マイルストーンさんのレビュー

ファッション雑誌の読者モデルだった、あやせめるちゃんのデビュー作。 ハーフっぽいルックスはレベルが高い。 初絡み（男優大島）は、会話もなく唐突に始まる。 照明の強さでカバーしているが、日焼け跡が残る肌がちょっと残念。 ザック荒井の作品は機械的に進行するパターンが多い。 画質は露出オーバー気味。 カメラワークも編集も微妙に中途半端だが、内容はまあまあ平均点。 次のフェラ・コーナーは、一番素が出ていてエロかった。 バイブ責めされながらの２回目の絡み（黒田）、 メイド服を着たままのラストの絡み（シミケン）、 ともに平凡な内容だが、悪くはない。 全編殆ど顔射で頑張っているが、大島と黒田はショボ汁。 モザイクは少々濃いめで、改善してほしい所。 モデルがとても魅力的で可愛かったので楽しめたが、 制作サイドがイマイチで、素材の良さを充分に生かしきっていない感じ。 次回作以降に期待したい。

可愛さはピカイチなのに、今一つエロさが発揮出来ていない作品が多かった印象の今井ひろのちゃん。 ところが今回は今までと違い、エロ・パワーが炸裂している。 オープニングから早速エッチな淫語を連発。 服を脱ぎながら、色んなポーズで挑発する。 よくある安っぽい「主観モノ」とは違って、男優目線ではなく、あくまでも観客目線で可愛く挑発している作風が、非常に効果的。 途中から出てくる男優は黙って黒子に徹していているのも良し。 ６つのオナサポ・コーナーはどれも充実した内容。 開放感のある全裸のプレイが多く、エロ度が高くて見応え充分。 さすがは宇佐美監督。演出や工夫が実に秀逸である。 通常のＡＶと違って、モデル１人だけの魅惑的なエロ・シーンが多めに入っているのが何よりも良かった。 唯一の不満は、アリスJAPANに負けているモザイクの濃さ。 セルＡＶだけに、モザイク編集はもう少し頑張ってほしいなぁ。

あいりみくの２作目。 恋人との同棲生活を演じている作品。 最初から最後まで恋人目線の主観映像を狙ったようだが、それが裏目に出た感じ。 必要以上に寄り過ぎのアップや、おかしな斜め撮りのショットが多いので、観づらくてストレスが溜まる。 ハメ撮り風のワンパターンで退屈な固定アングルが多いのもつまらない。 男のハアハア声が大きいのも気持ちが悪かった。 どうも男が自分の顔を映したくない事を第一優先にしているため、こういった制限の多い退屈な映像になってしまったようだ。 ハメてる男（監督？）が１人で喜んでるだけの自己満足作品と言うしかない。 あいりみく自体は１作目と何も変わりなく頑張っているので何も問題は無いが、監督の「コハク碧」が作品を台無しにしている感じ。 セルＡＶなのだから、こんな低予算の安っぽいハメ撮り風作品は止めてもらいたいものだ。

可愛いお顔で、白い美肌のムチムチボディが素晴らしい新人、藤井晶穂ちゃんのデビュー作。 ＡＶに出そうにないタイプのウブな女の子が、カメラの前でエッチな姿を見せちゃう。 そんなドキドキ感が、本作の魅力。 インタビュー後に初フェラ。 笑顔を見せながらも最後はちょっと涙目になるのが萌え。 初絡みは男優のリードの仕方が上手い。 恥じらいながらも頑張ってエッチをこなす晶穂ちゃんの姿がとても可愛くて見応え充分。 次は生クリームを使った舐めプレイをしながら、絡みに突入。 これも上手い進行でエロ度が高い。 ラストは器具責めをされながら３Ｐに突入。 大胆でいやらしいエッチな体位が多く、カメラワークも良好で充実した内容。 ムッチリとしたナイスバディが良く映えて、見所がタップリ。 絡みが全て全裸で開放感があり、デビュー作にしては上出来の良作で大満足であった。 今後の活躍も楽しみな期待の新人さんである。

可愛いルックスの篠原梨織（りお）ちゃんのデビュー作。 しっかりとした丁寧な喋り方から、育ちの良さが窺える。 初脱ぎシーンが無かったのはちょっと残念。 インタビューの後、男優・大島と初絡み。 日焼けのない白い美肌で、スタイルも綺麗。 緊張していて、絡みは終始受け身がちな感じ。 毎度の事ながら、大島は前戯も絡みもエロさが足りず、平凡な内容。 中盤のご奉仕フェラ企画はエッチな個性が出ていて良かったが、 服を脱いでやってほしかった。 次の器具責めコーナーは、ありきたりな内容。 ２回目ラストの相手は、これまた絡みがエロくないシミケン。 自己満足的で単調なプレイなので、エロ度は余り高まらず。 カメラワークは良好で問題無し。 梨織ちゃんは非常に魅力的だったが、男優のプレイがやや力不足かな。 デビュー作としては、まあまあ平均点と言った所。 素材が良いので、２作目以降に期待したい。

前回はデビュー作と言う事で甘く見るしかないイマイチな内容だったが、 この２作目は格段に内容が向上している。 ３回出てくる絡みは、どれも撮影内容が良好で、ＡＶ的には合格点の出来栄え。 しかしながら、肝心のエロさの点ではちょっと物足りない。 制作サイドには、エロさを引き出そうとする演出面での工夫は皆無。 男優に全てオマカセで、形だけの絡みをやらせてもエロさは出ない。 ラストの絡みでは責め側に回る場面があり、それがかろうじてエロい見所になっていた。 男優に一方的に責めさせるよりは、積極的に立ち回らせた方が栄えるタイプと思われる。 まだデビューしたばかりなので、エロさを出すのは今後の課題かな。 次回作はザック荒井から離れて、もっとマシな監督になるかと思ったら、 今度はドラマ好きな監督のH.H･･･。 昔は良かったＳ１も、最近は時代に逆行した駄目な路線が増えてきたのが残念である。

新人、立花さやちゃんのデビュー作。 スレンダーで手足が長いスタイルの良さで、喋り方も可愛い。 初脱ぎシーンは、直立で正面から撮るシーンが無いのが残念。 後ろ向きと座りシーンのみ。 フェラ・コーナーは、唾液をたっぷり出しながら、音を立てる超絶テクがいやらしくてグー。 初絡みは阿川と対戦。 １００％男優にオマカセ的な絡みで、阿川が１人で楽しんでいるような内容。 エロ度は意外と高くなく、ごく普通レベル。 性感チェックを挟んで、次は新人デビュー作で良く見かける小田切と対戦。 プレイ内容はそこそこ良い。 ただ、セルＡＶにしては、モザイクが少々荒くて濃いのが難点である。 場面にもよるのだが、モザイクのせいで観ていてストレスが溜まるシーンが多かった。 Ｓ１ではなく、他のメーカーだったら良かったかも･･･。 絡みは２回だけで、デビュー作としては平均点と言った印象。

可愛さ抜群の希美まゆちゃんだが、照れ屋さんのせいか、 作品的にはまだ充分にエロさを発揮出来ていない感じがあった。 制作サイドもその辺を分かってか、今回は性感チェック等を取り入れ エロくなれるように開発すると言う良い企画になっている。 素に近い感じの反応が上手く引き出されていて、とても良い。 今までの作りこまれた感じの旧作よりも、エロさが出てきている感じ。 ただ、最近のＡＶに多い傾向で、小道具に頼り過ぎのチャプターがあり、 そこで若干テンションが下がったのが少々残念かな。 それでも全体的には、ラストの３Ｐまで、見応えのある良作であった。 今後も演出次第で、エロくなれそうなまゆちゃんである。

ドラマ仕立てのナース物。 パッケージ裏にも書いてある「足コキ看護」が出てくるが、 白ストッキングをつけたままなので、素足が見えずガッカリ。 待合室で絡みが始まるのだが、近くにいる患者が何故か気づかないと言うリアリティーの無さ。 ナース物なのに、何故か着ぐるみやアイドル衣装にさせて絡ませている、おかしな進行。 無理やり取ってつけたような設定が多く、絡みもＣ級ドラマの延長みたいでエロ度が低い。 今井ひろのちゃんはセリフ回しが可愛いので、ドラマも悪くはないのだが、 今回は作り手側の演出が余り良くなかったような印象だ。 中盤の３Ｐがまあまあ良かったくらいで、時間が長いワリに見応え不足と言った感じ。 もっと彼女の素が出るような真のエロさを今後は期待したいところだ。

昔の宇宙企画で良作を観せてくれた高井麻夫監督による作品。 あいりみくちゃんは若いピチピチ感が溢れる可愛い新人。 ちっちゃいロリ系のルックスが魅力的である。 初脱ぎシーンはドキドキ感があって良い演出になっている。 初カラミは、制服を最後まで脱がずに、あっさりとした感じで終わる。 最初から着たままプレイでは、やはり緊張感が出ない気がする。 次の絡みはホテルの部屋で全裸になるが、何とハメ撮りで残念。 画質が良いのが救いだが、セルAVのデビュー作でハメ撮りはやめてほしい。 最後の３Ｐでは、一番エロ度の高い絡み撮影になっている。 カメラワークは良好で、ピンクの美乳にロリロリの白肌ボディが映える。 フィニッシュの顔射まで、見どころの多い内容であった。 安直なハメ撮りがあったので減点だが、全体的には楽しめる内容だったので★４。 今後も全裸の絡みが多い作品が出れば購入したい。

周防ゆきこちゃんの移籍後、第一弾作品。 監督は南★波王。 初めのオナニー場面は、非常にエロティックで魅力的である。 しかし、やたらと動き過ぎるカメラワークで撮影が下手なのが残念。 SODでも絡んでいた大島との絡みは、まあまあ及第点。 場面の合間に何度も挿入されるイメージ・シーンは長いだけで退屈。 画質もアングルも悪い下手なハメ撮りが出てくるが、これは不要だった。 最後の４Ｐは、裸になっても何故かブーツだけ脱がさないのが意味不明。 ベッドの上なのに、わざわざ靴など履かせなくとも良い。 荒っぽいだけで、気持ち良くなさそうな絡みがグダグダに展開。 それでも相手を優しく受け入れて、頑張っているゆきこちゃんが健気である。 全体的にSOD作品と比較するとモザイクがやや荒い。 せっかく移籍をしたのだから、もっと良い作り手に撮影してもらいたいものだ。 どうにか★３評価と言ったところ。

このデビュー作１本で引退だそうである。 写真では少女っぽい印象だが、DVDの映像では二十代後半くらいに見える。 ルックスは悪くないが、顔がアップになると分厚い付け睫毛が目障りで気になる。 最初のインタビューはＢＧＭがうるさくて聞き取り辛く、声が意外と太い。 初カラミでは、スレンダーで白い肌のキレイな裸体を見せる。 着エロ系モデル出身と言う事で、Ｈな撮影にかなり慣れている感じがある。 初めて映像デビューする新人のような初々しさは感じられない。 絡み自体は真剣に頑張ってこなしていて、カメラワークも良好。 ＡＶ作品としての出来は良い。 個人的には、若いピチピチ感が余り感じられなかったせいか、興奮度は高まらず★３評価。 ＡＶ嬢が好みであれば、★４は行く内容だとは思う。

同時リリースの「宇宙少女　りょう」と構成はほぼ同じで、 初脱ぎ、フェラ、初カラミ、器具責め、３Ｐといった流れ。 制服姿が可愛らしく、「りょう」と同じく女子校生っぽいリアル感が魅力である。 台本を読むセリフが多く、出来たら普通のインタビューも入れてほしかった。 初脱ぎシーンは「りょう」の時とは違い、余計な男の手が出てきて、 中途半端に終わってしまうのが残念。 初カラミは陽光による白飛びで、画質が良くないのがマイナス。 だが、プレイ内容自体は３Ｐも同様に頑張っていて、エロ度は高く、 なかなか見応えがあって楽しめた。 「りょう」と比較すると、カメラや照明にやや甘い部分があったが、 ＡＶとしての内容はそこそこ良かったので★４。

う～む、この子はカワイイ。 街を歩いている普通の女子校生が、ＡＶに出演しているかのようなリアル感がある。 グラドル系のタイプではないが、本当に若い子でなければ醸し出せないエロティックな魅力があって良い。 恥じらいながらの初脱ぎシーンは、とても良かった。 数分と短いのが残念で、出来たら長めに入れてほしかった。 初カラミから３Ｐまで、頑張って色んなプレイをこなしていて、表情や反応も頗る良好。 デビュー作にしてはややハードだが、新人の初々しさを損なわない演出が功を奏している。 シンプルな作りながら、ツボを押さえたカメラワークが良かった。 全体的に見応えが多く、なかなか上出来の作品で楽しめた。

男性経験ゼロと言う、フレッシュな相内しおりちゃんのデビュー作。 最初のインタビューの後に、いきなり顔ボカシ入りの気色悪い男優が登場してフェラ。 エロい演出が皆無なので寒々しい。 デビュー作の醍醐味である初脱ぎシーンでは、とても綺麗なヌードを見せる。 しかし、適当な撮影で短く終わるのが惜しい。 初カラミでは男優の大島がかなり気を使っているが、エロさを引き出す事は出来なかった。 ２回目ラストの絡みでは、男優の田渕が非常に上手い絡みを見せている。 だが、ハンディカメラで適当に撮った安っぽいＡＶのような映像になっているのが残念。 自宅で絡みをさせる必要も無かったと思う。 作り手がモデルの良さを上手く生かせずに、ただ無難に仕上げただけで終わったような印象の作品であった。 しおりちゃんは、とても魅力のある子なので、今後に期待したい。

新人、辻仁美のデビュー作。 甘えるような声と、明るいキャラが良い。 過去に宇宙企画でデビューした小倉ありすに似た雰囲気がある。 小倉ありすは白い美肌が綺麗だったが、この子は日焼けし過ぎで肌が綺麗じゃない。 腕と脚と背中全体が浅黒く、カメラが寄ると、日焼け跡の残りが結構目立って気になる。 初脱ぎから初カラミまでは、ちょっと恥じらいを見せているが、 それ以降は男優を責める側に回る場面が増えて、本領発揮（？）。 新人のデビュー作としては異質と言うか、違和感がある。 男慣れし過ぎている風俗嬢みたいな感じで初々しさが無い。 後半ではもう大胆になり過ぎて、デビュー作らしさが失われている。 既にＡＶを何本も撮り終えているベテランＡＶ嬢みたいに見える作風で、 初作品ゆえのドキドキ感や新鮮さが余り感じられなかった。

騎乗位にこだわった企画だが、カメラワークが余り良くない。 下からのローアングルが多く、バリエーションが足りない。 単調なアングルが長々と続くと、途中で飽きてくる。 しかもカメラが必要以上に寄り過ぎる接写が多い。 良さそうな場面でも、肝心の顔が画面から切れていたり、 顔が良く見えない接写が長過ぎるのもイマイチである。 カメラを引いたままでいい場面でも、すぐに寄りたがるカメラマン。 一番気になったのは、セル版なのにモザイクが濃過ぎるところ。 局部アップになればなるほど、モザイクの濃さが強調されて結構シラケる。 特に後半のシーンが酷い。 下半身に集中して撮っている場面が多いが、このモザイクでは意味が無い。 成瀬心美はとても頑張ってプレイしていて好印象なのだが、 カメラマンがツボを外し気味なのと、モザイクの濃さで減点。