AV fanさんのレビュー

絵の数の少なさは脚本と台詞とボイスで補うことができるし、Norn/Miel/Cybele の作品でもそういうものが以前にあった。 本作品については、脚本は投げやりで、いつもおなじパターンが繰り返される。ワンパターンが好まれるのは「導入」「設定」であって、エロの中身は飽きさせないよう、毎回工夫しないといけないんじゃないかな。

松下紗栄子さん、綺麗です。 この人が見れただけで満足です。 しかし、何ですか？この脚本。 暴力的な夫と真面目な弟という対比で、姉が夫から逃げて、弟とくっつくストーリーかと思ったのに、途中で弟がキレてしまって、やることは夫と大差ない。これじゃ逃げた意味がないでしょう。 対象的な男優が２人出たのだから、両者とのセックスの違いを見せればおもしろかったのに、それもない。 せめて、松下紗栄子のきれいな裸体を縦横無尽に撮影してくれたら良かったのですが、アングルもライティングも凡庸です。

川上奈々美は顔が特別にかわいいということもなく、体は綺麗だけれど大して特徴がない。しかし、感情が確実に伝わる演技が良い。抵抗から陥落、和姦に至るまでのプロセスがわかる。 どこまで女優川上奈々美の能力で、どこからが監督さだおかさだおの能力なのか、切り分けできませんが。 しかし、残念なことに、いい場面において、照明が暗くて顔がよく見えなかったりする。照明は金がかからないのだから、もっと配慮してほしい。

「司法試験浪人生」という設定がドラマに影響を与える部分は、「強●罪は親告罪だから云々」だけでした。 間男が隣人である必要も特になく、通りすがりと変わらない。 司法試験浪人生が、セックスするだけではなくて、妻を籠絡して夫から奪ってしまう展開を希望してました。 ☆３になったのは、松下紗栄子の上品な顔立ちと、エッチな肢体がすばらしいからです。

松下紗栄子さんは貞淑な妻がはまり役です。目で演技ができるし、落ちていくプロセスも非常に上手い。 整った顔立ちと、グラマーな裸体との組み合わせが、夫に忠実な若妻と、侵入者に籠絡されていく淫らな女とに対応しています。 ナオト監督の演出も非常によい。スローモーションを途中に挟むので、緩急がついてます。 きれいな白い肌、痩身、巨乳という組み合わせなら他にいくらでもいますが、盛り上がった大きめの乳輪は、他の女優にはない際立った特徴ですね。

次第にプレイがエスカレーションしていくプロセスがおもしろいのだが、最後までソフト風俗の中での裏オプションの拡大でしかなかった。 初期状態とは比較にならないほど、悲惨な状況に落ちていくところが見たいのだけど。 風俗店の描写は細かく具体的であり、著者の「取材」がしっかり行われていることを想像させる。

白村朱里がアンドロイドで、男優が制作者という設定のAVです。これといってSF的なことをすることもなく、淡々と室内で普通のセックスをするだけです。 しかし、「設定」のおかげで、年寄りでデブハゲのオヤジに、若い女性が愛情を持つことの不自然さを説明する必要がなく、楽しく見ることができます。いわゆる「ご主人様」でもなんでもいいのですが。

男の家で少女が騙されて監禁されて、しだいに打ち解けていくという、ストックホルム症候群のプロセスが丹念に書かれている。 監禁男のセリフが、まさに鬼畜で、聞いていて清々しい。 「きみは痛いかもしれないが僕は気持ちがいい」 「妊娠しちゃうかもしれないけれど、腹を殴ればいいんだよね」 などと、相手の人格をまったく考慮しないセリフが次々に出てくる。 女優もかわいらしく、巨乳だ。 拒絶したり、苦痛を訴えたり、風呂場で恥ずかしがったりするなど、演技もすばらしい。

こういう話の「設定」は、イントロだけに登場し、エロシーンに突入した後はどうでもよくなるんですが、本作品では、男優も皆野あいも、「推薦」「写真の消去」をしつこく取引条件として言い続けてます。交渉（笑）は続いているのです。 設定を思い出させてくれて、キャストの心中を想像させてくれるセリフがあるのは、ポイント高いです。

通常のAVではほとんどない「男のネチネチしたセリフ」と、女の子の心情描写をする「心の中のセリフ」があり、原作漫画の力を感じました。 ヘアメイクや服装も、電車内からそのまま室内に移動していて、ほとんど乱れていなくて、ありえないんですが、それだからこそ、非現実的でおもしろい。ベッドの上で靴履かせたままセックスはありえないんだけどね。 鈴木心春はおっぱいがたいへん大きくて、乳首も大き目で盛り上がっている、いわゆるパフィーニプルですね。前半で、おじさんが執着するのもわかる。 後半はセリフ少なくて寂しい。もっともっと漫画的なセリフを双方が言ってほしかったです。

内容はこれといってヒネリなく、男優を変えて、様々な体位でやりまくるだけです。 羽咲みはるの体がきれいなので、それだけで、十分に鑑賞する価値あります。 演技も非常に意欲的です。セリフはないですが、男の愛撫に懸命に反応します。

軽いレズプレイを含む４対１あるいは主人公の友人交えた４対２プレイが、細かくシチュエーションを変えて続き、飽きさせない。 女優４人は全員が水準以上であり、タイトルどおり巨乳。 しかし、「お屋敷」が狭苦しく見えるのは哀しい。本当の豪邸でロケハンすることはできないにしても、カット割りやセットで、広い豪華なお屋敷に見せる努力はしてほしかった。 食事シーンは、食事というよりプレイのための小道具でしかなった。「ご主人様」は、メイドたちにかしづかれて、豪華な食事をしていただきたい。 「ご主人様」が出勤するのもいかがなものだろうか。遊び暮らしてほしい。 視聴者は、豪華な屋敷で、贅沢な暮らしをする生活を疑似体験してみたいのである。

川上菜々美はショートカットの似合う美人です。若妻という設定が非常に似合っています。冒頭で、豪華な一戸建て住宅で専業主婦をやっている場面は、大半のテレビドラマよりも水準が高いでしょう。 拉致された後で、廃工場の柱に首輪でつながれている絵がたいへんきれいです。ライティングも、窓から差し込む光しかなく、コントラストがくっきりしています。 川上菜々美の演技も巧い。しだいに従順になっていく様子が見てわかります。 問題は、廃工場のシーンが長すぎて、単調なことです。場所を変えてほしい。一度だけ、男の自宅の風呂に入るシーンがありましたが、脱走未遂の後はずっと廃工場でした。

ヒロインが１人しかいないのだから、何か新しい趣向がないと飽きる。 声はクリアーで、セリフも豊富、だから淫語がたくさん聞きたい人には適している。 しかし、絵数は少なく、アングルも固定で、ビジュアル的にはプアだ。 プレイもありきたり。

すでに義妹が落ちているので、ありきたりのプレイを続けるだけです。 自宅に、オールタイムサービスの風俗嬢がいるようなもので、「妹」であることに特に意味があるわけでもないです。背徳感とか禁忌を乗り越える描写がないなら、ただの年下の女性でしかない。 絵は綺麗だし、「絵が小さい」という不評は、いったんダウンロードして適切なツールでjpg画像を見れば問題ないです。

城星凛はとても美形です。肌は抜けるように白く、顔も細く、乳房も自然な感じで盛り上がってます。 途中の攻めは、男優とぺｘスを束ねて一緒に愛撫したりする以外は、ごく普通のセックスでした。 しかし、城星が喋るのは喘ぎ声だけでした。卑語を叫んで欲しかったです。自分の特殊な性器の感覚を詳しく言葉でしゃべって解説してほしかった。