YOU44さんのレビュー

ひまわりのたね（種乃なかみ）先生の 独特の作風に魅せられて、ついに文学女子3。 圧巻だ。 これぞエロマンガの真髄と言えるのではないだろうか。 ペニバンドでアナルを犯しながら ペニスをしごく、って考えてみたら 究極の快感だろう。 余計な装飾を抑えて密室で深まるフェテッシュ。 知る者のみ味わえる世界、すごい！

『文学女子に食べられる』がやはり代表作だろうか。 ひまわりのたね（種乃なかみ）先生の作風は 唯一無二のものがある。 独特のゆっくりした展開。 『文学女子』の耳を舐めるシーンがその極みか。 本作一番の見所は 「私のも食べて」とたわわな胸を 露わにする場面。 こんな迫力あるおっぱいは初めてだ。 特筆ものだと思う。 その後冷静になって「や…やっちゃった…！」 で一息つくが、その後もすごい（何回するんだ）。 とろける顔が見事。ヌケます。

NTR（寝取られ）がトレンドだという。 マニアックな好みだと思っていたので 流通していることにちょっと驚く。 精神的なものが大きいのだと思う。 NTRの傑作といえば、まず頭に浮かぶのが ?『僕だけがセックスできない家』（紅村かる） ?『千歳』（世徒ゆうき） ?『初めての寝取られマゾ化』（電池） ?『君がため。』（シュクリーン） ?『愛妻、同意の上、寝取られ』NTロボ あたりか。 個人的にNTRの名作と位置づけているのは 『目の前で私の妻を』（江戸川工房） これぞエロの真髄だと唸った。 なぜこんあ傑作を並べたかというと 本作がそれらに見劣りしないと思えるからだ。 幼馴染3人組の「えっ！」が強烈なのだ。 未開発な何かに刺さった。 こういう作品があるからNTRは面白い。 感性の発掘なんだと思う。

彩画堂先生の『レンタル人妻マナカさん』は 個人的に最高傑作の一つ。 そんな彩画堂作品の中で 『マナさんと母屋』『めしべの咲き誇る島』 そして本作を抒情3部作と勝手に読んでいる。 本作の特徴は『昨日何食べた』のような ビジネスマンユースの料理。 ミックスフライ、春菊とごぼう天そば、餃子、 チキンラーメン、焼き鳥盛り合わせ。 そこまでは気にしてなかったが次に 蕎麦屋での鴨肉が出てきて心掴まれた。 このへん上手いなあ。 内容的にもハーレムとか、閉ざされたセックスとか ムラムラとくるツボを心得ている。 柔らかくて可愛げのある絵柄も好きだ。

2番目のヒロイン登場編。 ニコルの盗撮されたパンチラ描写が 超エロい。 さらにいのりのベッドでの下着シーンも。 この作者さん、ひとのふんどし先生とは また違った意味で下着描写が上手い。 何というか、艶っぽいのだ。 NTRものだが感情表現も巧みで 個人的には桂あいり的貞操観念なしタイプ よりも好き。

歴代トップ3は OKAWARI『オトナになる薬』 紅村かる『ぼくだけがセックスできない家』 水無月三日『セックスしないと死ぬ病』 だったが、今回新たに本作も加わり トップ4に。 それほどの傑作だ。 史鬼匠人作品は『TR逆痴かん専用車両』 も同レベルの傑作。 やっぱり抜けるシーンが素晴らしい。 本作白眉は第4話、黒人乱交からの流れで イベント突入。 4人4様のボンデージ姿。口枷してるから 声が出ない。この無音が効果大。さすがのセンス。 ウィッピング（鞭打ち）で抜ける。

彩画堂は「さいがどう」か「さいかくどう」か いつも迷うが前者が正しい。 彩画堂先生の「レンタル人妻マナカさん」 は歴史的傑作。 「オードリーさん」より「マナカさん」派。 初めて読んだのは「めしべの咲き誇る島で」。 この時期は題名が文学的だった。 あまたの傑作のなかで本作は異色。 だからこその良さがある。 思わず読んでしまう。 「汗流してからゆっくり戦利品見られる」 前半、イベント帰りのホテル・デイユース、 ヒロインの不感症的塩対応がいい。 学歴低い、親もうるさくない、ちんぽはクッソ情けない 包茎、早漏野郎、ヘタレすぎ。 口も悪い。 「イッてないから私の勝ち」 何の勝負？ そんな彼女が興奮しだして、 最終脚羽交い締めするシーンは白眉。 絵も良いのだな。出色です。

鉢本先生、好きだなあ。 作品を読むにつれ、どんどん好きになる。 「風邪」「ママ友」「君を売る」「ズッ友」 と決定的に好きな作品あれど、 ほかもすごく良い。 本作は隠れた良品。 聡子がゴムを咥えて「にゃん?」が 唐突で可愛い。 トゲのない、こういうセックスが理想だな。

東山エイト先生の作品は質が高い。 初めて読んだ作品はたしか 『僕の彼女は中二病』だったと思うが 勢いのある絵とエロさで一気に好きになった。 本作は最近で一番好き。 高嶺さんの取り巻きは 『僕ヤバ』・山田のそれを彷彿する。 ストーリ―展開がバッチリ。 さすがエロ視点が分かってる。 VIPカードで特別営業のパス、 「なんで毎日くるの…？」発言の理由はそれ。 それにしても突然のその姿にはびっくりだ。 この展開はエロい！

女性がマッサージされる作品で 今までナンバー1だったのは シャイン・ナビス『淫謀 強せい快楽エステ』。 本作はそれに匹敵する。 心理描写が克明だからエロさが増す。 素晴らしい。

アナンガ・ランガ vol.1で見つけた。 ハイテクメガネ「アナライザー・グラス」。 アナライザーとは分析器のことだが これをつけると女の子の 「イロイロな数値を見ることができる」。 数値だけでなく下着姿も透けて見える。 昔からありがちな設定だが、 絵が可愛いから新鮮。 スタイル抜群でクールビューティーな神川さんの イクときの恍惚とした表情がいい。

佐骨先生の作品が好きだ。 絵も好きだし、独特の空気感がいい。 単行本『フォトグラフ』の表紙が印象的だし 『中空階段』は中空階段を描いた作品を 初めて見た感動があった。 『smells like…』のバス停でのパン見え姿も インパクトあった。忘れない。 振り返るとキーワードは夏服姿の女子高生って感じ。 本作もそうで、音斗のノーパンとノーブラチラ見えは 目に焼き付いて離れない。 健康的なエロって良いなあ。

3Pシーンは圧巻ですごい。 3Pをここまでねちっこく描いた作品を他に知らない。 サカってるなって思う。十代ならではでしょうか。 草食っぽかった黒髪イケメン大学生・和紀が すっかり悪人面に。 男も女もここまでやれるものなのだろうか。 智乃の性交部をじっと見つめる飯田さんがエロい。 「きもちいぃ…っ！」と思わす口から漏れる飯田さんの 性交アップシーンは歴史的だ。 これだけでも読む価値がある。 布石はあったにしろ、3Pアナル（2穴）も驚く。 この時の表情がたまらない。 最終、見境なくなっちゃって、貞操観念も羞恥心も崩壊。 飯田さん、ちょっと頭弱いのかなあ？ 人物描写に疑問符のラスト。ちょっと残念な気がする。

世徒ゆうき先生の傑作『千歳』と比べてしまう。 発売時期では本作が先なので 影響を受けたとすれば『千歳』の方だろう。 似た描写がたくさんあるが、どちらも素晴らしい作品だと思う。 本作よりも先に元になる作品ってあるのだろうか？ 歴史に名を残すテンプレートだろう。 NTRはやっぱり片方がマッチョ、学園ものならボウズ （紅村かる先生の傑作『僕だけがセックスできない家』もそうだった）、 意外と純朴で腹黒でない。 女性側は恋愛感情とは裏腹に肉体関係になる、 清純っぽいのにエロいことされる（『僕だけセックス』も同じ）、 結果としてセックスへの興味が自制に優る、フェラ描写が多い。 こんな感じだろうか。 ふとネットで 「『真面目なキャバ嬢』というのは『清純派AV女優』くらいに 違和感があります。真面目な女性というのが存在するとして キャバ嬢になるでしょうか」 という記事を読んだ。 言い得て妙だが、NTRも含め、人間の二面性という不可思議なものに、 実は人は惹かれてやまないのではないか、と思った。

最新作『ベルベット・キス』の圧倒的な美しさに 魅了されて本作も読んでみた。 絵の可愛らしさ、叙情的な作風は健在。 エロだけでなく田舎、家業の話も絡めてる。 小ぶりなヒロインの乳房がいい。

なかに先生の独特な間が好き。 特に好きな作品は 『おねいちゃんと愚痴を聞いてあげる弟の話』。 塩対応だった弟が無言で興奮していく過程が めちゃエロい。本作も似ている。 クールな印象の主人公がヒロインの乳首を見てから ソワソワしだす。そのツンデレぶりに萌える。 ただヒロインがちょっと開けっ広げすぎるかな。 その後、キッチンで夢中でセックスするシーンはいい。 ラストもいい感じで良かった。

何も考えないで読み始めたら「すごく抜ける」作品だ と気付いた。改めて見直したら『昔はカッコよかった』 『妹のおっぱいがまるだしだった話』の作者さんだった。 最近『昔は楽しかった』というシリアスなエロ秀作を 発見したばかりだった。 ちょっと類を見ない、シュールでネジが一本外れた作風。 この不思議ちゃんエロがツボにはまると最高にエッチになる。 自宅でぞ～さんを見た姉の無言シーンからセックス終了 までは圧巻だ（30ページ前後会話ゼロ）。 誰かに似てるなと思ったら『僕の心のヤバいやつ』の杏奈だった。 避妊や時の経過もきちんと描いてある。名作級だと思う。

宏式先生の絵は可愛い。 本作の白眉はセクシー下着！ オープンバストに穴あきショーツ、ガーター、 編地のコルセット。ハードな装いなのに可愛い。 恥ずかしそうな赤面顔もいい。 アナルプレイは通常引くことが多いのだが 本作はほんと可愛く描いているので大丈夫。 「ふえぇ…はじゅかしぃよぉ?」 開脚拘束棒は初めて見た。エロい。 ソフトSM、初々しいカップル、可愛いヒロイン。 抜けます！

羽原ヒロ先生は『くちづけMint』がお気に入り。 絵がきれいなのだ。 本作は、登校前、自宅のトイレに幼馴染み、さらに オナニー中と不思議な出だし。 そこからの怒涛のセックス・シーンがすごい。 母親の理解ある対応がいい。 白眉はヒロインの小ぶりな美乳。 マスカットのような膨らみが美しい。

読み始まって2ページ目 「…そろそろ出ていってくれる？」 で単なるエロマンガではない気配を感じる。 7ページ目 「おねいちゃんのおっぱいでも見てみよっか？」 でこれは絶対面白いやつだと確信する。 姉の一所懸命さと弟の冷静さがいい。 「もう少し教養さえあれば、きっと出会いににも 恵まれるだろう。精進せよ」 姉の巨乳を見て茫然自失、乳首を触ろうとして ギリギリで顔を手で覆う弟の描写が共感できて笑える。 問題はどれくらいエッチかだが、 洗面所の駆け引き、それに続く部屋で探り合いがエロい。 ラスト21ページ、会話のない性交シーンは圧巻だ。