エパメイノンダスさんのレビュー

内容がソフトになってしまったのは、名波はるかに合わせたからじゃなかろか。名波はるかのNGコードに引っかかるから、佐藤かおりの通常作品よりもソフトな内容になったんだと思う。そういう意味ではちょっと残念なレベルの作品。

クリムゾンの原作と比較するとちょっとニュアンスが違ってて、簡単に感じすぎというか、本当にか弱い感じだし、羞恥心とか我慢とか屈辱とかいう要素がちょっとないなぁと。そこらへんが残念な点。原作はマンガだから主人公の独白があって、色々内心の葛藤を出してるから我慢とか恥辱とかを感じさせるのだけど・・・ ただ、この女優さん、非常に感度がいいというか、白い肌を紅潮させるHシーンは圧巻。

プレミアムから出るってことで、『神尻』や『神オナニー』といった神ユキの出演作にも近いレベルのものが出ると期待していたら！久しぶりの作品なので結構期待していたのだけど、ちょっとこれは酷いかと・・・。 過去最大の露出って書いてあるけど、これは、過去最大の露出具合とあんまり変わらないということを意味している。しかもこの程度でボカシまで入るとは。キングダムで後藤麻衣や濱田のり子がボカシを入れないで撮ろうとしている姿勢に比べると非常に劣る出来。

もう少しマッサージがうまくて、メディカルな要素を出してほしい。 簡単にヌイて、簡単に本番してしまうので、これだとタイトルに回春エステってつける意味はないと思うけど。

モザイクありのディルド相手の疑似尺八を見せれば十分でしょ？って言われてるような感じ。 同じくMUTEKI作品の『女優つぐみ』のような息苦しさや身体を張った熱気もなく、真梨邑ケイの 『東京ナイトクラブ』ほどの潔さや攻めの姿勢もない、只々弛緩した作品。

最初に登場した講師役の黒木先生が美人でとてもエロそうな感じだっただけに、最初の講習部分がダイジェストの早送りで終わってしまったのが非常に座念だった。しかも黒木先生は最初にちょっと出ただけで、残りは二宮沙樹の性感チックなカラミが大半を閉めてしまう。二宮沙樹は確かにカワイイのだけど、メンズエステって言葉で期待した内容ではなくその点で評価が低くなった。

369作品のほうがよかった。というか、この後彼女はSODからAVデビューするわけだけど、369とSODの間にあってどうも中途半端な出来。 総じて彼女のキングダム作品はいまいちな感じ。

元グラビアアイドルで現役画家っていう設定がどこまでホントなのかはよくわからないけど、結構好みだったこともあってちょっと評価は甘いかも。 クリを刺激しなくてもナカでいけるタイプらしく、激しくピストンされるとすぐにイキそうになっていたところは非常によかった。だから、男性器やエッチしてるところをスケッチさせるシーン、絵を描きつつエッチをするシーンがあったものの（画家という設定上これらが必要だったのかもしれないが）それら抜きのガチで絡みだけで押してもよかったように思えた。 最後、絵を描きつつ花岡じった君に挿入されるシーンは、絵を描くことに意識が集中していたからかあまり乱れることもなく、ちゃんと最後まで絵を描き切っていた。イキすぎて絵筆も持てないぐらいまで感じさせてくれたらなぁと、そこだけがちょっと残念だった。

すぐに男性器を刺激し、男のほうからもすぐにセラピストの胸を揉み始め、そしてあっという間に性交に至ってしまうというパターンの繰り返し。ヌキなしエステのグレーさもなければ、かといって風俗エステというわけでもなく、ただ本番したいだけな内容。