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881-900/6263件
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投稿日 : 2021/11/14
マドンナのアナルものはこの監督でよくね?
はて、この監督、アナルものも守備範囲だったっけ?と思ったら割と久しぶりっぽい。 欲求不満で弱み握られてクスリ盛られて生まれつきアナルが性感帯でって、失笑しちゃうくらいお膳立てかためすぎな脚本だけど、社長令嬢の気の強さや育ちの良さ、生まれて初めて尻の穴を犯●れる女の焦りや羞恥や好奇心、アナル快楽を知ってしまった女が陥る蟻地獄まで、必要とされる演技を細かく解釈したうえで演じ分ける女優は上手い。中出しされたときのリアクションはマグロ過ぎでもうちょっと改善の余地があると思うけど、油断して気が強いエロ慣れビッチ感出しちゃうこともなく、最後まで役に成りきってる。 全体通してアナル堕ち以外は特に何もないし、最後もやりっぱなしでオチのない終わり方なのでドラマとしても微妙という大味な内容を、女優がディテールの表現力で魅せていて最初から最後まで藤森里穂ありきの作品ではあるが、アナルものにしては下半身にアングルが偏ったり、やたらアナル抜き差しアップばかりっていう見づらさもなく、女優の表情を重視したアングルや距離感のバランスも良くて、映像の構成としては結構好み。クライマックスの二穴同時は女優の髪が顔にかかってたり場所的にもカメラがポジション取りづらそうで、何らかの改善が必要だと思うけど、 白玉だんごもハメになるとチ○コ出し入れ以外のオプションが少なくてあまり好きな男優ではないんだけど、この内容ならこれでいいかっていう実直な仕事っぷりだし、個人的にはマドンナでアナルものといえば監督が芳賀栄太郎で男優が大島かタコ坊主高島みたいな時代に戻られるより、こっちのほうがずっといい。というか戻さないでください、お願いします。 女優に演技力がないと一気に単調になりそうな作風なので、藤森里穂じゃなくてもクオリティを維持できるかってとこは不安があるし、もうちょっとドラマにも力入れて、最後はいつも尻にはアナル栓みたいなベタなオチでもいいから、せめてエンディングくらいはちゃんと作ってよってとこはあるけど、またマドンナでアナルもの作るならこの監督で問題なし。この作品がお試し復帰だったなら、成功に一票入れます。
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投稿日 : 2021/11/04
九条みちるvs佐川の膣奥責め
個人的にAVの中身をジャケットの情報で補完しようとするタイプの作品が嫌いで、ましてや小説で世界観見せますみたいな方向性はどうかと思う。映像作家ならAVの中身だけで伝わるようにするのが筋なんじゃないだろうか。こっち系の作品に限っても、本田莉子『最後のレ●プ』とか青木玲『脱獄者』みたいな力作を見てるから余計にそう思う。 設定や脚本自体はさして斬新さも面白みもないし、前半が疑似ハメっぽいのはともかく、変なところでカットが入る変なカメラ割りにもイライラさせられることが多く、AV作りの力の入れどころを間違ってるんじゃないかと言いたくなる。 ただ、女優と佐川の演技バトルとして見た場合はそれなりに見ごたえあり。特に「女はガンガンチ○コ突っ込めば気持ちいい」というAVファンタジーを否定するところから入ってるので、こなれてない膣奥責めへの痛みやつらさを演じる女優がかなり上手い。苦痛の中に快楽が混じる変化の演技も上手いし、無理やり中に出された精子の感覚を表情一つで演じるのも小早川怜子なみに上手い。疑似ハメまじりだから演じる余裕があるんじゃね?っていう冷めた見方も出来るんだけど、演技力の向上自体は否定すべきことじゃない。 中盤は人目を気にしなきゃいけないような野外っぽさの演出にしては安っぽいし、カラミも膣奥がこなれてきた半堕ちの演技と声出せない系の演技が渋滞してるが、寝バックで膣奥に突き刺さるチ○コに半泣きになる演技とか上手い。2回目の中出しの方が受精演技が控えめなのは微妙だけど。 最後の本番はクライマックスにふさわしいような膣奥イキを期待したが、チ○コの抜き差し優先のセックスと画作りが期待外れ。特に佐川の代名詞でもある膣奥にグリグリと圧をかけるような責めや女の目の奥に精神的な圧をかける責めがどっちも不発ぎみでもったいない。 同時期に出たアタッカーズの日下部加奈作品もそうだが、ドラマや映像としての作りが安っぽくて女優のポテンシャルを引き出すにいたらず、まるで昔流行った音楽Pのような、作り手の枯渇・限界を感じさせる残念さがある。小説では映像作品としてのAVのしょぼさはごまかせないので、基本に立ち返って作品から気合を感じるようなAV作りをお願いしたい。
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6
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投稿日 : 2021/11/04
長寿シリーズだから質が高いとは限らない
女優のここ最近2作が割と力作だったんでハードル上がっちゃってるっていうのもあるけど、ちょっと期待外れで、ベテラン監督の長寿シリーズというのが悪いほうに出てしまったテンプレ通りの欲求不満妻もの。ベースになる台本も古くさいし、夫の姉の怪しい存在感がじゃっかんの隠し味にはなっているものの、そこも物語としてしっかり仕上げるには至っておらず、行間を読ませるというには雑で解釈を見る側に丸投げした手抜き感が強い。 カラミに関しても最初から即堕ち感強めで和姦テイスト強めなため全体的なメリハリに乏しいってだけでなく、内容的にも女優のポテンシャル未満。大木の責めに対して女優は表情の細かい感情表現ができてると思うんだけど、下半身重視でずっとチ○コの出し入れ撮りたくてたまらないカメラワークが女優の顔をいいポジションで拾ってくれなくて満足度が低い。 演者は台本通りにしっかり仕事してるし、カラミのクオリティも一応及第点ではあるが、中出しも拒まないような演出にしてはホールド感も微妙だし、全体的にかゆいところに手が届かない中途半端さが強い。伸び盛りの女優に対して、ベテラン監督のほうが出涸らし状態で役者不足に終わった残念な作品。
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2
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投稿日 : 2021/11/02
女優もドラマも良し悪し半々
嫁ものとしてもマッサージものとしても作風はありがちだし台本もしょぼいお手軽な感じで、ラストを疑似ハメで締めるのも尻すぼみだが、ダンナと半年以上セックスレスなのに義父に何度も中出しされて妊娠しちゃう基本ラインはヤバさが振り切れてていい感じ。終盤、人妻が自分を孕ませた義父に対して「女」を隠しきれない感じとかなかなかの背徳感。 女優は演技力はいまいちだが、わざとらしさがないナチュラルな感じは悪くないという、こちらも良し悪し半々。まだ実力がともなってないだけで、演じることへのやる気や誠意がないわけではなさそうなので、ベテラン女優にありがちな手抜きを覚えた省エネ演技やワンパターン演技よりはまだ将来性がありそう。 たぶんM系の女優なんだろうけどプライベートもこんな感じなんだろうなっていう、男の責めに対して受け身でいただいちゃってるだけというか、自分の殻に籠もっちゃうタイプのカラミしかできてないのが割とありがち。もうちょっと自分から外に向かってエロをさらけ出していくサービス精神がないと、チ○コ突っ込まれてるところを撮ってもらってますってだけでは、場数踏んでも伸び悩んじゃいそうな危うさがある。最後のドラマ部分では、見つめ合ってキスするだけで目がイキそうになってるようなエロのスイッチを持ってそうな割に、それがセックスに反映されてないのがもったいない。 顔も体も力を入れるところと緩めるところの緩急が欲しいけど、とりあえずは閉じっぱなしの目を開けて演じることと、指先が丸まりがちなので緊張や感情の高ぶりポイントで枕やシーツを強くつかんだり男にしがみついたりするような、指先まで意識した手の演技を気を付けるだけで感情表現の幅がだいぶ違うと思う。頭軽めなヤリマンギャル専門ならともかく、嫁ドラマまで請け負うなら早いとこ佐川とか田淵くんみたいなAV界の先生と共演して、男優とコミュニケーションを取りながら演じるセックスについていろいろ教われるといいんだけど。 女優も作品も部分的にいいところはありつつ、ここからもうちょっと頑張れるかどうかで伸びしろの有無が分かれそうな微妙な作品だった。
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投稿日 : 2021/11/02
芳賀栄太郎じゃこんなもん
女優がいくら優秀でも、監督のダメさを埋めるのはほぼ不可能という見本のような作品。ドラマ性に乏しい時代遅れで平凡な脚本と演出。ことあるごとに接写を多用するこちらも時代遅れのカメラワーク。大昔ならこれでも通用しましたって感じの作風をやる気なく焼き直してる感じで、将来性がない分、粗削りな若手監督よりたちが悪い。 ハードレ○プ作品と言うのが売りらしいがまったくそんなことはないし、そもそも男優にレ○プ系には向いてない大島使ってる時点で、制作側もたぶんよく分かってない。 キャスティング権がメーカーにある以上、好きな女優がとばっちりを食わないように祈ることしかできないが、今回は残念ながら九条みちるがハズレを引いて1作分浪費されてしまった。息子役の俳優も存在感がなく、端役でわざわざ引っ張ってきた翔田千里まで無駄遣いされてしまったどうしようもない作品。女優の演技力で最低点まではいかないが、監督の実力通りのクオリティだった。
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9
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投稿日 : 2021/11/02
なんで緊縛なしでも成立しちゃうドラマを作ったんだろう
この監督の未亡人ドラマは塩見彩のが結構ひどい出来だったが、それに比べるとだいぶマシであっちより後手縛りドラマのテイストが強め。 性奴●用に本物の未亡人を「調達」するという闇組織みたいなのが存在感あって、借金漬けはもちろん、未亡人を作り出すからには夫に死んでもらわなくてはならないというブラックな鬼畜テイストは昔ながらのアタッカーズっぽい。夫の死体を辱め、夫の死体の隣で未亡人を●すという演出は、遺影や祭壇の前で●す定番演出をさらに鬼畜寄りに一歩進めた感じ。 カラミも紗々原ゆりと田淵くんに期待するレベルにはほぼ応えてくれており、ところどころ疑似くせえなってところはあるけど、佐川ばりの膣奥責めを極める田淵くんもいい感じなら、そこにしっかり受け身を取る女優の演技力も素晴らしい。田淵くんの中出し射精演技から膣奥に精子を感じる受精絶頂までの時間差とか、凡庸な女優ではここまでの演技の引き出しはなかなかない。 ただ、若手男優使っての中盤のカラミはご都合主義的で安っぽくて、なくてもいいレベルだし、何より緊縛にほとんど必然性がなく全体の流れの中では浮いてしまっていて、はっきり言っちゃうと緊縛も縛氏もテンポが悪くなるだけで邪魔。ラストに遺影に見せつけるように中出しされた精子入りマ○コおっぴろげて宙づりにされるくらいならまだよかったが、鞭打ちも蝋燭責めも典型的な蛇足。 レーベルの方向性からすると本末転倒感も少なからずなので、もうちょっとドラマと緊縛の調和を取る道を考えたほうがいい気がする。
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投稿日 : 2021/10/26
初ドラマでこれは上出来。「ウソ」をフィーチャーした台本も質が高い
初ドラマでこのシリーズ?っていうのが驚きだが、結構しっかり演じられてて演技勘はよさそう。「夫への愛とセックスは別腹」「バレそうな状況への高ぶり」といったあたりには自己投影もあるかも。過去2作では記憶飛んだり泣いちゃうくらい脳イキ感があったけど、さすがに今回はセックスに没頭する余裕はなかったみたいで、ドラマのファンタジーにスイッチが入った女優も早く見てみたい。 夫のため家庭のため、体一つで稼ぐ覚悟を決めた女の即断の演出は前作から継承。仕事の一環と割り切っていたはずが夫を裏切ることで得る快感を知ってしまい、むしろ裏切るために夫への愛が必要になるという逆転の筋書きは愛弓りょう版の路線を進化させてて、社長のオスの力にメス堕ち台本とは違う方向性。 呼吸するようにつくウソも作品のポイント。ウソが上手くなると自分すらダマせるようになると言うが、実態の伴わないウソばかりついているうちに夫への愛も次第に実態を失っていき、ウソだったはずの社長への愛のほうが自己暗示によって実態を伴っていく。ウソで現実を都合よく書き換え、より快楽の強いほうへ堕ちていく人妻の変貌がおそろしい。 残念ながら、そうした女の怖さまでラストシーンの表情一つで演じるのは新人女優には荷が重かったし、外見的な変化のギャップも割と微妙なので、この路線はいずれまた円熟したベテランの演技で見てみたい。 セックスのとき、もうちょっと画的にはっきり分かるくらい目で艶じる感じが欲しいので、早いとこ佐川か田淵くんと共演して教わってほしいとか色々思うところはあるものの、女優の演技力は現時点では合格点だと思うが、本人ご希望のハード凌●系作品の場合、特にマドンナみたいなドラマ主体でドキュメント系がほとんどないメーカーだと、男優にチ○コ突っ込まれて気持ちいいですってだけだとすぐに単調になって飽きられてしまうので、演技の引き出しをどれだけ増やせるかが割と大事。 このシリーズだと、綾瀬麻衣子が演じた妊娠させられることへの危機感の中での高ぶりと、無許可中出しされた瞬間の絶望、諦め、受け入れの流れは凌●系では王道のプロの技術で、いずれこういうのが必要になって来る。 もちろん和姦は和姦で別途いろいろ必要なので、今のうちから研究と実践で演技の引き出しを増やしながら、想像力も駆使してAVのウソも上手くつけるようになるように頑張ってほしい。
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投稿日 : 2021/10/25
設定の割に緊張感も背徳感もない
女優は張りのある瑞々しい肉体美とおばちゃんっぽさの年齢不詳なアンバランスさが魅力の赤城穂波。監督はシリーズ前作と同じで、カラミの内容自体はそんなに変わらないけど、演出はところどころ変更されている。 もう子供は作るつもりがないという夫の意向で夫婦のセックスでもゴム姦しかしたことがなく、事後に夫にアリバイ中出しを求めることも出来ないという、中出しリスク大幅アップな設定に変わったのが一番大きな変更点。なので、佐伯由美香の作品では生姦で妊娠しちゃうかもって言いながら自分の言葉に興奮してる感じだったのに対して、こっちはガチで妊娠を怖がってる感じが強めだし、最初の中出しも佐伯版は義母の側から求める感じだったのに対して、こっちは息子が強引に無許可で中出ししちゃう形に変わった。 ただ、演出の問題か演技力の問題か、夫バレも中出しも最初はそれなりに危機感持ってたはずが、あっという間にどうでもよくなっちゃって緊張感もどっか行っちゃうご都合主義がひどいし、初めての生ハメも中出しも感情のたかぶりがいまいちで特別感ないし、全体でも長尺の割に感情の起伏やストーリー性に欠け平坦。 男優も佐伯版と比べてハメ撮りが下手なのかセックス自体が下手なのか、力感はなく疑似ハメもあからさますぎて、女優が主導権を握る騎乗位以外はカラミもいまいち見ごたえがない。はっきり言うと男優が女優と釣り合ってない。 寝る前は息子がベッドで和室には布団が2つ敷かれてて夫婦はそっちに寝る感じだったのに、朝起きるときは息子が布団に寝てて夫婦がベッドに寝たことになってる感じとか、間違い探しでもやってんのかってくらいディテールがちょいちょい雑。最終的に息子の子供を妊娠して人生変わっちゃうかもって背徳感もゼロで、トータルでは設定がいまいち生かせてなくて、広げた風呂敷をたたまないパターンのやってるだけ作品で期待外れだった。
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投稿日 : 2021/10/20
いきなり「俺の女になれ!」ってレ○プしといて尻射はないでしょ
監督名が大村大になってるけどエンドクレジットでは昇天シロー。監督で作品選ぶ人もいるから訂正したほうがいいと思う。 個人的な解釈が間違ってなければこの作品のポイントは、痴女作品多めで勝気なイメージが強い藤森里穂が、おっとりした性格のおとなしめな陰キャ妻を演じる面白さにあると思う。割と極端なキャラ設定なのを最初に理解してないと、面と向かって「旦那とセックスしてないでしょ?」なんて聞かれたら強めに反発しそうな藤森里穂が、恥ずかし気に目を反らすだけであっさりやられちゃう展開に違和感しかない。 顔の強さはどうしようもないし、エロ慣れしたビッチ感も目力もちょいちょい出ちゃってるんでキャラ作りがトータルで成功してるかは微妙だけど、内気でおとなしい女の「こんなの初めて」感を演じる女優の演技はかなり上手い。特に膣奥責めへの目覚めは完成度高いし、ラストで中出しされて興奮状態から我に返るまでの間の取り方も上手い。 人妻が次第に大胆になっていく流れも悪くないんだけど、最初の本番が中出しじゃないのが意味不明。いきなり家に来て「俺の女になれ」って言ってレ○プするような男が「中はやめて!」って懇願されて尻射する理屈を監督は説明できるんだろうか。つい最近、同じ監督の神宮寺ナオ作品でも同じような台本と演出に対して同じようなレビューを書いたばっかりで、これが定番になってるのはどうかと思う。最後の中出しの後もトニー大木のセリフは「気持ちよかっただろ」だけで終了。たぶん監督が中出しそのものに興味がないんだろうね。 会社での夫の進退をネタにしたパワハラ脅迫っていうテンプレ台本以外の筋書きや、冒頭の幸せそうな夫婦の情景の時点ですでに人妻は犯●れ済みって時系列の構成は良かったけど、わざわざ夫を酔い潰しておいて傍らでやることがフェラとパイズリだけとか、台本とカラミが根本的に合ってないからドラマとしては盛り上がりに欠けるし、夫役の俳優とのキスが疑似で夫婦愛の演出も下手だし、感情の起伏がほとんどないから人妻がだんだんただの頭の悪い女に見えて来て、最後の本番の前に迷いながら玄関の鍵を開ける演技も響かない。 部分ごとのエロさはそれなりにあるけど、作品トータルではドラマとしてのちぐはぐ感が目立った作品。カラミの構成を変えるつもりがないなら、そこに合致する台本じゃないとダメだと思う。
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投稿日 : 2021/10/19
全然すっぴんじゃないし、フェチ臭、ヤリマン臭強め
監督代わって篠田ゆう版よりスッピン感なくなっちゃった。濃いメイクと差をつけたつもりなら、そもそも教師が職場で派手なのダメでしょ。 フェチ系の作品が特徴の監督らしくパーツ接写多めなカメラワーク。乳首なめで胸と男優の顔アップとかマ○コ責めで股間と男優の手アップとか、フェチ特化じゃないドラマ作品としては微妙。指マンのとき男優の腕で女優の顔が隠れてたり、腰高でアングルが悪かったり、映像的にイライラさせられることが多い。中盤のフェラシーンはプロ臭しすぎだし、監督のクセが強い作品。 女優の演技の問題なのかこういう演出なのか、前半のカラミはワイン2本分の酔ってる感が全然ないので、犯●れてもほとんど抵抗しないのがヤリマンっぽい。このへんは次の朝まで頭フワフワの●っ払いだった篠田版とだいぶ違う。そこを抜きにすれば、生チンレ○プで感じちゃったり中出しへのリアクションだったり、中出しの感触を確かめるように子宮のあたりを指で押さえたりと女優の演技の引き出しがすごい。ドラマシーンもよかったし、セックスしながら教師と生徒を演じ切った女優と男優は素晴らしかった。 演出面では冒頭で生徒役の男優を他の生徒として使いまわしてない?ってとこが引っかかるけど、生徒と教師の普通の関係をちゃんと描写してて、生徒を家に連れ帰るまでの流れは篠田版より自然。一方で婚約してる女の浮かれた多幸感は演出できてないし、婚約者の存在は生かせてない。 カラミの面では、男優が自分が中出ししたばかりで精子が垂れてるマ○コにしゃぶりつくのがキモすぎ。後半の本番は酔いがさめた状態で差を付けたかったんだとしたら、前半の●っ払い演技が微妙だったので空振り。生チンで膣奥せめられて感じちゃうデカチン感はむしろ前半に必要で、「こんな奥まで・・・彼氏と全然違う!」って衝撃を最初に演出してほしかったし、前半の妊娠を怖がる感じとの対比で、生徒の子供を孕むリスクを受け入れた女教師の脳イキ感がもっとあってもよかった。 最後が外射みたいな中途半端さもなくエンディングも篠田版より良いが、関係が続くような匂わせの割に最後の中出し以降キスが1度もないのが微妙。生徒が教師目指すみたいなありがちな結末も響かないんで、いっそ連続中出しの虜になって婚約解消、「パパになるかもしれないから進路は就職ね!」って生徒に圧かけるような終わり方でもよかったかもね。
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投稿日 : 2021/10/15
男優がハズレ気味
監督の同時期の不意打ち中出しものもそうだったんだけど、監督「今日、安全日ですよね?」女優「はい」って台本変えたのね。女優がいきなり生理周期聞かれても分からないだろうし、毎日体温調べてるわけでもないだろうから、事務所が把握してるかもしれない過去のデータからおおまかな目安つけただけで、ほんとに今日が確定的に安全圏かは分からないよねってとこがよりリアルになった。監督が意図的に変えたんだとしたら変態だなあ(誉め言葉)。 あいまいな根拠で中出しされることになっちゃった不安や不満を演じる女優が上手くて、さすが再デビュー。ナマで挿れるよって言われたときの顔がこわばってる感じとかめっちゃリアル。 ただ、ゴム付きとナマの違いは定松がナマのときにいきなりガン突きしちゃって分からず。そこはゴム付きのときと同じくらいのテンポで攻めなきゃダメだろ。何年やってても下手だなあ。そこって初ナマものの結構重要なポイントだよ? 女優はセックスのとき目を閉じたまま声の演技に頼っちゃうタイプで、表情が乏しいのは今後課題になりそう。でも嫌がりながら中出し強行されちゃうときの悲鳴まじりの緊張感からの「え・・・どうしよう」までの演技はかなり上手い。 2回目の本番は連続中出しだけど、最初の中出しのあとに男優が自分の精子入りマ○コを自分からクンニするのが気色悪い。なんでAV男優ってこんなに精子なめるプレイ好きなんだろう。2回目の中出しの時も男優がすぐ抜きすぎで授精の余韻不足。早くマ○コから汁垂らすとこ見せなきゃってセオリーは古い。定松に続いて2人目の男優もハズレ。 最後の3Pは目隠し取るまで生ハメされてるのが分かってなくていまさら?!って感じ。そこはハメられた瞬間分からなきゃダメでしょ。ちなみに男優は特に問題なし。目隠しプレイも女優が表情乏しいタイプだったんで、損した気分にならなくて複雑。 嫌がる女優に無理やり中出し!っていう鬼畜パターンが最後までブレなかったのはいい感じだったのに、その流れでエンディングのときの中出しの感想が「気持ちよかったんでいいです」はないでしょ。そこはもうちょっと恨み節とか、受け入れるにしても渋々な感じが欲しかった。 女優は割と求められる演技のポイントを押さえてて上手かったんだけど、せっかくの再デビューで下積みがある分、今度は目や表情の演技に力を入れてもいいんじゃないかと思う。
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投稿日 : 2021/10/14
男を破滅させる破滅型の女ファム・ファタール
タイトルの「巣篭もり」は流行りの言葉だが時事ネタとは関係ないのでちょっとまぎらわしい。ドラマの世界にコロナは存在していない様子。 吹きだまりのような柄の悪い安アパートに、品のよさそうな人妻らしき女が引っ越してくる。しかし夫の影は見当たらず、出会ったばかりの隣室の大学生を誘惑して当たり前のようにセックスに持ち込み、避妊もせずに中出しさせる破滅的な行為を繰り返す謎の女。 女は男の部屋にも勝手に上がりこむようになり、いつしか学生は謎の隣人とのセックスにのめりこみ、気づけば数か月が経ち大学は留年が決定、遊び人の友人にすら見放される取り返しのつかない事態に。やがて謎の女の実態が明らかになり、学生は廃人同然にさらに抜け出せない蟻地獄に陥っていく。 水戸かなはいつにも増して声ちっさ!って感じだが、これはそういう設定らしい。笑ってない目が怖かったり、まともに見えるのにアブない女って役どころにハマってるし、セックスにも気持ちが入ってるし、生ハメも中出しも細かいニュアンスまで表現してるし、最初から最後までほとんど隙がない。 何か月も中出しされ続けても妊娠はしない常ピルヤリマン系の安っぽいご都合主義とかないわけじゃないけど、サスペンスホラーのようなドラマ性だけでなくカラミも出来のいい作品だが、最後のフェラからの顔射は最悪。 顔の真ん中へんまで精子がかかったはずなのに次のカットでは汁が付いておらず、小手先の編集でごまかしたのは明らか。アゴ射とかもそうなんだけど、汁の処理が面倒だからってこういうみっともない演出するくらいなら、顔射なんぞやらないほうがいい。特に必然性があるわけでもないのに、きっちり仕上げられないものに手を出すのは、そっち方面のマニアにも対応しましたよっていう作り手の自己満足でしかないと思う。 破滅型のドラマが全体的に振り切れてて良かったのに、AV的な事情で余計な付け足しをしちゃったことで質を下げてしまったもったいないドラマ。制作は各方面にいい顔せず、足し算ではなく引き算の発想で削れるものは削ってほしい。
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投稿日 : 2021/10/14
女優も男優もよかったけど、ドラマとしては良し悪し半々
夫の浮気が発覚して隣の部屋の住人と浮気の仕返しっていう、割と昔からあるありがちな作風だけど、ドラマ部分は演出に凝ってる部分が多い。結城くん演じる隣人と人妻の関係性とか、パンツ1枚にノーブラでワイシャツ羽織っただけの格好でベランダで飲み会しちゃう人妻の大胆さとか、夫婦の部屋で片方がいない間に残されるもう片方からの置手紙だったりとか、ちゃんと自分でアイデアを考えた感じが好印象。女優も優しげでありながら大胆な大人の女という役どころにハマってる。 カラミの面での演出はいまいちなところがチラホラ。最初の生ハメはあっさりしすぎてて、もうちょっと夫に対する当てつけ感とかゴムの有無に関する攻防を通した特別感が欲しかったし、中出しも常ピルかよってくらいあっけらかんとしたお手軽な扱い。 夫婦の部屋と壁一枚はさんでのセックスも、3日間夫にバレないようにという緊張感のあるシチュエーションまでは表現できておらず割と中途半端。本番は最初と最後だけだし、中盤はライトなプレイだけでまとめられてしまっていて疑似ハメの演出すらなく、3日間やりまくったという印象は薄い。 ただ、カラミ自体が悪いわけではなく、特に結城くんの技術は炸裂している。中出しの際に精子の最後の一滴まで膣奥に絞り出そうとするような後戯の演技もよかったし、去ろうとする女を引き留めようとする執着心の見える腰振りも、セックスで感情が表現できており素晴らしい。 田原凛花も2年目の女優にしてはそんな結城くんに呼応したコミュニケーションの取れたカラミが出来ており、女優と男優の相乗効果でレベル高めのセックスに仕上がってる。後半のホールド中出しも最後まで気持ちが切れず素晴らしかった。男優の射精の演技で気を抜いて、あとは男優とカメラにお任せしちゃう女優さん多いんですよ。 Yシャツに関してはあくまで部屋着の扱いなので、表紙の格好で家事をするシーンはフェチっぽいが、本番のときは他の服装と同じように普通に脱いでしまうのが、全裸派には好評でマニアには不評だろう。単にシワになるのが面倒だっただけかもしれないけど。 エンディングは唐突で、夫の浮気も3日間の中出しも有耶無耶にどこかへ行ってしまったまま、打ち切りドラマみたいに無理やり締めた印象が強い。満足度の高さといまいちなところが混在したドラマで、星4つ付けたものの割と評価に困る作品だった。
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投稿日 : 2021/10/12
引退直前作であることに意味がある作品
「突然あなたの前から旅立つ私を許してください」「私のことは探さず幸せになってください」「さようなら、ありがとう」 希崎ジェシカはこの作品の後、1作のみ長年専属してきたアイポケに戻り、引退作を出して業界を去る。つまりこの作品は引退直前のラストドラマであり、一番重要なのは最後に希崎ジェシカ演じる人妻が別れを告げるシーンで、その画を成立させるために逆算的に物語が構築されている。 ずっとあなたを愛してる。でも私はもうあなたの元へは戻りませんというのがこの作品のメッセージであり、それをどう受け取るかは見る側の希崎ジェシカへの思い入れ次第だろう。筋書きは『あなたに愛されたくて。』でありながら、この作品だけオリジナルタイトルになっているのも、つまりはそういうことだと思う。 終盤のドラマ以外は人妻への横恋慕によるNTRというありがちな話であるが、拒絶、半堕ち、完堕ちという王道を演じる女優も最終章にふさわしい演技を見せていて、相手役の小田切も夫役の定番俳優も気合の入った演技で作品に貢献している。 特別な意味合いを考慮せず作品だけ見れば、質は高いものの既存ドラマの焼き直しの域は出ないが、ラストシーンで去っていく希崎ジェシカの美しいワンショットにつなげることに成功した時点で、この作品は満点なのだと思う。 女優に特に思い入れがなければフラットにNTRドラマとして見るだけでまったく問題ないが、後追いでも少なからず彼女の作品に接したファンなら、多少はそうしたことを念頭に置いて見てほしいと思う。 ちなみに現在の希崎ジェシカは業界を去り美容クリニックのスタッフとして働いていることを公表しているが、事務所は退所せずにSNSやファンクラブも継続中。ドラマの人妻ほどは遠くへ行ってしまわなかったようである。
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投稿日 : 2021/10/12
いろいろ盛り過ぎて演出ブレブレ。タイトル変えるほうが早そう
変態性癖があることを見抜かれて開き直ったドM痴女っていう設定はいいと思うんだけど、演出がブレブレでそもそも人妻っぽさがゼロだし裏垢の扱いも最初だけ。 タイトル通りだとすれば、神宮寺ナオは人間扱いされずにいつでも好きな時に口やマ○コにチ○コ突っ込まれて妊娠も気にせず射精するオナホ扱いされて悦ぶ変態女っていうのが正しい絵づらだと思うが、最初のフェラシーンはイラマチオに特化しきれず、フィニッシュも舌上射精というのがいきなり中途半端。涙流すくらい喉奥に突っ込んで射精も喉奥ってハードな絵は作れなかったんだろう。 最初の本番もフェラだの手コキだのスパンキングだので前戯に時間取り過ぎ。オナホ願望なら即ハメが基本じゃね?パンツも履かずにいつでもマ○コ濡らして待ってて、必要とあらばローションで濡らしてハメさせるくらいでちょうどいい。ナマでマ○コにツッコまれて奥に中出しされて興奮してる変態っぷりはテーマに沿っててエロかったけど。 中盤はメス犬プレイになってフィニッシュはパイズリとか、オナホどこいった?って感じだし、中盤の疑似ハメは尻射だし、全方向に手を出しすぎで変態OLものって以外は作品に個性がない。最後は中出しからの外射っていう流行りもんの演出だし、とにかくいろいろ詰め込んでいろんなマニアに対応してるつもりのブレブレ作品。 「わたし、オナホになれて嬉しい」って最後の言葉も虚しいだけで、神宮寺ナオと田淵くんでよくここまでハズせるもんだと逆に感心する。口もマ○コもチ○コしごくただの穴扱いされてる女優が生きたオナホに見えてくるくらい演出を特化して、人妻と裏垢要素も膨らませられないなら、少なくとも金輪際このタイトルは止めるべきだろう。
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投稿日 : 2021/10/12
演技も演出もレベル高めだけど、終盤の地味下着はNG
コロナ禍で運動不足になるせいか最近老けたなって男優が少なくないけど吉野くんも例外ではなく、母と息子の役としては紗々原ゆりとのビジュアル的なバランスがいまいち。役に成りきった2人の演技で何とかなってる印象。 溺愛して育てた息子に強引に迫られる筋書きだけど、一人暮らしの息子の様子を見に行くだけにしては服装がバリバリのデート仕様で浮かれてるし下着もエロすぎで、母親の方にも息子に「女」として見られたい傾向があったんじゃない?ってとこが画的に見えるのは良い演出。 紗々原ゆりはさすがの演技力で、寝てるときに息子に襲われて半覚醒から状況把握して一気に目が覚める時間差とか、ブラを外されるときに緊張で体が硬直してる感じとか、息子にマ○コを舐められる興奮でのけぞって脳イキ痙攣しちゃう感じとか、息子の生チンが入って来た時の反応とか、ホールド気味に中出しを誘発してしまう演技とか、我に返って中出しにうろたえる感じとか、いちいち上手くて実力見せつけすぎ。 夫とセックスレスだからって台所にディルドーを常備してるのは笑っちゃったけど、オナニーシーンに関しては限界まで押し込んで膣奥グリグリするタイプの方が好きなので、抜き差し見せつけ優先な画作りは個人的にはいまいち。 息子を再訪するシーンは絶対に抱かれる気でいるのに、服も下着も地味になってるのもダメ。息子の部屋の掃除もする予定だったって設定だとしても、少なくとも下着は最初よりドエロくしてくれよと思う。一人で皿洗いしてるときのほうが派手ってありえないでしょ。セックスより掃除優先は説得力がない。 愛が感じられる密着感のあるセックスも良かったし、最初のホールド中出しに対して、プレス気味に押し込んで母の子宮に精子を注入するような最後の中出しも、女優の顔や絶頂演技が見やすいアングルで高評価。男のケツとマ○コしか見せないプレス中出しほんとに嫌い。 エンディングは玄関先での濃厚キスもよかったんだけど、最後は冒頭との対比で2人が恋人繋ぎで同じ道を歩いていく後ろ姿で締めても良かったかも。全般的に完成度高めだけど、ところどころ演出に不満が残ったのが満点には届かなかった。
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投稿日 : 2021/10/12
疑似ハメまで前戯させんでも。息子の精子をなめる義父もキモい。
筋書き自体はこれといって個性的なものはない普通の欲求不満嫁ものであり、友田彩也香と男優中田の演技力が頼みの作品。特にベテラン女優にありがちな手抜きを見せない友田彩也香の仕事の質が高い。 冒頭で義父と息子夫婦の関係を描写するのに尺割いてたり、話が進むにつれ嫁の下着がだんだんエロくなってったり、最後の本番前には髪をおろしてメイクを確認したり、細かい演出は割と丁寧な部分が多い。ただ、嫁が義父の亡くなった妻によく似ているという設定は途中からほったらかしになり、広げた風呂敷のたたみ方が分からなかった印象。夫からいろいろ情報を聞き出した嫁が亡くなった義母と同化していき、義父の子供を孕むことで「妻」として完成されるとか、金のかからない演出はいくらでも出来ると思う。 本番シーンは夫とのドラマ的なもの以外に4回あるけど、最初と最後以外はほぼ疑似ハメ。回数増やすとこうなっちゃうよねーって感じで、ドラマ的な演出としては理解するけど前戯の回数も増えるので間延びする。ライトなプレイを前戯という形で扱ってるんだろうけど、最後の方になるともうフェラ要らんわって気分になる。 中盤で息子夫婦のセックスの後、嫁のマ○コから息子の精子を掻き出して確認した後で、そこにしゃぶりつく義父って画も無理。ほんとに最近はこういう「精子をなめる男」って描写が増えたけど、これをエロいと感じる性癖のユーザーがたくさんいるってことなのかな?どうせ疑似中出しだし偽汁だって分かってるんだけどキモいもんはキモい。しかもその部分の本番は最後以外は疑似ハメなんで下がったテンションは上がらないし、個人的に中盤はダメだった。 ラストは完堕ちで中出しも納得して受け入れてるから義父の子供を孕むのも想定内かと思いきや、義父に無理やり妊娠させられたレ○プものみたいな殺伐とした雰囲気で終わっててちぐはぐ。 孕ませものだから全部中出し!ってとこはブレてないし、最後が外射みたいな中途半端な演出もしてないし、全般的にちゃんと作ってそうなのに核になるメインストーリーに一本筋が通ってないので、結局はあちこちから借りてきた欲求不満妻ものの演出をつぎはぎしてそれっぽくまとめただけの焼き直しって感じで、要所要所でいまいちさが目立つのがもったいない作品だった。
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投稿日 : 2021/10/12
若いからって優位なわけじゃないんだよっていう大人の女のドラマ
元ネタは『【悲報】会社の行き遅れBBA孕ませた』だと思うが、あっちは「20代半ばで結婚するのが普通だから34歳は行き遅れBBA」っていう若い男の幼稚な価値観に感情移入しづらくて、公式40歳の市川京子のほうが感覚的にリアル。男優のほうは設定よりもオッサンなせいか、元ネタのような「俺、若い彼女いるしセフレBBAは体だけが目的で、孕ませたら人生終了」といった若い男の残酷で侮蔑的な感じは薄まってる。 女優はセックスのときまだ声出しに頼ってる印象が強いが、目でも演じようとするのはやはり魅力的。演技力はないけど撮影慣れしてきた感じはあるし、役にハマったのと下手なりに誠実に演じてるおかげでドラマとしては成立してる。演技の引き出しが少ないので、生でハメられるときの緊張や興奮、生チンが入って来たときや中出しされたときのリアクションくらいは状況に応じた演じ分けができるようになってほしい。 男は無許可で中出ししまくり、女の方も会社にノーブラノーパンで来るようになったり、関係が次第にエスカレートしていく筋書きは分かりやすいが、終盤は監督のこだわりに好みが分かれそう。たぶん年の差がある男と女の場合に、若いほうが優位で年上は選んでいただく立場っていう発想が嫌いなんだと思うけど、アラフォー女の描写がめちゃめちゃドライ。 若い彼女がいるのに放ったらかしな男に無責任に中出しされてる自分を客観視して急に冷めちゃった女が一方的に関係を終わらせようとするあたり、理屈と損得勘定で割り切っちゃうから出世はするけど恋愛は上手くいかないアラフォー独身女リアリティーって感じ。男が恋人と別れるって言い出しても喜ぶどころかドン引きで、「は?本気で言ってんの?私はあんたに恋愛感情なんかないけど?」って身もふたもない。 それでも女の側も恋愛がうまくいかない自分の性格の問題点は自覚してるようで、一歩譲ってセフレ関係は再開してくれるあたり、贅沢言ってられなくなって理想の男は諦めて現実と妥協することを覚えたアラフォーの大人な対応って感じ。男として愛してはいないけど妊娠しちゃったら結婚も考えるかなって関係性が落としどころ。 台本は伝わりづらい部分もあるのでもっと詰められると思うけど、一人で背負って身を引く女みたいな定番パターンを焼き直さず、考えてアレンジした感じが好印象な作品だった。
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投稿日 : 2021/10/08
ドラマとしてはいいんだけど、男優がダメだししょせんAVセックス
養護施設出身者同士がソープで再会ってことだが、女のほうは気まずいところがありつつも、互いにどん底の人間が社会で生きていくことの厳しさを分かっているので、男は女の生き方を否定しないし女も無駄に悪びれない台本がいい感じ。 ゴムが用意してあるってことは本番ありの店だろうし、そのへんも互いに分かっちゃってると思うけど、他の客と同じようなセックスじゃ嫌だってことなのか、女の方からゴムを使うのを止めて生ハメ生中出しを求めてしまう筋書きもちゃんと女心が伝わって秀逸。 2人の関係が変わっていき、男の小汚い安アパートが愛の巣になる終盤までドラマとしては良かったんだけど、残念ながらカラミがいまいち。 女優は脚本の流れに沿った感情が乗ったカラミが出来てるんだけど、男優は中盤までサイコパス?ってくらい感情が見えないお仕事セックス。最後は密着感のあるいいセックスだと思ってたら、最後がまさかの角度90度正常位から即抜き汁見せっていうコテコテのAVセックスな終わり方。そこは一生離れないって感じの密着感、一体感のある感じに仕上げてほしかった。 大筋ではいいドラマだったんだけど、この男優には荷が重い役どころだったと思うし、カラミにしょせんはAVなところが出ちゃって感情移入できなかったのが惜しい作品。
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投稿日 : 2021/10/11
佐川教官の中級者レッスン
女優はこれが移籍1作目なのかな?前のレーベルは1年以上専属しても中出しものすら作らないヌルめのとこだったみたいなので、そこからいきなりここに来るってことは演技派路線として初級者コースを一通り経験してからの中級者コース入門ってとこだろうか。演技はまだ粗削りでアブなっかしいけど勘は良さそうだし、1作目の相手が女優の指導教官として定評のある佐川と言うことは、レーベルからも事務所からも結構期待されてそう。 作品としてはありがちな設定だし、無理やり、半堕ち、完堕ちという王道の構成。全体的に女優の経験不足が目立つだけでなく、端役に素人っぽい新人男優みたいなの使っちゃってるから、実力不足の相乗効果で作品の質を下げてるのは制作側の考えが甘い部分がありそう。佐川さえいればもろもろ何とかなると思ってたんだとしたら、それはちょっと欲張り過ぎなんじゃないだろうか。 最初の本番は佐川にしてはがっつきすぎで女優は受け身ばかりだが、ファーストレ○プから生チンで感じてしまっている感じは出ており悪くはない。汁少なめのしょぼい顔射はいかにも佐川っぽいけど。 2回目の本番だけは佐川の本領が発揮された素晴らしい内容。女優と目でしっかりコミュニケーションを取りながらのカラミは田淵くんを除けばやはりこの人の右に出る者はいないし、女優もそれにしっかり付いていけており期待に応えたと思う。佐川必殺の膣奥責めも健在だが、中出しの衝撃をしっかり演じさせるあたりは監督の振付かな?受精イキをしっかり演出する方向性はいい感じ。 後半の完堕ちセックスは頭の悪い感じになっちゃっててエロさはいまいち。最後もオチなしのやりっぱなしな終わり方で作品のクオリティとして高い評価をするのは難しいが、女優に経験を積ませる叩き台としての意味では悪くなかったと思う。女優は演技がまだ手探り状態だと思うけど、磨けばモノになる可能性はあると思うので、演技派の先輩の作品見たりいろいろ勉強しながら頑張ってほしい。
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