TA-KUMAさんのレビュー

ドラマとＳＭと性交のバランスが絶妙で、冒頭から展開されるドラマ性を、ＳＭと性交の流れに組み込みつつ、エンディングで昇華させて完成度を極めている。 やはり、作品の完成度が極まれば、残る選択は女優さんが好みかどうかになる こればかりはレビュワーの私には、どうしようもない 女優さんが好みで貴方の琴線に触れたのなら、この作品はオススメですとしか言い様はない。 それほど、乃南ゆいさんのエロさが、ドラマとＳＭと性交に映えている。 ドラマはドラマ、ＳＭはＳＭ、性交は性交と、各々を引き立たせておいて、繋がりをしっかり行う。 手抜きの無い良い作品だと思います。

本当に推し女優さんとして期待している明日葉みつはさんの作品で、CA役で幼馴染みで痴女ということで物凄く期待しましたが、この撮影内容では、流石に評価が低くなります。 多分、みつはさんの演技そのものは素晴らしかったと思えるぐらいではあります。 『多分』なのは、やたらと見切れているせいですが…。 冒頭から指摘すれば、再会した幼馴染みの男に彼女が居る設定が全く機能してません。 男に彼女が居ることの悩ましさも罪悪感も演出されてないので、みつはさんの受け答えが良くても意味が無い設定になってます。 これなら彼女が居ない男と彼が居ない女の話の方が面白いです。 ちゃんとNTRや浮気として演出する気が無いなら設定しないでください。 純愛設定で、良いと思いますよ？ 次に、みつはさん…この作品ではカメラ目線はダメです。 あくまでも、この作品ではカメラは存在しない『神の目』なので目線を合わせないのが正解です。 次に、全編を通してカメラワークが死んでます。 カメラの遠近の距離感も悪いし、固定カメラ系は見切れが激しいし、最悪なのはハメ撮り的にベッドに置いて、ベッドの揺れに弾むのは、どうにも言えません。 次に、演出も良くないです。 連戦展開でエロさが高まると思えばぶつ切り、擬似本番シーンは尺が短くて抜き所どころか興奮の足しにもならない。 更にハメ撮りじゃないのにハメ撮り的な撮影に移行し過ぎです。 男優さんの目線でバレバレだし。 そんな擬似本番とハメ撮り撮影の連続では、興奮も面白さも感じがたい。 その上、カメラが斜めになることも多いし、主観視点撮影でも無い場面も多い。 コンビニ買い出し場面なんて、ハメ撮り撮影にしか見えないですよ？ いつから、そんな設定入りました？ 流石に作品としては許容範囲を越えてます。 もっと、ちゃんと撮影をしてくれませんか？ 監督？

凪ひかるさんの女社長らしいゴージャスさは素晴らしいので、プレイも良い。 しかし、ドラマにおける設定が、プレイを映えさせることが出来てません。 男のポンコツ社員ぶりが強すぎて、女社長が好意を持った理由が判りません。 同棲中と思われる彼女と、当然のようなNTR設定と演出ですが、展開されるNTR演出では、全く女社長が彼女持ちの社員に手を出した感は無いので、盛り上がらないです。 営業部のエースにはなれないが、誠実さと努力家な資質で、それなりな営業マンゆえに、女社長が好意を持つ流れで、男の終電が無い残業と女社長が立ち寄った機会から、女社長が自宅に誘い、一夜を過ごし、彼女の居ない男にすっぴんを見せてしまうほどデレた女社長が、男を秘書にして手元に置こうとするのを、男が営業がしたいとして、はっきり辞退したら、女社長がベタ惚れする純愛なドラマの方が面白い気がします。 プレイを映えさせられない彼女持ちのNTR設定なら、やらない方が良いですよ？

七ツ森りりさんの引き締めた体型が、確かにスイマーを感じさせるのは納得です。 なので、そんなりりさんを辱しめて堕ちさせるという流れに期待しました。 しかし、要素を詰め込み過ぎて、各々が中途半端に終わった感じは否めません。 鬱勃起要員の後輩がリハビリ中なのにプールサイドに居る意味も判りません。 ストーカー化してるコーチが欲望を満たす為の計略を仕掛けるも、ドーピングで騙す為の流れが上手くないし、そこから襲って、次の展開に繋げる弱みの動画撮影なのは、安易過ぎる演出です。 そもそも、りりさんが水泳部のエースで推薦入学者な人物で学校の期待も大きいのに、何かあればコーチの監督責任も問われるのが明確なのに、展開が安易過ぎます。 しかし、まだ、展開はさておき、ストーカーのコーチが教え子に手を出すだけで終わる作品なら、まだ面白かったと思います。 ですが、コーチの補佐役との絡み、複数の部員のギャラリーの前での先生との絡みとなり、それを見てた後輩が露出も無しに鬱勃起だとする演出なのを見て、コーチとコーチ補佐と先生の３人が居る意味合いが判らないし、勃起も見せない鬱勃起って何だよ？と言いたいし、そもそも、コーチのストーカー設定が、コーチ補佐と先生もヤるなら意味をなさないし、何が見せたかったのこれ？となります。 りりさんのエロさ自体は申し分無いですが、まるっきりドラマ部分の面白さがプレイに乗らないので、りりさんのエロさぐらいしか評価出来ません。 例えば、好き過ぎてりりさんを襲って口止めの為の動画撮影をするコーチ→便乗してヤるコーチ補佐→コーチとコーチ補佐に唆されてヤる先生→一部始終をみてるだけの後輩という脚本ぐらいなら面白いかと思います。 しかし、ストーカーの思考からすると他者は邪魔だし、最後のギャラリーな部員の意味が判らないし、鬱勃起の演出をするなら後輩の勃起を露出させて、りりさんにしゃぶらせて、後ろからヤって、後輩は屈辱のフェラと堕ちたりりさんの姿に涙するぐらいの演出も欲しい。 結局、コーチ、コーチ補佐、先生、後輩の深掘りが全部中途半端で、繋がりも中途半端では、ドラマの面白さも中途半端なのは当然です。 ストーカー化したコーチという要素だけではダメだったんですかね？

凄く都合の良い浮気程度にしか思えませんでした。 そもそも、随所で出てくるNTRによる罪悪感の演出が、罪悪感らしく伝わらないのが一番のネックです。 そこに、男優さんが演じる役の印象が悪く、女優さんが演じる役と、こういう関係になりそうにない雰囲気が強いこと。 更に、プレイそのものが女優さんが演じる役の普段の姿と浮気中の姿とプレイ中の姿が繋がらないので、プレイの演技くささが強くなってること。 そこに、この流れを続ける為だけの寝取らせ性癖の覚醒の演出が入るので、白けます。 一番の問題は、浮気にあたり、女優さんが演じる役の気持ちは何処にあるのか？があやふやなので、こちらの心に刺さらないのでしょう。 女性を受け入れてくれる男性に出逢い、自らの新たな一面を見出だし、それに溺れつつも、生活を壊したくないという薄っぺらい気持ちを見せられても興奮しません。 俺の女になれと言う男に、簡単に離婚出来る訳ないと返す女のやりとりと、実際の関係に齟齬を感じるのですよ。 結局、浮気相手の男にも、裏表使い分ける妻にも、寝取らせ性癖が覚醒した夫にも、相手に対する愛情を感じる演出が無いのに、離婚をほのめかすから、薄っぺらい感じになるのだと思います。 もっと浮気相手の男が誠実そうな男で、もっと裏表使い分ける妻が真摯に関係を悩んでる女で、もっと寝取らせ性癖が覚醒した夫が妻愛が揺らいでることと自らの性癖に狂おしくなる男で、あって欲しい作品な気がします。

シリーズ１作目の演出が本当に良くて、２作目と３作目でエロ下着による姿を見せることで、貞淑妻の面白さが削られてもチェックはしてましたが、４作目の今作のパッケージでがっかりした上に、貞淑妻の設定を変えて、ただでさえ、男のゲスさが高いのに、更にゲスさが高くなってしまったら、どうにも言えないですよ。 メーカーやプロデューサーによる大人の事情もあるかと思いますが、シリーズ１作目の一色桃子さんの貞淑妻のイメージのパッケージで、従業員の娘ではなく、第三者の立場による男のゲスな要求という面白さのシリーズ作品が観たいです。

雨を珈琲の香りに変えて挑んだ今作ですが、官能小説的な匂いがして良さは感じるのですが、ドラマ部分から連想されるプレイと、実際のプレイのズレを感じるのと、オーナーと人妻の目指す関係性の先がブレてる気がするので、エロくは有りますが、ドラマの感覚としてはしっくり来ない感じです。 最初の絡みの心の掃除の１時間でグッと来ましたが、次の絡みからのオーナーの人物像の深掘りが、どうにも上手く行ってない感じがしたまま、最後の絡みになるので、ちぐはぐ感がします。 てっきり、最初の絡みでの心の掃除の１時間を行為の基準にして、珈琲の香りによる条件反射的な興奮と高ぶりに、オーナーの都合が合わさり、掃除が手早く終わり、１時間の余裕が出来た時だけ続く不倫だと思ってたので、店内でのクンニ、オーナーでの自宅でのエッチ、明かりの消えた店内でのエッチなのは、設定とは噛み合ってない気がしてます。 天海つばささんのエロさは素晴らしいので、プレイも素晴らしいのですが、どうせなら、夫の浮気勘繰りの演出より、妻の心の掃除の演出に注力した方が面白かったかも。 夫によるモラハラのストレスのピークと、珈琲の香りによる欲情と、オーナーが妻の辛さに気付きかけた優しさの合わさった時に、物静かだが秘めたる激情のある人妻の華開くエロス…更に、官能小説っぽくないです？

流川はる香さんの良い魅力と雰囲気が出ていると関して期待しましたが、男優さんと女優さんの演技が組合せられて、あと一歩まで到達したものの演出で、もう一歩突き抜けなかったです。 ドラマやプレイは良い感じではあるものの、根本的に演出と女優さんの魅力と雰囲気が合ってないので、もう一歩感がします。 AVとしての演出は、おっぱいが強調される演出とお尻が強調される演出の２つが主流だと思ってますが、女優さんの魅力と雰囲気は、おっぱいが強調されている方ではなく、お尻に良い魅力と雰囲気が収束されてます。 しかし、作品の演出の方向性は、おっぱいか強調されている演出となっているので、どうにも全体的に盛り上がりが下がる。 なので、女優さんの魅力と雰囲気と演技は上限一杯と思えるも、抜きにはあと一歩的になってしまう。 顕著なのは、最後の絡みの女優さんに言わせる対面座位でのおっぱいが強調されてる女優さん向けの演出と、エンディングのお尻魅せからの誘惑でのお尻が強調されてる女優さん向けの演出を対比してもらえるのが一番。 おっぱい揺れとお尻揺れのどちらが女優さんを魅せて映えさせるかは一目瞭然。 作品の質が高まるほど、突き抜ける面白さには、女優さんの魅力と雰囲気と演技に合った演出が必要不可欠です。 お尻を強調されている演出で見たかったですね。

脚本としては、良い可能性を秘めているのですが、そもそもの作品コンセプトに囚われ過ぎてるのが、話の判りにくさに繋がってます。 女上司の事情を知る部下が女上司を孕ませた犯人捜しのコンセプトですが、最初の関係者ではなく、二番目の関係者を判明させ、そこから最初の関係者、３番目の関係者、黒幕の判明と繋げて、最後のネタバラシとなる流れそのものは良い可能性がある。 しかし、登場人物が多すぎて心情が判りにくいのが一番のネックです。 登場人物を減らして考えると、黒幕が嫌疑から外れる様に、複数の男を巻き込んだだけで、本来は男１人でヤれる流れに気付く。 呑み会で酔い潰れた女上司をお持ち帰りしてヤり倒し、弱味にして、女上司が反抗すれば強●的にヤり、強●的にフェラさせ、スマホ撮影も踏まえた屈辱的プレイを行い、堕ちた女上司が望む孕ませをしてやり、自ら性欲に溺れる女上司と化した姿を見るゲスな男という何処かで見る脚本である。 ミステリーっぽさを出すために、複数人の導入と、複数人プレイを入れ込んだが、黒幕と共犯者達の心情がプレイに活きてないので、雑なミステリーにしか感じない。 共犯者達が黒幕のいいなりなのも弱いし、黒幕が女上司を手に入れたいだけなら、回りくどいし、共犯者達が居ない方が秘密に出来るという犯罪者心理からすると、この流れがおかしいし、オチだけ見ても孕ませた相手が複数だから判らんってだけだし、捜査官的な部下も孕ませた相手が誰かより、女上司にした黒幕と共犯者達の所業を明るみにしない辺りで、ナンデヤネンとなる。 結局、中途半端なミステリーでしかない。 だいたい、捜査官的な部下の話が来た段階で、深掘りされたくなければ、女上司の夫婦間の変化があったのだろうと、うやむやにしておけば良い。 だいたい、孕ませたのが社外の人間の場合もあるのだからwww 黒幕が手に入れたかったのは女上司なら、共犯者達にヤらせるのは感覚が違うんですよ(欲しいと思うからこそ固執するので)。 黒幕が欲しかったのが、いいなりになる肉オナホなら、いいなりになる共犯者達にヤらせるのも映える。 孕ませオチが裏を返すと肉オナホとして楽しめなくなるオチでしかないので、展開とバッティングする。 孕ませは女上司の希望と締めるなら、最後のフェラ演出も展開とバッティングする。 この辺りの調整次第ですね。

瀬田一花さんとタイトルから期待したのですが、想定した内容の方向性とは異なってたのは残念です。 簡単に言えば、キャラクターとシチュエーションとプレイとドラマが繋がっていない状態ですね。 てっきり、同じサークル内の女子との交際が始まってからのNTRとペット状態だと想定してました。 最初から押しに弱い？貞操観念ゼロの女子に仕上がっていて、交際が始まる前から、アタオカレベルの人生が終わってる女子に演出されているので、NTRとペット化の面白さが最大限には出ず、サークルクラッシャー設定も、主人公は蚊帳の外な状態ですし、過去にひと騒動あったから、現在に繋がり、男達側の紳士協定的なことすらも意にかえさない女子では、何も刺さって来ません。 前提条件の彼女設定も、これで彼女と呼べるのか？と思える演出でしたし、女子のダメさに呆れ果てた男達が、オナホ的に扱ってるだけで、ペットとしての愛情の演出を全く感じず、何も繋がらないプレイもグダグダな内容の上で輪●なので、プレイのエロさも頭打ちで、その割には女子にとって先輩は特別感を感じさせる演出だし、それなのに主人公への好意を演出するので、心情演出がチグハグな感じがします。 キャラクターから考えると、シチュエーションに不自然さが生まれ、シチュエーションから考えると、プレイに不自然が生まれ、プレイから考えると、ドラマに不自然さが生まれ、ドラマを考えると、キャラクターに不自然さが生まれる堂々巡りです。 サークルクラッシャーとしてのゴタゴタがあったから、この女をサークルの共同所有ペットとして扱い、それを知らない主人公が面倒を起こすものの男達は、おいおいという感じで気にも止めないが、今までとは違う何かを感じつつ、羞恥的な犬コスプレイや主人公へのネタバラシ後でも女の雰囲気が今までと異なるのを察して、以降、男達は手を出さないオチなら理解しやすい感じで終われたかな？と思いますが、女子の酷さに男達のゲスさに先輩の上から目線さが重なって、良い気分でのオチには遠かったですね。

この作品は、この作品なりの良さが溢れるていて、望月つぼみさんの演技も良いです。 禁欲をテーマに追加した新シリーズ作品なら、素晴らしいことと思います。 しかし、おもらしエステのシリーズの作品として関連付けてしまうと、作品の評価は１作目と２作目でのコンセプトに基づいたものになり、視聴者として観たかった作品とは異なることを痛感してしまいます。 彼が居る女性が彼の為のエステ通いで濃厚な施術に狂って溺れて、彼の為という建前と性感欲しさの本音による本末転倒なオチに向けてのエロさ極まるエッチな姿を望月つぼみさんで観たかったんです。

色々な作品が有りますが、このシリーズは補正下着という機能性下着の野暮ったさという 概念を、特定の下着なら、こんなにエロさが滲み出るという概念に変えてくれる、ある意味、カルチャーショックな面白さの作品です。 股間のぱっくりと開くボタン式の下着やＯバック的な下着だからこその面白さと言えます。 そこに、恥じらうよしい美希さんということで、推し女優さんの恥じらう姿も見れると期待も高かったのですが、最初の補正下着が、いわゆる、普通の補正下着で、過去作品での補正下着と異なる為、エロさが滲み出る補正下着での着衣プレイという面白さを期待したので、どうにも、盛り上がらず。 最後の補正下着は、過去作品と同様の補正下着だったので素晴らしかったです。 それだけに、普通の補正下着での絡みとの落差が目立ってしまいました。 下着がテーマの作品だけに、ただただ、残念で仕方有りません。 もっと、シリーズ作品のテーマを大事にされるべきだと思います。

あくまでも、熟女人妻が選択する続けるW不倫のオチなら、この展開もありなんですが、見事なほど、熟女な恋愛感を演出されてるので、W不倫なオチよりフリーな男女による熟成された恋愛なオチの方が面白かった気がするので、評価が分かれる作品だと思います。 人妻と既婚者の男であることに固執し過ぎて、昔から好きだった男女が、互いにバツをへて、恋愛と結婚への価値観が変わり、奇跡的な再会を基に、昔を思い出しながら、感傷に浸りつつ、体の関係を含めた大人の恋愛を進め、過去と現在の想いで男女が満たされながらも、バツ有りなことで容易に付き合うことや結婚には踏み切れないので、後ろ髪を引かれるが幼馴染みの友人として別れるも、女の想いをぶつける戻ってのキスと『またね』の一言で、未来の想いが男女の心を満たし、帰省から戻れば再会して恋愛を始めるだろうなぁという脚本と演出が出来ていたので、W不倫による『イケナイ男女関係』なオチなのは、もったいないです。 メーカー的に人妻であることにこだわるのは判りますが、人妻・熟女No.1メーカーとするなら『誰かに文句を言われない熟女の恋愛』な作品であってもいいのではないでしょうか？ 人妻の設定の作品は、人妻であることが一番面白い脚本と演出の作品だけで充分かと。

昇天シロー監督から朝霧浄監督に変わるも、シリーズ作品としての流れは押えた流れに良さを感じてましたが、木村浩之監督で別の作品と成り果てました。 シリーズ作品としての時間と歴史を感じさせる為の高校生時代の流れを完全にカットして、大学生から始まるのと、大学生として展開される息子の友人が、どんどんしょうもない人物となり、男としても人としても情けない人物になり、そんな男に靡く女として演出されては、『いい女』に見えないのも仕方無いことです。 敢えて、シリーズ担当プロデューサーに提言しますが、ここまで別の作品の様に改変するなら、別のシリーズにした方が良かったと思います。 少なくとも、シリーズを見限るには充分な作品でした。

作品の大筋は、設定されている内容と構成により、シチュエーションやプレイやキャラクターを固定化出来てるし、監督も撮影場所も男優さんも変わらないので、良作が出来上がるのを期待しました。 しかし、始まると何か雰囲気が微妙に違う。 とはいえ、女優さんが変わることによる許容範囲なので、進めていくと、最初の絡みの初挿入辺りで違いが露呈する。 この辺りは、夫婦再生に乗り出した夫に、未練を希望に変えて相乗りした妻が、レスだった夫と昔の様に愛撫されて、思い出しながら羞恥も芽生えつつも、セフレが居るという設定により、ほどほど感のある羞恥で恥ずかしがる演技なので、まるで初めての相手との流れみたいな恥ずかしがりすぎてしまうと白々しさが興醒めへと繋がる。 更に、ここで入れる雰囲気を夫が醸して、ゆったりと受け入れるという夫婦の阿吽の呼吸みたいな反応で挿入になる面白さが過去作品では有ったが、今作品では『ここで入れるの？』と狼狽えの強い演技と台詞をしてしまい、男優さんが台詞を返してしまうのだが、『もう、我慢できない』という安っぽい台詞を返してしまい、白々しさが興醒めに繋げる。 女優さんの恥ずかしがりすぎな感じと、狼狽えの強い演技と、男優さんの安っぽい台詞に加えて、『ゆっくり入れて…ひさひさだから』との台詞に、レス妻だけどセフレが居るから、その台詞はちょっと…となり、物凄い白々しさで激しく興醒めし、プレイとして盛り上がる箇所だから、悪目立ちにすらなる。 以降も微妙な雰囲気が出るが、濃厚な夜のシーンも悪目立ちしている。 妻が夫にセクシー下着姿を魅せるのだが、わざわざ、仕切り直す雰囲気にして、堂々と見せるので、愛人を囲ってる男や浮気相手の男を挑発させる様な魅せ方になって、コンセプトとの違いも感じるし、そんな魅せ方なので、夫も愛人を囲っているけどや浮気相手の男的な反応をして、雰囲気が総崩れになる。 その上で、過去作品だと、ブラとショーツだけセクシー下着姿で、妻の頑張った感と健気さが形や色味から感じる良さがあったが、今作品だと、ショッキングピンクのブラとショーツにガーターベルトを付け、太もも半分までのエロい黒ストッキングとなり、もう、本当に、それこそ、愛人を囲ってる男か浮気相手を挑発させる様な状態なので、作品を勘違いしてるかな？と錯覚すらした。 この辺も固定化した方が良いかも知れません。

発想として見れば、良いシチュエーションばかりなので、素晴らしい。 しかし、設定に対する演出が振り切れないのが、本当にどうにもならない。 明確な点から説明すると。 メイドシチュエーションでは、最後が顔射なので、根本的にASMRが無関係で終わる。 女生徒と教師シチュエーションでは、ヤってる関係だろうが、教師が別の女生徒との場面を見て身勝手な嫉妬に燃えるという可愛らしい愛しさからのおあずけ見せ付け自慰の流れで、可愛さが爆発してたのに、シコシコ許可を女生徒がしたり、触って欲しいおねだりを女生徒にしてるという流れの変さに、オチンチン欲しくなったからディルド自慰をしてるのにオチは性交無しな流れの変さも入って、煽りがへたくそか！となってしまう。 教師に逆恨み的な嫉妬だが反省を促すのが女生徒の目的なんだから、ディルド自慰まで演出するなら、反省からの仲直りハメの演出が最適解な流れなのに、本番無しシーンの制約でハメられないなら、過剰な演出でしかないのよ。 ローターや電マでの外イキ自慰での煽りにしておけば、女生徒側も入れない自慰で終わり、教師のフェラと手コキでの終わりと演出の過激さのバランスも取れて終わるのよ。 他のシーンでも演出のバランスが悪くて、盛り上がりが高まらない所がちょこちょこある。 そろそろ、演出のバランスを念頭に置かれた制作方針を考えられるとよろしいかと。

時折、お見かけしていた七碧のあさんですが、ずっと匂っていたロリさを前面に出しつつ、経験済みで、エッチ好きな女の子が、エッチを好きにさせてくれたおじさんにより、更なる性感の初体験をする話。 良い塩梅のロリエロさで制服を着こなしながら、経験済みで、エッチを好きだけど、教えてくれたおじさんだからこそ見せる甘々な雰囲気で、エッチと共に、丁寧に作品のテーマのアナル開発が、普通のエッチと並行して、淫らで卑猥な雰囲気を醸しながら進む。 段階的に指や玩具を使うアナル開発が、普通のエッチな行為と入れ替わりつつ、全体の絡みでも良い形にアナルの性感と普通のエッチの性感を結び付けている。 ソファでの絡みで、前戯をしつつ、指や玩具でのアナル開発をして、次のベッドでの絡みでイチャラブエッチをしながら、アナルクンニや玩具併用でのアナル・膣・クリトリスの三点責めや性交中のアナル責めでアナルの性感をエッチの性感に結び付けて高めて、最後のベッドでの絡みで、ケモミミカチューシャとアナルプラグシッポとニップルクリップとストッキング着用で盛り上げつつ、性交と玩具などによるアナル性感を結び付けるプレイで、丁寧にアナルをアナルディルドとバイブで拡張し、膣内射精での１回戦後に、２回戦で膣性交で高めておいてAFでのフィニッシュという膣性交とアナル性交を絡ませ、普通の男女がする様な展開でエロ面白い。 ここまでは、素晴らしさに感動してましたが、射精の流れがダメでした。 男優さんのアドリブなのか、監督さんからの演技指導なのかは判りませんが、衣装を変えてのNN性交を演出して、アナル開発がテーマであるので、流れとしてはNNアナル性交で終わるのが、プレイの対比の面白さとしても、テーマの遵守の面白さとしても、ドラマとして膣内射精ではなく腸内射精による性感をおじさんに更に教えられて堕ちる女の子という面白さとしても、演出による尻射ではなく腸内射精で射精に合わせて女の子が余韻イキする展開な必要が合った気がします。 尻射後に再挿入して半外半中の演出のつもりでも、目立たない状態ですし、女優さんが『そっちにも中出ししたの？』と言うのでガッツリ出した演出がベストです。 実際、そこで出そうとしたら硬直しました。 作品の一番の盛り上がる箇所だけに、この流れは本当に残念で、評価への影響も大きくなってます。 何でだったんですかね？

過去作品において、素晴らしさを感じるほど他の作品では見かけない変態プレイにゾクゾクしてから新作をチェックしてますが、他の作品でも見れるような普通の変態プレイだけになり、過去作品ほどの面白さが得られないままで、今作のパッケージを見て、『変態援交』の煽り文句が無くなって、もう、このシリーズに期待をするのを止めます。 両手拘束で立たせて脱がせやすい水着姿への責めと縄拘束プレイのぬるさに失望ですし、最後の今一つ映えない派手な下着姿プレイも照明と合わさって、女優さんが映えない。 ２年前以前辺りの他の作品ではなかなか見かけない変態じみたプレイのオンパレードの演出は、何処へ行ったのでしょう？ あの頃の変態さの際立ったプレイが、このシリーズの持ち味ではないのでしょうか？ その上で、作品の面白さを表現していた『変態援交』の記載を止めてしまうなら、シリーズのテーマすら捨てると公言してる様なものです。 変態さの際立ったプレイがある作品だからこそ、様々な作品に出てる女優さんでも光る作品になっていたのではないのでしょうか？ 批判的なレビューになってしまい、申し訳ありません。 本当に、残念でなりません。

物凄くもったいないという感想しか浮かばなかったです。 大会に向けて自主練に励んでいたら、同じ部活のエースの憧れの女子も、同じく自主練を始めるのでペアな役になる男子という素晴らしいシチュエーションにワクワクします。 流川莉央さんの憧れの女子的な雰囲気も良いし、ブルマを含めた全ての衣装が似合う上に、しっかりとしたエロさが出ていて良い。 コーチの邪魔さ加減やコーチっぽさも良く、禁欲演出も判るし、莉央さんの役の狙いとモーションも判る。 かなり作品としての面白さがあるが、タイトルに記した莉央さんの役のヤリマン的な感じと主人公の彼女設定によるNTRの感じが、どうにも巧く面白さに繋がらないので、不要な設定に感じるし、最終的に略奪愛なオチになるのに恋愛演出が徹底されてないので、恋愛的な面白さに繋がらず、NTR感にも良い作用を生んでいないので、演出が不足に感じる。 コンセプトが複雑なので、もっとシンプルな設定と演出な方が良かった気がします。 莉央さんの役を経験もありエッチも好きだが彼とヤりたい女子、主人公の役を彼女が欲しい男子として、男子は女子に好意を持ってるし、女子は努力家(禁欲のストイックさ)の男子に好意を抱いてるが、お互いの忖度などできっかけが無いまま、大会への自主練の機会を迎える流れで、男子の女子への気持ちやエッチへの興味などを調べる絡みからのエッチのある絡みでの女子の告白と男子の大会出場への思いでのストイックさからの断る(禁欲だけでなく彼女を作ることも)が、女子からの猛烈な迫りを受け、不調となり、大会出場も危ぶまれ、女子に再度の断りをするとあっさり受け入れられ、女子が女子練から去り、男子の胸中には女子への思いがモヤモヤし、復調したことを知った女子に再度迫られた男子は、断ることが出来ずに受け入れ、でも、女子は男子の大会への思いを尊重して、大会出場確定までエッチしない約束をして、確定後に約束通りにするという恋愛オチなら、ヤリマンな女子の軽さやNTRの罪悪感によるすっきりしない流れより良い気がします。 もう、何でもNTRにするのは止めませんか？