じっくりゆっくりさんのレビュー

冒頭のドラマ部分が思い切り街中で、「人里離れた秘境の温泉旅館」っぽさゼロなのがいきなりダダすべりしてる。マドンナの『町内キャンプNTR』みたいに山中の絵のカットを挿し込んでから、日本家屋のセットにいきなりつないじゃえばよかったのに。 子供が欲しいのに過疎地過ぎて客の子種を搾り取るという設定のシンプルな中出し作品だが、照明は明るすぎるし妖しげな雰囲気づくりに失敗してるんで、和装の女優とひたすらやりまくるだけの作品になってるのがいまいち芸がない。 設定的に外射セックスにブレないのは良かったし、抑え目な色気を醸す女優もいい演技だったけど、最後もやりっぱな終わり方だし、いまいち工夫が足りずに刺さるものに乏しい作品だった。

冒頭部分では家庭的で兄想いのまるで恋人同士のような兄妹生活と言う雰囲気は伝わるが、作品の中身だけ見てる分には妹と「義理」関係だったり「片思いして10年」といった情報はないし、男優ニックとのバランスで「ひと回りも年の離れた」感もいまいちで、どうやら2人暮らしらしい状況設定もバックグラウンドが伝わらないという、ふわっと作られた雰囲気もの。 彼氏が出来た妹に嫉妬してクスリで眠らせて中出しレ○プで孕ませるという筋書き自体は分かりやすいが、無反応の昏●ものだとまったく面白くないところを、意識はないのに体は勝手に感じまくるという方向性のカラミの演出が意外なくらい見ごたえがある。 最初の本番は妹の体が勝手に感じまくってることと兄が孕ますつもりで連続中出ししてる情報くらいしか伝わらないが、妹が何も気づいていないドラマ部分を挟んでの中盤の本番は、兄の味を覚えた妹の体が膣奥のツボへの刺激を求めて勝手に動きまくる感じを演じる女優の演技が上手すぎて、1回目の繰り返しではない第2段階なのがちゃんと伝わるのが高評価。 後半前にはもう一段回ドラマ的な掘り下げが欲しかったけど、道具責めからの後半セックスは妹が途中で目を覚ます展開で、気持ちは100％拒絶してるのに体は100％完堕ちと言う二律背反のシチュエーションを演じる女優が最高。しかもそのままフィニッシュまで行くのかと思いきや、さらに薬を盛る段取りで、意識が失われていく半覚醒状態を演じる女優が上手かったし、首絞めセックスも女優の顔が充血するまで攻めてて心配になるレベル。 ただ終盤はクライマックスにしては普通の昏●ものっぽく大人しくなっちゃったのが盛り下がるので満点には届かない。そこは脚が勝手に兄の腰にからみつくとか、体は意思とはすでに別の生き物と言う演出を極めて欲しかった。 2作目があるとしても女優に表現力がないと厳しいと思うが、作風としては面白いと思うので、さらに突き詰めた形を見てみたい。

新人女優の演技力を前提とした台本、演出なのでドラマ的な質を期待してしまうとなかなか厳しい。女子校育ちの人見知りといったキャラ付けでそれっぽくカバーしてるのがきとるね川口監督らしいが、それだけではどうしようもないくらいコミュ力が足りない。BGM被せ過ぎでセリフが聞き取りづらいのは、そのへんを誤魔化そうとしたんだろうか。 今作は「子宝の湯」設定が復活して、さらに夫がEDという設定が追加された。事前にリサーチして旅行での子作りを期待してたのに、おあずけ食らった人妻と言う前置きは新人の演技なりに伝わる。ただ話は男優の台詞のみで進める感じだし、前作の星宮一花と比べると酔いが回った演技も上手くないので、記憶の曖昧さに付け込まれる筋書きが伝わらない。 カラミも基本的に男優主導で女優は受け身だが、強引なキスに人妻が自分から舌を絡めたりフェラでは積極性が見えたり、本気で拒んでないよねってとこに堕ちが見えるあたりは悪くない。孕まされたがり人妻にされてしまう台本の方向性を前作から引き継いでるのも良かったと思うけど、最初の本番で避妊要求してるあたりとの兼ね合いからすると、じゃっかん唐突だし分かりづらい。 ゲームタイムのシーンはニアミス演出にご都合主義的で雑なところが少なくないが、ちゃんとエロに絡んでるだけ前作より良くなってる。ロビーでのセックスも悪くはないけど、「子宝の湯」との連続性が悪くなったのは北野未奈verと比べて設定的にもったいない。温泉からの中出しセックスと言う段取りは、もう少しフィーチャーして欲しいような。 後半の本番も無駄に外射を挟むのが台本の方向性からするとブレてるし、中出しOKと引き換えに経済的保証を交渉するような台本にはもちろん出来るはずもなく、こういう情報量の多いシリーズは、個性を削ってまで新人をキャスティングしちゃいけないのがむしろはっきりした印象。 カラミに関しては新人女優なりの頑張りが見えて決して悪くなかったけど、セリフを言わせられないのでやってるだけな感じも少なからず。こういうのはオファーする側に責任があると思うので、今後はもう少し男優と会話が出来るくらいには演技力のある女優で作って欲しい。

担当が肉尊監督に交代してからドラマ的にいまいちになり、それに代わる何かがあるかと言われると微妙な作品が続いていたが、個人的には今作が初めての当たり作。特にドラマ的に橘メアリーの職場での明るい笑顔とプライベートでの暗い表情が照明の演出込みで効いていて、ソープで本番が可能なのは客との自由恋愛だからと言う、風営法との兼ね合いでの建前を利用したドラマとして初めて納得のクオリティ。 笑顔だけでなくプレイでの表情も、特定の客に感情移入していくソープ嬢の情感を演じる女優が素晴らしい。本番では生ハメにもう少し特別感が欲しかったものの、男がそもそも不慣れな童貞設定じゃしょうがないかも知れないし、中出しにはプロとしてではなく女としての「情」がしっかり感じられて素晴らしかった。 中盤のドラマ部分も夫と別れて店の客と再婚する同僚に感化されて、自分の客にどんどんのめり込んでいく落差がメリハリとして効いている。特に中盤セックスはソープ嬢の側の「客との結婚を意識した中出し」を女優の表情とカラミでの情感演技で表現できてるのがポイントで、前半セックスとはっきり差別化されたのがこれまでの作品と違うところ。客が家庭の事情で地元に帰ってしまう後半の転調も、客が戻って来たと知った時の幸せそうな笑顔がドラマ的に女優の最高の仕事。 中盤セックスが良くなった分、後半との差が弱くなってしまったのは今後の課題。特に監督お好みの外射プレイは話の流れからすると情感表現を邪魔してて、AVプレイのこだわりがドラマ性を弱めてしまった印象。最後が受け身正常位中出しなのも中盤と同じでメリハリに欠けるので、女の側からの覚悟や積極性が伝わるような騎乗位なりホールド中出しで締めて欲しかった。 男優が童貞役には微妙な人選だったり、最後もやりっぱのエンディングで、せめてオープニングと画角を揃えて欲しいとか、物足りない部分もあって満点にはまだ届かないが、中盤の強化と言う方向性は正解だと思うので、さらに後半に向けて盛り上げる形で進化させてほしい。

2人目は貞操帯のあるなし以外は既存作品との差別化が弱い。勢い任せのレ○プからの、羞恥プレイの演出も今までのリモバイプレイとあまり変わり映えせず。つなぎの部分も男がいちいちスイッチを袋から出し入れしたり間延びしてグダグダ気味だし、全体的に狙いどころが絞れてなくて散漫な印象。人妻役なのに女優が指輪してない手抜きは論外。 1人目の葉山さゆりは比較的シンプルで孕ませ系の方向性が個性として分かりやすい。冒頭のドラマ部分から仲のいい夫婦の空気感の醸し方が上手くて、顔にモザイクかかった夫がちゃんと指輪してる手抜きのなさまでレベル高め。設定的には夫や従業員との会話で子宝系の効能がある温泉なのが分かっても良かったかも。 女湯に男が入って来たのを見てのビビりのリアクションする女優も良い演技。いきなり下半身や胸に行かず、まずキスと喉奥から責めて女の抵抗を弱める演出も高評価。レ○プゆえの生チンに感じちゃうエロっぷりも良かったけど、中出しは男優の種付け感があっさり気味で孕ませ系の台本からすると物足りない。 最初の本番後は無理やり種付けした男にセフレ感出しちゃう人妻の半堕ち感がエロいが、貞操帯装着後のセリフはもう少し「逃げたら貞操帯が外せなくて着床しちゃうかもしれないから自分の意志でいいなりになるしかない」という二律背反な部分を説明するような段取りが欲しかった。それでも精子仕込まれてリモバイで栓されてるから、早く外さないと妊娠しちゃうかもよ？ってところをちゃんと煽ってたのは良い台本。 移動中の羞恥プレイは可もなく不可もなしで、なくても良かったレベル。夫婦の部屋の前を素通りさせる演出は良かったけど、出来れば「羞恥散歩」の終着点が男の部屋なのを事前に予告された上で、夫に助けを求めてバレるか男についていってやられちゃうか自主的に選ばせる感じがあっても良かったかも。 後半の本番は精子を中に押し込むと言いながら潮吹かせる攻めが蛇足で洗い流してるようにしか見えないし、このへんは孕ませ系不慣れなナチュっぽい。人妻の堕ち感からの中出し後の孕ませ煽りもちゃんとあったのが良かったけど、最後はリモバイと貞操帯を着けなおして放置が正解だったような。 マンコの奥のリモバイの音をちゃんと拾ってたのも良かったが、2作目があるなら孕ませ系＆レ○プナンパ感をフィーチャーして掘り下げて欲しい。

基本的には絶倫童貞を煽ったらやられちゃうというありがちなネタだが、危険な関係をやめられない女心をドラマとして描写することで、ワンランク上の作品に仕上げた感じ。 公式27歳の三宮つばきが主演と言うことで、JDのバイトではなくプロの家庭教師と言った雰囲気。結城くんもいまだにK校生の役を演じられるのが驚きだが、声質と肌質がポイントだろうか。 押し倒されてナマで無理やりハメられて、中に出されたら妊娠するかもしれないシチュエーションに高ぶったり、密かにかわいいと思ってる年下の男の子に孕ませたいと言われて嬉しい（ざっくり分けると）アラサー心や、このままだと妊娠するかもしれないと思いながら何も対処せず孕まされ中出し関係を続ける不合理な女心を丁寧に描写したのが作品のポイント。 自分の行いに責任を取れる自立した大人の独身女の話として妊娠オチにも無駄に悲壮感がなく、むしろ多幸感すら感じられる上に無邪気なK校生との危険な関係の背徳感も失わないというバランス感覚のいい作品。あまり感情の起伏がなく淡々とした三宮つばきのキャラに依るところが大きい作品なので、2作目があるとしたら女優の人選が大変そう。

筋書き自体は割とシンプル。疎遠だった夫の父親が重病を装って息子から金をだまし取ろうとするが、一緒に現れた息子の嫁を見て邪心を抱くという話。そろそろ夫婦で妊活を始める予定や、義父との会話でも子作りの話になるなど、孕ませ系の方向性は前置きとしてしっかり作ってある。 騙されてサインした連帯保証人の書類をたてに脅迫されるが、法律的に有効かはともかく真に受けた嫁が脅されて性奴●扱いされるシチュエーションに高ぶる変態性癖に目覚めてしまう感じは、ビバ☆ゴンゾ監督の得意ジャンルだし、海老咲あおの脳イキっぷりも良い演技。最初の本番から羞恥、緊張からの受精イキまでカラミの演技も上手い。 前半は脅されて性奴●として夫の父親に種付けされる人妻の背徳感を失わないさじ加減が絶妙。こういう作風は最初から単なる頭があっちの世界に逝った女になっちゃうと台無し。夫の前ではそれまでと変わらぬ良い妻でありながら、実はマ○コの奥には義父の精子がたっぷり仕込まれているという絵作りもエロかった。 中盤から後半にかけては泊まり込んでの連続中出しものの展開なので、ちょいちょい義父が自分の精子を舐めることになってない？って気色悪さがあるのが微妙だが、夫を裏切ることにためらいをなくした人妻の振り切れた堕ちっぷりがエロかった。 妊娠オチのエンディングも状況的には単に夫との子供である可能性を残しつつ、義父との子供であると言い切るナレーションで押し切る締め方。ちょいちょい粗っぽさはあるものの、ゴミ屋敷の作りこみから手がかかってるシンプルで分かりやすい、いい作品だった。

「おっぱい祭り」だからかいつもより気合が入った作りで、胸が大きすぎて肩こりが酷いという設定が特徴的。最初の施術で着せられる専用下着も、衣装が小さいんじゃなくて胸が大きいんですよという言い訳がちょっと面白い。夫婦仲が良好で特に欲求不満という訳でもないここ最近の傾向通りの設定に、ナチュラルにセックスが少なそうな夫婦という演出がちょい足し。 施術と言う名のセクハラに内心おかしいと気づきながら、不倫セックスの背徳感に開眼していく人妻の堕ちの段階を演じる女優がいい。ことさら夫に優しくなる感じや、ナチュラルにウソをつく女の怖さなど、ドラマ的にも不倫妻の描写がよく考えられてる。 最初の本番があくまでマッサージですよと言う態なのはいいけど、女優の演技力を考慮した演出のせいなのか男優がセリフ飛ばしたのか知らないが、無言でやってるだけな部分が多くて言葉による盛り上げが少ないのは物足りない。ただ定番のシャワーシーンは最初の本番からの連続中出しになるようなイメージシーンになっていて、人妻が中出しを既に受け入れた感じがエンディングの妊娠オチへのいい前フリ。 つなぎのプレイは夫の近くでのニアミス演出で、夫が電話中でバレないというひと手間かけたのはいいものの、この格好で施術してるの？ってとこに夫が無頓着なのはご都合主義的。竹内有紀verくらいの衣装か、池上乙葉verのようにソファの背で隠れて見えない工夫が必要だったような。乳首の透けを腕でブロックして誤魔化す演技はいいアイデアだったけど。 後半セックスはバック中出しでの堀内の種付け感が弱いし、終盤ホールド中出しの脚を絡めるところを、女優の演技ではなくカット割りで済ませたのも微妙だが、三島六三郎監督の作品にしては中出しした精子入りマ○コを男がしゃぶるような気色悪い演出もなく及第点。 優しい夫を裏切る不倫セックスでしか感じられなくなってしまった人妻の、究極の裏切りである妊娠というオチも、たぶん夫の子ではないという確信の一言を加えた台本が良かったし、夫とは別れずあくまで不倫としてマッサージ師と関係を続ける筋書きまで一本筋が通ってる。 カラミの時のセリフの少なさなど不満がない訳ではないが、夫役が結婚指輪してないようなありがちな手抜きもなく、映像的にも見やすくてトータルでは十分レベル高めな作品だった。

ナチュラルハイのいろいろな作品要素を複合した併せ技のような作品。単なる寄せ集めではなく、ちゃんと話に一本筋が通るようにドラマ的にちゃんと構成してあるのが高評価。キャスティングもなかなか絶妙な組み合わせで役どころによく合ってる。 ガードが固い宮城りえを落とすために友達を裏切らせる筋書きは『追跡中出し痴●』や『カフェ娘連鎖痴●』っぽいし、まず外堀として埋められる皐月ゆらがオジサンの生チンレ○プで感じちゃうところは『固定スローピストンFUCK』っぽい。中出し免除と引き換えに裏切らせる台本なので、最初が外射は仕方ない。 皐月ゆらの手引きで家に上がり込む段取りは割とシンプル。カラミ的には『中出し寸前に抵抗して抜けたチ○ポを何度もぶち込まれイキ狂いだす女の腰を押さえつけ逃がさない鷲掴み膣奥射精』の演出で、生チンレ○プで感じちゃうところや、中出し寸前に逃げるのがそれっぽい。ただアヘ顔セックスは女優のキャラ的にはありでも、「勝気」設定的には堕ちが早すぎる気がするので、もう少し抑え目でもいいと思う。カメラアングル的にも中出しされた時の受精絶頂感が捉えきれてないのは、生チンレ○プ中出しの虜になった女という絵が作りきれてないのが、後半への振りとしてあまりよくなかった。 本人の生理管理アプリで危険日を把握するのもいいアイデアで、スマホの画面はそのままに放置されてるので、危険日を知られてしまったことが分かってるのが後半への流れとして重要。 再び皐月ゆらを裏切らせて宮城りえを危険日に外に連れ出す段取りだが、ストーカーオジサンがいきなり現れても、本人はもう危険日に犯●れるのを予期してた感じなのは前のシーンが活きてる。友達の裏切りに気付く感じはちょっと演出的に弱いけど、電車内でのセックスは『孕ませバック痴●』っぽくて、孕ませ系自体が少ないナチュラルハイ作品としてはだいぶ懐かしい。 全体的にはいい感じだが、ただ作風の最終形としては『カフェ娘連鎖痴●』のように皐月ゆらも種付けされる因果応報締めが理想。長尺になっちゃうと思うのでハードル高いと思うけど、前半の生チンレ○プイキが良かっただけにもったいないし、現状だとちょっと残尿感がある。この作風だと『中出しストーカー痴●』っぽい前置きがあっても良かったと思うし、ここからさらに掘り下げた形を見てみたい。

このシリーズは佐藤しお編の、30代での出産の大変さを力説して若いうちの結婚・妊娠を推奨する母に娘が感化される台本が印象的で、それ以降は男優の人選込みであまり刺さってなかったんだけど、今回は割といい感じ。互いに「あんた」「お前」呼びが出る同期っぽさとか、娘に孫を産んで欲しい親のキャラも比較的シンプル。 カラミ的にも風呂でのフェラシーンでは目のあたりまでかかる顔射に始まり、いつもとカラミの構成はあまり変わらないのに、キャラ的にはSだけどセックスはドMというギャップ感のある演技を虹村ゆみが頑張ったおかげで、性癖の相性がいい相手に出会っちゃった感じが伝わりやすい。最初の本番シーンでは下着が派手な赤になってるのが新しくて、何かを期待してる女心が伝わる演出なのもいい感じ。最初の本番が「親の期待には応えないとね」っていう妊活セックスになってるのも分かりやすい。 ただその割には後半セックスはそのへんがどっか行っちゃって、最後のセリフも「彼氏になってね」はだいぶ段階的に後退してしまった印象。妊娠OK中出しセックスする関係性になったなら、結婚待ったなしくらいの勢いが正解なような。家呑みでの神社での結婚式の話とかどうでもいいし、もう少し孫を欲しがる親の勢いに流されての孕ませ系ラブコメに特化してしまってもいいと思う。親に反発しながらも孫の顔を見せてあげたい娘心とか、男の側もアニメ見るくらいしか人生の楽しみがないダメ人間が、結婚して家庭を持つ人生に惹かれていく前向きな変化をフィーチャーする部分があってもいいかも。 陰キャっぽい男優の人選もチャラいヤリチン系よりは個人的に好みで全体的には良かったと思うけど、満点付けるにはまだ物足りなさの残る作品だった。

『妄想エロマンガを見てしまった隣のモデル級お姉さん！』を『「すいません…お風呂貸してください…」隣人のバツイチ女性が濡れ髪でやってきた！』っぽくアレンジした隣のお姉さんもの。互いの妄想片思いが噛み合って両想いに発展する作風がそれっぽい。 風呂に入ってる女を男が襲って強引に孕ませる妄想が、最後の妊娠オチで実現する基本的な話の流れはいいんだけど、ただ妄想エロマンガという媒介を通じて互いの性癖の一致を知ってしまう本家に比べると、男の妄想が最後まで女に伝わらないままなのは弱い。特に男が下着を盗んだのがバレないままだったり、女のオナニーシーンや翌朝の勝手に風呂に入ってるシーンまで、ドラマ的な展開に刺さるものがない。 やはり女の側にも男の勃起見ての風呂で無防備な時に犯●れちゃう妄想がないとダメで、女の側から誘惑したり煽ったりと襲われたい合図を送りつつ、男のほうも下着盗むだけじゃ終わらず行動がエスカレートして、襲いたい合図を送っての願望が一致する答え合わせな感じがあっても良かったと思う。今の演出のままだとしても、せめて家呑みシーンでは勃起しながら何考えてたか女が白状させるような展開が必要なような。現状、男のオスの部分を意識しながら風呂を借りに行く女のエロみが圧倒的に足りないのが設定的にもったいない。 中盤以降は風呂が後半の濡れ髪程度しか関係なくなっちゃって、「びしょ濡れのまま濃厚に交わり続けた」のが最初の妄想シーンだけというのは、このタイトルの作品としては絵的に弱い。中盤の家呑みも風呂上がりの濡れ髪＆部屋着で始めるか、いっそ飲みの途中で風呂入ってバスタオル一枚になるようなアレンジがあっても良かったと思う。後半セックスも前半の妄想からすると、風呂から全裸で始まるハードめの和姦が正解。エンディングも結婚したような雰囲気にしては、どっちも指輪してない弱さがあるので、指輪を用意する手間を省きたいなら、結婚前の妊娠発覚くらいで止めておいた方が無難。 女優も男優も役によくハマってるし、ドラマ的にもカラミ的にも演技は申し分なかったと思うけど、台本や演出的には『妄想エロマンガ～』の焼き直しではないもうひと工夫が欲しいところ。

前作の木下凛々子verがなかなか良かったので、上羽絢でさらにいいものが見られるのを期待してたんだけど、残念ながら期待ハズレ。 義理の息子と2人だけの空間で、女として見られていることに気付いてしまった内圧が高まっていく緊迫感を演出するには、マッサージシーンも風呂のシーンも露骨すぎる。挿入には至らずライトなプレイで我慢するパートも効果的ではなく、ドラマ的にはだいぶ物足りない。 後半も堕ちるのが早くて、夫か義理の息子か選択を迫られる葛藤がなくなってしまったのは大味。夫と中出しセックスした後の上書き中出しという展開も、そういうシリーズは既にあるので同じことやらなくていいし、父が中出ししたばかりでシャワーも浴びてない精子入りマ○コを息子が舐める演出もキモい。 前半の中出しでは種付け感がない男優の中出しが中途半端なのも前作と変わらず、全体的に質が低いのが残念だった。

今作は「子宝の湯」設定がなくなってしまい、温泉入って中出しされるという北野未奈verの分かりやすい構図を削ってしまったのがもったいない。代わりに『町内キャンプNTR』も含めてただの言いがかりだった「人妻からの誘惑」という部分を膨らませたのが特徴的。酔って甘える素振りだったり、夫にバレなければ浮気OKという本性の匂わせが最初からされてるのが新機軸。経済的事情で我慢していた子作り願望を酔った勢いで話してしまったことで、最初から孕まされたがり人妻にされてしまう台本が攻めてる。 ただ新しい台本の割にはゴム姦から始めるのが中途半端で、『町内キャンプNTR』を無駄に引きずり過ぎ。ゴム持ち込んだ中田が先に中出しするのも台本こね過ぎだし、いまいち腰が入ってないフィニッシュも微妙。中盤のお座敷ゲームも『町内キャンプNTR』の水遊びの延長なのか、その前の温泉シーンからの勢いを切るだけな上に、撮影現場の内輪うけの雰囲気すらあって白ける。 中盤のやり部屋っぽさは夫の雇用の補償を言い訳に生ハメも受け入れ、中出しと引き換えに「責任」保証まで取り付けようとする感じが北野未奈verを引き継いでていい感じ。ただ男優野島は女優とのコミュ力が物足りず一方通行気味。その前のフェラシーンでも女優の頭を動かす手が余計。 経済事情を理由に子作りを諦めていた人妻が男の経済力に転ぶ感じは、オスを乗り換えるメスという監督お得意の展開だが、結婚指輪してない小沢をわざわざ妻帯者設定にした台本は蛇足で、「子宝の湯」設定をなくしたので温泉でのシーンの意味合いが薄味になってしまったのも残念。 後半セックスは普通に声出しちゃってるのにバレないのはAV的ご都合主義だけど、バレ上等の開き直りセックスに演出してるなら、それはそれであり。外射にブレないのも高評価だし、妊活不可で中出し出来ない夫を見下す感じも良かったけど、生ハメ孕ませ中出しは格差社会では特権というところはもっと分かりやすく強調しても良かったかも。特に社長の中出しと引き換えに経済的保証を確約しようとする前作のしたたかな感じは欲しかった。 エンディングも薄々バレてるスリルを楽しんでるわけでもないのが中途半端。話の流れに一本筋が通っていないシーンの寄せ集め感が強く、必要なものが足りず余計なものが多いチグハグさが満点には届かなかった。

もともとがマドンナの『人妻秘書、汗と接吻に満ちた社長室中出し性交』をアレンジしたようなところから始まった企画だが、今回はそこからさらに離れるような台本と演出の変更。基本的な方向性そのものは今までと大差ないし、マドンナの『クレーム対応NTR』との境界が曖昧なところもあるけど、仕事を取るために不正にまで手を染める下請け企業という台本や、経済事情で子供も作れず妊娠適齢期を無為に過ごす若夫婦の切実な苦悩という格差社会の演出は、これまでの作風をさらに掘り下げてて高評価。 カラミ的にも夫とは出来ない生チン中出しセックスという状況設定を理解してる女優の堕ちの演技が種付けされた後に自ら舌を絡めるキスまでエロかったし、無理やりの中出しにも逆らえない人妻の怒りまで、ドラマ的な表現力も良かった。中盤セックス以降の受精絶頂演技も完成度高め。 夫婦の未来のために取引先の性奴●と化した若妻というのもこれまでと同じだが、妻が寝取られていることに夫が気付くのが前半からになり、妻が他の男に抱かれているのを気付かれないように見張る逆ニアミスプレイは、『妻のスマホを覗いたら、俺の同級生と不倫していた。 白峰ミウ』のようで高評価。夫との子供を作るために他の男に種付けされるという二律背反も強調されてて良い。 夫がすべてを知っていた上での裏切りを知ってしまう後半セックスも、夫に見られながら感じるのを耐える栗山莉緒の演技が、絶望の受精絶頂まで素晴らしい。女優のキャラから演技力まで無駄なく活かした作風が、共演者の演技込みで完成度高かった。

こじらせ近親相姦と全肯定ものを組み合わせたようなありがちな作風だが、犬神涼監督のドラマだけあって設定から細かく作りこんである。叔父＝母親の兄弟で両親は幼い頃に事故死、祖父に育てられているが幼少期の支えになってくれた叔父の落ちぶれた姿を見て、今度は自分が支えになる！と一肌脱ぐ台本。 典型的な叔父さん大好きキャラの距離感ではなく、ガチ恋というよりは世話係。パトロン気質のダメ男好きはホス狂やドルヲタに通じる方のこじらせ系。「叔父さんには私がいるじゃない」と寄り添ったつもりが「お前は姪っ子」と軽くあしらわれて、カチンと来たのか「女」のスイッチが入っちゃう流れは、女の気持ちを鼻で笑って地雷踏む感じがちょっと面白い。 人として男として自信喪失してEDになってた叔父が実の姪との近親相姦で勃っちゃう背徳感や、借金取りが押しかけて外に出られない2人だけの閉じられた世界、別れた叔母が世話係ライバルとして登場する中盤の転調に、叔父が男として役立たずの種無しでないことを証明するために叔父の子供を妊娠するに至る終盤まで、メリハリの利いた筋書きが突き抜けてる。叔父と叔母が2人とも結婚指輪をしてないことで、どうやら別居ではなく事実上離婚していることが絵的に伝わるなど、ディテールにもこだわりが見られるし、他の女が作った手料理を無言で捨てるJ系という絵もなかなかのインパクト。あれは後でスタッフが美味しくいただいたんだろうか。 カラミ的にも中盤は叔父のスリルを煽るバレ上等の声出しニアミスセックス、後半は最初から姪を孕ませる前提のセックスが前半と差別化されてて良かったが、ラストは姪の積極性が伝わるようなホールド中出しからの抜かずのキスで締めて欲しかった。 小野六花は狂気まじりの濃密な世界観を演じるには目を伏せがちな薄目セックスの情感表現が物足りないところはあるものの、ドラマ的にもカラミ的にも役に成りきってて高評価。特にセックスしながらのセリフが聞き取れないとクオリティが下がる作風を、しっかり感情を乗せてこなしてたのは難易度高めのいい仕事だったと思う。男優中田や叔母役のエキストラまで、共演者の演技もレベル高い。 ムーディーズにしては最後が顔射もどきのアゴ射締めみたいに、台本と合わない演出にブレることもなく、ちょいちょい不満はあるがトータルでは星5つの価値は十分ある作品だった。

マドンナの『夫不在の5日間、初夜まで禁欲を命じられた私は性豪義父に身も心も調教されてしまった―。』をアレンジしたような作風。親のために金銭的な弱みがある女が金持ちに嫁ぐ設定や、審査期間として義実家で同居する台本がそれっぽい。息子の嫁の品定めのはずが義父の嫁選びに変わる筋書きで、最初からストーカー気質の義父による孕ませ系の方向性が特徴的。 息子の婚約者のキャラも、両親が不倫が原因で離婚したことから男女関係に潔癖症、母子家庭で苦労しながらマジメに生きてきた母思いの娘といった風に細かく作りこんである。結婚したい一番のモチベーションが、病気の母親に早く孫の顔を見せてあげたい娘心なのも『見かけによらずウブな社長秘書の躾け方 橘メアリー』と同じで良い前置き。良妻賢母としての素質を事前に審査された上で「教育」されていく台本だが、犯●れても逃げ出さないなんて、結局は金目当てなんでしょ？って女の本性を暴こうとする拷問セックス系になってるのも個性的。義父に気に入られるために自主的に婚前セックスを禁止するのも、孕んだら義父の子なのが分かりやすい。 カラミ的には孕ませ系だけあって、田淵くんがやりがちな半抜け中出しでないのが高評価。無理やり種付けされる背徳受精の絶頂感を演じる女優もエロい。エロみが増していく下着の変化や、最後は自分から奥にがっつり種付けを求めるようなホールド中出しまで演出的には文句なし。右手の薬指の指輪も細かいこだわりだろう。 最終的に金目当てではなく、息子への想い自体は本物で婚約を解消する気もなく、それでいて乱暴なセックスや強引に孕まされるのも嫌いじゃない性癖に開眼して、父親の方にも嫁化する重婚締めまで、義父の厳しい審査に合格する話の筋は通ってる。登場人物がみんな独身なので、婚約者が寝取られてることに気付きながら、キレたところで父と婚約者が普通にくっつくだけの息子の手詰まり感などは、ことさら父と息子の力関係を強調しなくても成り立つ台本が悪くない。一方で女は選ばれるだけじゃなくて選ぶ権利もあるんだよという転調の演出は、もうひと工夫あっても良かったと思う。 犬神涼作品ならもうひと捻り欲しいところはありつつ、それでも星1つ減らすほどの欠点は見当たらないクオリティ。次作があるなら橘メアリー作品にあったような母親との電話シーンを挟むとか、さらに深掘りした形で見てみたい。

女優はこれがドラマ3作目で初の義母もの。母性をフィーチャーした役柄を、新人の演技力なりに丁寧に演じてて好印象。 作品としては離婚時に夫の連れ子を引き取りたくて叶わなかった義理の母という設定だが、実の母親と思わせての唐突な性的行為から始まり、義理の息子にさっさとゴム付きセックスまでさせるモチベーションが伝わらない。後半になってようやく「本当は私があなたを産みたかった」というキーワードが作品の鍵になるんだけど、それなら最初から産みたい衝動由来の中出しにして、なぜそんなに中出しセックスを求めて来るのかと言うところをミステリー要素にした方が良かったような。 朝霧浄監督にしては血のつながりを求める孕ませ系というのが珍しい作風だが、まだドストレートにプリミティブな方向性に踏み込むことには抵抗があるのか、今のところ監督の自分流のこだわりがストーリー性を損ねてる印象。それでも後半セックスは、中出し後のキスに愛情の高ぶりが感じられる後戯まで見ごたえがあるし、新人女優の作品としても質が低いわけではないので、次作があるならもう少し登場人物の感情や衝動を掘り下げた形で見てみたい。

テーマ的にはVENUS作品のような「女優が動いてはいけない」系かと思ったけど、そういうのではなかった。何をされても抵抗してはいけないルールの、縄無しセルフ緊縛系なのがこれはこれで悪くない。抵抗したいのを必死に耐える女優の緊迫感のある演技が重要で、水野優香の演技力はさすがだが誰でもできる作風ではないと思う。 汚部屋を強引に掃除しようとして、ダッチワイフを壊した代償に代わりにならなければならなくなる筋書き自体は単純だけど、冒頭のドラマ部分からなかなかいい。いきなり背後に立ってる引きこもり義息子への恐怖や、ダッチワイフとの「セックス」を見てしまった嫌悪感などを表現する女優の演技が「嫌いな男に犯●れる」系の作品として重要なポイント。生理的に受け付けない拒絶感が伝わらないと、抵抗したくても出来ない演出が活きない。 抵抗できずに犯●れてるうちに被虐性癖に目覚めてしまう堕ちの演技も良かったし、中出しも必死に嫌がりながら体は抵抗することを必死に耐えるというところまで、最初のカラミから完成度高め。半泣きになりながら後戯のキスまで受け入れる女優の被虐演技が素晴らしかった。 ダッチワイフルールが息子に犯●れる言い訳に代わっていく中盤の展開も良かったけど、後半にかけては義母が自分から積極的になるような奉仕系のプレイが増えて来てブレてしまう。後半セックスはただの和姦でこの作風じゃなくても見られるような絵なのが、作品の半分損した気分。つなぎのドラマ部分のイメージシーンも特に刺さるものがないし、まだアイデア不足の試作品といった印象。 例えば夫が家にいる時のニアミスプレイとか、夫が帰ってくる直前まで中出しされたままの姿で放置されるスリルプレイとか、中出ししてはいけない日でも中出しされるとか、あくまで抵抗できないダッチワイフルールで統一して、エスカレートさせる方向性の方が良かったと思う。後半セックスで普通に自分から動いちゃったのもあって、エンディングも何のこっちゃなシチュエーションにいまいち刺さるものがないし、夫が夜眠ると寝室を抜け出してダッチワイフに化けるスリラーっぽい方がエロかったような。 心理的にもあくまで被虐系で通した方が分かりやすかったし、現状、中盤までは良かったけどそれ以降はすべってる印象。せっかく特徴的な企画を立ち上げたのだから、この作品でしか見られない絵を貫いて欲しい。

予告編から今までとは大幅に違う台本、演出らしくて期待してた作品。義父が婿だけでなく妻にも禁欲させたことが原因で孕ませNTRされてしまうという、因果応報の台本は悪くない。セックスレスの義父は旅行に同行せず妊娠したらヤバい状況設定などは振り切れてる一方で、義母が義父と娘をあっさり裏切るモチベーションまでは伝わらない。 新人女優もカラミの表現は上手いと思うが、ドラマ的にはまだ演技力不足でいきなりの新演出はハードル高すぎ。最初のカラミも襲われるように仕向けたエロみが弱いし、「ダメ」しか言わない受け身のセックスも物足りないが、婿の腰に脚を絡めるあたりに本音が見えるホールド正常位は、ちゃんと女優の演技で表現したあたり、この手の演出をカット割りで済ませる監督が多いだけに高評価。2度目の中出しはしっかり「間」を取った男優の種付け演技も、受精イキを演じる女優も素晴らしかったけど、男優はチ○コ抜きが下手で後半も疑似っぽく見えるのは要反省。 セックス後に義母の側からキスする演出も良かったけど、ドラマシーンも挟まない温泉シーンであからさまに完堕ちなのはメリハリ不足。このへんまではあくまで被害者感を装ってほしかったし、婿の子供を妊娠するかもしれない背徳セックスを我慢できない義母と言うには単にやってるだけ。中出し後に婿が自分の精子入りマ○コをクンニするような演出も、監督はお気に入りみたいだが正直キモい。鏡の前でのカラミを省略してしまったのも残念。 娘夫婦の部屋のシーンは精子の空打ちだけで済ませてしまったのがもったいないし、ドラマ的にもこのあたりが開き直りの転換点としてちょうどいい。後半セックスも篠原いよのカラミの表現力は良かったけど、娘が帰っちゃった状況でやるだけなのは安直で、娘が母に夫を任せるのがWミーニングになるようなドラマが必要。最後も精子を最後の一滴まで中出ししたことを婿のセリフ等で可視化して欲しかった。 最初と最後のシャワーシーンはタイトルと掛けたセリフが悪くないけど、映像の使いまわしは芸がない。例えば結婚指輪を外してみるとか、妻であり母であることより、「現役」であることを選んだ義母の「女」感は上乗せして欲しい。 登場人物がみんな結婚指輪してる手抜きのなさもキメ細かいが、まだメリハリ不足の試作品といった印象。新しい方向性自体は否定しないので、もっと掘り下げた形で見てみたい。

本中の『30日間精子を溜めた独身男と濃厚種付けセックスを楽しむ人妻』シリーズをガチドラマ風にアレンジした感じの作品。本家でもよく分からない「独身種付け男」の素性を考察して、ただのネット弁慶という設定に小田切をキャスティングしたのが作品のポイント。会ったこともない知らない男に妊娠させられるシチュエーションに、妄想膨らみまくりで押しかけた人妻と、ドン引き状態の小田切の温度差までは面白かった。 ただ、その後は特に話の展開も背徳感もなく、やりまくって終わってしまうのは、同じようなメーカーで同じような監督の常ピル中出し系しか出てこなかった美谷朱音らしいと言えばらしい作品。本中とかダスッ！ならともかく、マドンナのドラマとしては内容が薄い。引退間際に急にいろいろなメーカーでこっち系の作品にも出るようになったみたいだけど、正直今から演技の引き出しを増やすにはちょっと遅かった印象。 作品としても地上波ドラマでもやるような流行りものに乗っかった薄さの目立つ筋書きは、このままシリーズ化されてもって物足りなさの方が強かった。