七紳士さんのレビュー

平凡なテンプレートを紗倉まなさんのアドリブとビジュアルでカバー出来た、という印象でした。 キスをタブーにしていたので後半のクライマックスへの伏線なのかと思いましたが、割と中盤で強引にキスされてしまい肩透かし。 ですが、そのシーンでまなさんから激しめのキスを返すような演技があり、あそこはアドリブなのかなと。なんか妙にエロかったです。 （そもそもどこまで台本で演技指導されてるかは分かりませんけど） 作品中の男性看護師の微妙な表情の差し込みは、結局「好きな人の性行治療を見てられない」という、また無駄なドキュメンタリー風味を入れてきたなと思ったんですが、それなら最後のクライマックスはもっと快楽堕ちを表現して、あの看護師役の男性を巻き込むくらいが良かったんじゃないですかねぇ。 このシリーズのいけないところは、ラストシーンが快楽堕ちなのか、激しめの性行治療なのか、はっきり描かないところですよ。 この作品だけでなく、シリーズ全体でそこが中途半端な作品になってる最大の要因かと。 本作はまなさんの演技やビジュアルがよく、ランジェリーをあそこまでエロくみせるのはすごいなと思いました。 作り手のレベルが伴ったら名作が生まれると思います。

スワッピングものって乱交と区別できてない作品多い気がする。 ストーリーも背景もないただの乱交もの。 ちゃんと描けてるスワッピングものは本当に少ない。

「看護学生限定」という設定ならさすがにナースキャップはリアリティ無さすぎでしょ。 もちろん設定なのは分かれど、せめてもうちょいリアリティを求めて欲しい。

月雲さんが一番映えるのはやっぱ甘サドの痴女系ですね。 本当に何十年に1人いるかいないか、くらいの天才なので、そっち系の作品で無双していただきたい。

このシリーズのテンプレートは予定調和の堕ちにクレクレ人格豹変パターンなので好みではないですが、根尾あかりさんの表情演技に期待の購入。 でも途中で脱落でした。やっぱり捜査官組織の中での出来事というストーリ的な違和感もあって、女優さんの魅力ではカバーし切れなかった。

意外とこういう普通の夫婦の妊活モノって少ない気がするんだが、需要はあると思う。 妊活しようって宣言も芝居もなく、普通の夫婦生活の一部を切り取ったようなドキュメンタリータッチになっているのだが、AVとしての誇張がなく、その分リアリティを感じた。 この夫婦仲悪いのか？少なくとも奥さん（三葉さん）は旦那との夫婦生活がつまらないのか？と感じるようなツンツンぶりで、じゃあセックスでデレるかというとそうではなく、基本クールな三葉さん。 なんかそのある種の緊張感が、画面上に上品なエロさを纏わせて、とにかくもう三葉さんのビジュアルが限界突破。 表情があまりにも美しすぎて、それだけでもこの作品を名作たらしめるほどの綺麗さである。 何度も楽しむ作品ではなく、三葉さんの神々しいビジュとクールさを味わって余韻に浸りたくなる作品。

冒頭からのあまりに都合のいい、現実離れしたストーリー展開に不安しかなかったが、作品的には女優さんのエロさで十分見応えありました。 男優が「◯◯と言え」という煽りが多様されているけど、あれは不要だったなぁ。 内容がしょうもないし、これだけエロいあおさんならば、ご本人から自然に出るような形にした方が視聴者はよほど興奮出来たと思う。 男優の本発射は最後に取っておいたので、その前2シーンは中出し演出。 これも、最初はあおさんが拒んだり、2度目は淫語で盛り上げたり、中出しがストーリーを盛り上げていたので、最後もそれは踏襲した方が作品としては良かった気がします。 途中の、旦那役の男優へのフェラ抜きも色気抜群。 それにしてもストーリーものになると、何で大体の作品が一人の男優としかSEXしないんでしょうね。 ストーリーによってはいろんな役の男優と絡めた方が面白くなる作品いっぱいあると思うんですが。

めっちゃ観たいんだが苦手な男優が出演で断念。 本当に男優の顔ぶれってほぼ固定だよね、人手不足が深刻なのか。。 見る側からしたら女優の邪魔にならない男優が一番なのだけど。 次作も同様に出演されちゃってるので、もうイメージビデオに走るしかない。 女優さんはかなりいいので、男優や作品のバリエーションが増えてくれることを切に願う。 男優固定化すると好きな女優さんの作品観れなくなるので観る側からすると、それも考えて欲しいものです。

このシリーズにハマるきっかけになったのが、青空ひかりさんの前作。 続編ということで期待して購入しましたけど、個人的に残念でした。 結婚したという背景があり、旦那がいる身で仕事とは言え、性行為をしなければいけないという背徳的設定がまるで活かされてない。 夫婦の苦悩が会話だけで進行しているが、いきなり出てきた夫婦設定に感情移入は難しく、無駄にドキュメンタリー調にしているけど何の感情的伏線にもなってない。 夫婦の営みとの対比を使うとか、もうちょっと考えて欲しいところ。 結婚した後も、治療という建前ながら快楽に耽ってしまうのがコンセプトなのかと思いましたが、それまで仕事としての姿勢を崩さなかったひかりさんが、ラストで急にスイッチが入ったようにイキ始めるのも台本感。 イキっぷりも前作より中途半端になっているし、ここも夫婦の苦悩からのコントラストをもっと表現して欲しかった。 そもそも患者が総じて乱暴なアプローチでとにかく画面が慌ただしい。 うおーっ、落ち着いてーの繰り返しで何度もおなじようなシーンが続く。 いくらでも盛り上がりを作れそうな設定なのに、本当にただ乱暴者にやられているだけ、それだけの作品という印象でした。

シリーズ7部作（続きはあるのか？）のうち、2と4、真田さんメイン作は特に良い。 逆に、3、5はどうしてかやや間延びしているというか、ちょっと中途半端な印象。 真田さん回は2の時点でかなりいい出来でしたが、続編の本作も、主人公の葛藤と堕ちが見事に描かれていました。 ちょっと演出のバリエーションを広げ過ぎて、それはどうなの？という描写もあるにはあるけど。 ラストシーン、モノローグでもう視聴者の期待を煽る煽る。 ただ、ちょっと惜しかったのは、モノローグの堕ちっぷりと実際の堕ちっぷりがやや温度差を感じた。 モノローグからすると、自ら求めてしまうくらいの堕ちを見せてくれても良かったかな。 カメラワークも少し残念ではありました。

シリーズ7を観て、続きものと知り、2の本作を購入。 まぁ単体として見てもすごく良かったと思うけど、7を観てからだといろいろ「そういうことね」という部分があってより楽しめた。 この監督さんの描くエロスは、ビジュアル面でも設定面でも、セリフなんかでも楽しませてくれるけど、シリーズものとなるとさらに興奮ポイントも多くなります。 まぁとにかく女優さんも十分過ぎるほどエロいのだが、それを最大限に引き出す演出がもうたまらない。 3〜6も観ないとですねぇ。

タイトルに7と冠されているけど、ストーリーというか世界線が繋がってとは知らなかった。 なので、今少しずつシリーズ1、2を購入して観ていってる。 それくらいにこの監督さんの作品はハズレがほぼない。 盛り上がるポイントを細部まで理解してるなぁっていつも思う。 本作もモノローグがいい感じに効いてて、最後もうひと盛り上がり欲しいという気もするけど、とてもエロい仕上がりになってました。 シリーズ全作観ることになるでしょうね。

独特の雰囲気を持つ女優さん 作品自体は他メーカーのシリーズのテンプレートそのままなので展開は読めるけど、 序盤の、子供を望む奥さんの演技がとても自然で感情移入させられた。 そんな素朴な若奥様が、治療と称したセラピストとのセックスでイキまくってしまうのが作品自体のコンセプトでそれはいいんだけど、最後に旦那を捨ててそのセラピストのところに行ってしまうのが作りとしては安易だなと思う。 メイクまで変えてそこを強調したいこだわりは感じるけど、きちんと貞操観念を持った奥様が、その時だけイキまくってしまう、の方が興奮度高くないですかね。 だって「あなた、ごめんなさい、イク！」てあれだけ言ってる訳だし。 ラストのイキまくりセックスで、旦那が見てる時にキスシーンがなかったりするのももう一つだなぁと思った。 ラストシーンが残念なのと、作り込みが甘い点が惜しい、本当に惜しい。

早くもシリーズ4作目、 今回は前作と世界線が繋がってるような描写があるが、もちろん前作の女優さんが出てくるわけでもなく、ストーリー的に何の意味もないのが残念。 序盤のセリフや演出にその後の伏線感がめっちゃ漂っていたのだけど、 終わりまで観てみるとこれまた伏線でも何でもない。 期待感煽っといて肩透かしでした。 結局、シリーズで踏襲したテンプレート展開でした。 ただ、新井リマさんの捜査官、というかラバースーツエロスが想像以上に良くて破壊力抜群。見どころは一点、このリマさんのビジュアルのみ。 本当に序盤から、うまくすれば傑作になってたような演出が多分にあったのに、 何一つ活かされずにリマさんのエロスだけに頼った作品になったのは勿体無い。 最初は覆面男にとっ捕まり、セックス。 最初なのに、媚薬も登場していないのに、リマ捜査官はまんざらでもない反応。 理性を保ちながらも弱々しく喘ぐ姿は本作では一番良かったかも。 次にひたすら乳首責め。媚薬投入。ここもビジュアルは輝いてました。 ただ、責めだけで終わっちゃう。勿体無い。ここ最高に勿体無い。 次は序盤でとっ捕まえた男のフェラ抜きと裏切り者とのセックス。 この序盤でとっ捕まえた男をフェラのみで終わらせてしまうあたりが、つまらんなぁと。 しかも超絶似合っていたラバースーツをこのシーンから無くしてしまった。 裏切り者セックスでは「ついに言ったな、イクと」って煽りがあるんだけど、 いや、その前に言ってたよ？と思わず突っ込む。 ラストは大嫌いな人格豹変パターン。 というふうに作りは全体的に雑。 リマさんのビジュが素晴らしかったので、本当に惜しい。 最後はこれまた何が描きたいのかわからんエピローグ。 次作もあると思うけど、素敵な女優さん起用してるシリーズなので、もうちょっと作り込んで欲しいな。 リマさんにはまた捜査官モノやって欲しい。