絶対零度さんのレビュー

「桜朱音スペシャル」というよりかは「桜朱音がスペシャル」なのだ。とにかく、「可愛い」。「可愛い」という言葉をＡＶ女優に対して使い飽きたオレですら、思わず「可愛い」と書いてしまうくらいである。なにがそんなに「可愛い」のかというと、やっぱり、その「笑顔」である。「桜朱音＝笑顔」というイメージしか浮かんでこない。「セクシー」というよりも「エロカワイイ」のだ。その上、おっぱいも大きいんだから、これ以上なにを望むというのか。

アイエナジーの紅月ルナ作品には「ハイパースレスレモザイク」と「ウルトラスレスレモザイク」の二つがあってすごい紛らわしい。もっともどっちを選んでも結果は「同じ」である。紅月ルナこそ、ＡＶ界屈指の「いい女」なのだから。ただ、今回は「受けのセックス」が多いせいか、いつもより「大人しめ」の印象を受ける。というか、「だいぶ大人しめ」。やっぱり、彼女はあの「しゃべくり」があってナンボ。紅月ルナはもっともっとエロいはずだ。

ジャケットのインパクトはおそらくＡＶ界でもナンバーワンの「黒人とロリータのアナル交尾シリーズ」。「巨漢の黒人」と「ロリータ少女」を組み合わせた時点ですでにすごいが、なんと「２穴ＦＵＣＫ」である。これを考えた人はほとんど「神」。このシチュエーションはどう考えても「大人と子供」にしか見えない。ただ、今回は主演の「大原めぐ」自体に魅力がないせいか、思ったよりも興奮できず。さすがに「シチュエーション」だけでは限界がある。それでもこの作品のコンセプトは非常に素晴らしいといえる。

アダルトビデオメーカーから「着エロ」デビュー、マ○コ以外のほぼすべてを「解禁」しつつ、本作では「擬似本番」にチャレンジ。その後、共演者の桃瀬えみるはＡＶデビューを果たす。これだけの「お膳立て」がそろっておきながら、「琴乃」はいまだに「現役アイドル」のままである。これは「奇跡」といってもいい。おそらく、ＡＶデビューの話はいくらでもあったはずだ。ＡＶ女優になりそうでならないギリギリの着エロアイドル。それが「琴乃」である。そんな彼女の「セックスシーン」が観れる現在のところ唯一の作品がこれである。「挿入」はなくても、「乳揉み」はガチ。あとは想像力で補完するべし。

ＡＶ版「モー○ング娘。」を狙ったと思われるこの企画。集まったのはルックスもボディーも微妙な１２人の「名もなき企画女優」たち。「モー娘」というよりかは、その後ろで踊ってる「バックダンサー」レベル。エッチなゲームで徐々に脱いでいくと思いきや、初めからマ○コ全開、やる気マンマン。なんかＡＶショップのワゴンで３００円くらいで売ってそうな安っぽい「企画女優のオムニバス盤」といったところか。もっとも１２人もいればさすがに１人くらいは好みの女がいるかもしれない。それにしても安易な企画である。

素人人妻限定のナンパシリーズ第４弾。まずは横浜在住の妊婦「由江」。２８歳で「二児（＋胎児）の母」である。その地味なルックスからは想像もつかないほどのセックスアニマル。妊娠中でも構わずに中出しＦＵＣＫ。「だめ～、妊娠しちゃ～う」「もうしてるでしょ！」という会話が笑える。お次は、結婚４年目で早くもセックスレスの巨乳妻「ゆみ」。こんなボインボインな体の若妻がいて「エッチはご無沙汰」というのはちょっとムリがある。いくら「仕込み」といえどもある程度のリアリティーは必要。とはいえ、セックスシーンのエロさは抜群。人妻シロウトシリーズの中では文句ナシの傑作である。

キュートなルックスの美巨乳アイドル「森原リコ」に４０人のザーメンをぶっかけるというナイスな企画。デビュー５本目にして早くも「チ○ポ２０人抜き」の快挙を達成する。挙句の果てに、「墓地で放尿」という暴挙に出るリコ嬢。なんというバチあたりな・・・。その後もスタッフの「いいなり」になって、ぶっかけ、６Ｐと「やられたい放題」。この「主体性のなさ」が森原リコである。こんなにかわいくて、こんなに胸が大きくて、こんなに従順な女の子は滅多にいない。男にとってはまさに「理想のセックスフレンド」である。

人気ＡＶ女優の「星りょう」が本格的ＡＶドラマに挑戦する。加藤鷹演じる「中年小説家」と星りょう演じる「美人アシスタント」が紡ぎ出すダークな肉欲の世界。星りょうは、ＡＶ女優にしては珍しく「ただならぬ雰囲気」のある人である。なにがどう「ただならない」のかは分からないが、とにかく、ユーザーをぐ～っと画面に惹きつけるような「強い引力」があるのだ。あるいは、そこらへんが「人気の秘密」なのかもしれない。

まるで「某スナック菓子」（じゃ○りこ）のようなタイトルである。これが「ハメ撮り」の宿命なのか、とにかく、映ってるのは「顔」と「マ○コ」ばっかりである。これでは、彼女の最大の武器である「美巨乳」も泣いている。それだけに撮影者のテンションの高さが余計ムカついてくる。「ハメ撮り＝気持ちいいのは本人だけ」。それでも森原リコ自体は非常に素晴らしい女優である。要は「撮り方」の問題なのだ。

なんの変哲もないただの「ナンパモノ」である。女をひっかけて、脱がして、ヤるだけ。まさに「消耗品としてのＡＶ」そのもの。それでもこの作品を観る気になったのは、オレの地元が「大宮」だからである。自分がいつも遊んでいる場所で女がハメられてるのを観るのは単純に興奮する。ただ、他県に住んでるＡＶファンにとってみればただの「駄作」。つまり、これは大宮と町田のＡＶファン限定の「ご当地ＡＶ」なのだ。

桃太郎映像の傑作アナルシリーズ「ディープインサイドホール」の第１８弾。洋物ＡＶでは「あたりまえ」のアナルＦＵＣＫも日本ではまだまだ「変態プレイ」のカテゴリーに属する。それでも穴があったらどんな穴にでも入れてみたくなるのが人情（？）というモンだ。３人の女優の中でも「上野ゆり」がとにかくズバ抜けている。美少女のぱっくり開いたアナルに男優のチ○ポが深々と突き刺さっていくシーンは、神がかり的なエロさである。上野ゆりは「乱交モノ」でもよく見かけるが、その清楚なルックスとセックス時のド変態ぶりとのギャップが最高。

タヌキ顔の現役保母さん「みずほ」がソープモノに挑戦。正直、「万人向けのルックス」とは言い難いが、見慣れてくると、徐々にじわじわとハマっていく。それよりも彼女の魅力は、その「おっぱい」に尽きる。白くて、タプタプしてて、実に「柔らかそう」なのだ。まさにたわわに実った「最高級の果実」。ただ、典型的な「受け身体質」で、責めの演技もド下手。本人は責めてるつもりでも、ユーザーの目には「責められてる」ようにしか見えない。これではまるで某メーカーの「逆ソープ天国」である。

アリスＪＡＰＡＮの人気企画「猥褻モデル」の「麻美ゆま編」。唐突に始まるレ●プシーンと、撮影後の「おつかれさまで～す」という軽いノリとのギャップが笑える。撮影まえの打ち合わせ風景など「楽屋ネタ」がやたら多くて、いつもと違う「素の麻美ゆま」が見れる。まるでスタッフとして現場に立ち会っているかのようなアットホームな作品。全体的な構成はグダグダだけど、ところどころに素顔の彼女が顔を覗かせている良作。

名匠ヒッチコックの映画に「鳥」という作品がある。「１羽の鳥」を見てもなんとも思わないが、それが「数百羽」集まると、人は「恐れ」を感じるようになる。いわゆる「巨大量の恐怖」である。５００人のセックスを俯瞰でとらえた映像は、まさに「地面をのたうちまわる虫の大群」。ここまで来るとさすがに「気持ち悪く」なってくる。それでもＡＶ史上初の「５００人ＳＥＸ」という「偉業」は、素直に評価したい。エロいかキモいかなんて、実際にやってみないと分からないわけで。良くも悪くもここまで「金にモノをいわせた企画」ができるようになったということは、ＳＯＤはもはや万人が認める「メジャー企業」である。