TA-KUMAさんのレビュー

”夫婦交換”に肯定的な男女と懐疑的な男女でのスワッピングに肯定的になるまでの作品と言える。 事前に”夫婦交換＝スワッピングではない”世界観だと認識しておく必要があります。 私は”夫婦交換＝スワッピングである”と認識しているので、最初から違和感がありましたwww 構成としては、夫婦間のマンネリ解消ということで、夫婦の相手を交換し刺激を与える目的として、性交渉無しの夫婦交換をすることで、”心のスワッピング”と言えるシーンをへて、温泉旅行での”体のスワッピング”という流れで、心身共にスワッピングの良さに嵌まり、互いに性交渉をしていたのがバレるが、そのまま、見せ付け合いに発展し終わるとなれば、最高でした。 ところが、ドラマ性の演出の為に、流川はる香さん演じる女性が肯定的になるのに対し、結城結弦さん演じる男性が、懐疑的なままで温泉旅行が終わり、帰ってからの別の絡みで肯定的になるという差を生み出してしまった為に、本来は同じ視点の男女の絡みで興奮しなければならないのに、結弦さんと藤かんなさんの組合せは、ノリがかんなさんの迫る関係という流れで終始したのが残念です。 結弦さんの懐疑的さに、はる香さんも合わせるなら、温泉旅行での迫られもヤられてる感じの方が合うし、性交渉がバレた時も”これは違うの!!!”と否定しつつ、結弦さんと同じように半信半疑で流されて終わり、帰ってからの絡みも結弦さんへの遠慮を示してからの絡みになるようにすれば、懐疑的だが肯定的に寄ってるという表現で、スワッピングを許容した２組の男女というオチになったと思いますので、この男女の価値観の変化のズレが一緒にならなかったのは、本当に惜しい。 これが一緒になってれば、価値観の異なる男女２組の変わる姿として両方楽しめたはですから。 結局、最後の絡みもズレが生じていて、はる香さんが”しゃぶりたい”まで言ってるのだから、結弦さんもかんなさんのを”舐め尽くしたい”と言いながらクンニイキさせたら、結城さんとはる香さんの２人のスワッピングへの価値観の変化が統合されたかなと思います。 エンディングを観る限りは、結弦さんの役だけが、他の３人より引いてる感じなのが非常に残念です。

メーカー”ながえ”お得意の人気シリーズの作品に恥じない仕上がりで、実の母と息子の禁忌の関係の作品です。 発端として息子の実母への女としての感情を抱く、夫が他界した母と夫の友人の男性との絡みから始まるのですが、この絡みで、しっかりと息子の興奮と禁忌による理性の抑えがたさを感じさせる妖艶で淫靡な姿を魅せることで、以降の息子の心情と性欲が抑えても増す一方となり、事実を知ったことを告げることからの葛藤の日々が映え、母の苦悩とせつなさと悲しさに男が弾け燃え、母の隙に乗じ、襲ってしまうが、母の嫌がりと抵抗と諭しが、喘ぎと乱れと悶えに変わっていき、母から女へ、女から牝へと変わり、２回戦となる構成により、堕ちも明確になる。 この絡みで示される体の堕ちの姿。 葛藤を踏まえた母と息子のやりとりを踏まえた次の絡みで表現される心の堕ちの姿。 ドラマ性を高める流れを間に挟んでからの本番無しだが、秀逸な完堕ちの姿。 母と女と牝が融合した”いい女”の姿で魅せる完堕ち後の姿。 単なる”いい女”ぶりではなく、体や表情による演技だけでなく、過剰にならない適切な淫語や鍛えている体による激しい動き、手先や足先までも絶妙に表現する妖艶さと淫靡さ、随所でしっかりと禁忌の関係に至る演出を施し、男女の背景も描写し、エンディングまで手を抜かず、この関係は禁忌なんだと表現しつつも、１つの幸せの形として、オチをつけ、未来を感じさせる流れに、秀逸さを感じる。 観終わると、しみじみ”いい女”の姿だったなぁと共に、綺麗さを感じるAV女優”藤木紗英”さんの魅力と一面を楽しめた作品と実感します。 ４つの絡みは、各々に趣が異なるので、シーンごとのリピートもしやすいのも良い。 こういう女優の本質的な良さを引き出し、ドラマとして演出も手抜きせず演出し、禁忌の関係という難しい演出を仕上げたら、その作品は、そのジャンルの”傑作”であり、女優のオススメ作品と言える。 ありがとうございました。

何となく、某メーカーさんの様な雰囲気の作品にしたかったのは判りますが、いかんせん力量と経験の不足が丸分かりなので、どうにも臨場感が足りません。 女優の演技と反応は素晴らしさがありますが、どうにも男優の演技と反応が釣り合いません。 スマホ映像というものは、演出をしっかりした上で、意味を成すものですが、今作では観にくさに繋がっているだけです。 睡眠姦も女優側が積極的に動けないということは、男優側が積極的に女優の良さを引き出す流れで魅せないとならないが、このシーンでは、あまり見かけない男優・慣れない役をやってる男優・役による個性の抑制をされてる男優という組合せで、女優の良さを引き出す連係が取れていません。 浴室でのシーンから１人男優が入れ替わりますが、その男優は今作で与えられてる役だと悪ノリしてしまう方なので、観ていてムッとする流れが出来てます。 この男優の入れ替わりにより、あまり見かけない男優・慣れない役をやってる男優・悪ノリする男優という組合せで、更に女優の良さを引き出す連係にはならなくなってます。 ここから媚薬投入によるキメセクになりますが、媚薬の投与すらも雑に展開されるため、盛り上がりにかける。 4Pになるが男優側に連係能力が無いため、女優が魅せたくて動いても男優の邪魔が入り、映像が映えない状態が続き、締まり無くぐだぐだに終わり、盛り上がらないエンディングで終わる。 この作品で視聴者が期待した”宮島めい”さんの姿は、男達に無抵抗な状態でヤられまくる睡眠姦と媚薬により理性が飛ばされ無抵抗でヤられまくるキメセクの２つの対比による女の堕ちぶりで、女の欲望に呑まれる男達の展開とオチではないので、作品の方向性が定まらない結果になりました。 そして、最後に、この作品の”ストーリー”は何処にあるのか？というと、女優側の役では無く、男優側の役にあるのだが、全く深掘りもされないので、話の盛り上がりが頭に入ってきません。 ジャンルとしての臨場感の無さ、男優の起用と役の当て嵌めの悪さ、演出と撮影方法の組み立ての悪さ、睡眠姦とキメセクのプレイによる相乗効果の出来無さ、男優側の連係の無さ、作品の方向性の悪さ、”ストーリー”の所在と深掘りの無さ…流石に女優の良さが素晴らしくても、盛り上がりに欠ける展開が多すぎるので、評価は難しくなります。

嫌うというより、人として男として軽蔑している義父に息子の嫁が犯され孕まされ堕とされるという嫌悪より厄介な感情のNTR作品。 構成と流れそのものは秀逸だし、岬ななみという2023年に脂の乗りを感じる女優の演技力で嫌がり拒みながらも堕ちていく姿も良く、最後まで折れてはならない所まで保ったが、エンディングの反応で極みきれなかったかと、残念でならない。 全体的には女優岬ななみの秀逸なる演技と男優田渕正浩の久しぶりのハイパワー演技で、かなりの良さを醸すが、逆にねっとりとした老獪な演技は不足しているので、役として推定される年齢的な良さはなかった。 義父のセクハラを糾弾し、報復の様に犯される嫁のNN本番、ピルによる避妊をする嫁に激怒した義父が嫁を犯すNN本番、嫁の心を見透かした様な義父による嫁へのNN本番、義父によるピルの偽薬への差し替えに絶望する嫁へのNN本番の４つで構成される。 エンディングでの義父のゲスさを理解している筈の嫁の堕ちぶりの奇妙さ、”性依存症・セックス依存症”と思える義父のはずが老獪なテクニックを見せないこと、この２つと腹違いの子供が10人と愛人９人本妻１人居る義父の 設定が、かなりの異常性を醸すが、本妻であろう女の何一つ出てこない痕跡、愛人と認知した婚外子が１人であっても父へのわだかまりが出来るはずの息子の敵意や反感の無さ、それを踏まえての同居のおかしさ、本妻が何らかの理由で居ないのに愛人を後妻にしない状況の不思議さ、本妻に義理立てしていたとしたら本妻の大事な息子の嫁に邪な欲望を抱き手を出す矛盾、株で資産を成したが邸宅を持つ訳でもない訝しさ、更に新たな愛人まで得る止めどなさ、これらを踏まえると嫁の台詞にある”異常”が示す通り、ドラマAVを最大限に楽しむ為の没入感を得るには、この異常な義父の気持ちを理解しなければならないが、いくらなんでも異常性が高くて没入感を得ることは出来なかった。 何せ、孕ませたかったからヤりたかったのか？ヤりたくてし続けたら孕んだのか？すら理解出来ず、没入感を得られないドラマAVの評価は女優の演技のみになってしまうので、視聴するのは一般的な価値観を持った一般人だということを熟考して欲しい。

タイトル・パッケージ・画像・サンプル動画・商品コメントから得られる事前情報での作品の見解は、かなり良いので本編に期待も大きかったです。 つばきさん演じる女性の満たされなさを良く感じるほど、夫婦関係のハリボテ感も良く、夫役の自惚れぶりも、不倫のエッセンスになっていて良い。 つばきさんの夫に必要とされてなさゆえの部長への欲求が発露した感じなのは良い。 ところが、本編で表現されているのは保護欲であり、庇護欲ではないのが問題な気がします。 それがプレイの展開に全て反映されている感じですね。 歩道橋での絡みも本来なら男性としてではなく人としての良さを告げる場面なので、つばきさんが好意的に接すればキスからの誘惑事後までラブリーな雰囲気で行けるはずが、つばきさんに時折表面化してる無表情で淡白でローテンションな雰囲気なので、感情の盛り上がりの無いまま、そして、愛しさの情熱が無いまま、２回戦になりフェラ抜き後にずらしハメ騎乗位になるが抜きが無いまま終わり、本来なら２回戦までしてしまう男への愛しさが上がるはずが、ローテンションのまま終わるので、愛人関係の発端としては奇妙さまで感じる。 オフィスでの濃密な絡みも、オフィスでの情事の抜きにくい断片的シーンも、ホテルでの情事(終始のずらしハメや腕時計したままの入浴が、奇妙さを感じさせる)も、喫煙所での絡みも同様の無表情・淡白・ローテンションで終わる。 プレイの濃密さは良いのに、愛人でもセフレでもなく、つばきさんの満たされない心の穴埋めに活用される男という様な気持ちだからなのか、情熱的な愛しさが溢れる雰囲気ではなく、ただただ、寂しさの紛らわせるだけの雰囲気に思えてしまう。 そう思うとエンディングでのつばきさんから仕掛けた誘惑だが、夫の誘いに満たされ感や必要とされてる感を感じるから、約束をあっさり反故にするオチが理解出来る。 これに気付くと、愛人と称しているものの、心の穴埋め要員を欲しただけの女性と認識すると全編がしっくり来る。 様は、愛人関係の構成・演出・流れではないゆえに、的確につばきさんが演じてしまったゆえのいわば”好演”と言える。 なので、演技は素晴らしいが、愛人と称して愛人ではない形で終わるので、盛り上がりを感じなくても不思議ではない。 何故、こうなったんでしょう？

シリーズ作品として二本前の作品の構成・演出・流れに感動して、90分から115分に拡大されて、演技派女優と演技派男優の起用に更に期待しました。 ところが、何故か冒頭からの最初の絡みでのニュアンスが二本前の過去作品と異なり、監督の違いが出てますね。 この冒頭からの最初の絡みでは、男女がお互いに、この機会を待ちわびて迎えた最初の絡みであるにも関わらず、男が女のがっつき感に引いてる雰囲気なんでしょう？ 女も男も性行為に前向きだからこそ、禁忌な男女関係でも盛り上がる流れが良いのであって…何故、女の積極性に男が引いてるニュアンスなんでしょう？ 以降も男女の積極性に差があるように見えるプレイが続くので、今一つそそられない。 女優も男優も演技力とプレイの表現力については、私が認めてる方々なのですが… この妙な女優と男優の弾けなさもそうですが、３日間のヤってる感を出すための短いカットは、あんなに要りません。 それこそ、性行為のある絡みを４つのシーンに決めたら、男女の仲の良さを表すカットと４つのシーン以外でもエロいことをしてるという数秒間のカットだけで充分伝わります。 この短いカットの絡みが、本当に”蛇足”的に感じてしまいます。 どうにも、演技をするカットが多すぎるのと、女優も男優も求められてる役柄の落とし込みが出来てなくて、気持ちの乗らない感じがプレイに出てる気がします。 この得難い時間を楽しむという熱が感じられませんでした。 115分での中弛み感が出るなら、90分という必要最低限な枠で撮影する方が、余分な考えを持たない良さが出るのかもしれませんね。

前作と同じ監督での作品だから期待したのですが…改編されたんですね。 このシリーズ作品は教室なども舞台にしたJK設定だからこそ、制服・スク水・体操着ブルマ・透け制服の衣装が映え、制服のシーンがあるからこそ、他の衣装が映えるのに、制服ではなく別の衣装にされたのはがっかり。 制服は、どんな制服であっても、JK設定であることの最大の記号化というアイテムなので、JKとして女優を楽しませたいなら、制服でのプレイは省いてはいけない。 これは”暗黙の了解”ではなく”不文律”だと思いますけどね。 視聴者が設定に基づく女性を演じる女優の姿に期待することは何か？と言えば、その設定に基づいたコスプレプレイなのです。 言い過ぎでもなく、女優がこういう役をこういう服でこういうプレイをするのを観たいから、視聴者が手に取る…そういうものだと思うのですがね。 ナースもギャルも女児もエステティシャンもCAも、どんな女性の役でも、その人物像を表す服装があるなら、それが一番判りやすいし、映えるのは当然だと思うのですけどね… エロナース服しか着ないナース作品にナースらしさは出ますかね？

４つのシーンで男性患者役の男優が３人という起用の意味合いが、見直しても伝わりません。 ４つのシーンで患者役が４人なら、全部違う患者への異なる”秘密の看護”をしているという意味合いになりますが、こうなると、何故、同一の患者で制作しなかったのかという疑問も浮かびます。 このナースさんは、看護への情熱の具合で、通常の看護だけでなく”秘密の看護”をしてしまうという設定であれば、演出される”秘密の看護”が全員同じレベルのプレイでなければ、各プレイ毎に差が付くので、別々の患者である意味合いが思い浮かばないし、同じ患者が異なる”秘密の看護”をされるからこそ、患者の視点からしたナースの別の面での良さが魅力として演出されるのではないでしょうか？ 極論、最初と最後の絡みに関しては、プレイにあまり差が感じられませんでした。 同一の患者で繰り広げられる”秘密の看護”という面白さが高く、別々の患者に施す”秘密の看護”という面白さが低い、この構成と演出では、同一の患者にすることでのプレイの流れの同一感が没入感へのスムーズさに繋がることを考えると、別々の患者の演出にすることでの高まらない作品の面白さを残念に思います。

感想を一言で言えば、他のハメ撮り作品と作品のクオリティは似たり寄ったりですが、映像の綺麗さは良い。 ラブホの部屋のインパクトで面白さを狙うのは良いが、これが女優と男優の楽しさが視聴者に伝わり、抜ける映像かと言われると、物足りなさは否めない。 例えば、ウーマナイザーを併用するさくももの姿の素晴らしさから、どの場面でも使用するカットを入れて欲しいぐらい活用して欲しかったなぁと思うのも素直な感想。 今作は、どうにも男優が女優にふりまわされ気味なので、今一つカメラワークが女優の動きと噛み合わない映像が多い。 プレイは良いが、カメラはここじゃないという感覚が、かなり多いので、その辺りを今後の作品で解消出来るかが、他のハメ撮り作品との差別化に繋がると思います。

作品コンセプト、流れ自体は、珍しくない形だが、全てが男優任せなので、男優の気持ちに視聴者の気持ちが乗れるかが一番重要。 SＭルームのプレイとしては、器具を活用しきれなかったのは結構残念。 ハメ撮りの良さは臨場感で、悪さはカメラ位置を変えるのにプレイが中断されることなのですが、今回はカメラが置きやすかったのか良い角度が多いものの、プレイの中断が半々ぐらいの上手さだったので、今一つリズムと興奮が上がりきらなかった感じで落ち着きました。 抜き感としてはベッドでのプレイに集約してるので、山場が後半に集約してしまい、前半のプレイが良いものの抜き難い状態が続いてたのが残念。 ２回出すなら、前半と後半で山場が持って行けたら、一番面白かったと思います。 拘束椅子と拘束馬のプレイは最高でしたが、前述のプレイの中断が上手く行ききらなかった(一番スムーズなのは女優をイカセたインターバルでの中断だと思ってます)のと、器具の使用が１回戦と２回戦の両方になったので、女優の映えがごちゃごちゃしてしまったので、１回戦はSＭルームの器具での女優の映え、入浴を間に挟み、普通のプレイ(洗面台前、ソファ、ベッドでしやすい玩具弄りなど)での女優の映えとなったら、最高でした。 結局、ハメ撮りの良さの臨場感を優先した為の流れのごちゃごちゃさと全体の構成の甘さ…脚本が無いものの構成(前半と後半で見せたい内容とか)は伝えておく方が、視聴者が楽しめる作品になった気がしますね。 女優と男優の楽しさは充分感じたので、後は視聴者の観やすさが得られる事前の演出だけはするという流れを次作以降で期待します。 結局、ハメ撮りは男優が監督とカメラマンの代理をする訳だから、事前に撮りたい構成と映像はこうなんだと男優に演出するのは、創作物としては必須事項なんではないでしょうか？

丁寧に何度も見直したのですが… やはり、意地悪く迫り攻めるという流れが女優さんの気質に合わないので、意地悪く迫りやり方もしっくり来ないし、そこから転じて攻める流れも攻めきって男を貪るという流れではないので、原因は夫の浮気だが、そんなことをするなら私も手近な男で楽しんでやるという流れの方が、しっくり来る感じなので、男を玩具にするというよりは、都合の良い男的に扱う流れの方が良かった気がします。 別の女優向けの脚本でしたかねぇ…

過去作品の中で一番良い嵌まる作品だと思います。 女性と部屋と衣装と小道具とプレイがカチンと嵌まり、トロトロになった女性とのシャワー後の”続き”が観れないのが、凄く残念に思えた作品です。 この流れで他の女性の”ドマゾ加工”が観たいとも思えた構成・演出・流れの作品です。 ありがとうございました。

色々なコメントが浮かぶのですけど、表現に回りくどさを感じてしまうので、シンプルな感想がタイトルですwww パッケージに記載はありませんが、”日向ひかげ”さんの魅力が溢れた作品な気がします。 ひかげさんの面白いぐらいのリアルさとエロさが、出逢えてヤれそうという、女優さんに失礼かも知れませんが、リアリティーの高い雰囲気に感じ、楽しそうなのでヤってみたい気持ちになるのが素晴らしいです。 展開も普段着・制服コス・チアガールコスというリアルに出逢ったら楽しみそうな流れに、AVってこういうものだなとしみじみとした良さを感じました。

設定も導入もキャラクターイメージも良く、作品のイメージに合う”芦名ほのか”さんの乱れっぷりは、他の作品より越えていたので、素晴らしさを感じました。 １回目の絡みは関係性の発端としての流れが充分ですし、２回目の絡みも関係性の追撃としての流れも充分。 媚薬オイルマッサージでの関係に堕ちる女性として、素晴らしい流れです。 しかし、３回目の絡みは拘束と玩具弄りという追い詰めからの流れでワクワクしますが、どうにも3Pである理由が薄いし、男優の連係も良くない上に、女優の髪型がまとめ髪にならないゆえに見辛さが高まり、どうにも3Pである必要性が見出だせず、例えば、1on1で拘束し玩具弄りで限界を突破するほどに追い詰めてからの本番なら、２回目の絡みを上回る性感に完堕ちしたイメージが3Pより強く出て、感度過剰で暴走する完堕ち後の関係も映えたと思えるので、3Pだったことが非常に残念でなりません。 とはいえ、ラストの絡みとエンディングにおける”媚薬オイルマッサージ”に堕ちたのではなく”媚薬オイル”に堕ちたという演出は、作品コンセプトとそぐわないので、次回作があるなら”媚薬オイルマッサージに堕ちた女”というイメージを重視してもらえるとありがたいです。

やはり、丁寧に観ると、作品コンセプトを根底から否定する形ですが、”元カノ”設定より”今カノ”設定であった方が面白い気がしてなりません。 せっかく、彼女としての絡みシーンがあり、丁寧な演出で良かったと思うので、そこから、元カノへと関係性が変化した流れを再度付き合う流れにするには手間も演出も必要になりますし、彼の別れた原因も浅いし、彼女が今カレに振られる原因も浅いので、総合的に流れそのものが無駄に感じてしまいます。 せっかく再婚した親同士に知り合いだとバレて、家の中で仲が良くても怪しまれないシチュエーションなのに回り道をしてる様な気分です。 これなら、元カノでなく今カノだけど、お互いの親は知らないまま再婚して、今カノと義理の兄妹になって、知り合いだとバレたけど、言い出しにくいから、こっそりイチャラブな方が面白いですね。 彼氏は浅慮で欲望に忠実だけど、彼女は義理の兄妹という関係に食欲不振になるほど悩んで、それをお互いの気持ちを確認し合うことで、更なるイチャラブに進むという流れだったら素晴らしかったと思います。

プレイ自体は素晴らしいシーンが並ぶので、AVとしては、良い作品です。 しかし、ドラマとして『叔母と甥』の関係を主体とすると、甥が恋愛感情を免罪符に襲うという最初の絡みが、やはり、しっくりこない。 ここが、甥が好きになってはいけない相手と理解しつつも好きな気持ちが抑えられないという苦悩を叔母に告白し、叔母が母性と甥とはいえ男に求められる女としての感覚に折れ、恋愛は出来ないが女性としての経験をさせてあげるという流されからの絡みなら、甥に母が居ないという設定と叔母の母代わりをしてあげたさの気持ちが映える展開になると思うのですけれど…。 もし、類似作品を制作されることがあれば、甥の心と体の補完に努める叔母としつつ、男に求められる女という流れを期待しております。

毎度お馴染み紗倉まなさんのエロ屋の開業ありがとうございます…という感謝しか視聴後の感想はありません。 図書館の司書というAVでもベタな設定をどういう表現になさるのか、楽しみにドキドキワクワクしながら観ると、本好きな眼鏡女性で本好きゆえの癖のあるコミュニケーションを持ち、仕事はきっちりされる方というイメージをパンッと冒頭で表現され、女性像が明確になった上で、ムワッとエロさを漂わせたまなさんのお姿に、心を鷲掴みされました。 ありがちな単なる性的欲求からの展開ではなく、普段の姿でも好意を見せ、エロい姿でも全身を舐め尽くす様な好意を見せ、どれぐらい好意を持っているかを、一捻りしたエロい設定で魅せるので感動的です。 更にありがちな主演男優に見せ付ける共演男優との絡みも、興味を引かせる為の行為というラインを越えない本番無し展開で納めつつ、エロへの探求を諦めない展開に、本が好きな様にエロも好きな女性だと、しんみり感じつつ、AVのシーン割りとしてフェラと自慰を見せる場面とし、お姉さん感や攻める女感も感じさせ、エロい姿も明確になり、普段の姿とのギャップ萌えも成立しました。 まなさんがどんな女性なのか明確にした上で、主演男優との絡みに移行するので、スムーズな展開で貪られる感覚が気持ち良すぎます。 有無を言わせない男への迫りが、エロい女と攻める女の姿を明確にし、男の問い掛けにも吐息で答え、迫り方も男への好意が滲み、NNで貪られ、手コキフェラで追撃され、精液とキスで男への好意と興味を示す姿に興奮が止まりません。 以降の展開も、まなさんが男への好意と興味と欲望を抱き、どれぐらい溢れて抑えられないかを明確に魅せ、お姉さん感と攻める女として迫るので、貪られるのを拒絶出来ないリアリティーを感じつつ、キスを盛大に織り混ぜるプレイで更なる男への気持ちが露になり、まなさんの語りも絶妙過ぎて心に刺さり、ごっくんとキスで陥落し、後は、まなさんの誘導で解放されることを楽しむのみ。 まなさんの光る笑顔に魅せられながらのラストの絡みは、”これも愛の形”という展開で、最高の相手に出逢えた女性というエロさが純愛と結び付き、昇華した素晴らしいオチでした。 文句も忖度も無く、傑作と称させてください。

単なるヤることだけに集中してる流れか、しっかりと恋愛感情を踏まえた上での流れか、どちらが好みなのかで視聴者の評価が変わる作品。 プレイそのものは３本番と１フェラパイずりの無難な構成。 NTR設定ではあるが、恋愛感情の演出(略奪しようとか、乗り替えようとか)はなく、二股状態を維持するシチュエーションのため、彼女への罪悪感は欠如しているので、その類いの感情や気持ち的な盛り上がりは全く無い。 心理的には”ヤリマン”より”ビッチ”な女性なので、そんな女性が好みの人には刺さるでしょう。 その上で、監督が良くやる”設定へのこだわらなさ”が今作品にも出ている。 設定として、酔ったらキス魔になるのでトラブルメーカーな女性としているが、最初の絡みにしか適用されないので、以降はそんな楽しみも無いこと。 ３回目と４回目の絡みの間に、男の奇妙な場所移動が発生(本来は、しっかりと前後関係を保ち、別の場所でプレイする場合には、映像的に演出する)し、また手抜きしてるなぁと感じたこと。 ４回目の絡みの感覚が狂ってる(場所は彼氏の部屋で、彼女がバイトに行くなら、一晩厄介になった彼女の友達なら、それこそ同じタイミングで帰宅するのが一般的な感覚なので、この辺りは監督の感覚の問題)ので、そこへの感情の動きが取りにくい…この２人を残す状況の演出が無いまま進めているので、この状況での面白さは引き出されきれないこと。 オチからのエンディングの流れも変で、彼氏と彼女は同棲してないので、各々の部屋があり、彼女がバイト明けに自宅に戻らず、彼氏の部屋に戻る流れなのが、疑問に思えてならないので、バレる流れがしっくり来ないこと。 プレイに恋愛感情による上乗せが無く、エロいことでの面白さだけの水準で、設定・演出・構成の上乗せもないので、一定の面白さは達しているが、越えることのない仕上がりです。 恋愛感情を取り込み、しっかりと設定と展開と構成の取れたドラマ作品にならなかったことが悔やまれます。

男もエッチも好きという雰囲気を出せる聖璃とあさんの出演なので、作品コンセプトの連れ子に完堕ちしてる状態で、バレてはいけない人物の長期不在の状況という、ヤりまくるしかないシチュエーションに期待しました。 構成としては、ダイニングでのフェラ抜きごっくん・普段着の絡み・玩具弄り・着飾った衣装の絡みの４つで、異なる趣が楽しめ、撮影の部屋も異なる良さが光ります。 途中で入るインサートも、こういうイチャラブもしているという匂わせで、程好く気持ちが高まります。 ダイニングでのフェラは最中の義息子の気持ち良いという呟きに、わざわざ言葉にすることもなく、表情と視線と口に含んで言葉に出来ないからこそのフフフという微笑の呟きという男への好意と行為への好意が溢れ、ごっくんすらも男と行為への好意が溢れる反応を魅せる。 普段着の本番と着飾った衣装の本番になることで、とあさん演じる女性の連れ子に対する気持ちが、良く現れているので良い対比の良さになっています。 とあさんのアヘり具合も流れに合っていて、全体的に素晴らしい仕上がりになっていると思います。 90分枠作品として素晴らしい出来映えで、傑作です。 ただ、何故、90分枠作品なのかが気になりました。 もし、120分枠で、玩具弄りのシーンが本番もあったらと思うと…ヤりまくるとしか思えない設定とシチュエーションで、普段着の絡みと着飾った衣装の絡みで、ヤりまくりたさが高まり、インサートでのイチャラブな流れで、ヤりまくりたさの裏の好意の現れも感じ、見せるプレイはヤりまくりたさだけの演出なはずの期待が高まった上で、とあさんをトロトロにしハメるという流れになり、普段着の絡みで普段の絡みを表現し、着飾った衣装の絡みで特別な絡みを表現したので、玩具弄りからのハメで、気持ち良さの絡みを表現できて、３本番で異なる趣のプレイがガッツリ楽しめたなぁと。 絶対的にトロトロなとあさんの中は最高なはずで、ここでハメたら極上なエロさだったと妄想が出来ますので。 120分枠作品でも、リピート必死な極上な傑作となったと思っております。 もし、120分枠の拡大が出来たら、極上な仕上がりを期待しております。

恋愛ドラマAVが撮りたかったという気持ちは充分伝わり作品でした。 男女の揺れ動く恋愛感情が感じられて良かったです。 シーンごとで起承転結になっていて、流れも良い感じでしたし、単なる入浴での本番の無い絡みにも意味を持たせる為の設定の一捻りは楽しめました。 ゴムの有無の演出も恋愛感情の変化での流れに合っていて良かったです。 スマホ撮影の流れも”記念”という意味が映えて良かったです。 ”最後の逢い引き”も情感があり良かったです。 エンディングもほのぼのとして、男優の演技もそうなるよねと笑って良かったです。 恋愛ドラマとしては素晴らしいと思いますが、そこに振り切った反面、どうにもAVとしてのエロさに繋がる演出が弱かった気がします。 お見合いを断れる様な彼氏探しなのか、お見合いで決まる人生を諦めて思い出作りなのか、どちらにも取れて、最初の絡みが明らかに興奮を抑えた反応のひまりさんになっているので、このシーンは楽しみ難い。 ２回目のシーンも部屋の演出が映えるが、スマホ撮影の時間が多すぎて、最初の絡みから興奮がチラ見したひまりさんの姿を楽しみ難い。 ３回目のシーンで、ようやく本来というか通常運転のひまりさんが観られて楽しめたし、浴室のシーンやラストシーンも良い感じでした。 何となく抑えぎみな演出とスマホ撮影の映えなさで、作品の半分がAVとして見ると、物足りなさが出てしまったので、AVとしては評価は下がる。 プレイとしては抑えずに、あくまでも、馴れ合わないというラインを越えない為の入浴は別々・連絡先の交換はしないという制約と、好意の現れの一緒に公園でサンドイッチを食べるという要望という２つだけをきっちりして、スマホ撮影はスマホで記念撮影してるという匂わせ程度に留めたら、前半もAVとしての良さが出たのではないかと思います。 この展開は非常に好みですので、シリーズ化の際は、AVとしての良さも失わない演出をしてもらえたら幸いです。