GFFさんのレビュー

何故か、非常に、心癒される作品。 よくある童貞作品と違い、彼女が非常に優しく、童貞君をエスコートして、セックスに導きます。 まあ、演出なのか、素なのか、私はわかりませんが、彼女の人の良さ、というか、優しさが伝わる。 そんな訳なので、絡みはソフトですが、それはそれで。 何か今まで見ていたＡＶとは、まったく趣が違う、いい意味で異質な作品。なんだろこれ。

今どき、オムニバス作品。 それも、借金を盾に体を要求されているシチュエーションが羅列される。 そもそもその設定自体もどうかと思うが、各シチュエーションの展開というか、各絡みも単調で、ちょっと飽きた。 長谷川あゆみのエステティシャン風は萌えたが、それだけ。結構なレベルの早送り作品。

以前、このシリーズの物を一本見ました。それはヲタによる拉致監禁ものでした。 それはそれで、問題のある作品でしたが、こちらはこちらで、問題あり。 まあ、犯人グループが、非ヲタである点は、新鮮(？)というか、そういうパターンもありか、的な感じ。 意外に、非道なというか、鬼畜パターンの展開も、この設定にしては珍しいなあ、という程度。 彼女のこういう責められる展開も嫌いではないなあ、という印象で、進んでいきますが。 結局、絡みの部分で、不満がありました。それは、単調。 車中、屋外(公園チックな？)、で、ホテルですが、絡みは基本、１対１。 複数犯ですから、その辺もうちょっと工夫しましようよ。 彼女はかわいいのに、残念。

ここのレビューの評価が高かったので、期待してみたのですが、正直、期待ほどではなかったという印象。 ただ、長谷川あゆみ編は、確かに、十分に見れる内容だったとは思います。 最初の事務所での抵抗っぷりと、男の部屋での絡みの対比とか、中々高まれる内容だったと思います。 とはいえ、この２エピソードに登場するコンビニ？何とか商店みたいな趣の店が、イマイチ盛り上げきれない感じを醸し出してます。 資金的に、厳しいのであれば、他の作品で採用されているように、事務所に連れてくるところからスタートでいいように思います。 後編のエピソードが、おまけ感が強く、それであれば、前編のエピソード一本で、ストーリーを作ってくれた方が、楽しめたかなと思います。 いじめっ子友達、いじめられっ子と、いた訳ですから、何かストーリー展開出来たんじゃないかなと。

この女優の組み合わせが良くなかったのかもしれない。特に、娘役。 この手のストーリーでは、もうちょっと可憐な印象の女優さんを使わないと、物悲しさは演出できないように思う。まして、特にハードな絡みがあったわけでもないので。 母役の沙羅樹さんは、流石と思わせたが、凌●するのか、縄などでの責めをしていくのか、中途半端だった感は否めない。どちらかに振ってもらった方が、見やすかったかとは思う。 そして、村西とおるとか清水大敬とかは、画面に出てくる必要を感じない。

作品として、よくまとまっていると思います。 ただ単にＡＶとして見た時に、拷問特性がない人には、ちょっと楽しめない、というか高まれない部分も多いとは思います。 凌●部分は、それなりにこなしてはいるし、何より彼女の表情は最高ですね。一定レベルの演技力と相まって、一つのストーリーとして、完成度は高いと思います。

想定以上に、男優陣の人数は多かったが、素晴しい出来とは言えないですね。 母娘共々、ほぼノンストップでレ●プされまくりなんですが、その前段階との、つながりというか、流れが釈然としない。 だから、唐突にレ●プがスタートする印象を受けてしまうし、どんどん参加する男共の状況が把握できない。 いいっちゃいいんですけど、そういうところも丁寧に作ってもらえると、より高まれたかなあ、という感じですね。 絡み自体は、二人とも、結構頑張った方じゃないでしょうか。 展開とか、組み合わせなど、もうちょっと工夫してくれると、より嬉しかったのですが。

かわいいですね。で、終わってもいい作品。 個人的には、もうちょっとストーリーを作りこんで欲しいとか、絡みを激しくとか、思ってしまいますが、 アイドル系(芸能人系?)の女優さんですから、それは我儘なだけかもしれません。