AlexandrAさんのレビュー

ミステリーとして期待されてしまいそうですがミステリーとしては正直あまり面白いとは思えないです。毒親などの問題を抱えた5人のシェアハウスストーリーとしては面白いと思います。 酷い親だとしつけも満足ではなく子どもは食べ方が変だったり、コミュニケーションが上手く取れなかったりします。 そういう意味では夜エンドをもっと今までの苦労が報われるような感じにして欲しかったですが。

絵も含めて少年誌よりちょっと上の年齢層向けの雑誌に連載されている漫画のようだと思いました。風音さんのツンデレ演技と真琴ひろさんの不思議系美少女演技も良かったです。

ルートごとに散りばめられた伏線。ルートごとに違う側面を見せるキャラクターたち。 進めるごとに新事実が分かっていく構成は単純にプレイ時間が長い程ご褒美があるという分かりやすい達成感を与えてくれる。だからこそ、続きが気になってプレイするのが止まらない面白さがある。 選択肢が複雑すぎないのも良かった。 そして、最終ルートにおける感動の展開。全てが最高だ。 今まで男の娘が主人公のゲームが出ると「あのブランドまた男の娘ゲーム出すんだ」程度の反応をしてしまい、美少女ゲームなのにヒロインをまともにチェックすらしないという悪癖が有ったが、このゲームをプレイして反省した。 ヒロインたち、彼女たちの魅力があるからこそ、ゲームが面白いのである。 もっとも主人公人気1位なのはプレイ前もプレイ後も納得せざるを得ないのだが。 プレイ後の感覚だとメインヒロインが1位というより少年漫画の主人公が1位のような感覚に近い。そこが上位だと嬉しいという感覚。 かっこいい。でも可愛い。やっぱりかっこいい。そんな最高の主人公だと思います。 この作品に問題点があるとすればタイトルに名前の入っているヒロインが腹ペコゴリラなどという不人気になりがちな設定な上、ルート自体の出来も1番目なせいかジャブのような送りバントのような内容なのでそこまで、といったところ。実際人気投票でもヒロインの中では下から2番目という順位でありながら、タイトルに名前が入っているというだけで、たまーに描き下ろしイラストを描いてもらえる機会があれば、その枠は持っていくというところだ。ちなみにヒロイン最下位は眼鏡巨乳KYというなぜこの組み合わせにした?としか思えないキャラ。 決して嫌いな訳ではない。彼女たちの友情は最高だ。しかし、貴重な描き下ろし枠を人気とか無視して問答無用でるいが持っていくのは納得がいかない。 ちなみにこの作品には隠しヒロイン(FDでHは有るが攻略できると言えるかは微妙なところ)が居て、そちらの方が唯一無二の立ち位置でるいって名前はそっちに使えば良かったんじゃない?あるいはキャラ名を無理にタイトルに組み込まないで良かったんじゃない?と思いました。 類は友を呼ぶという言葉はこの作品にぴったりなのですが。

そのヒロインとのH回数が多く、終盤に主人公である竜次と恵璃が過ごす日々を大切にした、シチュエーションを大切にしたHが魅力的なゲームだと思いました。タイトルの生命のスペアは璃亜のことでもあるけど、かつての竜次のことも指しているのではないでしょうか。主人公は特定のヒロイン(恵璃)専用とも言える設定のキャラで、複数ヒロインが居たらできないことにチャレンジしていると感じました。

最後まで母親のことが好きなメインヒロインに共感することも、メインヒロインが好きな主人公に共感することもできなかった。 途中で主人公のことを博士が助けたことが発覚するけど、そもそも事故が起きたのは博士のせいでは? 義妹とくだらない下ネタの話したり友達と一緒にラジオの内容を面白くしようとしたりそういった内容の方が好きだった。 一応ヒロイン全員分ルートがあるとはいえ白昼夢の青写真の世界をプレイすると正史扱いされているのがどのルートかっていう話になってしまうので、先に白昼夢の青写真をプレイして当時の世界はこんな状態だけどそれでもかぐやのことが好きになれそうか判断した方がいい気がします。白昼夢きっかけにラプラシアンの過去作品興味持ってもあまりいいことは無かったというのが現時点での感想です。

この作品のシステムは面白い試みだと思います。ただ、ルートごとに優劣をつけられるというのは、そのままヒロインごとに優劣をつけられているようでどうしてもつらかった。 ヒロインとしては天、都、希亜、春風の順番で好きです。全員可愛いとは思っています。 公式はもっとトゥルーエンドのヒロインは希亜!!!!!と強調して欲しかったですね。紗凪は別にトゥルーエンドとかでは無いのにつばす先生の画集の表紙飾ったりしてるけど、希亜は作中の役割を理由にもっと特別扱いされていても良かったと思います。 天ちゃんより希亜が好きだったらそこまで、抵抗せず受け入れることができたかもしれません。

Hシーン自体がせつない、感動するという作品はそれなりに多くエロゲをプレイしてきたにもかかわらず見たことがない。見たことがないだけでこの世に存在している可能性は否定しない。 そのHシーン自体がキャラ同士が気持ちを伝える行為なのである。それと同時に呪いにより言葉に制限のあるキャラもいる中で、ただシンプルに相手の名前を呼ぶという喘ぎ声が良かった。 エロがあってこそのエロゲは多いけどここまでHシーンで泣きそうになったエロゲは初めてだ。

本編に関しては個別ルートが短かった為、こちらで存分にヒロインとの恋愛を楽しめる内容となっています。 そして、本編で敵だった主人公の保護者を主人公にして新たに過去編のヒロインまで登場させるという珍しい試み。ネタじゃなくてそれなりに人気があったのではないかと思います。内容に関しては本編のバッドエンドの1つに主人公が失敗して、その後立派に後継者となっているという内容があるのですがそこから大まかな内容は予想がつくのではないでしょうか。

体感9割以上が共通ルートという他のゲームとは違った構成が特徴のゲーム。他のゲームだと例えばあるヒロインのルートではそのヒロインの悩み、問題を掘り下げて解決されるという構成が多いと思います。 でも、このルートでは別のヒロインの問題が解決されてないのではないか、このルートではあの問題解決してないんじゃないか、ということがあると思います。 この作品は1つの物語に個別ルートが組み込まれているというイメージです。 どのヒロインの問題も解決はしてくれます。 欠点は、2周目以降少し感動が薄れることでしょうか。

女児向けアニメのような世界観で主人公とヒロインたちとの恋愛を楽しみたいという人にお薦めです。

みくりも千絵莉ちゃんも可愛くて、意外と獣人とかそういう世界観もしっかりしていて良かったです。

業界初のR-18BLPCゲームです。 ギャルゲとかの立ち絵とかって身体が横向きと正面向きで2パターンくらいあって、それに顔や腕に差分有りという感じのが多いと思うのですが。 藤守直くん、とにかく立ち絵のパターンが身体含めて多数有りそれによって距離を一気に近づけたり離れたりということも表現されている感じでとてもプレイしていて楽しいです。さすがに全キャラそんな数は用意されてはいないですが。 再会した幼なじみだけど主人公はそのことを覚えていないという王道設定。 とにかくメインの直くんが可愛いと思えればプレイする価値ありです。 最近は可愛い絵柄のBLゲームが少ないので名作であり絵柄の可愛いこのゲームは貴重な存在だと思います。

だと思っていれば楽しめると思います。 デモムービーではシロネがセンターヒロインみたいですが。シロネルートは終わり方が人を選ぶ感じでした。 ゲームとしてはminori独自の作風で主人公とヒロインが一緒に歩くシーンではヒロインが主人公の横を歩いている様子を主人公の目線で体験できるような演出など、他のブランドのゲームではあまり味わえないような良さが有ったとと思います。

王道ではなく電波系? 始まってすぐにウサギが惨殺されるシーンがあり気分が悪い。犬が死ぬ映画を見てショックを受ける人が居るのと同じでウサギ惨殺シーンでショックを受ける人間もいる。 男性キャラがボイス無しなのはもったいないと思う。もっともこの会社のゲームは2015年になってもサブキャラ男性や一部女性はボイス無しなので想定の範囲内。 でも変人部長キャラとかボイス有った方がいいのでは? サンプルで分かる通り何故か塗り方が悪い方に変わってしまっている。時期の問題だろうか? とりあえず王道ではないです。

いとうのいぢさんが原画だけじゃなく原案も担当した作品です。 メイン3人に加えて2名攻略可能です。 穏やかな展開がしばらく続きますがやがて少女たち、そして主人公にまつわる秘密を知っていくことになります。 スイorアヤナを攻略→最初から始めてコハル攻略→最初から始めてツバキ攻略というシステムらしいです。 20年以上前のゲームとしてはそれなりにプレイしやすいのではないでしょうか。セーブも30以上可能で、サブキャラにも声がついています。 青年牧師と少女という組み合わせが気になった方はぜひプレイしてみてください。不定期でセールやってます。

元々は特典用ドラマCDだったらしいですね。個人的には水着とはいえ男湯に入ってるルイさんが面白かったです。満琉が義妹ルートに関してやだって言っていたところが良かったですね。あくまでお兄ちゃんとして大好きという。値段相応のいいドラマCDだったと思います。

夢という形で語られる3つの物語。そして語られる主人公とヒロインの話。 しかし、主人公とヒロインの話が本題にもかかわらず、3つの物語が無駄だったかというと全く、そういうことはない。 この3つの物語に関してはLaplacianの過去作と世界観の同じ舞台だが、別に過去作をプレイしていなくても問題はない。そもそも過去作のことをよく知らない状態でプレイしたけど楽しめた。 壮大な世界観で語られる純愛ゲーでした。 ブランドが全年齢向けになってしまったけど、このブランドの絵は色気があって良かったのでもったいないと思わなくもない。しかし、全年齢向けになったことがストーリーが十分に評価されてることの証拠とも言える。そういった中で尚更この作品のR-18要素が貴重に思えてくる。

演劇に関しては詳しくはないですが、漫画などのようにキャラクターの本音を描く手段として扱われていると思います。 身代わりでいいから妹兼恋人になりたいヒロイン、主人公だけではなく自分に優しくしてくれた年上のキャラたちの幸せも願うヒロイン、自分は無理でも主人公には幸せになって欲しいヒロイン。とにかくヒロインたちを好きになれるかどうかが大切だと思います。 公式がYouTubeで本編動画をかなり公開しているのでそれを参考に買うか判断することも可能です。 しかし、攻略キャラの中にミスリード要員のような扱いのキャラが居たのは少し残念でした。 サブキャラ達もとても魅力的でした。 かなり褒めましたが人を選ぶ作品ではあると思います。

共学の学校とお嬢様学校が統合予定。その為にテストクラスが設けられ、主人公を含めた共学校の生徒がお嬢様学校に通ってるうちに誰かと恋人になるというゲームです。親友ポジションは生徒会の副会長待遇なのでクラスでは主人公が共学側の代表のようになります。もともとの学校では圧倒的に信頼されているからこそ。更にお嬢様学校側の代表とも言える愛理と仲良くなってからは他の生徒との間の壁も無くなり当然モテる。性格がいい。 ヒロインもみんな可愛いです。属性が全然違っていいですね。誰か好みの子が見つかるのではないでしょうか？ 不満点をあげるのであれば現在のぱれっとの宣伝の仕方とかグッズ展開とかXのヘッダーとか。紗凪って確かに人気投票では上位だったけど、みう先輩ルートで紗凪が主人公に恋して失恋してって描写を丁寧になおかつかなりの尺のシナリオを入れていたらなんで攻略できないんだ！？とか言われてしまうのは当然。要は未完成の紗凪ルートをみう先輩ルートに組み込んだようなもの。そしてPSPに移植されたら紗凪とのHが無いとか。 現在のぱれっと側はまるで紗凪をましろ色シンフォニーのセンターヒロインのように扱っていて納得できないですね。 攻略できるヒロインが可愛く無かったらそもそもこのゲーム人気出てないぞ初心を忘れるなよって思います。

今までのキャラをちゃんと書いてその上でキャラ増やすんだったらそれでいいと思う。 でも、今までのキャラの一部の出番を激減させてまで新キャラ出しすぎ。正確に言えば初登場はRAINとかも待てだったりするが、好きしょの主人公である空が攻略もできないキャラ増やしまくってどうするんだろう。 特にも待てに関してはこれの発売のちょっと前にファンディスクが有ったんだし、学の恋愛関連はそっちで解決でよくないですか。好きしょからプレイし始めた人はどうせほとんど芥学派なんだろうし。むしろ全部終わってからファンディスクを出すべきだった。 どうせファンディスク出すんだったら、好きしょも他のゲームみたいにアフターストーリーを出してくれれば良かったのにって思います。 不幸中の幸いは派生ドラマCDがこの舞台設定じゃない場合がほとんどなこと。 シナリオライターを増やして欲しかったと心から思います。