TA-KUMAさんのレビュー

初ドラマ作品ということで視聴。 単なる相部屋NTRに、グラドル兼業という盛り上がりを期待する設定に期待。 男優さんの昔のノリの会社員といまどきの会社員の夢見さんとの関係性は無難。 とはいえ、夢見さんの一つ一つの行動が、どうにも”らしく”ない。 グラドル兼業という設定だが、事務職でもなく、気づかい出来ない会社員で、彼氏対策も出来ていない兼業グラドルという人物像になってしまい、会社員というイメージが薄い。 プレイとしては、受け身全開で、会社員や彼氏持ちとしては、嫌さや抵抗も薄く、ようやくラストで、それらしさが出る。 途中で展開されるグラドル的な水着プレイが撮りたくて、兼業グラドルな設定なのだろうと思えるほど、そそるが、水着の出所を考えると衝動的より計画的犯行と思えて、残念。 その上で、中出し解禁前なので外出しなのだが、連続２回戦という外出しの意味を崩壊させる展開なので、構成にも残念さが浮かぶ。 初ドラマ作品ということを考慮したとしても、会社員との兼業グラドルという設定を演じるのは難しいので、会社員かグラドルのどちらかに設定を絞った上での相部屋NTRにした方が良かったのだと思います(会社員なら”元”グラドルでの展開、グラドルなら地方営業での展開)。

このシリーズは、単なるTSではないため、元の男性から転化した際の違和感(男から女になった際に、明らかな無理があると設定に冷める)が無い上に、転化した女性の外見も設定で説得力を持たせるTS作品としては、素晴らしいシリーズだと思います。 更に女性への外見の変化からの女性への内面の変化というのが、更なる良さになってます。 それゆえに、美谷朱里さんの起用に喜びましたが、上記した女性への内面の変化が異なり、BL的だと思ったらペニバンプレイが発生して、”コレジャナイ感”が発生してしまいました。 女性が男性に行うペニバンプレイは、女性が女性のままで、更なる気持ち良さを男性に与えるためのプレイであって、この展開と雰囲気(外見は女性だが内面は男性な状態)で行うのは意味合いが異なると思います。 ペニバンプレイも好きですが、心情的な興奮としては、明確に異なるために、興奮が冷めてしまいました。 それ以外のドラマパートもプレイパートも、従来通りにエロくて可愛くて素晴らしかったです。

初めて視聴させていただきますが、山手梨愛さん自身は素晴らしいと感じます。 近いイメージで言えば、”葵”さんか、”高橋しょう子”さん的な、映える女性ですかね。 冒頭を観ただけで、良いエロスと色気を感じました。 第一シーンは、コンセプトの意味が無くなってしまうかもしれませんが、玩具や拘束具などで、山手梨愛さんの異なる魅力を引き出すシーンですが、男優起用の問題で引き出しきれず…この男優さんはムーディーなシーンは非常に巧い方なのですが、このシーンは、それこそ動けない・見えないという状況で玩具によるイカセられまくりからの本番というコンセプトなので、攻めきれなさを感じるので、もったいないですね。 ポルチオも攻めるけど、その内、ポルチオ特化作品を撮るだろうから、この作品では不要という気もします。 ”スローセックス”というのも、後付けな感じにも取れるので。 いっそのこと、本番無しで、目隠し拘束玩具イカセまくりで終わった方が(笑) 第二シーンは、AV業界としては定番の吉村卓さんの舐め本番(笑) 素晴らしくイキっぷりが楽しめます。 第三シーンは、ローションパイずりということですが、フェラや手コキもあり、ねっとりとしたエロが楽しめる上に、パイずりの後にお返しの手マンをされ、男女お互いにイかされあう的な良さで、意外と良かった。 手マン後に凄く蕩けた良い表情をされるし、気持ち的に、男をイカセ、自らもイカセられという状況だからこそな気がするので、ここから本番があっても、ローションセックスで面白かった気がします。 第四シーンは、3P。 男優コンビは期待出来るお二人。 ですが、始まると、何やら連係が悪い… 事前の打ち合わせの足りなさですかね… 男優さんと女優さんとの合わせもそうですが、男優さんとカメラマンさんとの合わせも巧くなくて、女優さんのイキを良い構図で撮れてないし、一番映えないのは下着ですね…ブラは最後まで取らないで終わるならカップの無いタイプのブラが良いし、パンツのデザインも映えないのにずらしての弄りが長いので、残念な感じ。 うーん、このお二人なら悪くならないはずなのに。 ４シーンあって、半分は素晴らしく、半分は今一つとなってしまったので、評価はほどほど。

水川スミレさんの女上司の姿にそそられて視聴。 内容としては、同僚との関係を目撃する前半と、その目標になった自身の後半で構成され、おしおきとご褒美のシーンが各々に展開されます。 行為自体は、エロいのですが、何か物足りなさを感じるのは、行為が性欲解消や愛情表現ではなく、”手段”としての行為であるとの雰囲気が前面に押し出されて、虚しさを感じてしまったこと。 そう思うほどに、エンディングの水川スミレさんの笑顔が、凄く綺麗で可愛くてエロかったからです。 もし、内容が、転属してきて水川さんが気に入って、ゆえに厳しくおしおきして、頑張ったからご褒美をあげて、そこに”君だから”という愛情表現と”気持ちいいから”という性欲解消という気持ちが入った行為だったら、どれだけそそられたかと思ってしまいました。 この企画を尊重するなら、かえって、エンディングの笑顔は無くて、仕事をしてる水川スミレさんの姿だけで、終わった方が、”割り切り”という意味も表現出来て、そういう楽しみ方の作品と思えた気がします。

てっきり、デビューの設定かと思いきや、本物の性癖なんですね… 物凄い新人さんという感想しか。 ”熱”が説得力というか、凄いリアルさを生み出してる。 インタビューとの落差が凄いし。 どれだけ開発されてるのというほど性癖への欲求が凄い… ただ、真性過ぎて、大変かも(笑) あまりに、真性過ぎて、今の業界で、その変態性を惜しみ無く引き出せそうな自らも変態な監督が思い付かないのと、先鋭化したアナル欲求が凄いのが魅力ですが、それゆえに他の行為との落差が凄すぎて、充分エロいのに他の行為が見劣りしてそうな錯覚すらしてしまうのが、鈴音杏夏さんの魅力としては悩ましいですね。 AV女優としての”魅せられる演技”が身に付いた時に、アナルと他の行為との錯覚する落差が無くなり、全面的にエロいAV女優に成れることを期待しております。 最後に、アナル好きとしては…どう考えてもアナルが開発済みな気がするんですけどねー(あれだけのアナルクンニイキぶりを魅せられてはwww)