。 役に成りきって演技できる彼女に賛辞を送る。 個人的に痴女物は好みでないが、AVとしては楽しめる映画。 何よりも川上奈々美の演技が素晴らしい。

貞淑妻に浮気男の夫婦関係はよくあるパターンだが、この映画はその逆。妻に対してやや過干渉気味の夫を疎ましく思いafter5にバー通いの妻をナオが演じている。生活の為に夜のバイトを始めた夫を見て、一時的にバー通いをやめるが、欲求不満のナオは結局バーのマスター（イセどん）に堕ちる。そして最後の落ちーーー。 神宮寺ナオが不貞妻を好演しているし、ながえ監督もさすがの演出。見ていて夫に感情移入してしまったので映画としては成功しているのであろう。いくら不貞妻でも神宮寺ナオなら許してしまうくらいエロイ女を演じているのはさすが。今後も期待している。

山岸逢花が男を飼って性奴隷にしてやりまくる映画。 ドラマ好きな私にはこのAVは評価外。 最近の彼女の路線はセックスドキュメントのようで、この手の作品が多いが、個人的には大変残念。 彼女は演技がうまいので、この路線は早く卒業して、ドラマに沢山出演して、演技をさらに磨いて欲しい。 ファンとしての希望でした。

この映画では竹内有紀が姉を裏切り、義兄と不倫しているのだが、人間であれば身内の姉を裏切る辛さが当然湧いてくる筈であるが、その辺の心情が全く描かれていない。 自分を騙して義兄に走る、その辛さをストーリーの中に表現してほしい。 男にとっても倦怠期とはいえ、妻を裏切って義妹に走る背徳感はある筈でそれを描いて欲しい。 その辺の不足感はあるが竹内有紀の好演に対して満点を付ける。 AVドラマとしても不足感はあるが、中では素晴らしい作品と思う。 個人的には山岸逢花のファンなのでそちらの方を推薦するが、竹内有紀ファンには必見の映画であろう。 最後に、心情を描かなければドラマではない！

川上奈々美・朝霧淨が作り出した世界。AVの域を超えた名作。 女の裸を見せればそれで終わりというAVは飽きた。 セックスに愛が無ければ、動物の交尾と同じだ。 ｓｅｘに至るまでの男女の心の動き、さらにsexをした後の新たに開けた世界、これらを映像にどう描くか。外見からは心の中は見えない、でも人間の心情を映像にどう表現するのか、これが映画の醍醐味だ。 このような作品をもっともっと出して欲しい。「続」になっているが前作とは違うものとして見てほしい。

夫は妻の浮気を疑っているが、妻はその疑いを打ち消すために、浮気セックスの実際を夫とのsexの最中に「妄想」と称して耳元で囁く。 浮気を「妄想」として話すことでsexのスパイスに変化させ、夫の疑いを「妄想」にさせる作戦なのだがーー。 妻にたとえ「妄想」と言われても微に入り細に入り囁かれれば夫は嫉妬に燃える。 映画中では妻の作戦が成功したように描かれるがーーー。 現実味のないフィクションなのだが、藤森里穂の演技が実にエロく、まさにはまり役と言える。AVとしては良く出来た作品と言える。

妻が雑誌社の若い男と浮気をしている。夫は妻の浮気にうすうす気づいて、半ば暴力的にsexを強いる。やがてそれがエスカレートして拘束sexにまで至り、ついには二人が歩いているところに待ち伏せる。 暴力沙汰にはするまいと思いながら、終わりを想像していたら、何と妻が豹変して夫の元へ戻ったのだ。 少なくとも私はこの結末に納得できなかった。 浮気を発見し暴力的に対処すれば女は精神的・肉体的に距離を置いてしまう。妻を愛していて戻って欲しければ、以前にもましてさらに優しくして事に当たらなければならない。離婚せず粘り強く２年間頑張る、それしかない。 AVなので暴力sexがメインだったのかもしれないが、見終わって消化不良が残ってしまった。

母の友人である女性（彩春）がその友人の若い息子と肉体関係になれば、恋愛経験がない息子は本気になってしまうわけで、その時彩春は何を考えたのかが描かれていない。 例えば彩春も本気になって、夫との関係を今後どうするのか思い悩むとか、若い男の体を十分楽しんだのでこれで終わり「しめしめ」と思ったのか。 心情が描かれていない。 ただsexをして、だからどうなのという感じ。 主人公の心の動きを映像でどのように描くが無ければ映画ではない。 見る者を「しょせんAV」と思わせるのでは発展はない。

愛し合っている二人が３年のブランクで再会し、12時間という限られた時間でめくるめくような激しいsexをする映画。 Sexには「愛」という香辛料が必須。ただ女優の裸を見せるだけのAVは早送りだ。 以前ショートヘアだった川上奈々美がロングヘアになり妖艶さが出てきた。もはや胸の小ささなど問題にならない。愛というエッセンスを伴った女の感度が見る者を興奮させる。 川上奈々美が素晴らしい！引退など認めたくないが大女優になって欲しい。 最後に不満なところ、3年間のブランクを埋める「愛」を確かめ合う会話も必要。ただ動物のようにやりまくるだけではどうしても物足りなさをおぼえてしまう。

始まりの会話が年増ぶっているようで自然さがない、と思いながら見ていたら気が付いたらストーリーを追っていた。AVは多くの場合「おかず」なわけだが、そんな事もせずに最後まで見た。Sex中の会話が自然な流れなのでこれはどうしてかと考えてみたら川上奈々美の演技にのめりこんでいるのに気が付いた。いつの間にか川上奈々美に「この言い方でなくてこっちの言い方で」などと考えていたのだ。川上奈々美は童顔＆幼児体型で自分の好みではないと思っていたが、この作品を見て、そんな事を乗り越えてAVを作り出している演技力を思い知らされた。AVにもストーリーが欲しいとずっと思っていたので、もっと朝霧浄＆川上奈々美の作品を見てみようと思った。

不倫の苦しさをテーマにして映画を作ってほしい。 結婚直前に浮気をする花嫁では、フィアンセに対する気持も先が見えている訳で、逢花の暗い今後の結婚生活に想像が行ってストーリーに入れない。 設定を結婚式の前の3日間にしたのが失敗。 やっぱりお互いが結婚していて、それぞれが相手を裏切って、それでもお互いが愛し合っている、その苦しさに身を焦がす設定にしてほしい。 苦しさの中で愛し合って、sexをする、その心理描写が無ければ不倫映画としてはつまらない。AVといえどもsexだけでなく人間を描く制作をしてほしい。

両親の不在時に、妹に「愛しているから良いだろう」などと適当なことを言って結局セックスするというストーリー的には何もないAV。見どころはデビューしてまだ1年経たない神宮司ナオを見る事。感じている様が実に男をそそる。セックス経験の少ない初心な女とのセックスを想起させるので神宮司ナオファンには堪らぬ１作。

母親役の女優が出演していてドラマとしての意欲を感じる。しかし母としての演技が残念。 一方デビュー翌年の神宮司ナオはこの頃でも才能が十分に発揮されている。是非ご覧あれ。 　進学を進める時の先生とデリヘルでの再会時の男との人格的落差が作りすぎ。小沢トオルの演技は配役としてはふざけた感じが否めない。ヒトとしての苦しさを演技してほしい。 妻が家を出てセックスが出来ないが、男としては溜まったはけ口で止むを得ずデリヘルを頼み、かっての教え子に再会するという設定にして、先生（一方では男）としての苦しさを表現してほしかった。 神宮司ナオも先生として尊敬していたし、男も良い先生だったのだから、今のお互いの境遇を話し合い理解しあって、やがて愛し合ってゆくドラマとすれば、意欲作も十分に生きたであろうと想像する。先生をその日暮らしまで落とす必要はない。 だがこの設定では「オナニーを見せろ」とは言えないかな。