マイルストーンさんのレビュー

相変わらずウンザリなニセ精液のオンパレードで萎えさせるが、エロいカメラワークの場面は多く、内容的にはシリーズ１よりはこちらの２の方がオススメ。アリスの新基準モザイクは他社と比較すれば明らかに劣るが、以前のオリジナル作品と比較すれば、かなりマシな状態に改良されていることは確かである。過去作品に駄作が多かったために余り期待していなかったのだが、そういう意識で観たせいか、意外と悪くなかった。内容とモザイク改良と安い値段を考慮して、ちょっと甘いが４つ星。

余り可愛くない上に、設定年齢をかなり超えてそうな企画女優ばかりだったのが非常に残念。 肝心の振り付けシーンはこれといってフェティッシュなツボを全く押さえていないし、何度も観たくなるようなエロスは感じられなかった。 １度再生した後、即返却。 レンタルで安く済んだことは良かった。

パッとしない新人が多い昨今、なかなか可愛い部類に入る新人・真琴。スタイルも良く、白い肌が魅力的。無駄に着衣残しのカラミがお決まりのkawaiiにしては珍しく、１作目から裸のカラミが２回も入っているのが良い。ただ、裸になってもまだ、腕と首にはデカいアクセサリーをつけなくてはいけない決まりが、kawaiiにはあるらしい（苦笑）。こんなバカでかい数珠みたいなネックレスをつけてセックスをする奴はおらん（笑）。激しいカラミ中にネックレスが体や顔に当たって痛いし、胸を愛撫する時にも邪魔でしかない。３回目のカラミでは監督も出演者もさすがにバカバカしくなったのか、途中で邪魔なネックレスを剥ぎ取っていて、やっと目障りなモノがなくなって絵的にも良くなった（笑）。kawaiiの演出は相変わらず滑稽でしかないが、デビュー作にしては充分良い内容であった。

新基準モザイクと言ってもメーカーや作品や発売時期によって色々違い、一定の基準があるワケでは無い。自分が買ったh.m.pの新基準モザイク化ＤＶＤと比較すると、アリスのモザイクは圧倒的にデカくて濃い。特にモザイクの四角がやたらとデカくて、細かいモザイクを求める向きには不評かと。但し、改良されているのは明らかで、オリジナル作品よりはマシな状態にはなっているため、ファンの方であれば一見の価値あり。ただ、作り物でバレバレのニセ精液を使ったシーンが何度も何度も出てくるのは、ウンザリさせられる。萩原舞の作品を担当したのはどうしようもない駄作量産監督ばかりだったので、こういうひどい場面が結構出てくる。また復帰して、１作でもいいから傑作を出してほしいものだ。

初期の２本（桐生清春監督の作品）を買って失敗したので、今度はレンタルで観てみた。今回の監督は開高麹。最初はいきなりラブホテルでハメ撮りという安っぽさでガッカリ。その後のカラミはカメラマンが付くので、かなりマシになる。ただ、主観映像を売りにしたいのか、ハメ撮りと似たようなアングルのままで進行してるのがちょっと不満。３つのカラミの最初のキスの場面が全部同じアングルなのは呆れるが、桐生作品とは違って、後半のカラミのカメラワークは良かった。モデルが好みであればオススメ出来る。顔とズン胴体型は微妙だが、ロリ好きにはウケるかも。最初のハメ撮りは不要としか思えず、それを排除して最初からスタジオ撮りのカラミでやれば、もっと良くなったのにと思う。

せっかくの新基準なのだから、モザイクが物凄くデカかった頃の作品を入れてこそ効果的なのに、その頃の作品は殆ど入っていない。これでは新基準の意味が余りない。４時間もあるのだから、そういう視聴者に需要のありそうなものを入れるべきだと思う。それくらい分かりそうなものなのに、分かっていない。長いわりに内容も余り面白くなかった。値段の安さは評価したい。

kawaii１作目が凡作だったので、２作目に期待していたが、今回もまた邪魔で目障りな衣類つけっぱなしのカラミばかりでガッカリ。 たくし上げたまま脱がない服、つけっぱなしの派手なブラ、腹にはデカいベルト、首と腕にもデカいアクセサリー、絶対脱がせないストッキング。 実際にこんなゴテゴテのカッコでやる奴なんか、いやしないっての（笑）。 リアル度が無い分、エロ度も下降気味。 やたらとパーツに寄りたがる落ち着きの無い下手なカメラワークが観ていてイライラする。 どうでもいい小道具や着衣に異常にこだわり過ぎ、肝心のエロへのこだわりが皆無で内容が空虚なのは前作と同様。 明らかに撮影を嫌がっている半泣き顔が痛々しく、観ていてエロい気分にはとてもなれない。 制作はともかく女優は最高なので、kawaiiではなく、もっとマシなメーカーでの作品が観たい。