マイルストーンさんのレビュー

最近の新人の中ではかなり良い部類に入ると思う。 顔だけでなく、体も若々しい魅力がある。 茶髪でやや濃い目のメイクがちょっと残念だが、このタイプは黒髪で薄いメイクにした方が、もっと魅力が引き立つような気がする。 監督は以前からイマイチな印象のある岩崎たくみ。 明るい照明でのカラミは最初のシーンだけで、その後はやや暗めの映像が多く、赤っぽいような変な色合いの映像も出てきて、作り手側の配慮が足りない。 この子はフェラが得意なのだが、最近の水準としては濃過ぎるモザイク処理になっているために、台無しになっているのが残念。 積極的に頑張ってカラミをこなしている女優自身はとても良い印象なのだが、カメラ・照明・編集などの点で作り手側がもう少し上手く撮ればもっと良くなっただろうにという不満が所々あったので、星１つマイナス。 魅力のある新人なので、今後にも期待したい。

女子アナ似を売りに活動していたＡＶ女優の中野美奈よりも、こちらの栗林里莉の方がずっと似ている。 監督はトシオウなので、編集がデタラメな部分やカメラワークが下手な場面があったりするが、トシオウにしては珍しく、全体的にはワリとマシな出来になっている。 何よりも１作目から出し惜しみせずに頑張っている栗林里莉自身が良い。 声は可愛らしいが、メイクが濃い目のルックスは余り若いようには見えず、２０代後半は行ってそうな感じ。 クビレの足りないややズン胴気味の体型もちょっと物足りない感じがするが、新人としての魅力はそこそこあると思う。 デビュー作としては上出来の良作。

実際に映像で観ると、パッケージ写真とは印象が全く違ってガッカリ。 白い肌や喋り方の幼さ等、若々しい感じは良いのだが、万人受けはしそうにないルックスだと思う。 歯並びが良くなく、胸は残念ながら作り物である。 カラミは頑張っていて、ＡＶとしての内容は悪くない。 モザイク度は残念ながら今のレンタル系ＡＶの中では余り良くないレベル。 場面によってモザイクのかけ方や大きさも変わってくるので、前の方のレビューにある丸いモザイク処理はその中の一部に過ぎず、全部がそうなっているワケではない。 ２００５年以前のモザイクの巨大さと比較すればずっとマシな方なので、その頃のＡＶも楽しめる人であれば、許容範囲だと思う。 個人的には微妙なルックスが期待はずれだったので２つ星。

何の感情もこもっていない形だけのカラミで、裸の組み体操でも見せられているような感じ。 素材は良いのだが、全くエロさが感じられない。 カラミの途中でいちいちカメラをチラチラ見たり、髪の毛を直したり、キョロキョロと周囲を見渡したりしていて、カラミに全く集中していない。 声だけはアーアーと演技で出すが、全然何も感じてないのが伝わってくる。 制作サイドにも問題があり、エロく撮ろうとする工夫が無く、女優の機嫌を損ねないようにすることだけに精一杯なところにも呆れる。 心が空っぽの人形がただ指示通りに動いてるという感じの内容では、興奮などするワケもなし。 形だけの駄作ＡＶというしかない。

絶対に裸を見せてたまるか！というくらいに、この子のＡＶは必ず服を脱がずにやっている。 裸のカラミがたったの１回も出てこないのは何故だろうか？ いくら頑張っても、女優が脱がないＡＶは消化不良である。 毎回コスプレや器具に頼って、飽きられないように出し惜しみ、という策略だろうか。

綾波優は個人的にファンなので、今まで全部の作品を観ているのだが、これといった傑作が無い。 見れば見るほど可愛くて良いモデルさんだなぁと思うのだが、制作側が良くないのが問題なのである。 どこかのメーカーを真似たような企画が目につくし、単純にカメラワークや演出を見ても何か消化不良な撮り方が多いのだ。 ベテランの加藤鷹を呼んで盛り上げようという男優まかせの姿勢も安直だし、そもそも加藤鷹のカラミには肝心のエロさを感じない。 このまま凡作が続くようなら、他のメーカーで撮ってもらった方がいいような気もしてきた。 今回の作品も綾波優自体は可愛くて良いのだが、作りがイマイチで、余り楽しめなかった。 宇宙企画は好きなメーカーなのだが、昔のような独自の良さが無くなってきているのが残念だ。

宇宙企画専属で、経営陣が悪くて惜しくも潰れてしまった英知出版の多くの雑誌でグラビア展開された人気女優達が「宇宙少女」と呼ばれていた。 宇宙少女ほどの高いレベルの女優が出演するのならまだしも、残念ながら企画単体レベルのモデルさんで、これといった魅力も感じなかった。 昔から好きなメーカーなのだが、「宇宙少女」という言葉を安直にタイトルにしてシリーズ化してしまうような宇宙企画って、もう駄目なのだろうか･･･と悲しい気分になりながら、１回だけ観たＤＶＤをすぐにポストに投函した。

内容的にやや不満があったアリスJAPAN１作目と同じ村山監督が担当なので、余り期待はしないで観たのだが、予想とは違って意外と良かった。 特に最初の少しずつ脱いでいって何も身につけない綺麗なヌードをじっくり撮るシーンが気に入った。 監督の気持ちの悪い語りかけが不快で余計なので、ここは音声を小さくして観るのがおすすめ（笑）。 こういうシーンは好きなのだが、ＡＶでは何故か意外と少ない。 他の女優の作品でも取り入れてほしいものだ。 ヌードとオナニー以外は普通のカラミといった感じで、タイトルには疑問があるが、カラミは真面目に良くこなしていて、カメラワークも良く、ＡＶとしての見どころは多かった。 更にモザイク処理が細かく丁寧だったのも高評価。 アリス１作目より良かったし、レンタルでこれくらい楽しめれば個人的には満足。

最初に「初めてのＨシーンの撮影」だという説明がある。発売日はアリスJAPANの１作目の方が早いが、最初のＡＶデビュー撮影はマックスエーの方なのだろうか。画質もカメラワークも非常に良く、最初から出し惜しみ一切なしのエッチ全開の内容になっている。アリスJAPANの「現役アイドルユニットメンバー」は担当の村山恭助監督が良くなかったせいか、ちょっと物足りない内容だったが、こちらの作品の方が圧倒的に良い。本編以外に特典映像が２９分、たっぷりと長く入っている。デビュー時からこれだけ頑張って見せてくれれば大満足である。最近の単体ＡＶ作品の中では、特に見応えのある良作だったので、最高点。

再生してみたら、余り魅力がある新人とは思えなかった。映像で観ると、顔がお笑いタレントの青木さやかに似ている。内容はありきたりなＡＶ撮影で、卒業後にＡＶデビューとかいう設定が売りなのだろうが、リアルな緊張感のようなものは何もないし、女子高生らしさはカケラもなく、恥じらいも抵抗感もなく、初々しさもない。簡単に脱いでバイブ突っ込まれてゲラゲラ笑ってる、このエロスの無さ。これでは企画物女優の凡作ＡＶと変わりなし。モデルも制作者もどちらも駄目だこりゃ･･･というしかない。