peelherbさんのレビュー

クライマックスは 体調不良のフリをして旦那を会社へ送り出し、入れ替わりに自宅に上司を招く形。 自分からパジャマを脱ぐとブルーの下着が現れて 欲望に狂うんじゃなく、クールに悪いことをしてる印象。 旦那にも会社にも嘘をついて、その分濃厚にセックスを楽しんだ。

木製のテーブル、ソファ、ベッド、など木製の家具に統一感があり 部屋の隅には植物をおいて、壁には花の絵を飾っていた。 温かみのある環境だった。

毎回 夫は近くで見守っていて、 終わってくると「ごめんなさい」と謝る妻に「ありがとう」と迎え、 歪なプレイを通じ、夫婦の絆は強まっていく。 チカンプレイ直後、あまりにムラムラした夫が 駅かどこかのトイレへ駆け込んで妻に口で抜いてもらうシーンが印象的。

麦茶やスイカで遊ぶ、中年男女のピチピチ感がよかった。 敷布団の上で スイカで遊びながら セックスするのは 三大欲がひとつにまとまってパワーがあった。

本当は最後まで余裕で寝取れていたのに 途中で失敗に終わったと部下が嘘をついてくれる。 それを鵜呑みにしてウキウキで第二弾を計画すると、状況はより悪化。 身動きとれない寝たふり状態の耳に 妻のSEX音がイヤでも聞こえてきてしまう。

生活感や対比がしっかりして、NTRの土台がよくできている。 夜の営みはベッド上のみで完結せずに 例のテーブルに手をついて立ちバックや、憧れてたソファに移動して騎乗位と リッチな他人宅を、ロマンチックに駆け巡りながら。

幼いころは仲良く会話できていたのに、 成長すると会話がぎこちなくなってしまった 家族のもの悲しさがセンチメンタル。 朝７時、リビングダイニングでのキスに味気があった。 クライマックスは、上京して離れ離れになってしまうタイミングで 新しく用意したキス券を渡して。

紛失した下着を男の部屋で発見すると 二回目はわざと下着を落として仕掛けに行く人妻のストーリー。 雨の日に濡れちゃった服を、その場で脱いで洗濯にかけるシーンは趣があった。 クライマックスは、自宅の洗濯機が直って会う機会がなくなってしまうが、 下着じゃなく財布をわざと落とすことで、自宅に会いに来てくれるのを待っている。

段階的に関係を深めていくが、急に会う機会がなくなることで想いを募らせ、 毎日同じ車両で待ち続けて、ようやく会えると喜びで気持ちが爆発する形。 お尻を触られてるときの女性の心の声が聞きやすかった。 エンディングは、旦那が車両を降りていった後、いつもの人と合流して。

上司や部下などの上下関係のない、友人同士のフラットなNTR恋愛ドラマ。 4人で鍋を囲んだ日、内緒のキスから物語が進んでいく。 インナーを着てるリアリティ重視で、恋愛の心模様もしっかりしている。 激情的なセックスにはならず、ゆったり挿入しながら会話して生々しく それでいて騎乗位でいれながら男の乳首を舐める女性の真剣な姿が尊い。

本人以外のことで脅すんじゃなく 以前に水商売してたという本人の黒歴史を弱みに脅すのがいい。 フェラチオ、パイズリ、唾液垂らし、アナル舐め、の技を 経験済み故、簡単にこなせ、隠してた本性が現れる。

恨んでいた兄貴が死んで、その嫁からビンタをくらい、 怒りが倍増して襲いかかるオープニング。 後半もダレることなく 死人にケツを向けたり、仏壇立ちバックと見所がある。

まず前提に、あごで指図してきて、鼻で笑ってくる、 相手役の上司の憎さが相乗効果を生んでいる。 リカは鋭い目で男を見下して否定するが 実は似たもの同士のふたりなので、言葉を交わさずに以心伝心できていて 憎み合いながら強い快楽を共有する、捻じ曲がった性交に爆発力がある。

一回二回のSEXですぐに快楽堕ちせず、終盤までずっとバックでおかされ続け、 堕ち描写がベッドを抜け出すぐらいしかなく、いつのまにかキスするようになっていた。 旦那が家にいるときは「(声がでちゃうから)激しくしないで」と言い、 旦那のいないクライマックスになると 毎晩夫婦で寝てるベッドで激しいSEXに自由に喘ぐ。 インナーとエプロンを着てリアリティ重視。

クレーマーに困っていたとき 助けてくれた男の子と イケナイ年の差恋愛のストーリー。 「嬉しそうだな」 「そう？」 「おまえ、浮気してるのか」 「うん。パート先で一緒の大学生。昨日なんてホテルの３時間休憩で４回も」 「おい」 「今のは冗談。ビックリした？」 「おまえさぁ」 「あなたは？浮気してるんでしょ」 「…してないよ」 「そう。じゃあわたしもしてない。それでいいじゃない」

フェラの後、女子を仰向けにし、 正常位で前戯、挿入、 それから対面座位、背面座位、騎乗位、背面騎乗位、バック、 最後に正常位へ戻って終わり。 VRだと、騎乗位で女子から挿入してもらい痴女っぽくなってしまう形が けっこう多く、この作品はリアル的なセックス進行をしてるのが良い。

20、21才ぐらいの実家暮らしの奥手な大学生が 元同級生にリードしてもらって初体験・初恋愛をするストーリー。 沖島さんの裏設定が深そうで ちょっと夜の店の匂いがしたり、高校時代に彼氏がいたようなセリフがある。

「深夜」3人で寝てると目が覚め、友人のHを真横から見てしまって… 「夜」幼い頃にイジメから助けてた男の子は、立派に成長して、甘くイジめられ… 「朝」別れた後に前戯の上手くなってた元カレに嫉妬し、昨日のHを忘れたフリして… 「夕方」部活動おわりに先生(彼氏)の車のなかで…

カラーならではの、女性の急所まわりの質感や ゴムをつけた男性器の質感、人肌の重なる温度感がよかった。 男キャラの顔が見えないのも読みやすい。 部分的に生々しさはありつつ、全体的にはロマンチックでキレイ。

エロい冗談で駆け引きをし、そのまま車のなかでヤっちゃう展開。 感じてる顔を窓ガラスで確認させられるのがロマンチック。 セフレ以上の関係を約束するハッピーエンド。