エパメイノンダスさんのレビュー

「熟女の営むエステサロン 3」よりはマッサージシーンが長くなってるものの、あんまりテイストは変わっていない。 『マッサージで感じちゃった僕』シリーズが好きな人間には向かないシリーズ。

出来は庄司ゆうこの『感じる・・・カラダ』や『もっと感じて・・・』と同レベル。 ヘアヌードイメージ作品を出すのにSODである必然はあるのかなぁと。それなりにSexを想起させる描写はあるのだけど、普通に着エロ作品でもやってるレベル。これぐらいであれば別にSODで出す必要はないんじゃないかなぁと。

男と女のセラピスト二名ペアで各々四名の女の子にアナルエステを行うというもの。 ただ基本的に皆、アナル拡張して最後はアナル挿入というパターンの単調な繰り返しなのでちょっと退屈感あり。そして、どうも出演した嬢は皆そろってアナルは開発済みなので取り立ててサプライズなシーンもなし。 特典映像でいいから、女のセラピストに対してアナルエステしてくれるシーンがあったほうがおもしろかったかも。

まず、オープニングがチャプター2つ使って9分近く延々と着替えシーンだけを映してるのだがこれが長すぎ。まずこれで興趣がそがれた。 そして肝心の内容は ・若妻の素股指導 ・新人ナースの素股指導 ・女子高生の素股指導 ・素股の体勢とパターン 要はすべて素股指導なのだが、見てても（手コキクリニックに必須な）医療行為っぽい雰囲気はなく、ヘルスの素股講習な感じがしてしまってる。

本物のプロフラダンサーかどうかは知らないけども、騎乗位での腰のグラインドはなかなかのもの。 胸はあまり大きくはなく腰もそれほどくびれてはいないけど、騎乗位での腰の動き、前後左右、さらに回転させる腰のグラインドは、痴女系の男を喰らうような腰の動きとはまた違ってエロい。代謝がいいのかひどく感じてるのか身体が赤みを帯び汗だくになって腰を振ってるところがこの作品のウリ。 あと、身長が170cmあるので、SOD定番の低身長な男との絡みあり。最後は３Ｐ。これも悪くない。

着エロ作品として今後シリーズ化してほしいと思う。 ほぼ同タイミングで見ていた濱田のり子の『バリバリバリュー 』や庄司ゆうこ『BRIGHT』よりも出来はよかった。

後藤麻衣のキングダム作品みたいなソフト系エロ作品。 パイパン＋極小ビキニは、既にヘアヌード写真集とか出してるからちょっとインパクトが薄くなるけど、彼女の今までの出演DVDでは一番いい。 細かいことを言えば、拘束もヌルいしバイブ責めもヌルい。だけど、もしかしたら次はもっと・・・と期待させる内容・出来であるのは確か。 そして特筆すべきはスタイルの良さ。これは賞賛に値するもの。

彼女は女豹っていう言葉が持つイメージとは程遠いと感じるし、実際見てても、それまでの女豹シリーズ作品と比べてもミスマッチな感じが強くする出来。

すでにヘアヌードまで披露していた場合、ここでインパクトの違うことをやろうとしてパイパンにするってのは確かにアリなのだけど、けどただパイパンにすればいいってわけじゃない。『濱田のり子 ONE PARIS NIGHT』ほどパイパンをうまく使った作りじゃないし、透けてスジが見えるといっても全編それで押してるわけじゃない。実際ＳＯＤで出演していた『感じる・・・カラダ 庄司ゆうこ』とそんなに出来がかわらないなぁと。 これが初めて見た彼女の作品であればいくらか評価を高くするけども．．．

二人が過去に出演した作品に比べると格段に落ちる出来。 RYUと比較したとき後藤麻衣のスタイルのよさが際立っていた。一方RYUはお腹周りにお肉が目立ってた。とりわけ後藤麻衣と一緒だとお腹周りが肥えて緩んでしまってたのが目立ってしまって興ざめしてしまったのも痛い。 メインは、なぜかチャプター３のスケベ椅子での絡み。ちなみにこのチャプターは19分6秒。本来のメインであるはずの最終チャプターが16分47秒という不思議な構成。とはいえそのチャプター３も、ずっと胸周りの愛撫に終始するし、チャプター４の絡みも前半10分ぐらいがクンニ、残り二分ぐらいで貝合わせ。指入れも見れないし、愛液の音も聞こえないし、ちょっと過激な着エロでもやるようなレベルだった。

責められてすぐに感じ始めてしまうし、更に反応も単調。一方責めのほうも激しいけど一本調子で繰り返しが多い。だから剃毛とか三角木馬とかはいいアクセントになってはいたものの、個々のチャプターが長めなだけに、結構間延びした感じがした。 だから、我慢して我慢して最後に崩壊みたいな要素がなく、それがシリーズ一作目よりも劣るところ。容姿は結構いい感じだったんだけどねぇ。 あと、彼女は痔持ちなのでしょう。

宿命は宿命でも、「ＡＶ出すのが宿命」にしてほしかったなぁ。 擬似挿入でも、すくなくとも真梨邑ケイほどのことはしてほしかった。絡み自体もＶシネやロマンポルノ並みで、別にMUTEKIでしなくちゃいけない必然性はないよなぁと。 そういう意味では、つぐみや荒井恵美子を賞賛せずにはいられない。

「自慰」って言うほどのシーンはほぼ皆無。かろうじてパンツの上でディルドやローターを当てる程度が２チャプター程度あるぐらい。 あと、何か以前よりすごく肥えた感じがするのは気のせいだろうか。