悦痴雨読さんのレビュー

本作は本シリーズの6作目だが、2～5作目から継承した分かり易いシナリオの路線を、本作のミスキャストや演出ミスが台無しにしたようだ。各場面の性描写で女優の演技は決して悪くなく見えるが、本作ストーリーには相応しくなかった。 【チャプター構成】※当メーカーのBOD版にはメニュー画面が無いため推定 (1)導入部（1分） (2)拘束一日目（47分）サンプル画像1～9 (3)水責め調教（22分）サンプル画像10～12 (4)裏ビデオ撮影（40分）サンプル画像13～19 (5)一週間後（14分）サンプル画像20 【ミスキャスト】 ◆花狩まいの容姿は女教師よりも女生徒の役に相応しく、同じ監督が手掛ける「優等生調教」シリーズ向きである。彼女は本作の「学年主任」という役柄には遠く及ばない。 ◆中田一平の起用は大失敗である。本シリーズの5作目まで一貫して不良生徒達の先輩役で出演して来た「火登」の代役で本作に登場する中田は生徒達と親子ほどの年齢差に見え、彼の言動はヤクザ並みに狂暴である。 【演出ミス】 ◆(2)で女教師は男達に囲まれて腕力で拘束され、怒鳴り声で脅されて言う事を聞かされ続けた結果、彼女が最初に強引に飲まされた薬剤の効果が表現できない程に怯えた女優の演技になってしまった。 ◆(3)の始めに男優の台詞で(2)の薬効が既に切れたことを説明させた。それは上記ミスの隠ぺい工作だろうか？

【★ ブルーレイ版のページに投稿したレビューコメントに記述できない残りを、こちら側に投稿させて頂きます。コメントの本体はブルーレイ側を参照ください。★】 【チャプター構成】※当メーカーのBOD版にはメニュー画面が無いため推定 (1)導入部（1分半） (2)拘束一日目（45分）サンプル画像1～7 (3)水責め調教（26分半）サンプル画像8～12 (4)裏ビデオ撮影（47分）サンプル画像13～20 (5)一週間後（15分） 【見所】 (1)は、本シリーズでは2作目の本作が最初に採用した導入部の置き方だが、その映像に何も性描写は含まれないのにワクワクさせてくれる。この方式を踏襲したシリーズ3作目以降の作品と比較して最も鮮烈な印象を私は感じた。 (2)では、飲まされた薬剤の影響である眠気と性的な感覚の高揚とまだ残っている理性による抵抗の狭間で、男達による性的な刺激に女教師が耐えながら悶える拮抗した演技に女優の個性が反映される。 (3)の最後では、口内の精液を飲めと命じられた女教師が一部でも飲むか飲まないか、心の葛藤を示す表情を含む女優の演技が試される。 (4)はまだ女教師は薬漬けなのか、それとも調教レベルが深まって理性による抑制を失ったのか見極める楽しみがある。女教師が性の快楽を追求する演技に、女優の個性的な魅力が活かされる。

本作はシリーズの2作目であるが、本作には前作と一線を画す新たな変更が加えられ、その路線が3作目以降に継承されたようだ。 【チャプター構成】※当メーカーのBOD版にはメニュー画面が無いため推定 (1)導入部（1分半）※他の作品で確認したDVD版のメニュー画面では分割されていないが、説明の便宜上(1)と(2)に分割 (2)拘束一日目（45分）サンプル画像1～7 (3)水責め調教（26分半）サンプル画像8～12 (4)裏ビデオ撮影（47分）サンプル画像13～20 (5)一週間後（15分） 【解説】 ◆(1)は本作で初めて導入されたパートで、女教師の調教が完了した(5)の冒頭の映像を少し先取りして見せた後、(2)で一週間遡って本編ストーリーが始まる。ただし、本作の(2)～(5)のチャプターはシリーズ前作の(1)～(4)と同じ構成である。 ◆(2)拘束一日目は、前作の(1)拘束一日目の始め方と異なる。前作は家庭訪問に来た女教師に薬を混ぜた飲み水を渡し、知らずに飲ませて心身の自由を奪った女教師の体を生徒達が弄んだが、本作以降は女教師を騙してアジトに誘き出し、仲間と共謀して拘束し、無理やり錠剤を飲ませ、その薬効で心身の自由が利かない女教師の体を弄ぶ。 ◆各チャプターで使用される重要な台詞は本シリーズの1作目とほぼ同じものが後続の作品に継承されていくが、作品によって多少の変更や追加が見られる。

本作はDVD通販での取扱いが既に終了。本シリーズでは1作目の本作だけがBOD版も無いため、代りに動画版を購入・視聴した。その結果、他社の某シリーズからの「パクリ」や「そっくり」という本作のユーザーレビューに記された意見に対する反証が得られた。 【本作のチャプター構成：推定】 (1)拘束一日目（51分半）サンプル画像1～10 (2)水責め調教（23分）サンプル画像11、12 (3)裏ビデオ撮影（41分）サンプル画像13～20 (4)一か月後（18分半） 【シリーズ間の共通点と相違点】※比較した他社の作品をAPと略す。 ◆(1)～(4)のシナリオ構成の流れが似ており、特に(1)の導入部分は酷似している。それがパクリ疑惑の根拠であろう。しかし、映像的には似た印象があっても各場面での特徴的な台詞はシリーズ間で全く違っている。即ち、本作に始まる新シリーズの独自性が明らかである。 ◆APの家庭訪問先がヤクザ稼業の家なのに対し、本作の家庭訪問先は両親と生き別れた男子生徒が身を寄せる先輩の家。 ◆女教師を調教する仲間としてAPでは家族とヤクザ関係者で多数なのに対し、本作では先輩と友人のみで少数。

本作はチャプタータイトルでシナリオの流れは分かるが、漫然と性的な場面を楽しんではストーリー展開の必然性が分かる鍵となる場面を見逃すだろう。その罠に嵌ったユーザーコメントを本シリーズの作品ではよく見かける。 ◆不良グループが自分達の性欲処理の生贄として吉良先生をアジトに誘き出した手口は本ページの作品紹介コメントに記されているが、彼らが先生を性奴◎に堕とした手口は本編で確かめるしかない。 ◆不良生徒の鈴木から「深刻な悩みを聞いて欲しい」と頼られ、何でも聞くと気安く答えてしまった先生に、鈴木はSEXの相手を要求する。先生の抵抗を抑えるために、何かの錠剤を無理やり飲ませる。 ⇒その錠剤を飲まされたのは最初に1回で一瞬の場面だけだが、その後の先生の薬漬けのような変貌ぶりから、毎日飲まされ続けたことが容易に想定できる。 ◆不良達に虐められて先生に庇ってもらった清掃員（北こうじ）が、本編の後半で不良達のアジトに招かれた日から逆に先生を慰み者にする仲間に加わる。それが先生に与える精神的な打撃を倍加する。 【チャプター構成】 (1)不良生徒の巣に誘われ屈辱の連続中出し（43分半）サンプル画像1～9 ≪一日目≫ (2)バスタブにしずめられシャワー責めからのアナル舐め奉仕（17分）サンプル画像10～12 (3)人格崩壊後の濃厚輪△…精液かけられ＆再度の濃厚中出し（42分半）サンプル画像13～20 ≪二日目？≫ ≪注意≫上記チャプタータイトルの「人格崩壊」と言える状態は(4)からであり、(3)ではまだそのレベルに達したようには見えない。 (4)性奴◎に完堕ち後…複数本のチ○ポを濃厚奉仕舌上発射（17分）サンプル画像なし≪一週間後≫ 【結末】4本のチ○ポ（北、火登、鈴木、亀田）に対するフェラ奉仕の最後に、りんから頼んで鈴木に口内射精してもらい飲み干した直後の会話： 鈴木「さぁ。これから、俺たち専用の肉便器教師として、どう生きていくのか、カメラに向かって誓ってよ！」 りん「はい。わたしはこれからずっと、愛する生徒達とそのお仲間の専任スケベ教師として、一生を過ごして行こうと思う次第です。」 【評価要素】ヒロインが過酷な仕打ちで性奴◎に堕とされる悲劇を感動的に盛り上げる、女優による美しい性描写の場面を酷いモザイク処理が台無しにした。フェラ中の表情がぼやけ、男女の結合部位の躍動が迫力を失った。

本作は女教師が主役の短編4本で構成。誰もいない校内で一人露出遊びを楽しんでいた女教師が1人の男に捕まって多様な経過により男女の性行為を楽しむことになり、最後は中出しされる大まかな筋立ては共通だが、具体的なストーリー展開と性描写で各編の個性が楽しめる。なお、4編は全て同業他社系列のFunCityレーベル作品と同時に撮影して提供された物のようだ。 【チャプター構成】 (1)黒川すみれ（42分）サンプル画像1～5 ※funk019「普段は厳しい女部長は新入社員をたぶらかす…」(2023/05/02発売)と同時に撮影されたため、その場所は学校に見えない。相手役の男優のうち1人が本作で共演。 ≪概要≫休日出勤で他の先生方は先に帰った。生徒達はいない筈と思い込み、仕事疲れを癒すため自撮り露出遊びを始める。校内を全裸で徘徊中に男子に見つかり、逃げた先の更衣室で捕まって… ≪結末≫最後に中出しされても彼女は不満。男子の目の前でオナニーを始め、男子は先生がイクまで見届ける。2人だけの秘密の肉体関係が続きそうな余韻？ (2)水川スミレ（43分）サンプル画像6～9 ※funk029「実写版 美人教師は羞恥の虜」(2023/07/04発売)と同時に撮影された。 ≪概要≫放課後の教室で自撮り露出遊びを始める。校内を全裸で徘徊中に見知らぬ中年男に見つかり、体育館に連行されて… ≪結末≫最後に中出しされても彼女は不満。男だけ先に出て行くと、彼女は他の男を探しに外へ散歩に出掛ける。 (3)結城りの（47分半）サンプル画像10～13 ※funk024「実写版 美人教師は羞恥の虜」(2023/06/06発売)≪コメント投稿済≫と同時に撮影された。 ≪概要≫上記作品には無かった「中出し」を見せる番外編。体育倉庫で自撮り露出遊び後、体育館フロアで男子に捕まり体育倉庫に戻され… ≪結末≫男子の予告に対し先生は快楽に溺れて応答出来ないまま中出しされる。男子が去っても先生は快感に満たされたまま喘ぎ続ける。 (4)三尾めぐ（48分）サンプル画像14～17 ※funk022「噂の露出狂先生」(2023/05/02発売)≪コメント投稿済≫と同時に撮影された。 ≪概要≫(3)と同様な位置付け。ただし、相手は用務員の中年男。 ≪結末≫彼女の方から希望して中出しされる。彼女は膣から溢れた精液を指で弄び、快楽の余韻に浸る。

本シリーズの作品は女教師が主役の短編4本で構成。校舎内で密かに露出遊びを楽しんでいた女教師が1人の男に捕まり、色々な経過で2人は性行為を楽しむことになり、最後に中出しされる大まかな筋立ては共通だが、ストーリー展開と性描写に各編の多様性が楽しめる。なお、シリーズ2作目の本作の短編は全て同業他社系列のFunCityレーベルで「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズの各作品と同時に撮影して提供された。同シリーズの作品に概ね中出しは無いが、その現場で中出し場面を含む本作向けの短編が制作されたことで本作は同シリーズの外伝的な性格を帯びる。 【チャプター構成】 (1)都月るいさ（44分） ※「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズ6作目(2023/11/07発売)と同時に撮影され、同作で不良OBを演じた滝本サトシが本作では同僚教師として登場。 ≪特徴≫作中のSEX相手は同僚の滝本サトシ。 ≪結末≫中出しした滝本が出て行き、一人残された彼女は欲求不満を紛らすようにオナニーを続ける。 (2)小松杏（42分半） ※「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズ5作目(2023/10/03発売)と同時に撮影され、同作で不良OBを演じた滝本サトシが本作では同僚教師として登場。 ≪特徴≫校内を全裸で徘徊する経路が(1)より短い。 ≪結末≫中出しした滝本が先に出て行くと、彼女は代りの相手を探せば良いと思いつく。 (3)紗々原ゆり（44分半） ※「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズ4作目(2023/09/05発売)≪コメント投稿済≫と同時に撮影され、同作で不良OBを演じた滝本サトシが本作では男子生徒として登場。 ≪特徴≫本作では最も遠く、通用口まで出て女教師がオナニー中に男子に見つかる。 ≪結末≫中出しした滝本は先生に以降の協力を約束して出て行く。先生は快楽の余韻と共にオナニーを続ける。 (4)妃ひかり（47分半） ※「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズ3作目(2023/08/01発売)と同時に撮影され、同作で女教師に協力した特別な男子生徒（松本ケン）が本作でも同じ役柄で登場。 ≪特徴≫同作では膣外射精で口に向けて顔射だったのに対し、本作では中出しされる。 ≪結末≫最後は先生の方から希望して「あぁ、良いわよ。ぶちまけて、ぶちまけて。あぁ夢みたい。あぁ変態最高！」と叫びながら中出しされて逝ってしまう。

主演女優の演技を貶す低評価のコメントに先を越されたが、私には本作ストーリーに最適・的確な演技に見える。性的な場面で美しくなる彼女の演技はリアルで煽情的であり、特に彼女の表情の絶妙な変化による心理描写の素晴らしさに感動した。ストーリー重視の私にとって本作唯一の弱点は、叔父を演じる男優の外見が70代以上に見えて、杏夏の父親より若い筈の叔父には少々相応しくないことだ。 【見所】※DVDにチャプターメニューが無い代りに本編レコード中に刻まれたチャプターマークを手掛かりにチャプター構成を推定 (1)プロローグ（2分） (2)叔父のSM趣味？（35分半）サンプル画像2、3枚目 ・本編で唯一の杏夏の全裸シーンがあり、大変魅力的に映る。他方、杏夏の入浴中に叔父が脱衣場に忍び込んで姪の下着の匂いを嗅ぐ。姪の成長を確かめたのか？ ・宿泊客との会話で話題になり、杏夏が興味を抱いて旅館の蔵に初めて入って見付けた物は、叔父の秘密の道具類。そこに叔父が現れると、姪の調教を始める好機だと喜び、姪を麻縄で緊縛して性行為を調教し始め、最後は嫌がる姪に中出し。≪この日から杏夏の叔父への恩返しの日々が始まる。≫ (3)羞恥雌犬躾け調教（30分）サンプル画像4、5枚目 ・雌犬としての躾けの途中に犬の舌では対応不可能な調教項目が含まれ、その流れで叔父の男根をイラマ気味にしゃぶらせて口内射精。その精液を我慢して飲み込ませる。 (4)麻縄緊縛SM調教（36分半）サンプル画像1、6～9枚目 ・蔵の中を掃除中に、家族への恨み辛みを書き連ねた古い日記を見付けて叔父の孤独な生涯を知った杏夏に対し、叔父が怒ってSM調教を始める。色々な姿勢で緊縛して放置。電マ責め、筆先責め、蝋燭責め、鞭打ちなどに耐えながら、次第に杏夏は快感を覚える。 (5)一体感への目覚め（25分）サンプル画像10枚目 ・後ろ手に麻縄緊縛して布団に寝かせた杏夏を、それまで長時間の責め苦に耐えたご褒美の様に叔父が優しめに色々と性行為を重ね、最後は杏夏からの希望で中出しされて幸福感に満たされる。 (6)エピローグ（40秒） ・近況映像を背景に杏夏の心の声でナレーション「あの日から、叔父さんとの関係は続いています。でも、私達の心は確実に変ってきていると感じます。だって、もう一人ぼっちじゃないと気付いたから。私はこれからも叔父さんに恩返ししていくつもりです。」

本作はシリーズ13作品の中で最高に可愛い主演女優に惹かれて購入・視聴した。修学旅行先で級友から一人離れて立ち寄った寂れた旅館の親父が変質者で、そこで拉致監禁調教されて蔵の中で一生を過ごすことになる女子高生の災難が、本作で儚くも美しく描かれている。本作DVDにチャプターメニュー画面は無いが、本編レコード中に刻まれたチャプターマークを手掛かりにチャプター構成が容易に判明した。 【チャプター構成】 (1)プロローグ（1分）サンプル画像9枚目 ⇒ちはるがやむを得ず借りた旅館のトイレから出たところで変質者の親父に薬を嗅がされて眠るまでの経緯が描かれる。 (2)拉致監禁・緊縛拘束（7分） ⇒旅館の親父は眠り続ける彼女を蔵の中で制服姿のまま麻縄緊縛、口に竹筒の猿ぐつわを噛ませて放置する。彼女を探しに来た級友に旅館の親父は白を切って追い返す。 (3)拘束レ○プで中出し（25分）サンプル画像6、7枚目 ⇒目が覚めた彼女を親父が散々弄り回す。イラマチオ後、交尾して無慈悲に中出しした挙句、写真を撮って彼女に言うことを聞かせる脅しネタにする。 (4)V字開脚拘束SM調教（22分）サンプル画像10枚目 ⇒最初は開口器で口を塞ぎ、筆の毛先と軸で責めた後、開口器の代りにパンツを咥えさせて乳首を挟み、蝋燭責め、最後はバイブで快楽責めにする。 (5)羞恥雌犬躾け調教（22分半）サンプル画像8枚目≪私の趣味に合わないので説明省略≫ ⇒調教中に警察官が聞き込みに来るが、親父は白を切って追い返す。この時、大声を出せば助けてもらえる絶好の機会なのに彼女は躊躇して見送った。 (6)開脚宙吊り電マ責め（3分半） ⇒後ろ手緊縛で開脚した姿勢で宙吊りにされた彼女の股間を親父が電マで責める。 (7)尻を蝋燭と鞭で責め（13分）サンプル画像3、4枚目 ⇒後ろ手緊縛のまま立たせた彼女の尻を蝋燭と鞭で責める。 (8)SM緊縛SEX快楽堕ち（33分半）サンプル画像5、1、2枚目 ⇒親父に従順なSM性奴◎となった彼女は親父の愛玩を悦び、イラマチオの苦しみまで受け入れて性の快楽を堪能する。最後は腹上に射精されてお掃除フェラ。 (9)エピローグ（5分） ⇒「半年後」の設定なのに同じセーラー服で後ろ手緊縛のSM調教が続いている。セーラー服が半年も酷使されてボロボロにならないのは不自然！ ※最後だけでも全裸で緊縛すれば良かったのに…

本作のストーリーは映像の上辺しか見ない人達には誤解されることだろう。それは本作の凝った演出と編集に起因する。私は本編を繰り返し再生して内容を正確に理解しながら本編ストーリーの背景を含めて正確に組み立てた。その概要をここに紹介しよう。 【背景】作中の台詞で語られること： ◆小沢先生の一人娘が10年前に高3で交通事故死。その娘によく似た長瀬あおいの高2の年にクラスを担任した時から、先生は何かと長瀬に親身に接していた。 ◆先生と奥様は大学のテニス部で知り合って付き合い、そして結婚した。先生は長瀬にもテニスを勧め、それまで帰宅部だった長瀬も高2からテニス部に入部した。 ◆先生が1年前に高校教師を辞めた事情は不明。先生は長瀬には小説家を目指していると説明。他方、先生が就職志願した会社の社長が先生宅を訪ねて接待を要求。 【粗筋】長瀬が恩師に志望大学への合格を報告する為に小沢先生宅を訪れた最初の日は、酒に酔った勢いで先生が長瀬を強引なベロキスから始めて性行為に誘うが、本番の直前に先生が酔い潰れたため性交は未遂に終わる。 　先生宅に長瀬が置き忘れた携帯とポーチを受け取りに、翌日も先生宅を訪問した時、先生は今度は素面で長瀬への愛欲を熱烈に語りながら強引な性行為の果て、終に長瀬の処女（推定）を奪った。先生は証拠写真を撮り、その後も長瀬を呼び出す脅しに使う。 　その次に長瀬が先生宅を訪問した時は先生は不在。奥様と楽しく会話しながら待っていると先生が帰宅して3人で夕食を囲む。先生から泊まって行くように促され、奥様にも歓迎されて断れない。奥様が先に就寝された後、長瀬は先生と強引に再び性行為を結ばされる。 　翌朝、長瀬が先生との関係を仄めかした結果、奥様が心臓発作で入院。その責任を取らされる長瀬は、先生の就職志願先の社長と2人の息子達を相手に先生の娘と偽って性接待させられる。見知らぬ男達との4P性交を経験した長瀬は、彼らが帰った後、先生のチンポが最高に好きだったと自覚して、長瀬から誘って先生との性交を本気で楽しむ。最後は先生に初めての中出しされて幸福感に満たされる。 【考察】 ◇未遂とは言え、襲われた翌日に先生宅を不用心に再訪したことは、長瀬も潜在意識下では先生に愛情を抱いていた証かも知れない。 ◇長瀬を処女と推定した根拠は、初体験時の彼女の一連の振舞い方と小声で破瓜の痛みを訴えたこと。

本作は学園存続の危機を生徒会長の女子が学園祭で逆バニーのコスプレで救った過去2作品を受け継ぎ、同じ監督の手で主役を女教師に置き換えて制作された新作で、メーカーは変ったがどちらもSOD系列である。本作は映像だけ見ると前の2作品と同様に映るだろうが、確り台詞を理解した視聴者なら本作の斬新な趣きが楽しめる。学園の名称をSODからダリアに変更して前作までの学園の伝統を受け継ぐことを無くし、逆バニーも含めてコスプレ衣装に本作の独自性が表れる。なお、本作タイトル中の「密着接客」は誤りで、作中で模擬店の客には密着せず、先生が密着した相手は全て模擬店担当の男子生徒である。 【チャプター構成】 (0)序章（3分）サンプル画像3枚目 ⇒生徒会の顧問を務める柊木先生が学園存続の危機を救うべく学園祭の目玉を考案して逆バニーのコスプレ姿で学園祭当日ギリギリに現れるまでの経過が描かれる。 (1)逆バニー（50分）サンプル画像6～8枚目 ⇒男子が女子の制服で接客する不人気な逆コンセプトカフェから救援要請。先生が逆バニー姿で接客したら大盛況。休憩時間中、生身の逆バニーに対面して興奮した店長を先生が生SEXで癒す。最後は先生の左乳に店長が射精。 (2)逆チャイナ（25分）サンプル画像9、10枚目 ⇒お化け屋敷に逆チャイナ姿で見学に来た先生の肌をお化け役の男子3人が暗幕から手を出して触りまくる。男子達に説教した先生は自分の過激な露出で興奮した男子を鎮めるためフェラ、パイズリ、手コキで射精させる。 (3)逆レースクイーン（49分）サンプル画像5、4枚目 ⇒彼女に振られてヨーヨー釣り模擬店を開店する気力を失った店長の男子を先生が生SEXで元気づける。最後は先生の舌上に射精した男子が先生の口をティッシュで拭う気遣いを示したため、先生は感激して… (4)逆ナース（40分）サンプル画像1、2枚目 ⇒占いの館を開いた男子が占いと逆の事が起きた客たちに店を破壊されて意気消沈。逆ナース姿の先生が事情を聞いて彼を慰めるが、ストレートに彼を慰めるのではなくイチイチ焦らしが入るため見ていて最高に興奮させられる本作で最高の名場面。 (*)エンディング（30秒） ⇒前作までと同様な入学希望者勧誘CMの最後に、前作まで無かったエッチなコメントが追加された：「勿論、柊木先生とちょっぴりエッチな青春も付いて来るからね。バイバイ♪」

本シリーズ全3作でユーザー評価が最低の本作に対し、私が気に入った長所が多々あり擁護したい。比較のため第1作を動画版で購入・視聴し、先にユーザーレビューにコメント投稿済。本作は前作と一見似た場面が多くても全く趣旨が異なる作品である。前作ではヒロインの悲劇を真正面から悲劇として演出されたが、本作ではヒロインを道化役に落として悲劇を嘲笑している。 ◆前作はプロローグとエピローグで敵方の策略という暗黒の背景を明示したが、本作のプロローグとエピローグはヒロインの人格をコミカルに演出した場面だけである。 ◆前作の共演者（すみれ）は大学時代から嫉妬心でヒロインを陥れて来た役柄で一貫性があるが、本作の共演者（川上ゆう）は経理業務で示した無能さと奴●花嫁の調教から披露宴の司会までこなす有能さが矛盾する。 ※前作の唯一の弱点は結婚式直後に本来の披露宴が無いのに2次会を「披露宴2次会」と称して開催したこと。本作は2次会ではなく「披露宴」を開催した。前作の2次会と本作の披露宴には似た場面もあるが独自の場面が多い。 【チャプター構成】※DVD裏表紙に表記された5チャプター構成で解説： (1)部下の裏切り（34分）サンプル画像1、2 　顧客情報を敵方に渡して会社に数十億の損害を与えた女子社員（ゆう）が奴●花嫁の真緒を指導する。 (2)悪魔の結婚式（17分）サンプル画像3～5 　ゆうが真緒に結婚式の詳細を説明後、真緒は父親のエスコートで花嫁入場。花嫁を奴●扱いする結婚式がニセ牧師の司式で行われる。 (3)恥辱の記念撮影会（17分）サンプル画像6～9 　花嫁の局部を全開にして参列者達に散々撮影されて悲しむ真緒に、ゆうが披露宴の詳細を説明して追い打ちをかける。 (4)自己紹介～離婚＆結婚の経緯説明（27分）サンプル画像10～13 　新婚の夫と別れた原因を淫乱な真緒の我がままと説明する嘘の原稿を暗唱させられた真緒が、淫乱な自分の姿を無理やり参列者達の前で演じさせられる。 (5)お色直し・羞恥DVD上映会（36分）サンプル画像14～18 　腹部に個性的な顔の漫画、背中に「私は変態」と書かれた真緒が登場して滑稽な裸踊りを披露。前の夫が撮った新婚ラブラブな真緒の動画DVDをスクリーン投影。≪以下省略≫ ※特典映像 真緒・良太 愛の記録（11分半）サンプル画像19、20 ⇒(5)で上映された動画の鮮明な映像

本作のキャスティングは見事でほぼ全員が役柄に合った芝居をしていた。その例外は結婚式を司る牧師だが、敢えてニセ牧師のイメージで選んだとすれば彼も役柄にピッタリだ。 【概要】巨大開発プロジェクト受注競争で安達不動産に敗れた内藤が、藤枝グループ会長の指示で安達社長一家を罠に嵌めて安達家から全てを奪い取る悪魔の所業が描かれる。本作は特に安達家の令嬢、安達美香（椎名ゆな）が商売敵の内藤社長の花嫁名目で奴●に堕とされる主要な場面が念入りに描写される。 【チャプター構成】※DVDパッケージの裏表紙に表記されたチャプター4件にプロローグとエピローグを加えた6件のチャプター構成でレビュー： (0)プロローグ（8分半） 　藤枝会長（音声のみ）から内藤に電話で指示する場面で始まる。その次は1か月後、内藤が安達不動産を訪問。数十億の債務交渉の一環で安達美香を自分と結婚させることを承諾させたが、その結婚式はアダルトビデオに仕立てて荒稼ぎする目論見だった。 (1)辱め花嫁修業（31分）サンプル画像1～4枚目 　美香の大学時代の友人、皓美（女優：すみれ）がウエディングプランナーとして登場。美香の身体検査、結婚式の衣装合せの後、羞恥の式次第について美香を意地悪く延々と指導する、本編で最初の見せ場。 ※2人の会話から美香の男性経験は2人で両方とも皓美の元カレだと分かるが、皓美の口振りからそれも皓美の計略のように推察される。 (2)人生最悪の結婚式（17分半）サンプル画像5～7枚目 (3)羞恥記念撮影会（4分半）サンプル画像8枚目 (4)披露宴2次会・変態淫乱羞恥ショー（82分半）サンプル画像9～20枚目 　2次会が本編で最長の見せ場。前半はストリップショー、変態な自己紹介、隠語BINGO大会から成る。BINGO達成者3人目までご褒美の性行為が許され、3位は花嫁とディープキス。2位は花嫁の体に手を触れず舐め回す。1位は花嫁と性交…最後は制限時間を大幅に超過した挙句、中出しを強行。 　後半はお色直しの後、花嫁の裸体に出席者が落書き、花嫁が両親への感謝の手紙朗読、最後に花嫁と花婿の公開初夜でお開きになる。 (*)エピローグ（2分） 　藤枝会長に内藤が対面して成果を報告。安達の娘との結婚式で署名した書類は「結婚証明書」ではなく「奴●契約書」で、娘が用済みになれば闇風俗で稼がせることを臭わせる発言をした。

本作は短編4本で構成されるオムニバス作品であるが、最初の2本は山と空レーベル「生徒会長は真性露出狂」シリーズの最新2作品で生徒会長を演じた主演女優各1名による短編である。相互の内容を比較するとそれら2本は各々の出演作「生徒会長は真性露出狂」と同時に撮影されたことは明白である。ただし、当該作品と本作で重複する場面は存在しない。 【概要】本作を構成する短編の共通点は、女子が辺りに人が居ないと思い全裸になって自撮りとオナニーを楽しんでいたら、男に見つかって性交渉の相手をさせられて最後は不意打ちで中出しされるが、彼女達はそれを特に嫌がらなかったこと。4本の短編の様々な背景の違いと具体的なアプローチ手順の多様性が楽しめる。各編の出演者は男女各1名。 【チャプター構成】 (1)美園和歌（45分）サンプル画像3～7枚目 ※「生徒会長は真性露出狂」シリーズ第12作の桜が咲き誇る公園を含むロケ地で同時に撮影されている。 ≪特徴≫夜の学園の敷地を全裸で徘徊中、桜の公園付近から見知らぬ男に追いかけられ、隠れた体育倉庫で捕まって性交渉。 (2)本田瞳（43分）サンプル画像8～11枚目 ※「生徒会長は真性露出狂」シリーズ第11作のロケ地で同時に撮影されている。 ≪特徴≫未開花の桜の公園でコート1枚脱ぐと全裸。そこから離れて自撮りオナニー中に見知らぬ男がコートを隠して彼女に露出狂かと質問…コートを返す約束で付いて来させた体育倉庫で性交渉。中出しした男が慌てて逃げ、彼女はコートを返してもらえない終幕。 (3)乙アリス（41分）サンプル画像12～16枚目 ※ 山と空レーベル「おーいそこの君 露出童貞なんでしょ？」シリーズ第2作（sora478）の複数のロケ地を巡りながら同時に撮影された素材が本作に提供された。証拠として相手役が同じ男優。 ≪特徴≫最初の現場は(1)の桜が咲いた同じ公園。露出女子を尾行した見知らぬ男（という設定）との性交渉の現場は別のロケ地だろうか？ (4)二之宮りえな（41分）サンプル画像17～19枚目 ※ FunCityレーベルで前月発売のfunk035「絶対に手を出しては行けない教え子の小悪魔J系に…」のロケ地で同時に撮影されたと考えられる。 ≪特徴≫(4)だけは校舎内で全て撮影。相手役はそれまで付き合いが無かった上級生の男子。彼女の露出狂の秘密を守る約束で性交渉に応じる。

本作は典型的なハッピーエンド路線でありながら最後にバッドエンドの傾斜も感じられて興味深い。本シリーズ開始当初は画質の粗さが不満だったが、次第に画質は綺麗になり前作からモザイクも見易くなった映像が楽しめる。 本シリーズは前作までチャプター選択メニューはチャプター番号だけで不便だったが、本作で初めてパッケージ裏表紙（および商品ページ）の作品紹介にチャプタータイトルが追記されるようになって助かった。ただし、その中で「中庭」と「田舎」の使い方は不適切： ◆校舎に囲まれていないので中庭とは呼べない。その公園は校舎の正面から広い校庭で隔てた向う側にある。 ◆田舎に「住宅街」は似合わない。原作の舞台は都会なのに野外露出用に田舎のロケ地を使用しただけ… 【チャプター構成】 (1)学校の中庭？で露出（11分半） (2)HR中の教室でオナニー（21分半） (3)夜の学校で他人棒フェラ（23分） (4)全裸露出を住民に見つかり（19分） (5)体育倉庫SEX（20分半） (6)秘密の露出癖を告白（14分） (7)教室生ハメ撮影会（37分半） ※最後に翌日も撮影会開催を希望した布祐香に破滅の願望？ 【見所】 ☆女優の羞恥心とエロな演技の見所は作中に散りばめられて有り過ぎるため割愛する。 (1)桜が咲き誇る公園での撮影で映像の美しさが何倍にも増幅された。目の保養になる。 (2)内容はHRだけではない。数学の授業の場面なのに布祐香の机上に現代文の教科書と分厚い古語辞典が置かれた滑稽さが笑える。HRの時間は布祐香が司会して(6)で行なうイベントの出し物を決議しながら教卓の陰で下半身露出を楽しむ。その後も色々あって… (3)は(1)と同じ桜の公園。夕暮れ時の妖しい雰囲気に高揚した布祐香が公園奥の舞台でオナニーショーを演じているのを見知らぬ男に捕まって…フェラ初体験。 (4)住民に追いかけられて逃走したが全裸では帰れない。高木君に携帯で連絡し、助けに来た高木君の自転車に2人乗りで帰る全裸の布祐香の幸福感。 (5)いつかレ●プされる危険性を心配してくれた高木君に布祐香が喜んで処女を捧げる。 (6)本シリーズでは初めての屋外の発表会。従来の教室での発表会より開放感が増して効果的。 (7)こちらは従来通り室内の撮影会。なぜ野外の撮影会にしなかったのか残念。それでも、モザイクの薄さも手伝って見所が多い。

本作タイトルに「外伝」が付いた理由は本シリーズで初めての本格的な緊縛で麻縄による亀甲縛りであろうか？　本シリーズ中のバッドエンド編の系譜（2、8、10作目）でもバッドエンドの場面に縛りが導入されたが、それらは麻縄でなく緩い縛りで物足りなかった。もう一つの理由として本作の商品ページで概要説明の冒頭に挿入された「優等生キャラから解放されたい一心で始めた露出」という解釈が原作の布祐香の露出の動機と異なることも指摘可能だが、作中の布祐香にそのような言動は無かった。 【チャプター構成】チャプターメニューには無いタイトルの表記を私案： (0)序章（6分） 　CHAPTER1の最初に教室で布祐香が自分の性癖を視聴者に向けて説明および実演する。 (1)朝の通学路（20分半）サンプル画像4、5、19枚目 　他人に見られないよう警戒しながら布祐香が全裸歩行を楽しむ。 (2)授業中と昼休み（17分）サンプル画像6～9枚目 　まだ級友に見せないように露出。昼休みに全裸で校内を徘徊中に級友に見つかって逃走。 (3)昼間の住宅街（33分半）サンプル画像10、11枚目 　住宅街で一人露出遊び中に見知らぬカメラマンから協力の申し出を受け、興が乗って彼と一度きりのSEXを楽しむ。連絡先を聞き忘れて後悔。 (4)中出し肉便器（38分）サンプル画像12～15枚目 　布祐香が廃部にした不良クラブのOBが激怒とかで、布祐香がバッドエンド覚悟で謝罪に行ってOB達の慰み者になる。更に全裸で後手縛りされた状態で中出し輪●される。 (5)住宅街で晒し者（25分半）サンプル画像16、17枚目 　全裸で後手縛りの布祐香に犬の首輪とリードが着けられて町内を引き回される羞恥に耐える。その後、布祐香は電柱に繋がれたり色々な状態でOB達によりマゾの快楽を植え付けられる。 (6)教室で晒し者（6分）サンプル画像18枚目 　全裸で亀甲縛りの晒し者として放置されて緊縛羞恥に酔った布祐香が、登校して来た級友に囲まれて弄り回されて悦ぶ。 【見所と長所と短所】 ※バッドエンドに属する(4)～(6)の随所に見所が散りばめられている。 ◇モザイク処理が本作で初めて工夫されて結合部の解像度が良くなった。 ◇初めて後手縛り緊縛の導入で女体美がSMの屈辱感と共に輝きを増した。 ◆男女の制服がアンバランスで不自然。布祐香だけ着ぶくれして見苦しい。

本作はシリーズ前作までの諸々の不備を是正した意欲的な作品に見える。直近の9作目はチャプター間の繋ぎ方が悪いためオムニバス作品の印象を受けたが、その傾向はシリーズ2作目から始まった。前作の評価を落したのは、その欠点を補う見所に乏しかったからである。本作ではチャプター間の繋ぎ方が改善されただけでなく見所も豊富である。本作は本シリーズ中でバッドエンド編の系譜も引き継いでおり、2作目（弥生みづき）、8作目（末広純）に次ぎ本作が3番手。本作のバッドエンドは言わば「三番煎じ」に当たるが、前の2作品より圧倒的に魅力的で演技も上手い女優を起用して原作の君嶋布祐香のイメージが見事に再現されている。 【チャプター構成】※DVDチャプターメニューにタイトル表記が無いので私案： (1)朝の通学路（21分半）サンプル画像6枚目 　露出願望と羞恥心の戦い。他人に見られないよう警戒しながら布祐香が全裸歩行を楽しむ。 (2)授業中と昼休み（15分）サンプル画像3～5枚目 　自習時間には男子達に見せないように密かに露出行為。昼休みは校庭にいる男子達の様子を窺いながら教室で全裸になって遊ぶ。 (3)夜の校庭（40分）サンプル画像7、8枚目 　体育倉庫の前で全裸オナニー中に見知らぬ男（滝本サトシ）に見つかる。滝本に唆されて倉庫内でオナニーを実演。興奮した布祐香は誘われるまま男と性交。更に翌日の待合せまで約束する。 (4)昼間の住宅街（34分）サンプル画像9～13枚目 　滝本に誘導されて布祐香が路上で全裸歩行を楽しむ。通り合せた男達3人に参加してもらい、バス停に繋がれた布祐香が男達に弄り回された後、3人を順番にフェラでもてなし口内射精される。 (5)謝罪で肉便器（36分）サンプル画像14～18枚目 　布祐香が活動を中止させた不良グループ「エロ本研究部」のOBが激怒。危険は覚悟の上で布祐香がOB達に謝罪に行ってエロ写真のモデルになり、彼等の肉便器に堕とされる。 (6)校舎の玄関口（10分）サンプル画像19枚目 　肉便器として晒し者にされた布祐香が全校生徒から弄られる快楽に身悶える。 【解説】 ・本作に同級生の高木君が登場しないことはバッドエンド編の特徴である。 ・(1)～(4)のストーリー展開はハッピーエンドおよびバッドエンドで共通している。 ・(5)と(6)のストーリー展開はバッドエンドの典型である。

本作はシリーズで初めて原作の本筋を無視した大胆な作品かと期待させるが、それは嘘つきなパッケージと概要説明の罠？： ◆本シリーズの主人公の名前「君嶋布祐香」を本作で初めてパッケージの表紙から消した。ところが、本編の最初に主人公が「君嶋布祐香」と名乗るスタイルは前作までと変わらない。 ◆布祐香の特徴であるパイパンの対極にある剛毛女優を主役に採用した本作のパッケージ裏表紙に「無処理マンコ」の表記。しかし、原作のパイパンは剃毛ではないよ。また、本編を視聴しても、剛毛の違和感が消えるまたは活かせる演出は無かった。 ※ 剛毛女優の採用はシリーズ第7作の二番煎じ。 ◆原作の布祐香の露出癖の原点は幼少期に読んだ絵本で海の魔物に生贄として捧げられる姫君の物語なのに、本作の商品ページの概要説明で「父の書斎で隠れて読んだ官能小説」とした。しかし、本編で彼女の露出癖の由来について特に語られることは無かった。 ◆原作には無かった「化粧っ気なし」という標語を表紙に掲げながら、本編で具体的な化粧っ気なしの演出は見られなかった。 【チャプター構成】※ チャプター間の繋ぎ方が悪いので短編集のように見える。 (1)序章（18分）サンプル動画、サンプル画像6枚目 　早朝の校庭で密かに露出行為を楽しむ。 (2)授業中と休み時間（17分）サンプル画像3～5枚目 　同級生から見られないように注意しながら露出行為を楽しむ。 (3)深夜の校庭（19分半）サンプル画像なし 　トイレ棟の前に立てた脚立に自分で全裸拘束した状態を楽しんでいたら、通行人に見つかって拘束を解いてもらい、お礼にフェラさせられる。その男は(4)で彼女を調教する。 ※ 原作では夜の住宅街で電柱に自分で全裸拘束された状態になる場面だが、本作の設定は極めて陳腐で可笑しい。⇒脚立は不安定で倒れる。通行人ではなく不法侵入者だよ。 (4)昼間の住宅街（22分）サンプル画像7～10枚目 　これは「全裸冒険」シリーズに含まれる場面とよく似た内容 (5)処女喪失（31分）サンプル画像11、12枚目 　全裸冒険の秘密をネットで知った高木君に告白されて処女を捧げる。 (6)将来の夢発表会（15分）サンプル画像13枚目 　最後に生徒会長が露出狂を告白して実演する。 (7)撮影会（42分半）サンプル画像14～19枚目 　写真部に頼まれて卑猥な撮影会のモデルを実演する。

私がU-Dashを知ったのは3年前に「生徒会長は真性露出狂」が実写化された「山と空」レーベルのシリーズ第1作：sora262（若宮穂乃主演）で、そのユーザーレビューに投稿する直前にU-Dashの原作とその続編も購入して内容を確かめた後に、原作と実写化された作品を比較したコメントをsora262の商品ページに投稿させて頂いた。実写化されたシリーズで2作目以降の一部にもコメントを投稿させて頂いた。 今回は「美人教師は羞恥の虜」が同じ監督により「FunCity」レーベルで実写化された「実写版 美人教師は羞恥の虜」シリーズの4作目：funk040（紗々原ゆり主演）にコメントを投稿する前に原作の内容と比較すべき箇所があって、そのために本作を新たに購入した。5種類のエンディングを含む全てのストーリーを確認し、その成果を基に検討したコメントをfunk040の商品ページに投稿させて頂いた。 「美人教師は羞恥の虜」の原作と実写版の大きな相違点は： ◆原作である本作にSEXの描写は皆無だが、実写版はAV作品のため性描写が不可欠なので、実写版の「生徒会長は真性露出狂」シリーズの性描写を参考にして制作されている。 ⇒意外かも知れないが、私にはリアルな性行為の場面が含まれる実写版よりも性描写が皆無の原作の方がエロティックで興奮度が高かった。それに何より原作はストーリーが精緻で面白い。 ◆原作である本作には女生徒が複数登場したが、実写版には女性が1名、即ち主演女優しか登場しない。 ⇒原作で夜の住宅街で水崎すみれの前に姿を見せた全裸の露出美女は、その後に生徒会長の君嶋布祐香であった事実が明らかになる。実写版では主演女優が顔を隠して二役を演じるため不自然な演出が行われている。 本作をプレイして得られた予想外の成果： ◇「生徒会長は真性露出狂」の生徒会長・君嶋布祐香の起こした異常行動が本作の職員会議で取り上げられたことで、水崎すみれが先に夜の住宅街で遭遇した露出美女の正体に気付くことになる。 ◇「生徒会長は真性露出狂」の中で描かれなかった君嶋布祐香の異常行動についての処分は自宅での療養を促す自主休学扱いだったこと。 ※本作でも5種類のエンディングの1つで水崎すみれは学園のイベントで露出狂を告白して全裸になるが、その後の彼女の処分は描かれない。生徒会長の場合は休学でも、教職員の場合は懲戒免職か？