絶対零度さんのレビュー

なんの会社かはよく分からんが、なぜかここには「セックス好きの秘書」ばかりが集まっている。もっともタイトル通り「ボイン秘書」なのは、社長秘書役の「ＲＩＲＩＣＯ」一人だけなのだが。とにかく、全社員が仕事もせずに四六時中セックスしまくっているダメ会社である。女優の質も高く、粒揃いだが、唯一、一人で二回戦をこなしているＲＩＲＩＣＯの存在感が際立っている。うだつの上がらない平社員役の加藤鷹もいつになく軽快な演技を披露している。

本作品は、小森美樹の「ＲＩＢＯＮレーベル卒業記念」という事らしいが、そんなレーベルに所属していた事すら初耳である。お姫様コスでオナニーしてるとなぜか汁男優に囲まれるという意味不明のオープニング。「ぶっかけるだけでは物足りない」という彼らに「ギンギンに勃ってるならやらせてあげてもいい」という太っ腹な自称ＡＶ界のアイドル「ミキリン」。その後、ガンダムコスでベテランＡＶ女優の「ミュウ」とレズプレイ。ロケ地がフツーの民家の応接間なので、派手なコスプレが余計に浮いて見える。ラストは元新体操選手の経歴を生かしたレオタードでのアクロバティックファック。正直、構成的にだいぶ「迷走」してる感は否めないが、大開脚ファックはいつ見ても迫力満点である。

チョコボール向井の監督作品という事で「例のごとく」素人カップル参加企画となっている。理由はよく分からんが、「ハチ」という名の「犬」を連れて街頭ナンパする御一行。そして、首尾よくゲットしてきた素人カップルのまえで濃厚セックスを見せつける。とにかく、アングルが悪くて、えんえんと男の汚い背中を見せられるシーンは最悪である。必死に盛り上げようとするスタッフとそれをローテンションで見つめるカップル達の「温度差」も場の空気を大いに寒くしている。結局、仕込みの女優２人と最後に一発ずつヤってなんとなくお茶を濁しつつ、なんのクライマックスもないまま、あっけなく幕切れ。さすがに向井レーベルの「マンネリ化」は否めなかった。

メディアバンクの下着フェチ企画「お姉さんのランジェリ～シリーズ」の第１６弾。「ランジェリー」を「全裸の前段階」くらいにしか思っていないオレのような「非下着フェチ」にとってはこのシリーズが１６回も続いている事が驚異である。ジャケ写にもなっている「桃井りか」目当てで視聴したのだが、童顔の彼女には明らかに似合ってないと思われる大人っぽいランジェリーに身を包んでテキトーに一発ハメられているだけのぬる～い内容だった。人によっては完全に「全裸」でセックスしているため、どこらへんが「ランジェリ～」なのか大いに疑問である。ひとつ言えるのは、この作品では「桃井りかファン」も「下着フェチ」もどちらも満足できないという事である。

最近、セクシー系のイメージビデオでもよく採用されている「蛍光ローション」。暗闇でも怪しく光るのが「売り」になっているわけだが、当然、塗られていない部分は暗くてまったく見えない。暗闇に胴体だけぬぼ～っと浮かび上がっている姿はまるでホラー映画。もっとも、発光している部分も薄いスライム状の液体がべた～っとこびりついているように見えるだけで、それはそれで見づらい。せっかくのＲＩＲＩＣＯの美巨乳を何が悲しくて、わざわざ視聴困難な程に見づらくしないといけないのか？斬新なアイデアを考えるのは素晴らしい事だが、実際に撮ってみて「失敗」だと思ったら「お蔵入り」にする勇気も必要である。

アートビデオの人気レズスカ（レズのスカトロ）企画「エネマの天使タチ」のシリーズ総集編。そのジャンルの特殊性から一般的な知名度こそ低いが、ここには日本のスカトロ史を彩った数々の女優達とそのハードプレイが収録されている。フツーの「ノーマル脱糞」はもちろんの事、「マ○コをハメられながらウンコする」という「離れ業」も次々と炸裂する。シリーズ初期を支えてきたスカトロ界のエース「岡本奈々」の勇姿をまとめてチェックできる。「倉本安奈」「りん」といったスカトロ界の大物こそ出ていないが、まさに「スカトロの祭典」といった豪華盤。スカトロ好きは必見だが、逆を言えば、一般のＡＶユーザーにはまったく勧められない極端な作品でもある。

アートビデオのレズスカ（レズのスカトロ）企画「エネマの天使タチ」の第６弾。シリーズを支えたエース「岡本奈々」の降板以降は、基本的な構成は継承しつつも、独自のハード路線を歩んでいる。今回はスカトロ界のビッグネーム「りん」を女医役に迎え、「スカトロ初心者お断り」のディープな世界を構築。ロリータ女優「秋田こまち」がランドセルを背負って脱糞すると、その糞尿がチューブを伝ってりんのアナルに直接注ぎ込まれる。まさに「アナルtoアナル」のうんこリレー。りんのアナルからマングリ返しの体勢で「噴水」のごとく噴き出す糞尿は一般人のセックス観をはるかに超えている。この「一人うんこ噴水」は、スカトロ史に残る名シーンである。過激なスカトロ表現につき要注意。

アートビデオのレズスカ（レズのスカトロ）企画「エネマの天使タチ」の第５弾。基本的な構成は「いつも通り」であるが、今までずーっとシリーズ前期の主役を務めてきた「岡本奈々」の抜けた「穴」は、いろんな意味で、大きすぎる。正直、このシリーズは彼女あっての「ネタ企画」だったので、キャストが一新されると、ストーリーだけがかぶってるどこか「別の作品」に見える。ただ、「スカトロ」という観点では初期に比べて明らかに「ハード」になってきている。ソフトスカからよりハードユーザー向けにシフトチェンジしたのだろうか。「ケツの穴にマジックペンのキャップが刺さる」というおバカシナリオだった「１」の時代が懐かしい。

アートビデオのレズスカ（レズのスカトロ）企画「エネマの天使タチ」の第３弾。前作、前々作に続いてスカトロアイドル「岡本奈々」が女子校生の患者役を務める。毎回、なんだかんだと理由をつけて「肛門科」にやって来る奈々嬢。今回は「ピンクローターが肛門に刺さった」というおしゃれ過ぎる理由。もはやストーリーが完全に「定番化」しており、過去作を観たことのあるユーザーが思わず「ニヤリ」とするようなネタが随所に仕込まれている。「アナルもの」だけに「水戸黄門」のような先が安心して読めるいい意味での「マンネリ化」を狙ったのだろうか（←考えすぎ）。ここまで「シリーズもの」として一貫していると脱帽である。

アートビデオのレズスカ（レズのスカトロ）企画「エネマの天使タチ」の第２弾。「女医」「看護婦」「女子校生」というのがこのシリーズの「基本構成」のようだ。女子高生役は前作に続き、スカトロ界のロリータ姫「岡本奈々」。どうやら、前作でケツの穴に「マジックペンのキャップ」が刺さって以来、「アナルプレイ」の虜になったようである。さすがにひねり出すウンコの量では女王「倉本安奈」に遠く及ばないが、その「可憐さ」はスカトロ界でも随一である。全体的に女優の質もレベルアップしているが、プレイ内容的には前作の「焼き直し」の感は否めない。「ハード過ぎないスカトロ」が観たいというユーザーには十分おすすめできる。とにかく、「岡本奈々」の魅力に尽きる。

「アナル」への異様なまでのこだわりで知られるスカトロ系ＡＶメーカー「アートビデオ」によるレズスカトロ企画「エネマの天使タチ」。「レズ」という、ある意味、「美しい世界」に「ウンコ」というこれ以上ない「汚物」を持ち込んだ点にこの作品の大きな意義がある。好奇心で「ケツの穴」に「サインペン」を突っ込んだ女子高生が「キャップが刺さって取れなくなる」という衝撃（笑撃）のストーリー。診察台の上で四つん這いになってる時の生白い尻がやけに卑猥である。女優はいかにも「スカトロモノ」らしく、Ｂ級揃いだが、女子高生役の女優が絵に描いたような「ロリータ体型」でセーラー服姿でオナニーしてるシーンは本当に「中○生」のオナニーを見ているかのようだ。肝心のスカトロ部分はこのジャンルの作品にしてはソフト。どちらかというと「レズ」の比重の方が大きい。

「アートビデオ」というレーベル名が示すように極めて「アーティスティック」なつくりのＡＶである。もっとも、アートはアートでも「スカトロ」という名の「前衛アート」であるが。立ったり座ったりという、いろんなバリエーションで下痢便を噴射するオープニングですでにつかみはＯＫ。その後も変態医によるアナル責めの「妙技」が次々と披露されていく。「マ○コになんかまったく興味はない」とでも言わんばかりの徹底した「アナル命」ぶりである。放屁のタイミングにも相当なこだわりがあるらしく、「ああ、出るっ」「ダメだ」「出ますぅ～」「よし、出せ・・・うん、臭いな」という会話が笑える。女優の顔はほとんど画面に映らず、ひたすら「尻」の映像。これだけ若い女のマ○コとアナルを目のまえにしていながら、結局、一度も挿入することなく、オナニーで果てる変態ドクター氏。アナルをいじっただけで満足するあたりが、マニア。

「奇才」甲斐正明監督お得意の「場違いセックスシリーズ」の「会社説明会編」。「日常の生活シーンにおける非日常のセックス」というコンセプトで次々とおバカなシチュエーションを考えるその発想力（妄想力）にはちょっと頭が下がる。今回はビジネススーツの似合う３人の美人ＡＶ女優が「一日受付嬢」になって、接客中にありとあらゆる「マ○コ攻撃」を受ける。明らかに来客の位置から「マ○コにチ○ポがぶっ刺さってる」のが丸見えなのだが、そこをあえてつっこまないのが「甲斐作品鑑賞時の基本ルール」である。もっとも、今回は堂々と「ドッキリ」と銘打っているのでそのへんはノープロブレム。トップバッターの立花里子似の女優（長瀬あずさ）が特にぐっとくる。もっとも、会議中にいきなりセックスを始めるというのはいかがなものか。「ＴＶ番組よりも深く計算されただまし企画」という裏ジャケのキャッチコピーが痛すぎる。

カンパニー松尾監督の旅情セックス企画「生出し人妻不倫旅行シリーズ」の「日向ゆみ編」。第２弾にして早くも熟女界の「大物」を投入。「不倫旅行」という「超ありがち企画」を完全な女優頼みで強引に乗り切ろうとするカン松氏の手腕が冴える。最初は珍しく他人に「男優」の立場を譲っていた我らがカン松氏であるが、後半、「やっぱり」というか「当然のごとく」登場する。あとはいつもの「個人撮影モード」に突入である。売れっ子熟女の美巨乳を心ゆくまで堪能。ここまであからさまに一人で楽しんでると見ていて段々とうらやましくなってくる。作品の出来はともかく「うらやましい度」でいえば、文句なく「星５つ」である。でも、内容のしょぼさで２点減点。

カンパニー松尾監督の旅情セックス企画「生出し人妻不倫旅行シリーズ」の「楠本ゆかり編」。「人妻と旅行に行って中出しする」という非常にストレートな企画である。良くも悪くも、「ＡＶを私物化する男」カンパニー松尾の特徴がよく出ている作品。まさに「個人撮影」といった雰囲気で人妻との情事に没頭するカン松氏。構成もへったくれもなく、ただヤって、撮るだけ。彼は「監督」というよりも、完全に「男優体質」なのである。男優の「カン松」、女優の「楠本ゆかり」共にどこから見ても「フツーの中年夫婦」であり、ハメ撮りのチープな映像とあいまって、素人の「投稿作品」レベルの作品に仕上がっている。おそらく、彼にとってＡＶとは「仕事」ではなく、「実益を兼ねた趣味」なのだ。ただ、チ○ポを舐めて、「しょっぱいです」というゆかり嬢の泣きそうな顔はちょっとそそる。

「ＡＶオープン２００７」のエントリー作品。「Ｓ１」「ＳＯＤ」という二強に対して、マキシングは、「現役芸能人をＡＶデビューさせる」という「切り札」を切ってきたが、同じく芸能界からＡＶ転向した「琴乃」「きこうでんみさ」らに完全に話題を持っていかれた感は否めない。また、「時東ぁみ、ＡＶデビューか？」という、いかにも東スポ的な手法であおっておきながら、実は「まったくの別人」という「だまし戦法」が多くのＡＶユーザーの反感を買った。彼女の正体がネットで噂されている「時○愛子」であれば、ＣＤ、ＤＶＤ、雑誌グラビアと実績も申し分ない正真正銘の「現役アイドル」であり、わざわざ「ニセ時東ぁみ」としてカモフラージュする必要はないのだが。もっとも、芸能人を「変装ＡＶデビュー」させて、その「正体を当てさせる」という試みは、なかなか画期的なアイデアである。少なくとも、「誰だろう？」と推測する楽しみは大いにあった。

最近、「現役教師のＡＶ出演」を謳った作品がやたらと増えているが、「さおり先生」はその草分け的存在である。真偽はともかく、とにかく、「リアル」なのだ。こういうお堅い感じでハキハキとしゃべる先生はいかにも「職員室」にいそうなタイプ。それも「国語の先生」というのがまたぴったりである。おそらく、こういう顔をした本物の現役教師はいくらでもいるはずだ。それゆえに、「担任のさおり先生」が衆人環視のもとでチ○ポを咥えこんで、潮を吹かされ、チ○ポをハメられ、挙句の果てに、体中に汁男優の臭いザーメンを浴びまくる姿は、非常に衝撃的である。つーっと糸を引く現役高校教師のマン汁。学生時代を思い出すとなんだかちょっと「いけない気分」になってくる。「先生のマ○コ」という甘い禁断の領域。

正確には「佐山愛だらけの風俗店」である。「元祖平成生まれＡＶ女優」の彼女が「ヘルス」「ソープ」「ＳＭクラブ」などの６つの「風俗プレイ」に挑戦する。行く先々の風俗店で「平成生まれの１８歳」が出てきたら客としてこんなにラッキーな事はないと思われる。それも「Ｈカップ」である。６プレイを消化する関係上、全体的にかなり「駆け足」の感は否めない。それでも余計なストーリーもなく、コンパクトによくまとまっている。どれも甲乙つけがたいが、メインは、やっぱり「ソーププレイ」である。６９の体勢で平成生まれのマ○コがズボズボとほじくられているシーンは最高。その直後に、たまりかねて「オチンチン入れて」と懇願する時のハスキーボイスがまたそそる。緊縛されながらの騎乗位で、縄の間からユサユサとこぼれる爆乳。なんという１８歳のわがままな肉体。

「パフパフ」といえば鳥山作品で有名であるが、おっぱいを見たらとにかく「挟みたくなる」のは、もはや男の本能である。もっとも、この作品でパフパフしてもらうのは「顔」ではなく、ギンギンにそそり立った「チ○ポ」なのだが。「おっぱい横綱」が自慢のＪカップでこれでもかとパイズリまくる。あまりの気持ち良さに暴発したザーメンが四方八方に飛び散る様子がこのＪカップ乳の「威力」を物語っている。とにかく、男優のほうも「揉む」よりも「チ○ポをこすりつけ」たくてしょうがないようだ。その気持ち、よく分かる。