TA-KUMAさんのレビュー

まずは、美谷朱里さんの名演を、惜しみ無く称賛します。 前作と能力の設定・おじさんの主義と主張が変更された為に、良くなった点と悪くなった点が発生してしまい、この展開と終わり方だと好みの差で分かれてしまいますね。 最初の入れ替わり後の自慰・２回目の入れ替わり後の戻りながらの交わり・３回目の入れ替わりをネタにした強要とシャワー交わりと再戦失敗・彼氏との入れ替わり交わり。 前作と異なり回数制限が無くなり、興奮の度合いで解除するリスクという面白さになったゆえに盛り上がりも興奮もスムーズに高まるものの、おじさんの主義と主張が”快楽”になった為に、女をものにするゲスな良さは失せた為に３回目の再戦失敗の展開の残念さとラストの彼氏との交わりの別のフェチ感になったのは残念。

制作のＰと監督が、どんな作品を撮りたかったのか？ということに尽きますね。 冒頭の看護師の設定から、看護師のエロ体験談とでもなるのかと思いきや、難儀な患者の退院促しという業務にエロ痴女看護師として見事な対応を見せ、パンツ泥棒な扱いに困る経歴の研修医に変態度の高い”いじめ”で改心させ再出発させるという素晴らしいエロ痴女看護師ぶりを見せつつ、意外と正論で諭し役柄に好感を抱いたのも束の間、無関係な男を痴女ってしまい、退院させた患者・改心させた研修医と”同じ穴の狢”になってしまうのは残念(方法は別にしてある意味”正義の味方”で終わって欲しかった)。 ラストの友田さんの悪行をネタに院長が退職を迫る話を耳にし、院長に爽快な主義主張でやり返すのだが、ネタそのものは無関係の男に手を出した画像なので”盗撮”と言われて怯む状況に理解が苦しむ。 院長との取引もエロ痴女として展開されるので、前半までのキャラと趣が異なり、興奮も変わる。 そして、エンディングで後半での結果は、明確に明示されず、次作を匂わせて終了。 何と言うか…非常に惜しい。 前半の病院ドラマ的な良さを好感の持てるエロ痴女看護師として巧く表現していたのですが、後半の痴女行為ならびに、それをネタに退職させようとする院長への無理のある取引で、役柄の好感度が落ちてしまったのと、痴女と看護師という２つのフェチがコラボしたための興奮こそが、この作品の肝ゆえに、ラストシーンで死守出来なかったのは痛恨。 無関係の男への痴女行為は以前の勤務先での事(現在は改心した設定)にしインサート的に、院長がそれをネタに退職させようと画策する所を録音・録画し、後日、院長に看護師姿で呼び出され、退職を迫られた際に取引とエロ痴女看護師としてのお仕置きをかまして、次作を匂わすエンディングなら、あくまでも友田看護師長が人間味溢れるエロ痴女看護師として描かれ、スッキリと終われた気がします。 本当に友田さんのエロ痴女看護師は、素晴らしくエロかったので、作品全体で楽しめなかったのは無念です。

弥生みづきと稲場るかというキャスティングに、この設定とシチュエーションでは、脚本と演出に苦労したのだろうという気持ちに。 強気な外身に純な姿を秘めたみづき、百合でみづきを好きだがねじ曲がった性倫理を持つるか、みづきに好かれるが好きなのはるかな主人公が、部の存続のために文化祭の出し物を巡ってハチャメチャ展開。 ある種の面白みで楽しくはあったが、るかのキャラが掴みにくいのと、みづきの初体験からの変貌ぶりが急過ぎるのと、ゴム姦を貫いて来たがゆえに中出しの唐突さに戸惑いが否めないなど、元々の設定とシチュエーションとキャラ立てと女優タイプというバランスの難しさに加えて、登場人物が至る境地と盛り込むプレイのバランスが合わない(ラストシーンの境地に至るには、もっと区切りのシーンが必要だったかと)ので、逆に演出不足な気もしてしまう。 また、女優二人を登場させ、同時に相手させるというシチュエーションになると、女優二人の役柄の変態度やこじらせ加減が同じでないと片方に食われてしまう…今作では、るかのキャラ立てが強く、みづきのキャラを食ってしまい、みづきが対抗するために変貌ぶりが強まったという感じでしょうか。 恋愛の趣とエロの追究のアンバランスさが目立ってしまい残念です。

夢のコラボ作品な訳ですが…この組み合わせの段階で不安を感じていましたが、想定通りの出来映えとなった感じです。 設定で言えば、Ｐならびに監督は、”義妹”でなく”実妹”とするということは”禁忌”を演出に盛り込むという挑戦をする宣言をすること(義妹ではいけない理由はありませんし)なので、どれだけこだわったかと思えば、あっさり過ぎて”禁忌”による背徳感はありませんでした。 次に、”二人の妹”が長年居るとなると、妹ごとに甘え方というのは違いが出ます。 特に、この二人の様に容姿・性格的に差異がある場合は、顕著に。 その上で、妹らしさは二階堂夢より桃尻かなめの方がリアリティは高いため、前半の展開だとすると少なくとも桃尻かなめに心が揺らぐ。 各々のヤるシーンに介入してくる展開はさておき。 翌日の妹二人の手を組んだ理由の描写もなく、あれだけ出し抜こうとしてたことを踏まえれば、その解釈を視聴者に丸投げするのも強引だし、妹二人が制服で居る理由の描写もない不自然さも踏まえると、”雑さ”は目立つ。 妹二人の連係による良さ・兄が二人を同時に相手する良さは、プレイから感じるには足りない。 そして、エンディングの”雑さ”は言うまでもないでしょう。 どうにも”妹二人”という演出を優先した結果、タイプの違う女優を同じ枠で納めようとしたために、二階堂夢の魅力は出しきれず、桃尻かなめの魅力はシチュエーションに合ってるため増しているという状態で終わり、異なる魅力の妹に攻められる兄というコンセプトは活かしきれなかったと残念に思います。

この女優さんの場合…エッチそのものは好きなのでしょうが、多分、この売りとは異なるかもしれませんね。 エッチが好きなのか、エッチな雰囲気が好きなのか、どちらかといわれるとエッチな雰囲気が好きな方なのではないかと。 承認欲求に近い、求められることが好きな方の様な感じを受けますね。 それがあからさまなのがエッチなので、だからエッチが好きだけど、AVをあまり観ないというイメージになるのかなと。 だから、エッチの経験値は高く、出来ることは多いものの、心にトンと来る熱意は低い。 エッチに対する価値観から、多分、肉体的な前戯(乳や股間)より、精神的な前戯(ハグ・キス・撫で擦り・舐め)をがっつりしてあげると映えるのかも知れません。 なので、”愛”が前提な彼氏とのエッチはエロい方でしょうね…”AV”というビジネスエッチに何処まで価値観を変えられるかで、未来が決まりそうですね。

普通そうに見えるが、清楚や不思議ちゃんというより、悲壮感や幸薄感が強いから、被虐・嗜虐な発想を制作側が抱くのも仕方無い。 こんな娘こそ、丁寧に愛しく、それこそ壊れ物の様に愛でた上での壊れそうな絡みにする方が映えそうな、ムッツリスケベ感は有りますね。 今作では、どちらかというとヤる感じが前面なので、各々のシーンで、もっとハメる前にエロく追い込んでからの方が良かったかなと思います。

コンセプトを無視して、山岸逢花さんと男優とのイチャラブ話として観ると、素晴らしくそそる作品だと思います。 ただ、タイトル・パッケージ・作品コメントから推察された”男にとって都合のイイ女”ましてや”肉オナホ”と言うほどの関係性だとすると、冒頭から違和感が発生しまくります。 クリスマスイブという日時・車に乗り込む際の”お願いします”という物言い・当日に呼び出されたはずなのに服を用意する逢花・”何処へ行く？”という会話・お互い多忙で会えてない・プレゼントや酒を用意・男に彼女や妻が居る形跡の無さ、などのどう考えても多忙なカップル(理由は不明だが彼氏彼女に発展していない)のやりとりにしか思えません。 そこへ男優の見た目と山岸逢花さんとのバランスを考えると、肉欲で繋がる関係と言える作品コンセプトとは合わずに、彼氏彼女に発展したい女と発展する決め手にかけてる男、ぐらいにしか思えません。 作品コンセプトとシチュエーションと魅せられる絡みを総合すると、作中で違和感を解消する意図もなく、それこそ別撮りした映像に後付けした作品コンセプトとしか思えません。 かえって、イチャラブ作品(なかなか予定が合わない友達以上恋人未満の女とヤりまくる夜)にした方が映像を引き立てた気がするのですが？ 少なくとも、作品コンセプトから想像されるぐっちゃぐちゃに乱れ、エロさを魅せ付ける山岸逢花を期待した私には、肩透かしな作品となりました。 絡み自体は素晴らしいのですが、これでは、かえって物足りなさが増してしまいましたね。 コンセプトに期待した私には残念です。

若宮はずきさんへのいたぶりは、かなり高水準で演出出来たと思います。 ただ、冒頭の流れで、この女優さんは肉体的屈辱より精神的屈辱の方が映える人だと感じてしまったので、以降のシーンでの、このシリーズ特有の肉体的屈辱が映えなくなってしまい、残念ながら評価はこれに。 最初のいたぶりでは、”叩き”を優先するより性的な弄りを優先し、潮吹きやマン屁などによる精神的屈辱を味あわせ、調教するのが、一番堪えるし一番映えますね。 フェラの際も叩くのではなく、優しくゲスに諭すのが、良かったかと…この女優さんのタイプでいくと”叩く”ことで”仕方無く”という免罪符を心に持ってしまうため、雰囲気が変わるので。 そして、”叩く”と同じように”首絞め”も以降は多用しているのですが、精神的屈辱が最も映えるので”言わせる”ことを妨げない方が良い。 唾飲み・複数フェラと言わせ・バイブを固定する下着を自ら引き上げさせる・舌出しチンチンポーズ・ボール型ディルド・下着での手綱プレイなどの精神的屈辱が映え興奮が上がりますが…タイミングの悪い鞭・バイブ弄り中の尻叩き・下着での手綱プレイ中の強引なフェラ・強引な上下への同時攻めなどの肉体的屈辱が興奮を下げてしまいます。 ”言わせる”ことを妨げる攻めは、結局、ラストの拘束まで影響してしまいましたね。 拘束し、目隠しをし、ボールギャグを噛ませ、電マで攻め、露出した乳を弄り、喘ぎを上げさせるという映えを魅せたかと思うと、首絞めで映えを減じてしまい、目隠しを外し自らの淫らな姿を認めさせる映えで持ち返し、ボールギャグを外し喋らせて”言わせる”という映えを魅せるが、”言わせる”際に首絞めという映えの減じも行い、映えの増加・減少を繰り返し、シーンとしての興奮度は上限に辿り着けず。 どうにも女優さんの性質と合わない攻め方とタイミングで攻めきれなかった残念さが残りましたね。

”深田結梨”という女優の良さを、この上なく引き出した作品と言えるでしょう。 結梨の狡さと吉野の人の良さ… 半端ないゲス彼氏を演じた”童帝”… コンセプトと設定から得られる人物像は、リアリティも高く、”ありえる”と認識させる度合いも高い。 ドラマ性とAVとしてのエロさの両立。 ラストの寝取り・寝取られでの結梨の異なる反応による興奮も素晴らしい(むしろ、３Ｐにならなくて良かったのでしょう)。 ただ、ドラマ性を追求すれば、エロさのバリエーションが追求出来ないネックが、諸に出てしまったのは残念ではあるが、”恋愛”という救いの無い地獄？天国？を演出出来たのはないかと思います。 ドラマ性からすれば星５なのは明白ですが、AVとしては彼氏の描写はそっちのけで、落ち無しの”彼氏が居るけどヤらせてくれる結梨とのヤりまくりの日々”な方が絶対的にエロいでしょうと思い至ってしまったし、恋愛観と同じように、女の子の好みというのも明確に存在するので。

確かに、クォーターという生まれの良さは、鼻より上での部分、骨格と体形から確認出来ます。 お嬢様的な話は、判別つかず。 ソープ嬢というのは、本当でしょうね(でなければ、なかなか出来る動きではない)。 マットプレイ・潜望鏡・スケベ椅子のプレイは、素晴らしいのですが、ベッドプレイあるいはイチャラブプレイは普通… メーカーさんのパケマジは、したくなるのは判りますね(この修正後なら、売れ行きが…)。 ソープ嬢としては、人気だと納得出来ますが、AV女優となると、毎回ソープ嬢の技術が活かせるシーンがある訳ではないですし。 ２作め以降でAVデビューした覚悟が問われるというところでしょうか… どう考えても、ソープの方が稼げる気がするんですけどね…

タイトル・パッケージ・作品コメントから得られる期待を、あえて無くし、フラットな感じで観ると、冒頭からの夫婦関係(悪くはない)・最初の施術(もはや、この時点で堕ちてるが)・２度めの施術(積極性が出てる)・侵入(かなりこじつけ的)・こちらから訪問施術(大胆にはなっているが、何故訪問したのだろう)という悪くない構成で進むのだが、多少の違和感は残る。 ここへタイトル・パッケージ・作品コメントから得られる設定のセックスレス(回数は減ってるが、レス未満)・白昼の絶叫(というほど絶叫していない)・中出しに対する反応(１度めは外出し・２度めは宣言も拒否もなくやりとりもない・３度めは中出しで感じてる描写はあるが、やはりやりとり無し)・性に奥手(冒頭でも夫を誘ってるし、施術中の下世話な問い掛けにも答えるほど、奥手とは思えず)という見解を加えると、物足りなさは否めない(玩具弄りや自慰がある訳ではないので性的な盛り上がりや欲求不満的な雰囲気はしない)ですね。 総合的に言えば、煽り過ぎたかなと。 メインテーマの不妊施術で言えば、性的施術で女としての色気を増す・性的施術で覚えた技術で夫と回数を増やす・イキ易くなることで性生活の向上ということで、夫との性生活が順調になったかと思う描写も無い上で、中出しに対する意味合いも一切無いという肩透かし気味で、妻が夫に対する中出し対策という描写も無いので、”不倫”に溺れるという演出でもなく、気持ちいい”性的施術”に溺れてる妻という立ち位置かと思うと中出しをする意味合いが感じられないとなるため、むしろ外出しに終始した方が、行為に溺れてるという描写になったかと思います。

黒髪の久留木玲という素材の活かし方は、高水準なんですが、突き抜けた何かというものは出せてないという感じですね。 このメーカーさんの場合、イメビ手法を取られて制作されるので、照明や自然光での陰影の活かし方は巧いはずなのですが、若干、自然光が強くて肌色が飛ぶカットや角度的な問題で肢体が見たいカットで見にくかったりする所が、多かった気がします。 絡み自体は、ナチュラルな久留木玲のイメージが出ていますので、素晴らしいと思います。 それゆえに、男優を二人起用で、昼間の男優１との絡み、昼間の男優２との絡み、昼間の男優１とのご奉仕、夜の男優２との絡みとなると、ドラマ設定でも無いため、全体の構成の良さが見えてこない。 男優を二人起用し個別に撮影する良さは、男優によるシーンの差ですので、昼間の絡みシーンの２つは男優が異なる良さがあり、相乗効果も出ているのですが、昼間のご奉仕と夜の絡みは対になるものが無いためシーン単体での良さのみになり、もう一歩という感じに留まる。 シーン構成による盛り上げが無いとなると、他の要素で補填しないとならないのだが、ドラマ設定でない以上、設定や心理描写やフェチでの補填は期待出来ず、部屋や調度品などの雰囲気演出も一般的なホテル撮影であるがゆえに補填出来ず、後は衣装と下着頼みなのだが、どうにも可愛さに振り切ったり、エロさに振り切ったりしないコーデで補填出来ず…それゆえに評価はここまで。 どちらかというと、女優さんの魅力を邪魔しない為の、照明や自然光の扱い・撮影場所・時間・衣装と下着だったのかな？と思えます。 全面的な自然光の採用でなく、夜は間接照明で雰囲気を出し、男優が異なるなら部屋も変え、下着は可愛さとエロさを極振りにした組合せをしていけば、作品の魅力を底上げ出来たのではないかと残念です。

はまり役の男優さんで成り立っていた人気シリーズの再開なのだが、やはり、難しかったか…という思いですね。 良くも悪くも、昔のシリーズでの作品の良さは、男優さんの見た目や強引さやゲスさが”犯罪者”像を際立たせ、行為に期待を持たせるという流れが、作品コンセプトに合致し、興奮をそそらせるというものですが、この男優さんは実にスマートな展開が出来る方なので、月乃さくらさんのヤられる姿は、映えるのですが…作品コンセプト的には、逃走中の犯罪者が人知れず犯罪を犯し続けるという時間的・物理的な制約がある上での行為なので、短期間による自分勝手な性欲解消を行うのが良いのですが、乱暴に見えて丁寧な展開が出来てしまっているのと、男優さんの見た目からは発覚してどうこうというタイプではなく発覚しないために暗躍するタイプなので、今一つ行動とマッチしない興奮度になってしまいましたね。 そして、犯罪者の背景を見せられましたが、それと行動とがマッチしないので、何だった？としか思えないので、残念です。

久しぶりの二宮ひかりさんの作品を視聴。 タイトルなどから提示された設定に期待しつつ、観たが…二宮ひかりさんの”ヤられる姿”は相変わらず、素晴らしく、一度目の関係はレ●プ、二度目の関係も騙されレ●プ(半分期待込み)、三度目の関係を時間を明けずにするのも良かったが、ラストの関係で自ら堕ちる演出は、それほどそそらず、”こうされたかったんでしょう？”なんて言われながら認め始めて完堕ちする流れぐらいが女優さんの魅力的には良かったのかもしれません。 基本的に、提示された設定は全く演出されない別の作品に仕上がってるので、何とも言えません。 ”欲求不満”でなく”愛人関係”でもなく、”女として見られない”というより”妻＝家政婦”な考えの夫に冷えきり喧嘩が絶えない妻がレ●プされ、時を置かず再度レ●プされ、”都合のいい女”という感じでもなく、でも夫より良く思ってくれる男の都合に、夫への当て付けも踏まえて流された…という感じでしょうか。 どちらかというと、この作品の設定は、この作品の男女関係をへた次の関係を描写したものの様に思えてしまうので、作品としての評価がこうなるのは是非もなく。

主観映像の良さは、羽咲みはるという女優の魅力からすると、素晴らしい演出です。 ５つのシチュエーションの中で、細かく演出の異なる抜き方をしてくれるのも素晴らしい。 しかし、作品のコンセプトが、シチュエーションプレイ・コスチュームプレイのどちらなのか明確化出来なかったのと、この流れでは”入れ”が３回にならなかったのは残念。 まず、職業的な部分で家庭教師・教師が私服、エステ・看護師が制服、OLがスーツというコスプレにしては微妙な割合なのと、４つのシチュエーションは各々の関係性の延長での演出に対し、教師のシチュエーションにてローション持ち込みは強引な気がしてならなかったです。 私服の展開になると元々上下別々の印象があるので、それを家庭教師は脱衣で活かすが下着があまり興奮を誘わず、教師は脱がずが見守り射という良さというシーンごとで中途半端な盛り上がりに。 制服の展開となると、脱衣することでのギャップ萌えが強いため、看護師の徐々にする脱衣と２回抜きの映え、OLは脱衣と２回抜きのタイミングが合わない残念さ、エステは脱衣せず２回手コキという変わらなさでもったいない気が。 作品コンセプトとして５シーン10回抜きなゆえに、各シーン２回という慌ただしさと５シーンの尺ゆえの短さと”入れ”が２回のため、５シーンという奇数で行うと入れ無しシーンが続く繋がりが出て盛り上がりが低調になるのが残念なので、”入れ”３回で各々２回抜き・それ以外は長めの１回抜きとなる方が、テンポ的には良かったかも(家庭教師の流れで”入れ”があれば一番評価が変わると思いますが) 最後に、この女優さんならば脱衣させないのは”もったいない”と思います。

むちむちバルンバルンなのにいやらし過ぎない可愛さを放つ姫咲はなさんの作品。 シリーズ作品なのですが、前２作はコンセプト・設定・構成からすると微妙な出来映えなので不安が残りますが、パッケージ・画像・サンプル動画・作品コメントから薫るヤられて堕とされて調教されてフリーセックス感を得た娘という印象が、あくまでもヤリサーの面々がNTRしたい訳でなくヤりたいだけで彼氏のことも尊重しているというコンセプトに合う雰囲気なのが良い。 冒頭でエロ可愛いが初な娘のはなが合宿後に垢抜けて成長した姿を彼氏に見せ驚愕する彼氏をよそに訪ねてきた部長と変貌した姿を見せるのだが終始あっけらかんとしたはなのノリがコンセプト的な陰鬱感を感じさせずに彼氏との未来を想定させる演出なのが良い。 合宿初日のはなにエロ王様ゲームのプレイがエロ面白く進み、様々な行為を”処女”だが自慰してそうな雰囲気でされまくり、キスもフェラも拒否するはなへの”ヤる”ことへの流れもエロ面白く、はなの処女らしさもエロ可愛く、このシーンではゴム姦に終始しするのも良く、ヤられた際に拒否したフェラもしてしまうのも良く、両手コキしつつヤられつつパイずりという複数プレイならではの構図も見せ、更にヤられ拒否したキスもしてしまうのも良く、ゴム姦でヤられまくったはなの姿も素晴らしい。 明くる日の玩具を使った羞恥調教”練習”も理性的な姿も快楽に堕ちる姿もはなはエロ可愛く魅せ、着衣フェラも初日との違いをはながエロ可愛く魅せ、生姦への移行も丁寧に見せ、散々ヤられ中出しされまくりぐったりと堕ちた姿を魅せるはなもエロ可愛い。 尺の構成上、羞恥調教と着衣生姦が同日なのは残念(時間経過で見せるはなの変貌した姿への興奮)ですが、全体的な構成としては良いので気にしないことに。 合宿の様子を観てから冒頭の部長とのプレイを思い返しても、はなを自分の彼女にしたいNTRではなく、彼氏を尊重する部長の姿からすれば、彼氏とは経験もないから、寝取られ属性やフリーセックス感を獲て、変貌したはなを受け入れ、はなを喜ばせられれば恋愛関係が持続出来る未来が想像出来たのは素晴らしい(あくまでもヤリサーの面々はヤれる相手が居ればいいというスタンスに見える) 姫咲はなさんのあっけらかんとしたエロ可愛さがあって成立した稀な作品と言えるので、姫咲はなさんの”傑作”でオススメです。

作品のコンセプトと設定から、表の理性的な生活と裏の性的な生活を持っている人妻という人物像に柏木あみさんの演技は、合ってると思いましたが、この手のペット・肉便器扱いの作品となると、監督自身がリアルでそういう経験がないと、どうしても演出過多になりがちになってしまいます。 最初の野外プレイは、丁寧に弄り弄びシチュエーションを楽しんでる感じが良いし、衣装と下着に対する網タイツのセレクトが素晴らしい(下半身だけのタイツを履かせて、破って行為におよぶという流れを取りがちですが、ヤる用のタイツにするのが良い)、オイル尻コキも行為と下着のコントラストが良いし、ラストのオイル水着からの全裸でもねっとりとした色気を出す肢体を蹂躙されるのも素晴らしい。 この３つのシーンが良いだけに、途中のトイレで男二人による水着調教というシーンの違和感が強まってしまう。 ３つのシーンが1on1で素晴らしく演出出来ただけに、男２人で行うという違和感と露出というフェチからしたら行為を誰かに見られそうなのが良いのであって第三者が参戦するということは別のフェチになるので起こる違和感、衣装も水着・首輪・腕輪までは良かったが普通のタイツを水着の下に履かせてしまうのは水着とタイツという別のフェチがぶつかり良さが引き出せないのと弄る為に水着とタイツをずらしながらという見た目の面倒さが現れてしまうのとディルドを使うというのは男複数プレイの際には演出が難しく男１人の際に口でさせつつ下に入れさせるとかその逆などの活用が一番映える玩具なので起こる違和感、この違和感を総合すると衣装の組合せの問題と男２人でヤる意義の問題が強まり、このシーンの違和感となる。 このシーンも男１人でねっとりと柏木あみを弄ぶという展開だとしたら、作品全体を通して、”柏木あみが、男のペット・肉便器で様々な性癖を引き出され、性的な関係を楽しんで続けています”というまとまりを魅せ、この関係性をへた先で性癖を拗らせて複数プレイにのめり込むという未来が視聴者にも想像出来たのだろうなと残念に思います。 それほど複数プレイと単体プレイにおける性癖の隔たりは、構図としては映えるでしょうが視聴者には大きいものです。