青島太郎さんのレビュー

吉村卓の行動にどんびきしつつも、それ以上のツバペッ（ツバの吐き掛け）や、アナル嘗めなどの受け攻めで吉村の心を動揺させていくというセカンド作品。なんつったって吉村卓との相性良すぎで、1チャプターだけでこれは買い。 映像は4K、おじさんは3K（キモイ、汚い、危険）という中でのキモキモ男優・対吉村卓は、デビュー作より2本目のほうがいい子なんていない、というジンクスを打ち破る快作。 サンプルオープニングも含め、制服で始まるオープニングなんだが、さほど制服的内容はない（対吉村のときの衣装であるという点のみ）ってのが、ややもったいないのがたまにきず。ってか特別巨乳というわけではなく、引き締まってる系なんだけれど、本当にスタイルがいいなあ。これはイメージビデオシーンだけでも楽しめる。猫目好き、Sッ毛女子が好きな方にはおすすめ。

パッケージ写真は丸顔に見えるが、実際は細面でスレンダー。ちょっとパッケージで損していると思う。 ほかの方のレビューにもあるが、どこかのメジャーアイドルメンバーと言っても疑うことのないビジュアル。 性には積極的だが、フィラチオは初々しい。デビュー作としては100点なのでは。

もしもモノだが、演じるというよりシチュエーションに入っていく感じで、着衣コスプレセックス作品と言って差支えがない。 全裸になるのはラストチャプターの4Pくらい。デビュー2作品目でドラマ物は敷居が高く、このくらいのほうがいいのかも。 とはいえ新海咲の良さが100％出てたとはいいがたく、難しい。 彼女の場合、犯●れるようなシチュエーションより、●すシチュエーションのほうがエロさがあるからだ。 まだまだぎこちなさもあるもののファーストチャプターのS女はよかったし、ラストチャプターも乗ってきた後半のほうがのびやかだ。なにより生き返ったように弾む騎乗位が素晴らしい。緊張が解けたというのもありだろうが、最後の最後、セックスを終えたエピローグの表情が作品内で断然かわいいというのも不思議。生来の素質があるのだろう。 SODは新海咲の攻め攻め痴女特化モノ、または騎乗いモノをぜひとも撮るべきだ。

小倉由菜が眼鏡をかけた地味腐女子に扮する特殊AV。特に序盤はBL風味すらあり、妄想が爆発。もしや女子向けAVなのかもしれない。 抜くには人を選ぶが、男優陣の演技もうまく、イケてない女子があか抜けていく様はリアル。ドラッグストアが舞台で、コンドームの妙に詳細な知識はトリビアチック。設定を生かした伏線と回収もなかなか面白い。憑依バカッターもそうだが、無茶な設定を振ってきっちり自分のものにする小倉由菜の凄味を知れる一作だ。あけ抜けていくにつれ、絡みが普通の「小倉由菜のAV」になってしまうのは残念と言えば残念か。

写真集「いとめる」のメイキングビデオであり、それ以上でも以下でもない作品。せめてインタビューとかこのための撮りおろしが1カットでもあればよかったのだが、全くない。 スチールカメラマンが伊東めるを撮影することを邪魔しないように、横からビデオカメラで撮影する、それだけの内容で、ほとんど目線も来ない。 とはいえ伊東めるの肢体は堪能できるし、なにより覗き見加減はシュールにエロい。ばっちり決まったスチール写真より、動く画のほうがいいという紳士も多いのではないだろうか。 台湾生まれ中国語流暢がストロングポイントの伊東める嬢にアメリカン国旗ビキニを着せたり、和装させたりはちょっとセンスを疑うところだが、スカパーアダルト大賞MostInteligentActrress受賞のいまもっとも旬な女優の魅力の一切れは味わえる一品となっている。

ウウン、レビューの評価は高いけれど、そこまでグッと来なかった。 東條なつさんはかわいいけれど、ドラマ面では陳腐というかなんというか、 恋人の冷たさと言い「寝取られて当然じゃないか、こいつ」な感じでゾクゾク感は皆無だった。 雑NTRの雑って設定が雑っていう意味だと思ってたんだが、そうじゃないの? バイト先レストランの店長もいうほど雑に扱ってないし、オチというオチもない。東條なつさんはかわいく抜けはするので平均点である3点はあげたいけれども。

2013年に宇宙企画からデビューした先代鈴音りんとは別人の2代目鈴音りんデビュー作。 初代は東北出身だったが、こちらは淡路島生まれの野球少女。 デビュー作は3名の監督（star編：星シュート、東京編：梁井一、淡路編：タナカ・ベーコン）がオムニバスで共作。star編以外はハメ撮りスタイルでうぶな彼女のプライベート感を堪能できる良作。 新進女優、アイドルでもおかしくないビジュアルに、男兄弟で育った野球少女（バッティングセンターやキャッチボールシーンもあり）とツボに入る人は多いはず。 しかし初脱ぎが特典扱いっていうのは、どうかと思う。なんで最初に入れられないんだろう。

DVDを入れて始まるのはMINAMO×天宮花南によるミルクボーイ風漫才。 テンポもいいし、微妙に（MM号の）勉強になるしで面白い。 ある意味いちばんの見所かも。 MINAMO×天宮花南の2人にとっては初の共演作。以降2人の共演も増えているので相性がいいのかしら? モデル系クールなMINAMO、陽気でグラドル体型の天宮花南、眺めてるだけでも楽しい作品。

アイドルグループ「ワンスアチャンス」のリーダーにしてプロデューサー・春さりなこと西元めいさがデビュー！ ちゃんと巷でアイドルしているので、応援してから、MV見てから見るとグッと抜ける1作。 彼氏ができたことのない子のAV初キッス、AV初セックスは、見てるこちらも緊張してしまう良作。 ただし特典版と非特典版の2種が存在し、ビーチセックス等の入っているのは特典版なので買い方は要注意。ちっちゃい文字なので実際の店舗だとわかりにくのが減点ポイント。 本人には関係ない部分でマイナス点。 なんでこんな売り方するんだろ、SOD。

某秋葉原ソフネットで購入。青木桃3作品目かな。 肩幅は広いもののスレンダー。裸のかっこいい青木桃はオイルが似合う。 ちょっと脱ぎながらの着衣セックス多め。 1作目がお披露目、2作目がAV基本編であるなら、応用編といった塩梅。

美麗のひとこと。アイドルグループと言っても疑わなく見てくれそう。 惜しむらくは表紙になってる全員集合ショットがないことか（合成でもよかった）。 アクリルフィギュアになってる全身写真とかも欲しかったな。

声は声優さんのようなアニメ声。体は出てるところは出ているナイスバディと、良くも悪くも作られた合成樹脂のような理想形の女の子。 ドはまりする層は絶対いるのだろうけど、受け付けない方は受け付けない。自分の場合、後者でカラミの時点で萎えてしまった。脱ぐまでのパートはあんなに萌えて興奮できたのに。 大好きな方はいると思うので、その意味で星3つ。

世界を目指したアスリートが俺たちのために一肌脱いでくれました！ AVとしてはあるまじきことを言うと、ドキュメント部分にもっと割いてもよかったと思う。 とにかく体が綺麗。それだけでお金落せる。 同時発売であった過去を振り返った自伝（写真もいっぱい）「あたらしい海」を事前に呼んで予習、または一緒に読みながら見るとなおのことグっとくる。 またソクミルやMGS動画で配信された「starみぃつけた!新海咲」は前日譚になっているので、プライベートを覗きたい方はこちらもお勧め。 とにかくこの世界にやってきてくれてありがとう。行き場のなくなった新海咲を救うのはこれを観る僕たちだ。見えるだろう、この素晴らしき未来。

企画としては撮影確認の時点で逃げられたりと大失敗だが（まあ、犯罪と疑われるようなものに手を出す輩が、AVです、出てくださいと確認されたらそりゃ引くよなあ……）、四宮繭という女優の良さを引き出す作品としてはひとまず成功といった印象。検索すれば四宮繭嬢、ウィキペディアに項目がないものの、スカウトきっかけがパパ活希望のDMだったり、ヒッチハイクで性交旅をしたりとの猛者。そりゃDMシャドウバンだの、男性との駆け引きだの、そこら辺の知識の引き出しがたんまりあるものだ。 芸大目指していた才女どこか戸田真琴を思わす童顔。ほかの作品も見てみたいと思わず検索してみたくなる糸引くよさがこの作品にはある。ミスID2022ではポコチャ6位（5位以内でファイナル進出確定）のセミファイナリスト。口惜しさとあきらめともあるようだが、ぜひ日本画家として、そしてAVでも売れて名を馳せてほしい。

ひとつの漫才ネタができるまで、というドキュメントとして非常に面白い一作。 最初は出オチ大喜利のような形で衣装決めからスタートするが、出オチになればなるほどシモネタだと笑いが取れなくなることに気づき、ちゃんとしたネタを考えるようになるなど、スタッフ出演者それぞれ一度はお笑いの道に入ったが故の芸人としての矜持も問われるようになってくる。 他のレビューにあるように出演者は某NSC出身の男優、女優だし、ネタだしスタッフとして加わるスタッフも元芸人のAV監督。全裸漫才などの余興も入りながらも、最後の最後にライブで見せた漫才はちゃんと面白いものだった。このAVの作り方わまさにレーベル名、マテリオル（素材のすべて）。 ぜひ2本目のネタを作るまでを描く次回作も制作していただきたい（同じコンビ、同じ製作スタッフで）。最後のネタVだけ他所のライブだからであろう、ピントの合わないぼやっとしたものであったので、次回作はライブの主催（スポンサード?）もやっちゃう勢いで、ぜひ。

別題『極道アパート partII 僕とあの娘のエクスタシーDAYS』。下半身が映せない以上濡れ場はAVに勝てないわけで、それ以外の見せ場が必須だと思うのだが、この作品は何を取っても中途半端。まず主演の標準語の固いせりふ、元スケバンという外見やストーリーにみじんも関与していない設定と、石原希望のよさがちっとも引き出せていない。彼女の良さを引き出すなら関西弁必須（知る人ぞ知る関西で一番の組の娘、でも本人はその血筋を憎んでるとかいくらでもこじつけ裏設定はできたはず）、人懐っこさや一輪車、ゆびぱっちんなど、いくらでもポイントを入れる猶予も絶対あった。剣道の素振りのシーンがあっても、その後のアクションはナイフだし、そこも石原希望演ずるキャラが必須のシーンでもなかったしと、別にこの主人公がいてもいなくても進むようなシナリオって、スケジュールや制作費の兼ね合いがあるにしてもどうにかならなかったのだろうか。 本来なら男性主演やわき役がこのあたりをカバーするべきなのだが、これもまた特段見どころもなく、主演を引き立てるわけでもなく…。前作『極道アパート』が好評だったからタイトルや一部設定を借りたのだろうが、ただ借りただけになってるのが残念。いいとこ探しをするなら仔羊エルマーさん演ずる殺し屋が一人動きがキレッキレなこと。和室にショートパンツの石原希望がかわいいことだ。 ピンク映画やオリジナルビデオこそ、主演女優にきっちり寄り添うアイドル映画であれと強く思う。

パケ写とはやや印象異なるも、岸みゆをちょっとふっくらさせた感じの美少女（ぽっちゃりやデブではない）。こんな子がインタビューでアナル愛を語り、しみけんとの1st絡みではセックス終わりに号泣。理由は「（しみけんの）もうアナルを舐められない…」。なんなんだ、この子は！！！ AV試合巧者しみけんが先手を奪われケツ穴舐めに轟沈。その後のディープキスもねっとりいやらしく、アナルだけにとどまらないエロ才女ｐっぷりを見せつける。学生服で再現Vのような出だしから切る2絡み目。ホントはフェラ発射だけが撮りたかったんだけれど、目の前に肛門があるとがぶりついちゃう3シーン目。マイクロ水着プラス複数プレイの4絡み目（セックス終わりに涙でひとペロリクエスト）。最初からぶっとばしてて次どうするんだ感もあるけれど、目が離せない変態さんがまた現れた感じだ。インタビューシーンでは関西弁っぽいので、方言作品もいけるのかな？ 【つっこみどころ】使えず全面ピーにするくらいなら、モノマネは全面カットでよかったのでは…。

ふられたばかりのギャルを幼馴染みだった童貞が家に匿い、そのお礼にと無理やりやらせてあげると迫って……　というAVではありがちな設定ながら無理なく詰め込み、エロく仕立てるのはさすが朝霧演出。 セックスとセックスの間をイメージシーンならぬイメージドラマでつないでいくのだが、朝早い薄い空気感、ギャルだけれど料理も作れるという意外性、夕暮れの野球場など色合いが美麗で時間経過とともに、関係性が近づく様子も描写する。 朝霧作品にありがちなドンデン返しこそないものの、この感情の近づきをちゃんと描いての着地は見事だ。 主演の木下ひまりさんは演技が上手とは言えないものの、逆にそれがギャルっぽさを強調している。そして朝霧作品に欠かせぬエンドロールは、いつみても余韻と男優陣へのリスペクトがあっていいよなあと思うのだ。

唇、歯ぐきから恥丘まで。パーツフェチイメージ作品の最高傑作！ それにしても高橋未来さん、というかひかるさん、パーツの整った美人だわあ。