絶対零度さんのレビュー

「平成生まれのＡＶ女優」として鳴り物入りでデビューした彼女ではあるが、その後、同じく「平成生まれ」を名乗る女優が続々とデビューして、さすがに当初の「プレミア感」は薄れつつある。もっとも、そんんな大勢の「平成組」の中でも佐山愛の「１８Ｂｏｉｎ（１８歳のデカパイ）」はやっぱり群を抜いている。メイクや髪形もデビュー作に比べてどことなく「大人っぽく」なっており、「かわいい」雰囲気の中にも時折「美しさ」を感じさせる。それでも１８歳のはちきれんばかりの「ムチムチの肉体」は「昭和生まれのＡＶ女優」にはない彼女達の「最大の武器」である。とにかく、シャワーシーンの「お湯の弾き方」が違うのだ。やっぱり、ボインは、若い子に限る。

元祖アキバ系アイドル「きこうでんみさ」のＡＶデビュー第２弾。本編に入るまえにちゃんと「前回のあらすじ」があるのは、メーカー側がいかに「きこうでんみさ」というキャラクターを理解しているのかという証拠である。賛否両論はあると思うが、少なくとも「アキバ系なつくり」に徹しているのは見事。相変わらずの「勃起乳首」と「ひくひくアナル」はまさに「卑猥」の一言に尽きる。キャラクター的に「ロリータ」のイメージが強いが、黙ってチ○ポは咥えている時はさすがに「普通の大人」である。そこらへんのギャップも彼女の魅力。なにげにアクロバティックな体位を軽々とこなしているのも注目である。

早○田大学出身の現役バレーボール選手「岡本渚」のＡＶデビュー作。もっとも、すでに「渚」名義で数本のＡＶに出演しているため、正確に言うと、「芸名を変えての再デビュー」である。ここ数年の女子バレー選手のアイドル的な人気を考えると、この「キャラチェンジ」は大成功といえる。「ただの大女のセックス」と「現役女子バレー選手のセックス」とでは観る側のテンションもだいぶ違ってくる。「全裸でのトレーニングシーン」などメーカー側も「女子スポーツ選手フェチ」のツボをよく分かっている。そして、ユニフォーム姿で神聖なコートでチ○ポを突っ込まれている時のなんともいえない表情がたまらない。とにかく高身長なので犯●れてる姿もダイナミックである。

地上波への出演経験もある元グラビアアイドル「広田さくら」のＡＶデビュー第２弾。同一番組からデビューした４人組の中では一番地味ではあるが、よくいえば一番「自然体」の美少女である。「萌え系タレント」出身でありながらお世辞にも「メイド服が似合ってない」あたりは、かえって素人っぽいエロさを感じる。顔の印象としてはちょっと宮崎あ○いにも似ている。純朴系のＡＶ女優。今後は「いじめられっ子路線」に移行すれば、ブレイクする予感。もっとも、存在感の薄さでフェードアウトする危険も常に付きまとっている。

「本場アメリカンポルノの決定版」という触れ込みと「ＰＡＲＡＤＩＳＥ（楽園）」というタイトルに否が応でも期待は高まる。そして、出演者のクレジットの先頭にはあのポルノの女王「ジェナ・ジェイムソン」である。冒頭で「パラダイス」の支配人がこれから始まる性の宴が「かつてない快楽」を保証する事を宣言する。そして、ゲスト全員の自己紹介が終わるとさっそく「終わりなきセックスパーティー」が幕を開けるのだった。もっとも、性の楽園は「巨大なモザイク」という壁の向こう側に隠れて、その「一部」しか見えない。ユーザーが味わうのは「快楽」ではなく、「日本でモザイクのかかってる洋ピンを見る事の虚しさ」である。合掌。

マックスエーの人気コスプレ企画「ようこそMaxcafeへ！」の「あいか瞬編」。「Ｇカップ８頭身」という大々的な触れ込みでデビューした割には、これまでどうしても「良い作品」に恵まれてこなかった彼女。マックスエーの看板作品への出演で巻き返しをはかるが、やっぱり、「フツーのコスプレファック」の感は否めないのである。相変わらず「息を飲むような美巨乳」は健在なのだが・・・。彼女が悪いのか、スタッフが悪いのか、その両方か。この「Ｇカップ８頭身」を極限まで生かしてくれる作品はこの先現れるのだろうか？

Ｇカップで８頭身という「悩殺パーフェクトボディ」の持ち主「あいか瞬」のＡＶデビュー作。「８頭身」と呼ぶにはちょっと「顔が大きい」ような気もするが、それ以上に「胸が大きい」ので、細かい事は気にしないでおく。とにかく、見るだけで「テンションの上がるおっぱい」である。月並な表現で恐縮だが、まさに「日本人離れしたボディー」。ただ、せっかくのデビュー作なのに、まるで「デビュー５本目」といった感じの淡々とした展開で次から次へとセックスをこなしていくのはいただけない。デビュー作と言われないと分らないくらいの非常に「もったいないデビュー作」。

「悩殺パーフェクトボディ」とはよく言ったものである。グラビアの撮影スタッフに扮した男優達があいか瞬の「エッチな裸」を見て、「もう我慢できねえよ」と吐き捨てるシーンがあるのだが、それはビデオを観ているこちら側も同じ気持ちである。ＡＶ女優というのは本来「我慢できない体」の持ち主であるべきだ。冒頭のヌード撮影シーンで、男優達がヤリたい気持ちを必死に抑えているのは、演技ばかりではなく、ある程度は「心の叫び」でもあったはずである。ただ、「解体新書」という割には彼女の魅力を徹底解剖するには遠く及ばず、中途半端なレ●プものになってしまったのは残念である。女優は文句ナシ。