闘魂市場さんのレビュー

　このメーカーに完全移籍してから、これはという作品が なかなかリリースされなかった感が否めなかったが、今回ようやくあさ美嬢らしい、癒し系の作品がリリースされた。 ＡＴ時代は、受身の恥辱系、ようやく移籍したかと一安心したら、今度は痴女系と彼女が本来もつ魅力が活かされていないことに失望していたところに、この作品はまさに救いと なった。 　ただしカメラワークに多少の不満が残る。アクメ時に 美顔を写さないのはいかかがなものか。 　プレミアムの代表作である６本番のリリースに期待する

　彼女とカン松と相性が悪いというのか、アジャストして いない作品となってしまった。 ＰＳに移籍して、これというのが少ない中、外部から招聘したカン松がなにかやってくれるのかと思ったが、残念ながら 平凡な作品となってしまった。 ドグマのみのる監督は、キメセクなど良い作品を出しているが、絡みまで持ち込む前に轟沈。 　最後の絡みでようやく男優の維持を見せてくれたが時すでに遅し。 　Ｓ１での佳山嬢の時でもそうだが、カン松監督が遠慮しているのが分かるので、やはり自分の庭でないと撮影が難しいものなのか。

　彼女のよさは、絡みを楽しんでいるということと、絡みの最中にいたずらっぽく笑みを浮かべることがあり、それが魅力でもある。 　このメーカーは力づくで女を従わせるということがコンセプトであるので、彼女の良さを表現できないていないことに 作品を鑑賞後、落胆するばかりだったが、この作品にて卒業 前半は相変わらずの展開だが、中盤の拘束椅子での攻めや最後の絡みで、彼女のいたずらっぽい笑みが出たことや、痴女モードを解放させることで、卒業作品を飾るにふさわしいもに仕上がったと思う。

　最後の花束を渡されることは、このメーカーを卒業ということか。 　彼女の作品は、酷評も多く、見たのはソープ物だけで、元芸能人出身が多い中、ＡＶ女優になりきれないというのはこの作品でも見てとれる。男優がカメラ側を見るように指示したりとか。しかしそれは、プロのＡＶ女優として演技ができないということでもあり、この作品は素の彼女はこんな感じかとも取れる。 　エロのポテンシャルを引き出してくれるメーカーと監督に出会えれば、また違う彼女を表現出来るのではないだろうか。

　この女優さんは、演技力は屈指といってよい。このメーカー は、演技過剰がうりとも言える。そういう意味では、彼女はうってうけかもしれないが、演出がほんとにファンタジーなのだ コンビニやバーでの乱交。 　一時期、アタッカーズで恥辱物中心にその活躍の場を広げていたが、今は企画物へも出演している。年齢ともに、一億円ボディと言われたボディにも劣化いっては失礼だが、やはり衰えは隠せない。演技力があるよえに、素がみえないところもこの人の魅力ではあるが、カン松監督の作品の出てほしい女優の１人である。再度ドグマに出演してほしい女優でもある。

　花岡じった氏とゆうな嬢の組み合わせてといえば、ゆうな嬢の近年の作品の中で、個人的に最も傑作であるＡＴのあなた許してと同じレベルのものを期待してしまうのだが 残念ながらこの作品では、そのレベルまでは達してしないし カメラワークも単調である。ゆうな嬢自身演技がうまい女優さんなので、その点救われてはいるが、じった氏と絡むのであれば、ドラマではなく、ドキュメンタリータッチで見てみたいものである。

　ＴＪ監督が、まだ腰の状態がいい時期は、自らハメ撮りをしていました。後ろからギュっというタイトルで、その当時 一世を風靡した川浜嬢などを撮っています。その延長線上に あるのがこの作品ではないでしょうか。 　ＴＪ監督自身が男優の役割をすることはありません。 シーン１～２は、ＴＪ監督独自の責めが展開されます。 絡みは、シーン３のみ。男優は御大加藤鷹氏。 　この作品を見るにあたって、ＴＪ監督のダミ声と加藤鷹氏に嫌悪感を持つ方にはお勧めしません。 　一つ言えることは、鷹氏のような個性的な男優は今は皆無に近い状態のなりつつあるということです。

　一作づつＡＶ女優として成長してはいる彼女。しかしまだまだ艶というか、どのようすればユーザーに受けるかと いう段階までは至っていないような気がする。目線であったり、隠語やしぐさなど体全体を使って表現しないと、トップ になるのは難しい。彼女はスタイルもいいし、ロリ顔であり スターになるには充分な素質はあるが、あとは本人の努力しだいだろう。このタイトルにはもう少し経験を積んで出てほしかった。３パートでの南氏との絡みは、編集が雑でかつハメ撮りなので、このシリーズのハメ撮りはいらない。それと各パートピントがぼけるのは、意図的なものか‥

　すでに引退したが、この女優さんは、アタッカーズのような恥辱メーカーのほうがより魅力を発揮できたのではと思わせる内容。 　演技ができる人なので、Ｓ１で終わるのではなく、演技力を要求されるメーカーに移籍して引退してほしかった。 ドラマ物として、かなり強引な話であり、内容はだけなら ★１つ。彼女の演技に助けられてはいるが、絡みが全て演技なので、フリーな状態で絡みをしている彼女に作品を見ていれば、苦笑してしまうところがある。 　しかしながら、彼女の魅力は芸能人出身者によくあるように、ＡＶという仕事をバカにしたようなところがなく、真摯に取り組んでいるところにあると思っている。 　この作品でおしいのは、ドキュメンタリー形式で、女優のエロい引き出しを開けることに長けている吉村氏の存在である。絡むならば、ドキュ形式の物で見たかった。