じっくりゆっくりさんのレビュー

今月のMONROEは本家レーベルからの借り物みたいな企画が多くて、この作品も元ネタは『妻の妊娠中、オナニーすらも禁じられた僕は…』シリーズだろう。オリジナル台本でスベるよりは定番作品の焼き直しの方が無難かもしれないが、きとるね川口監督なみのアレンジ力を期待してるわけではないものの、ちょい足し程度の工夫もないので正直ドラマとしては無難で平凡という以上のものはない。 冒頭のドラマ部分は義母の尻に欲情する尻ものの前フリなのに、いざセックスになるとそういう感じでもないのが中途半端。特に尻から腰のラインを隠してしまう半着の演出はよろしくないし、前フリつぶしという点では三島六三郎監督に通じるものがある。逆にカラミは巨根系なのにそれらしき前フリの演出に乏しく、このへんは同時期に同じ監督が同じ男優使って作った一場れいか作品も同様で、演出の使いまわしが目立つ。 ドラマがどれだけ微妙でも平岡里枝子のリアクションが素晴らしいカラミは今回も振り切れており、女優一人で作品レベルを上げてしまうのがすごいと思うが、逆に言うと女優頼みで制作側が楽しすぎ。疑似ハメがやたら続くのもドラマ的に特に効果的ということもなく素股や尻コキみたいなお手軽プレイと同様の尺稼ぎに過ぎず、平岡里枝子のカラミを見るための作品という割り切りが必要だろう。

キャスティングが微妙なことが多いマドンナの原作ものにしては割とまともな人選。男優も小田切に田淵くんとか無駄に豪華。 若い男にあっさりやらせちゃったり、孕ませゲームの話を聞いてもリアクションが薄かったりと微妙だけど、これ全部原作通り。しかもマンガなら数ページで終わるところを本番一回分使わなきゃいけないのでAVのほうが間延びする。演出に手間暇かければもうちょっと背徳感のあるシチュエーションに出来ると思うが、そこまで「改変」する気もないらしく、原作の微妙さが微妙なまま映像化されてしまってる。 特に背徳感もなくやりまくってるだけなのも原作通りなら、団地中の男たちから孕まされる設定なのに実際に相手にするのは２人だけだったり、ピル飲み始めたから妊娠はしませんみたいなしょうもないオチまで原作通り。独自の付け足しすることもよくあるマドンナの実写化作品にしては、今回は悪い意味で原作に忠実だった。

『確かめさせたくて』も込みで個人的に一度も刺さったことがないシリーズだが、今回は別もの。新村あかりはマドンナ1作目と同じく人妻に成りきった抑えめの演技と、程よいボリュームの熟女感がやはりマドンナ向けで、落ち着いた年上の女の役として男優とのバランスも取れてるし、夫役の演技も段違いでこれまでで一番完成度が高い。 冒頭、アップにした髪とエプロンの主婦っぽさも女優のキャラとのギャップで映えるし、髪をおろしたシーンともギャップになってて効果的。夫とは仲が悪いわけではないけど子供を作るための義務的なセックス以外はしたくないヒリつく感じとか、女優のちょっとした演技が地味に上手い。後輩のキャラもふるまわれた手料理を母親のと比べてしまうマザコンっぽさが加わり、風俗マニアでAV見すぎの変態素人童貞の痛さに磨きがかかってていい感じ。 髪をおろしてブラトップという風呂上がりの色っぽさの演出も際立っていて襲われるまでの流れも自然だし、頭の軽いビッチ化せずあくまで人妻役にふさわしいさじ加減のカラミも絶妙。夫にバレるか？と思わせておいて完璧にかわすカット割りも小技が効いてる。 いけないことであることは自覚しつつ子宮に精子を仕込まれ続ける連続中出しセックスも、ピンボケさせてまでここで寄る必要ある？ってカメラワークがたまに微妙だが木村浩之作品としては比較的まともな方だし、精子入りマ○コを男がいちいちクンニするような気色悪い演出がないのも、孕ませ系なのにラストが外射みたいな中途半端なことしてないのも好印象。 元タレントの設定は特に活かせてないし人妻の経験人数とかどうでもいい気がするが、全体的に作品として完成度は高めでその軸になってるのが新村あかりの演技力。ここまでキメ細かい演じ分けスキルはマドンナのドラマが必要とするタイプのものだと思うので、今後もメーカーに定着するだけでなく難易度が高めの作品にこそ出続けてほしい。

マドンナのレズものは芳賀栄太郎時代からカラミがしょせん見せレズ、ビジネスレズといったイメージが強くて、今作も武藤あやかの年の差適性はレズでも発揮されるのかという好奇心以上の期待はなかったのだが、いい意味で予想を裏切られた。 まず女優2人が圧倒的にいい。役への成りきり度が高いだけでなく、女優本人同士の年齢や経験の差が理想的に反映されていて、慣れで絡んでしまわない武藤あやかの本気度も高ければ、初レズの不慣れさを「初めて女に犯●れるノンケの女」というシチュエーションに投影している末広純の初々しさも良い。２人とも女優本人を主張しすぎたり、いかにもなAVレズで場をこなしてしまうことなく作品の世界観に沿ったセックスを見せてくれてるのが素晴らしい。 性的な要素のまったくない上司と部下という仕事上の関係性をしっかり演出したうえで、同室で怪しい雰囲気になる緊張感から強引なレズレ○プにつなげるところまで流れが完璧だし、女のキスや舌や肌やマ○コ同士が擦れる感触まで強引に味合わせるテンポのいいレ○プ風のカラミも良い組み立て。末広純にもう少し乳首やマ○コを舐められた時やマ○コ同士が合わさった時の瞬発力のあるリアクションや緩急が欲しいとも思うがそのへんは伸びしろ。 無理やり教えられた女の味に堕ちていく中盤以降にキスや肌の密着度が増えていき、単なるレズがらみではなく女同士の愛のあるセックスが成立しているのもレベル高め。女性をここまで懐に入れられる末広純はかなり適性が高いと思うし、特に堕ちた女の目が最高。 後半のパンスト同士が擦れる感触を楽しむフェチプレイなども女同士ならではだろうし、それでいてOLものだからと無駄にコスを主張してのAVレズにせず、セックスはあくまで全裸というドラマ性を優先させたのもセンスがいい。 女同士の深みにはまっていく上司と部下というドラマとしてはほぼ完ぺきだったのだが、最後のカラミから女優２人がいきなりカメラ目線になるという締め方は、しょせん全部お芝居ですよと監督の存在感まで主張されてるようで微妙。末広純のレズ解禁ものというドキュメント要素があるのは分かるが、そこをドラマの中でいきなり出されてもなって感じ。個人的にドラマからいきなりメイキングにつないでドキュメントとの境界をあいまいにするタイプの作品も嫌いなので、最後の最後にちょっと冷めてしまった。

台本は平凡だし、無駄に山奥っぽい映像はひょっとして『人里離れた誰もいない秘湯で最愛の母を一晩中イカセ続けた温泉相姦。平岡里枝子』と映像素材を間違えてない？って感じだし、雰囲気に合わないBGMとかセンス悪いと思うが、最初にタナカ・ベーコン風ふとんの中セックスを採用したのはマドンナでは珍しい作風で、完成度は本家ほどではないものの悪くない仕上がり。 新人女優にはハードルの高い、夜●いをかけられて目が覚めた時のリアクションも、ベテラン一流女優のような段階を踏んだキメ細かい演技ではないものの、状況に寝起きの頭がついていかずどうしていいか分からない感じがリアルで及第点。少なくともいきなり大げさな反応するよりいい演技だった。 もう少し息子のチ○コの硬さやデカさを意識した巨根系の演技や演出が最初にあってもよかったとは思うが、挿入時も含め女優の痙攣演技が新人にしてはなかなかいい感じだし、何より前作の母子ものでは物足りなかった中出しの際のリアクション演技が今回は全部レベル高めで、こういうのを習得させるための作品なんじゃないかと思うくらい。 最初の本番での騎乗位全身痙攣、中盤での腹筋ヒクヒク痙攣、最後の時間をかけたホールド中出しからの濃密キスまで、全部が今後の作品で使いまわせるツブシの効くテクニックであり、細かい演技のバリエーションや完成度は今後の伸びしろだが、これをドラマ２作目で経験したのはかなり大きい気がする。とはいえ疑似ハメで感じまくっちゃったりすると、逆にガチでも信用されなくなるけど。 ドラマとしては中盤以降は豆沢豆太郎作品からの借り物って感じだし、ラストセックス前にメイクする女心の演出とかは悪くないものの、得意のイラマチオも封印して基本的にやりまくってるだけだし、最後も特にオチはなく前作に比べるとかなり薄味で、女優にいろいろなスタイルのセックスの経験値を上げさせる意味合いのほうが強い作品だと思う。この作品の価値がほんとに評価されるのは、ここを叩き台にした女優の今後のパフォーマンス次第なんじゃないだろうか。

男優が代わって、役への成りきり方や年齢的なバランスは悪くないが、正直、セックスしながらの役に沿ったコミュニケーションスキルは小沢より下手。女優が目を合わせに来てるのにアンタが反らしてどうするってとこが散見するし、新村あかりの演技力と張り合うには気持ちの強さが足りない。 作品としては基本的にはいつもと同じような台本で、最初の本番まで疑似を含めてかなり長いのもいつも通りだが演出は進化してる。下着の変化による女心の移り変わりが分かりやすくなり、衝動的に軽く唇が触れたことで気持ちが一線を越えるファーストキスの演出も繊細でありながら効果的になった。 セックスに関しては悪いとまでは言わないが、前述のとおり男優側のコミュニケーションスキルが不足しており、これはシリーズ初期では女優側の問題だったのだが、今回は残念ながら男優側が女優の演技スキルに見合っておらず足を引っ張ってるのがもったいない。制作事情は知らないが、今回も小沢で見たかったというのが正直なところ。 女優はしっとり落ち着いた人妻演技が素晴らしく、特に義父への愛や情の高ぶりが伝わる目の演技が最高級。ファーストキスシーンも含め、キメ細かい演技で作品への貢献度が高いし、受胎への歓びが伝わるパワフルなセックスも見ごたえがある。 加藤ツバキ作品に次いで満点をつけたいところだが、気持ちをまっすぐぶつけてくる女優の演技に向き合うには男優が実力不足だった点はやはり無視できないので星１つ減点。シリーズ初期作品や一方的に痴女られるタイプの作品なら粗も目立たなかっただろうに、よりによってシリーズ初参加での新村あかりは相手が悪すぎた。

成長を遂げた演技力にふさわしいメーカーに移籍して最初のドラマ。担当が女優の実力を知るきとるね川口監督というのは期待が大きかったが、果たして女優要因かは分からないが冒頭のドラマから大胆に変えてきた。 人妻の体のラインを探れるスポーツ練習に始まり、夫以外の男に触られるのに抵抗がない性格や、良好な夫婦仲に見え隠れする価値観の違い、この土地で子供を産み育てるために地域の人に馴染もうとする妻の積極性、電波も入りにくい山中に拉致られる感じや、他の男を知らない妻から夫への愛情まで、前フリ情報をいろいろ盛り込んだ台本と演出に無駄がない。ただ寝てる間に荷物や服を持ち出すシーンは、逃げられなくする感じのほうが人妻も犯●れる言い訳になるし、中盤以降は服着てるシーン少ないんだしビキニも着せやすいのでは？ 夫以外の男の味を背徳の輪〇で教えられてしまう人妻の「こんなの初めて感」を演じる女優が絶妙に上手いが、ゴムと生でリアクションが変わらないとこも含めカラミの構成自体はいつもと大差ないし、中盤もあまり手を加えた感じはなく既存の演出でつないだ印象。 子供が欲しいのに夫にその気がなく、このままじゃ子供なんか産めない！という不満が前フリになっての後半セックスは、夫を裏切れないという気持ちは保ちつつ言葉ではなく体で本音を語る演出で、中出しも絶対に「OK」とも「中に出して」とも言わず「分かんない・・・」の一線を越えないギリギリのズルさが、監督が今回女優に演じさせたかったこだわりのポイントだろう。ただ、１人目の中出しのときは「1回も２回も変わんないよ」というお約束のくだりがないと前半の中出しが前フリとして活きないような。 弱点だったエンディングも大幅に改変。夫の精子が入る余地もないくらい子宮にたっぷり子種を仕込んで帰宅後、甘えるふりしてアリバイセックスをねだる人妻が怖い。ラストの妊娠も実は冒頭で女優がさりげなく腹に抱えてたボールで暗示されていて、バスケの練習シーンの必然性がようやくわかる。オッサンたちの「子供は町内会みんなの宝」という意味深なセリフや、何かがおかしいことに薄々勘づいている夫の絶妙な表情から、欲しいものを手に入れて艶やかに笑う「女」の顔につなぐ流れが完璧。 まだ伸びしろはあるものの、進化を続けるエース級女優を迎えるのにふさわしい内容だし、女優も挨拶代わりに実力を見せつけた作品だった。

10年以上前から引きこもりで床の皿からパスタを貪り食う妖怪じみた姉の役に月乃ルナがハマりすぎ。 セックスとは精子と卵子を結び付けて子供を作る行為であるという基本を確認したうえで、姉弟でセックスして中出しすれば姉弟の子供ができると弟に暗示をかけたうえで、中出し近親相姦に導くという流れもいい。 「近親相姦の何が悪いの？」「（中出しは）私のこと孕ませたいんでしょ？」と呪文のようにささやき、社会復帰しようとする弟を狂気の世界に引きずり込む暗示の演出はよかったが、作品としては何とも中途半端。 10年間数えきれないくらい中出しを繰り返しながら妊娠してませんというのが白ける設定だし、最後も「私のこと孕ませたいんでしょ？「孕ませたい」「好きなところに出していいよ」「顔に出したい」→アゴ射という脱力感しかない意味不明の締め方。 ちゃんと作ればいい作品になりそうだったけど、そもそも作る側には最初から孕ませ系の近親相姦ものをちゃんと作ろうなんて気はなかったんだろうなっていうのが透けて見えてしまって、前フリ潰しという監督の悪ふざけに付き合わされた疲労感しか残らなかった。

ギャルものとして微妙だったシリーズが今回からJKものに。 1人目は騒ぐ女を力づくっていう、痴○というよりレ○プなのはいまいちだが、嫌がってた女が手マンでおとなしくなる屈服感とか、中出しの匂わせが割と早めで女に精神的圧をかける演出は悪くない。いっそ襲った時点でこれから生でハメて中出ししちゃうよって予告するくらいでもいいかも。女優のやられっぷりは悪くないんだけど、リアクションは細かい演じ分けまではできておらず、特に3人目の女優と比べてしまうと実力差は明らか。2人目を襲うにあたっても1人目が加担するような裏切り感も特になく、せめて2人目が犯●れてる間に3人目が様子を見に行こうとするのを引き留めるだけでも違うと思う。 2人目は最初のお触りこそ不発気味だったけど、まわりに知られたくないシチュエーションを利用した痴○要素はアップ。手マン潮吹きをカメラにかける演出とか古臭くて失笑しかないし、男優の責めが単調で、女優の演技力は1人目と大差ないのに絵的に飽きる。女優はナマへのリアクションこそいまいちだったがやられっぷりは悪くないし、中出しへの拒絶感は1人目よりいい感じ。 3人目は1人目を脅して家のカギを開けさせる演出が、ようやくドラマ的な連続性が出ていい感じ。2人目と同じように声出せない系の痴○要素強めだが、1人目や2人目と比べて演技力は圧倒的に高く、リアクションが細かいし特に表情の演技が素晴らしい。生チンビックリ演技とか中出しされた絶望感とか、女優のせっかくのいい仕事を撮りきれてない下半身偏重カメラワークが下手くそだけど、撮れてるとこだけでも見ごたえある。 ラストの4Pは微妙。1人目とか2人目は最初の精子が残ってない感じだし、そもそもジャケで煽ってるほど孕ませ感はないから、最初の中出しでマ○コに栓しておいて4Pバックで子宮に押し込んだり追い中出ししたりのほうがそれっぽかった。終盤はスマホ撮影が主目的になっちゃうのがエロくもなくて弱い。ジャケにあるように友達JKを全員孕ませる目的に絞った方がシンプルだし、一番危険日に近い子に追加の中出ししちゃうよって脅して生理情報バラさせるほうが裏切りとしても分かりやすかったと思う。 オムニバス的なカラミの羅列だけではなくなったし、3人目の女優のおかげで作品レベルはそこそこ高いけど、連続性のある1つの作品としての完成度はまだまだだった。

「極道の性欲処理」ってだけだと今さら感しかないベタな作風だが、女は使い捨てにしてきたオジサン組長が子供が欲しくなり、最初から妊娠させる目的で人妻を囲い込むというアイデアが個性的で、大崎広浩治監督の作品でいうと『人妻の妊娠危険日ばかりを狙う顔の見えないレ×プ魔』を思わせる方向性。 ただ最初から割と堕ち傾向が強めで、舎弟の前で全裸に剥かれてフェラで奉仕させられるところから性奴●としての素質の高さが伝わるドMっぷりなのはいいんだけど、これから妊娠させられると聞かされても驚愕や嫌悪や拒絶といった反応を見せずほぼ無抵抗なのが拍子抜け。弱肉強食の食べられる側ってことらしいが、最後まで狼に食われっぱなし、やられっぱなしのウサギちゃんで最後は頭があっちの世界に逝っちゃうキメセク系のぶっ壊れセックスで終わるというのが単調すぎる。最後に夫が海に沈められるために連れ去られるアタッカーズっぽいくだりも、飛んじゃってる妻が状況を認識できてないので空振りに終わった感じがもったいない。 弱者が弱者のまま終わるんじゃなくて、借金を増やし続けるギャンブル夫を見限って、金と権力を持った男の子供を産むことを受け入れることでウサギがむしろ狼の側にまわり、格差社会の底辺から抜け出そうとする人妻の強靭でしたたかな生き残り術みたいなものが見えた方がメリハリがあったと思うし、ラストも弱者である夫を強者の側として冷たく見殺しにする感じにしたほうが台本が活きたような。 冒頭で貧乏妻がヒール高めの履いてるのも絵的に中途半端で、気弱な地味妻が女として艶やかに変わっていくギャップがほしかったし、最後が外射みたいな中途半端な演出ではなく孕ませ系の方向性は振り切れてる割には単調すぎて、枢木あおいの演技力も活かしたとは言えずいまいちだった。

女上司というよりは先輩くらいな感じなのでタイトル的には微妙だけど、前半はなかなかいい。気持ちが冷めてることは自覚しながらも手弁当を作り、エアコン壊れてるから汗で濡れ透けると分かってるのに白のブラウスに派手な赤の下着で会社に来るわ下着の替えは用意してるわの愛人心とか、男の強引さに逆らえないM気質や常ピルの設定が新人時代から3年間の愛人人生の内容を伺わせたり、行間を読ませるような繊細な描写はきとるね川口監督っぽい。 ただ、妻帯者である上司が指輪してなかったり、男が会社で全裸になっちゃう緊張感のなさも女が半着なだけ目立つし、だんだん大味になってくる。極めつけは中盤の声出せないシチュエーションでのセックスで、目隠しされたガラス一枚向こう側に上司がいるのに男がやはり全裸になっちゃうわ、普通の猿セックスで音も声も出ちゃってるわがアホっぽくて失笑もんだし、バレないのは単なるAV的ご都合主義でスリル感ゼロ。 会社でのほぼ１日の出来事なんで自分の中出し精子が入ったままのマ○コを男がいちいちクンニするのも気色悪いし、常ピルの低リスク中出しも全体的に薄味。 セフレ止まりの上下関係はそのままに、今後の発展性に含みを持たせるエンディングも悪くなかっただけに、ドラマ的な繊細さとエロの大雑把さが分かれてしまったのが微妙な作品だった。

学生妊娠の若い母とはいえ森沢かなは実母役には若いけど、男優に結城くんを起用して「娘の彼氏」という絵面は今までで一番説得力がある。というか今までがオッサン多すぎ。 自分の過ちから娘の避妊に神経をとがらせる演出も良かったし、シングルマザーの心と体の隙に一気に攻め込む悪結城っぷりもいい感じ。前半のレ○プシーンは隣室で娘が寝てるのに男が全裸になっちゃうわ声も音も普通に立てちゃうわの緊張感ゼロセックスがいきなり雑だが、後半で彼氏が娘を体目当てのセフレ程度にしか思ってないソフトサイコっぷりが明らかになるので、あれだけ音たててバレないのはご都合主義でしかないけど設定的にはあり。 避妊意識が強くて中出しも当然拒むシンママに強引に中出しするのかと思いきや、胸射で終わるのがアタッカーズの作品としては物足りないけどここは前フリ。実は娘を妊娠したときは生姦から外射に失敗した液漏れで、シンママなのにガチ中出しの快感を知らないというのが面白い。 何度も犯●れかけては娘が「邪魔」に入る焦らしの展開で人生初の中出しが遠く、逆に自分より先に中出しされることになりそうな娘への羨望が隠せない雰囲気からの、不可抗力で娘を追い払ってしまった状況を利用して、いろいろ言い訳しながら中出しされたい必死さが隠せなくなる終盤まで必然的な流れが出来ている。 待ちに待った最後の中出しセックスも、娘の彼氏を寝取るわけじゃなくてあくまで娘を守るために仕方なく犯●れて中出しされるんですよという被害者を装わせることで、母を必要以上に醜悪に見せない演出が正解だと思うし、セックスしながら最後まで女のズルさを演じ切った女優が受精の絶頂感まで素晴らしいパフォーマンスを見せてて、刹那的な肉欲に負けての妊娠で人生を狂わせた母が、今度は何より大切だったはずの娘を失ってしまうラストまで完成度高め。 中盤のイラマチオシーンは匂いで娘にバレるからと飲ませる展開の方がよかったとか、最後の中出しは結城くんの芸術的な後戯の技を堪能するにはカメラワークも含めいまいちとか細かい不満がないわけじゃないんだけど、今までより母思いに演出された娘役の女優も含めみんないい演技してたし、中出しの回数が減っちゃった割にドラマとしてはシリーズで１番見ごたえがあったので、じゃっかんオマケ気味ではあるけど進化に敬意を表しての星５つ。

ありがちな設定をありがちでなく見せてくれるきとるね川口監督なので今作も期待していたが、嫁の義父に対する緊張感や心理描写がキメ細かいのが期待通り。怒りや嫌悪が諦めに変わり、いつしか義父に犯●れることを期待するようになる変化をちゃんと表現できてる希島あいりの演技力も素晴らしい。 夫がいなくなったり寝てたりすると義父が現れて犯●れるという状況を繰り返すうちに、夫が去ると心と体が犯●れ待ちになるというパブロフの犬状態に陥り、義父に犯してもらえないと逆に満たされなくなり無防備な姿で凌●を誘発しようとするという堕ちの描写が個性的。セックスシーンが多いので疑似っぽいところも少なくないが、そのへんはしょうがない。 大筋ではいい流れなんだけど、演出についてはアイデアが渋滞してる。夫がいてもいなくても声抑える系のプレイにしちゃってるから、声出せない系なのか感じてないふりという抵抗系なのか分かりづらいし、最後も抑えていたものを解放するっていう声出し演出のつもりなんだろうけど、大声出しても夫にバレないというのはただのAV的ご都合主義だし、正直、監督の作品はこっち系の演出の満足度が低い。せっかく睡眠薬というアイテムを用意したんだから嫁が夫を眠らせて抱かれに来るとか、別メーカー作品（CAWD-419）のアイデアだけどクスリ盛られて起きないことを女だけ知らないとか、実は夫は全部知ってるけど追い出されるのが怖くて見て見ぬふりしてるしセックスレスの原因も本当は仕事の疲れじゃないとか、既存の設定で工夫の余地はありそう。 夫とアリバイセックスすらできない状況で義父に中出しされ続ける破滅的なスリルも特に掘り下げられてないし、深めのフェラ奉仕も手コキや69で中途半端に終わるし、エンディングは汗フェチものっぽいし、即ハメ描写も多くてタイトルの割にキスや全身愛撫をフィーチャーした感じもなく、足し算だらけで引き算が出来てないから何がメインなのか分かりづらくて、少なくとも「接吻と全身愛撫」でないことだけは確か。 ざっくりと嫁調教ものとしてならクオリティが低いわけではないので星４つは付けるけど、ここからいろいろ削ってテーマを絞る必要があるのかなという叩き台的な印象が強い。マドンナではなくアタッカーズの作品なんだし、そのへんをしっかり納得させてくれる振り切れたものを作ってほしい。

女優若いし男優オッサンだしで、年齢的なバランスは実母ものはもちろん義母ものとしても肌の違いが説得力ありすぎてきついが、演者の成りきり度は高め。特に女優はかなり演技上手くなってて、危険日に息子に犯●れる母の焦りや拒絶から息子に堕ちるまで、シナリオに沿った感情の起伏の表現がレベル高め。難を言えば息子に中出しされるという極限状態を含め、目イキ脳イキの絶頂演技はまだ微妙だけど、これは個人的に最近、平岡里枝子の近親もの（ROE-098）で、実の息子に中出しされたショックで意識飛ぶとこからの絶望感みたいなすごい演技を見たばかりなので、ハードル上がっちゃってるとこあるかも。 息子に襲われるのが排卵日の設定だが、妊娠に最適なのはその2日前からと言われてるので、毎日のようにセックスしてる父にだいぶ後れを取ってるのがどうかと思うが、父がジジイなのでまあいいかという消極的な許容範囲。 強引に息子に迫られてキスだけのはずがエスカレートしていく流れだけど、息子チ○コが喉奥まで入るイラマチオは特濃モザイクなりにエロいものの、その前の前戯はテンポ早すぎで定番作業をやっつけていく感じがもったいない。前半の疑似ハメに尺取るくらいなら、オッパイやマ○コをむき出しにした後じっくり視姦したり、もっと時間をかけて辱める感じが欲しかった。 中盤はだいぶ変わったけど微妙。父の中出し精子をシャワーで洗い流すというアイデアはよかったけど、朝になってからというのが遅い。夫婦のセックス直後に寝室から連れ出してすぐってほうがよかったような。イラマチオも悪くはないんだけど、まだストロークが単調で喉奥は男優の補助が必要な感じなので、自分から１ミリでも奥に極めに行く積極性が今後の課題だろう。 後半、近親相姦の快楽に堕ちて今後は排卵日に夫とセックスしないことを息子に約束した母の、息子の子供を孕む覚悟を決めた受胎セックスは背徳感抜群。中出し後はもう少し愛のあるキスや密着感が欲しかったが、すぐには抜かず精子を子宮に突きれるような後戯はよかった。 台本の台詞が似たようなことしか言ってなくて微妙なとこもあるし、最後も「もっとしよう」みたいなテンプレじゃなくて孕ませ系のセリフで締めてほしかったが、シリーズ初期の湊谷監督作品よりはだいぶ見やすくなってて好印象。演技に幅が出てきた女優の進化も見えたし、割と満足度の高い作品だった。

大筋では義父にやられちゃう嫁っていう今さら感の強い定番の筋書きだし、義父がムショ帰りって設定も特に活かせてないし、クスリで眠らせて写真で脅してっていう陳腐な台本も薄っぺらくて、最後もやりっぱなしのままナレーションで片づけてるし、全体の作りもいかにも低予算の安物AVって印象だが、女優と男優の演技力は文句なし。 義父に犯●れた後、裸のままクールダウンの余韻に浸る嫁の、レ○プされても簡単に心が折れない強めな感じは今風で結構好き。前半の本番は中出しのチ○コ抜けすら撮らない安っぽい疑似ハメだが、妊娠リスクという緊張感を女優がちゃんと演じてくれてるのはいい感じ。 台詞もプレイも大したことないけど、義父の性奴●として扱われる背徳感に逆らえなくなっていく嫁を演じる女優の目の演技が素晴らしいし、最後も危険日に中出しされる背徳の絶頂演技が芸術的。 何よりもまず鈴木真夕の演技力ありきだが、安っぽい役どころでありながらそこに上手く合わせた男優中田もいい仕事してる。本来は星２つレベルのしょぼい作品を、普通レベルまで引き上げた演者の仕事っぷりが光った作品だと思う。

『ワシ専用！！いいなり人妻中出しメイド叔父の命令は絶対服従。種付け調教の日々―。』と似た感じだと思ったら、監督同じっていうのが分かりやすい。 婚約者役の男優があまり見かけない顔だけど、学生？って感じの若さでアラサーの向井藍と年齢差ある感じが政略結婚の設定にも絵的な説得力あって結構好き。 でも、結婚前のセックスを禁じられた状態で中出しされまくって妊娠しちゃうのに誰も何も疑わないハッピーエンドって、いくら何でもご都合主義で強引にこじつけすぎ。豆沢豆太郎の義母孕ませものじゃないんだから。作中ではゴム姦、ED、セックスレスの三重苦で一度も中出しに成功してない童貞夫はもちろん、義父の浮気で寝室を別にしてる義母も息子の出張に同行することになったあたりで薄々感ずけよって感じ。実はみんな気づいてるんだけど、ED童貞の一人息子に期待せず跡継ぎを産むことが最優先の「家」の異様な価値観で黙認されてるくらいの方がいい。 義父が息子夫婦の寝室に仕掛けた隠しカメラもエロに活かせてないし、自分で作った設定を平凡な演出でつぶしてしまう三島六三郎作品のお約束パターンがひどい。 向井藍と小沢のカラミ自体はちゃんと感情も乗ってるし悪くないんだけど、割と抜き差し優先で下半身に偏りがちなうえに、激しく動く顔や尻に寄りすぎでカメラ酔いしそうなカメラワークとか、ラストセックスも正常位で義父にしがみつく女優の手の演技をまったく撮る気がない絵の作り方も好みじゃないし、自分が中出ししたばばかりの精子まみれマ○コを義父がベロベロなめるような、連続中出しものにありがちな演出もキモすぎて嫌い。 向井藍の孕ませ系ということで割と期待してたんだけど、台本がダメだし好みと合わない部分が多すぎていまいちだった。

同監督の『夫は知らない～中出しの快楽に溺れる私の淫らな欲望とヒミツ～及川うみ』を『NGR―ナガサレ―』っぽくアレンジした感じ。 新人女優に生理や排卵日による体調の変化から演じさせることで、危険日中出しを具体的にイメージさせる演出方法が斬新。生理用品使ったり布団敷いて横になってなるべく動きたくない感じとか、なかなか細かい。女優もドラマ部分での冷めた感じからカラミでの感じっぷりまでギャップがあるのがいい感じ。 セックスに至るまでのドラマはそれなりなのだが、肝心の本番に関しては、女優の顔が横向き逆向きで見づらくしてまでチ○コの出し入れ優先のカメラワークが古臭くていまいち。「中出し解禁」ものなんだし、もうちょっと女優のナマ姦演技が分かりやすいように撮ってもらわないと。中出しも無予告で何となく終わってしまい、新人女優には演技ポイントすら分かりづらい不親切なやり方で監督も男優もセンスがない。 一方で、及川うみ作品で斬新だった「夫を酔いつぶしてセックスしたことにして妊娠のアリバイ工作をする」という演出が再登場して個人的に嬉しい。この手の孕ませものって夫とアリバイセックスしちゃって妊娠しても結局は夫の子なんじゃね？って微妙さがあるのを回避するいいアイデアだと思う。夫との無駄なセックスシーンも省略できるし、何なら業界とは言わないまでもマドンナスタンダードになって欲しいくらい。できれば寝てる夫に耳栓して傍らでヤられる裏切りの演出もまた使ってほしかった。 中盤は疑似ハメだし、最後の本番も夕方仕様の絵作りとかなぎら健造方式を引きずり過ぎだし、中出しは男優の演技だけでラストが外射という半中半外的な流行りの演出で、女優の「中出し解禁！！」ものとしては最低の締め方。外射なら本物と信じてる人たちに媚び売ったこういう中途半端なことするくらいなら、孕ませものなんか手を出さない方がいい。 肝心のセックスの演出がダメなので本来は星2つくらいなんだけど、ドラマ的にいいアイデアがあったのでオマケの星３つ。女優はちょっとハズレ引かされちゃった感じなので今後に期待。

男優が結城くんじゃないだけでもこのシリーズとしては大きいのだが、台本や演出もいろいろ変わってかなりのリニューアル。この作品は義理の息子に女として意識されていることに気付いていた義母が、息子の卒業祝いに自分をプレゼントすることを決意してセックスする日をずっと待ち続けてたってとこに精神的なエロさがあったんだけど、そこがいきなりなくなってしまったのは最悪に近い。 冒頭、息子の裸を覗いて意識しちゃうのは義母の方という風に変わり、でもホテルで押し倒すのは息子の側。義母はセックスは無理ってフェラ抜きでかわしちゃって、でも私も息子のこと好きだし許しちゃってもいいかって感じの行き当たりばったりお手軽セックス。脱衣も一枚ずつ丁寧に息子に脱がさせてた多田有花verより退化して、パンツは自分で脱いじゃうしブラは付けたまま半着で始めちゃう勢いまかせの本番に。 最初が偶発的なセックスになっちゃったんで、それ以降もあまり必然性のない手探りの火遊びで家庭内不倫を楽しむお手軽な流れ。ラストセックスはシリーズ１作目のように酔いつぶれた父の傍らで息子が義母を強引に押し倒す展開からの、フィニッシュも密着感なくチ○コで突きまくって射精して抜くだけのオナホセックス。 やりたいときにやらせてくれる都合のいい家庭内セフレくらいの乗りなので、これまではドラマと合ってなかった「もう就職が決まってる息子が家を出るまでしか関係は続かない」というエンディングも、義母が性体験の踏み台的な後くされのない存在ならまあそうでしょうねといった感じ。 やらせてくれる義母ものという普通の作品になっちゃって、今後もこれならもういいかな。あのエンディングにずっとこだわってたのも納得。監督が作りたかったのはもともとこういう内容だったのかもね。演者はちゃんと仕事してるし一切非はないんだけど、シリーズが別物になっちゃった失望感がひどくて点数は低め。

冒頭のドラマ部分は自分の体が義理の息子を欲情させてることを知った義母による息子への挑発がエスカレートしていくのを時間かけて描写してるのがいい感じなんだけど、風呂シーンは昼撮影、それ以外は夜撮影というのがはっきり分かれすぎててドラマとして嚙み合ってない。 例えば最初の風呂シーンは昼なんだけど、次のシーンは夜の夫婦の寝室で「まだ起きてたの？」と問う夫に義母が「ちょっとトイレに・・・」って連続してることになってて意味わからん。夜に酔いつぶれた夫の傍で弄ばれてから一緒に風呂に入ることになったらなぜか昼で、息子に抱かれた後に部屋に戻るとなぜか夜。こういうのを見る側に「どうせAVなんだし都合よく脳内処理してよ」っていうのは制作側の甘え。 息子が義母を父と別れさせて奪うつもりっていう振り切れた台本が中出しにも意味を与えてるしカラミ自体も悪くなかったけど、制作事情むき出しでこういう作り方するならこの企画はこれっきりにしてほしい。 新しい台本や演出をとりあえず一色桃子でお試しみたいな最近の傾向もどうかと思うし、せめて1年に一度くらいは叩き台を経てもう少し完成度を上げた作品で見てみたい。

新人を起用する最近のシリーズの流れの中では一番ベテランと同格な難易度の作品で、やはりメーカーから女優への期待と評価は高そう。仕事ができる知的で冷徹な秘書っぷりとエロを一瞬で切り替えるギャップがフィーチャーされてるのも、女優がそのへんを表現できると判断したからこそだろう。社長とのセックスも夫を裏切ってる気はなく、むしろ夫とのストレスを解消するための割り切った大人の関係というのも、女優が「大人の女」でないと説得力がない。 でも中出しまで割り切るのは無理がない？ってあたりから「大人の関係」が怪しくなってきて、中出し精子を仕込まれたまま夫の前で冷静に仕事し、関係が改善されたはずの夫にウソついてのセックス拒否、マジックミラー越しに夫を見ながら弄ばれてのイキ顔まで、裏切りの段階が見える中盤にも無駄がない。 取引先とのシーンは冗漫な感じがどうなのかと思うし、女優の英語力はあまりフィーチャーしない方がって気もしないではないが、男と女が同じもので同じように笑い合うという価値観の共有で関係を深める演出っぽいところからセックスにつなげて、お互いに「好き」というシンプルな愛情を確認しあって妊娠も受け入れたうえでの中出しで締めるというところまで流れが完璧。 射精のあとに精子を子宮に突き込むような小沢の後戯も最高だったし、濃密なキスをしながら小沢の腰を引き寄せて受け入れた女優の、愛に堕ちた女の目イキ演技まで完成度高い。 それでもエンディングが最近の定番だった「愛と性欲は反比例」みたいなのだといまいちになっちゃうところをしっかり変えてきてて、誕生祝を家で用意してくれてる夫を完全に忘れ去った裏切りの完成が、女として生まれ変わったという暗示にもなっててシンプルながら効果的。時計が12時10分っていうのも一線を越えた絶妙な暗示でよく考えられてる。 前作の一乃あおいverが割とあっさり夫を切り捨てるシンプルな作風で、今後は新人使ってこういう傾向になっちゃうのかなとちょっと残念に思ってたんだけど、今作でまた大人のドラマに戻って杞憂に終わった印象。裏切りを快感に変えるための夫の必要性みたいな最近の台本はちょっと説明的なところがあったから、このくらい分かりやすいのも悪くない。 女優も期待通りの演技力とカラミのエロさで作品に貢献しており、トータルで文句なしの星5つ。