YOU44さんのレビュー

鉢本先生は好きな作家さんのトップ3に入る。 （ちなみに他は紅村かる、楝蛙両先生） 鉢本作品は独特の「抜け感」があって それがいい味出してる。文学作品に思う。 一番好きな作品は『風邪』。 『君を売る』の諦念、『ママ友』の生活感も傑作だ。 本作は井口先生のダメさが愛らしい。 人間ってダメなもんでしょ、と言ってくれてる気がする。 ラストの気まずさもそれはそれで「味」なのだった。

ぐじら先生の印象的な表紙に象徴されるように 色んなタイプのエロが収録。 巨乳、美乳、貧乳、男の娘。そけい部がいい ミニ丈が超短いのは好み（巨乳娘は下着）。 お気に入りはにげサポ『相ショタ屋』。 純で無防備な男の子と一見清純派だが 百戦錬磨のお姉さん。お姉さんの心の声がヤバい。 男女逆転すると不思議と鬼畜感がなくなるのはなぜ？ この設定は新しい。

さんじゅうろう『インプレッション』が好き。 絵が綺麗。一見チャラ男・加瀬君の会話・態度が勉強になる。 1「関係ないでしょ」と言われたら 「個人的にもっと仲良くなりたいなー」 2「わたし、今、口説かれてんの？」には 「そう思うならそうかも」 3「やっぱないわ、ルックスはともかく」には 「顔は合格ってことですかね？」 4（顔あわせづら…）に（めちゃ普通に来るし…） 5「モテますよー、カッコいいし、ノリも良いから」 と後輩。「ノリ」大事だわ。 自信がないと出来ないけど、折れないで軽やかに 切り返す、普通にするって素晴らしい才能だ。 こういうところは見習いたい。 でもすごく純な話だった。大人の恋愛を勉強できる。 「本気でいってフラれたら泣いちゃうじゃないですか…」 この時のチャラ男君の目が可愛い。 正常位の描写が綺麗だ。勉強できて抜けるってすごくない？

うましか先生…作者名はふざけているが 絵も内容も少女漫画的だ。 題名も敢えて「匣」（はこ）って字。 太宰治の『パンドラの匣』以来かな。 「人の体はそんなに単純じゃないと思いますよ」 マッチョなことを言う男子をたしなめるあたりも 繊細な感性を感じる。 性別による感じ方の違いも言及しているが やっぱりエロ作品なのでしっかり艶めかしい。 ヒロインの内面の声がいい。 成長物語かなと思ったが結構鬼畜ものだった。 なんか映画『ダンサーインザダーク』を彷彿した。

羽原ヒロ先生は乙女チックで絵が綺麗、 ギャグ要素もあって、印象的なシーンが 必ずある。 今回の印象的だったのはクールビューティな彼女 （敬語なのがいい）の胸があらわになるシーン。 キスと手マンもセット。 大きめのフード収納パーカーとミニが素敵だ。 このミニは手を差し込みたいやつだ。 その後の彼女の紅潮した顔がエロい。 ここはギャップ萌えするところ。 というか今作のテーマは「ギャップ萌え」。 クールとホットが交互にくる。 ラストの一枚がまた良い。 羽原先生の代表作級なのでは？

当代ナンバーワン・エロコミック雑誌『快楽天』。 表紙も内容も毎回楽しみ。 今号は大好きな楝蛙先生で嬉しい。 フレーズは「はなびら、…みえる？」。 表紙解説は「黒髪JKの水音激しめな口淫姿」。 情感ある表現だ。「口淫」とはオーラルセックスのことだが 「はなびら」をイメージしても粋だと思う。 それにしても黒髪に一筋隠れたノーパン浴衣から 覗くヘアが悩ましい。 収録作「たべかけ」がまた良い。表紙の娘の話。 セーラー服、幼女時代、浴衣姿が見れる。 抜きポイントはセーラー服でのフェラかな。 墨っぽい絵柄が印象的。

『ヒビキさんの副音声』が画期的だった 六角八十助先生。センス抜群だ。 大好きな清水さんとは違う巨乳な二人に イジられる主人公。 能天気に話をスルーする二人のトップレス姿が かなりよい。 一番の抜きポイントは黒髪の方がお尻を向けて 2穴を広げているポーズかな。 （頬赤らめてピースしている） それときょくちょ先生ばり二人でお尻を 向けてる場面。きれいなヒップだ。 トップレス+ノーパンスカート姿でセックスって めちゃそそるなあ。

ガーリーを描かせたらピカ一のガー先生の 『かわいいって言わないで?』が良かった。 バスケ部っぽいショート髪でメリハリのある カラダだがめちゃ可愛い。そしてピュア。 下着がリアルなのが特筆。レース感にドキドキする。 ピュアと黒下着のギャップに萌える。

どらのやま『夜の先輩はかわいい』が すごく良かったので読んでみた。 何繋がりかというと「アスリート女子」。 題名が「ランナーズハイ」だし。 アスリート女子の肉体美ってある。 ショートカット、日焼け、スポーツタイツ、 腹筋、精悍、体育系的ノリ。 本作はアスリートってほどではない。 可愛い系だからイラマチオはインパクト強かった。 一番抜けるのはおっぱいの描写。 騎乗位で「たぷん」と胸を寄せあげるところ。 スカートはいたままなのがいい。

股上丈、全然隠せてない超マイクロミニって エロのアイコンとして絶対的なものだと思う。 初めてそう感じたのは平岡竜一『奴れい女教師 魔性のカリキュラム』の生徒会長。 そして『別冊コミックアンリアル 常識がエロい 異常な世界 Vol.1』の墓場先生の表紙。 ロドリゲス井之介『人妻マリエ～熟恋２～』の女社長、 史鬼匠人『TR逆痴かん専用車両』のアイドル、 同人作品のチンジャオ娘。『熟れ姉～30代からの都合が 良すぎる姉弟関係～』の姉も良かった。 東出イロドリ『みがわりのお勉強』の元ギャル母のWピース 騎乗位姿は超マイクロミニではないがそれっぽい。 本作もそのまったく隠せてない「超マイクロミニ」が秀逸だ。 その姿での土下座もあって、サービスてんこ盛りだ。

立体駐車場、ホテルの次は鈴香の部屋。 こたつがあってグッド。 フェラは初めて…って思ったがホテルでしてた。 ゴム着けるのは初めて。生活感ある描写だ。 こたつでセックスってこんな感じなんだろうなあ。

高嶋さんのメガネ、スーツ姿に驚く。 でもやっぱりゆるい感じ、無精髭だし。 それにしてもいとこって…汗。 フランクな裸の関係ってよいなあ。 ああ…ラブホじゃないから風呂狭いのか。

パチ友の感じがすごく良く出てる。 遊び人というか浮世離れした感じ。 ソープの話や「キスうまいっすね」って話言葉とか そんな二人だから変にしみったれてないのだろう。 「眺めも最高だなあ…」 「お尻も好きなんすね?」 男性のとぼけ具合とか女性の生活感ある下着とか 好きな人は好きだと思う。 変にキャピキャピよりエロいかも。 実際裸を見せたりセックスするのに抵抗ない女性って いるんだよなあ、ごくまれにだけど。 そう言うの思い出させる良品だ。

おっとりした可愛い女の子が 想像を超えるエロいことをする。 せぶんがー作品を一言でいうとそんな感じかな。 ヒロインは清楚系堀澄りあちゃん。 清潔感のあるセーラー服… が一転して乳首に特化した愛玩動物に。 これだけ「乳首」にこだわった作品も珍しいのでは？ 個人的には馬乗りされて手綱のように 乳首を引っ張られるシーンが好き。

せぶんがー先生の頭の中は どうなっているのかと思う。 独創的なシチュエーション、その発想に感心する。 最新作『愛玩乳首動物』なんて斬新すぎる。 というわけで本作、『粗チンから女の子を救う会』 って一体何だよ? 女の子が普通ぽいところがすごく良い。 チンコ丸呑みで指マンされるシーンが 一番エロいかな。 リアルとネットを並べたコマ割りが新鮮で 奥行きを感じた。

音音先生の単行本 『これから姉弟でいいことしよっ』 の表紙は青を基調とした競泳水着と 鍛え上げたボディが印象的だった。 こういう絵を描く人の作品は間違いない。 本作はOLで一人暮らしの姉と 週末遊びにくる歳の離れた弟の話。 ショタ好きにはたまらないシーンがたくさんある。 やっぱりシックスナインと騎乗位がいい。 M開脚で弟に挿入をねだる場面は背徳感が半端ない。 それでも 「今週も頑張れそうな気がする！」 ラストはちゃんと清々しいのはさすが。

utu先生の絵は可愛い。 素肌感というのだろうかぬくもりが 感じられるのだ。 そして必ず印象的な絵がある。 いわゆる抜きポイント。 サービス精神旺盛なのだと思う。 なんと言ってもバニー姿、 「膝枕…してあげようか？」のシーンは 着衣だがエロい。胸とそけい部、太ももがむっちりだ。 一番は両脚を抱えて挿入を待つシーンかな。 このポーズは斬新。局部が強調される。 柔らかそうなアソコのアップもいい。 「ちょっと励ますだけの予定だったのになぁ」 とコスに胸押し込むところもエロい。

ぐすたふ先生の『セックス宅配便』の表紙が絶品だ。 単行本も単話本もどちらの表紙もいい。 ローアングルからの腰のくびれと胸の造形美。 もうこれだけで作者の技量とセンスの良さが分かる。 今回本作は満を持して「女王様」。 『レイカは華麗な僕のメイド』を更に強化。 メイドで女王様ってサイコーすぎる。 「さあ…ベッドへ参りましょう」とあらわな胸と ノーパンエプロン姿は超エロい。 背後からの足コキもいい。 寸止めがMにはたまらないと思う。

相変わらずae先生の描く男女は美しい。 ストーリーも高校生の日常感がある。 清純な感じなのだが肉体関係でもある。 このギャップが特徴的。 「こんなにドキドキしてる」って胸触らせるって テッパンだ。 あらわな胸とスカートをめくって パンツを見せる図に萌える。 最終騎乗位までいっちゃうのがすごい。

ae先生の描く絵はキレイだ。 登場人物も美男美女で好感持てる。 幼少の雪乃がめちゃ可愛い。 つれない態度をとる雪乃、だから名前に「雪」が ついてるのかな？ だからか色っぽい下着姿にドキッとする。 キャッチフレーズに「淡く繊麗な恋」、 「繊麗」（ほっそりとしていて美しいこと）って言葉 はじめて知った。 繊細な雰囲気と雪乃のはちきれそうな肢体のギャップが エロい。性交時の微妙なやり取りや会話がリアルでもある。