対馬ファミリーさんのレビュー

面白い。んだけども何かが足りない。 言語化するのが難しいのですが、いちいち何かが足りない。あるいは過多過ぎたのかもしれません。 良い点を上げるとボリュームがある、桜坂かいさんが声を当ててあるキャラがいる、男キャラがいい感じ、セリフがいい感じ、といった感じでしょうか。 我斎がね、いいんですわ。 一つ明確な不満というか残念な点があるとすれば、伊沢萩をヒロインにしてほしかった‥‥いやー男キャラはもう一人別に作って、伊沢は女の子であれば嬉しかった‥‥

様々な「実はこうだったんだ」という要素が盛り込まれています。それがまぁ素晴らしい。騙されることの面白さとでもいいましょうか。 キャラクターのデザインも性格もよいですし、仲間が増えたり、いろんな世界というかに行ってみたりプレイしていてほとんど飽きませんでした。 ifの話もあり、短いのですがとても満足させてくれます。もうそれを入れてくれるの！？　というような。 白米に漬け物を添えてくれるような優しさがあります。 どうか‥‥この会社様にはまたこのように素晴らしい作品を出して欲しいです

確かにラストルートは最高です。ウラジミール兄貴もカッコいい。それぞれのルートで活躍する男キャラは素晴らしいし、ヒロインも魅力的ではあります。 一部に鬱要素あり。 ですが‥‥ぽつりぽつりと良い点はあっても総体的には3.7って感じがします。 個人的にはP◯P版を購入した方が良いと思います。 追加ヒロインのルートの終わり方が良すぎて、もう彼女をメインヒロインに据えて作って欲しいとまで思ってしまいました。 もちろんスズも良いんですが‥‥ ただやっぱりラスボスとの戦い、短いですがあれだけで本当に素晴らしい。書いてる途中で思いでが溢れてきて、評価を☆3から☆4にしました。 個人的には"使わなかった"ルートがもうたまりませんでした。

全体的に他のシリーズと変わらず、運やらたまたまやらで立身出世していきます。 なのになぜ最高傑作なのか。それは多種多様な種族が出てくる所にある、と感じています。 エルフ、狼人？族、人魚族、ミノタウロス族、グール族、キュクロプス、などなど多種多様な種族が存在し生活し、その違いから確執もあったりするが、主人公の人徳と運やらにより一つに紡がれていくあの感じがとても好ましいです。

ここへ至るまで、徐々に物語の全体像を明らかになったり、仲間が増えたりしてきましたが、その最高潮でしたね。 ここまでプレイした方ならおおよその方が当作品を購入すると思います。 ただ‥‥様々な所で言われてますが、FDでもなんでもいいからゴーストルートを追加してください‥‥

まず頭のいい人が書いたんやろな。という印象を受けた作品です。 全体的に某アニメみたいな話なのですが、しかしそれで終わることがなかった。 チンコだの主人公が代償にしたのは◯◯だのといったゲスな事を語った口で、量子力学を語りだします。 そこが合わない方は合わないでしょうね。 ただキャラクターはいいですし、シナリオも概ね面白いので、その辺りからは目をそらしてプレイして見るのは良いかもしれません。

というかもう小説です。 なので画面下に視点主の心情や、キャラクターのセリフが表示されていく一般的なエロゲとは一味違います。 奇人変人しかいないキャラクター、幻想と退廃をない交ぜにして怪奇的なシナリオにハマる人はとことんハマると思います。 あと主人公がいいキャラしております。色んな意味で。

サイコロやアメグレなど、同シナリオライターさんの他のゲームをプレイしてきましたが、その中でも最高傑作だと思います。 ホームズとワトソンを彷彿とさせるヒロインと主人公の掛け合いを見る。ただそれだけで面白いです。 海外ドラマでよくある、主要のストーリーよりもサブのストーリーも面白い。しかしそのサブであったはずのストーリー、その出演キャラがのちのち重大な事をしたりします。 このシナリオライターさんは、サブキャラに男キャラを配置してくれるのですが、それが個人的には嬉しいです。主人公以外女の子だけのゲームの良さもありますが、やっぱり男のサブキャラがしっかりしている作品はそれだけでワンランク上がる気がします。

どのルートもヒロインも一癖も二癖もある過去から続く現在を保有しており、感情移入しすぎた結果とてもとても辛くなってしまう事もありました。 しかしそれを乗り越えていくと、不思議な爽快感とでもいうような感覚に包まれます。 やー‥‥もう凄いです。田中ロミオさんは、このなんとも言えない雰囲気を生み出す天才だと思い知らされました。 余談ですが、某アニメでこの作品のとあるルートがパロられてましたね。

うーん、なんだろう。吸血鬼ものの中では有名な作品だと思いますし、熱い展開もあったりしたのですが、今ひとつ盛り上がりに欠けていた作品でしたね。 まず主人公の能力がよろしくない。　 ぶっちゃけ既に似たような能力を主人公が持っていて、尚且つ他社の追随を許さないシナリオをもつ作品を某火薬が世に出してますしね。その二番煎じのような能力にしか見えなかったです。 あと誰が犯人というか殺人鬼なのかすぐにわかってしまうのも意外性が無かったです。そういう凶行に至った理由にも共感できませんでしたし。 しかし警察の人とニナ嬢のお付きの人はいいキャラしていたと思います。 ただヒロインは誰も彼もそこまで惹きつけられるキャラクターではなかったですね……サブキャラとしてなら悪くないのですがメインキャラとしては弱かった。 あとどうしても書きたいのが、相棒枠のヒロインの声優さんミスキャストだったのではないでしょうか。ということです。 確かこの方Daysシリーズで人妻役をやったりしていた思うのですが、その演技はハマっておりました。しかし今作品のヒロインとしては少々弱いなと思いました。

田中ロミオ作品です。彼の作品に特有のあの退廃的な雰囲気はありません。 その代わり、みなとそふと系列の香りがします。それも完全にタカヒロさんが書いている、というよりはそれに近づけて、しかし田中ロミオさんの味も損なっていないと言う感じです。 ギャグが面白くシリアスは少ない。しかしストーリーは楽しめる。田中ロミオさんがみなとそふとっぽい作品を出したらこうなるんだろうな、というのが見事にそのまま描いています。 各自キャラクターもたっておりBGMを良い。個人的に五行なずなさんの演技が素晴らしかったです。これまで自分は見たことがないタイプのキャラを演じておられました。 哲学的なゲームというよりギャグというか娯楽的というかそういう作品をプレイした際に起きる、あの素晴らしち世界にもっと浸っていたい。そう思わせてくれる作品でした。

名作です。OPからもう神っています。 わりかし古い作品なのでネタバレを知っている方もおられるかもしれませんが、それでも完走するまで楽しめます。筆者がそうでした。 複数の主人公が存在しております。この時点で敬遠され方もいるかもしれません。特に最初の主人公の境遇は中々キツイものがあるのでツマラナイとなってしまう人もいるかもしれません。 ですがとにかく二人目の主人公まで進めてみてください。世界が変わります。そんなに長くもありません。 二人目と三人目の主人公の物語がまぁ面白い。　 奇人変人のサブキャラ達が現れ、ギャグが冴えわたってきます。 月乙では楽しめなかった男同士の掛け合い、なども楽しめます。

2話で構成されています。このレビューは一話目のみを評価して投稿しています。２つ目のは合わなかったので。 一話目は絵もシチュも好みのモノだったのですが、竿役の親父達が喋り過ぎていることと、時折挟まれる神社の外、狐の狛犬？　のシーンが不要に思えました。 親父達の声がまぁ止むこと無く続くので、どうにも抜くに抜けない。ヒロインの声が副音声気味になっています。 一応ヒロインの心情も語られるのですが、親父達のセリフの十分の一位しか喋っておりません。なので心情吐露から墜ちてヨガリ始めるのも即オチ気味で微妙でした。 親父達に喋らせていた部分をヒロインの心情の吐露シーンに変更し、ゆっくりと堕ちていく描写をする。そして無駄に神社の外のシーンを入れない。 こうすればもっと楽しめたと思い残念でした。それならば４点〜４．２点という感じです。 脂ぎった男のグヘヘ声を聞きながら達するのが好きな方には良いかもしれませんが。 おそらく漫画で読むことができていればここまでの不快感はなかったのでしょう。

どういった経緯でホラー要素を強めたのかはわかりません。しかしどのような理由であれ、あのように改悪すべきではなかった。誰も止めなかったんですかね？ そもそも原作の絵の再現も上手いこといっていない、かといってオリジナティのある絵でもない。 まるでハーレム○ャンプや悶えてよア○ムくんのように若干エロいアニメのようにこれじゃない感が凄いありさま。 せっかく大物の原作を得られたんだからもっと力強く作って欲しかったです。 原作が好きでこれから購入しようってい人、あるいは原作をみてないけど購入しようとしてい方。もしこれを見ていたら絶対にかわないほうが

伝奇ものの名作であることは間違いありません。エロシーンも素晴らしい。何よりも凄いのはそのCGの枚数ですね。正直、これほどの演出を誇る作品はみたことがなく、新鮮で、世界観にはまることができました。 三話まで共通ルートで、以降に分岐します。一話、二話は間違いなく面白いです。明確に記述はしませんが、他社の伝奇もので有名な作品と比べても遜色ないどころが上記した演出の効果もあり、下手をすると上を行っています。 ですが問題なのは個別ルートです。正確には三話から面白さが薄くなっています。いや、まあ面白いのですが、一話、二話ほどはなくて、全体的にぐだぐだしてしまっています。これの一因は本編で語られるべき情報を、そのルートをクリア後に解放されるサブキャラ視点でのシナリオがあるからだと思います。全てを本編でかたってくれればまだ分かりやすかったのですが、それは残念でしたね。 あとはアヤカシですが一部唐突に現れて消えていく存在がいます。「いやお前だれよ？」みたいな気分になりました。トゥルーエンドというか、エイムルートで全て回収される伏線かとも思いきやそうでもなく、やはりどこかぐだぐだしていました。 総評としては共通ルートまでは面白い。ただ個別ルートからグダるという感じですね。本当に勿体ない……もっと煮詰めて貰えればギャグも面白く最高だったのですが……

タイトル通り共通でモブキャラが掛け合いをするのが面白いです。たしか、男子生徒4とか番号で表されています。大抵のゲームですと一つのパートで出た生徒4と次のパートで出た生徒4では別人物になっていることが多いのですが、こちらは名前を与えられてはいないもののそのまま前回の掛け合いの記憶を保持したまま登場します。それがいい感じです。 帰宅での選択肢で恋愛ポイントみたいなのをあげていくのですが、ゴローというキャラに占いを聞いて誰がどこの場所にいるのかヒントを聞いてから進めることになります。一応、占いを聞く、聞かないの選択肢がありますが、なにか特別な理由でもない限り普通に占ってもらうといいです。 一つ残念なのは、放課後帰宅ルートを自分でセッティングできるのですが、一つの場所でアクションを起こすと、それ以降の場所のイベントが見れないのが残念です。

タイトルに書いた通り凄いボリュームでした！特に義経ルートは春から始まり秋まで続くという長編です！マルギッテルートも猟犬部隊の面々とのHシーンもあり、これが本当のマルギッテルートだと感じるような出来でした。天衣ルートは最初は新しい始まり方でしたが、苦もなく読み進められ、エンディング後も(むしろエンディング後から本番の様な気も)長く楽しめました。ただ、３つ程不満点があり、一つは一部のキャラクター(クッキー、釈迦堂、マロ)が出てこないという事で、釈迦堂さんやマロはまだしもクッキーを見れない(一瞬立ち絵は写った)声が無い事が残念でした。二つ目はMと暁光計画の存在感の薄さです。A1からこれまで散々伏線を貼っているのにあの終わり方は少し寂しさを感じました。最後の３つ目はなんといっても大きな戦いが無かった事です。というのもこれまで、無印、Sではリュウゼツランルートと、榊原小雪ルートというトゥルーエンドルートでは大きな戦いがありました。しかし今回はそういう川神大戦的な物が無かったのが残念です。義経と頼朝の時代を越えた復縁というか、共闘を勝手に期待していたのですが………と、ここまで散々ネガティブな事を多く書きましたが、それでもやっぱり「みなとそふと」の「マジ恋シリーズ」です、とても面白いと言うことには全く変わりありません！少なくともレビューを書きたいと思う程には……ですので購入を迷ってる方は買って損はしないと思います！

　タイトル通り安定した面白さでした。 　前作もプレイしましたが、個別ルートの出来もレベルが上がっているように思います。前回は”スー”ルートが短過ぎた…… 　ただ、全体的な質は向上しているものの、突出して「」感動した！」とか「燃える！」といったような作品ではなかったです。ギャグは流石に面白いです。が、突き抜けているかと言えば疑問符がついてしまいます。ギャグのシナリオも面白いですが、声優さんの演技力で笑に誘われていたような気がします。特に「桐谷華」さんと「遥そら」さん。桐谷さん演じるキャラは本当にギャルの雰囲気が出ており、あのレベルに持っていくのは凄いなぁと感じました。また、遥そらさん演じるキャラも、否定から入る台詞がどうにも耳に残り面白かったです。

桂小五郎とか高杉晋作とか。とくに桂小五郎。 　次回作のMIBUROでも攻略できないようなので、魅力的なキャラを作っておいて勿体ないと思う。どうせなら、桂小五郎ルートも作ってほしかったなぁと。 　アナザーでは、新八が攻略出来たのは嬉しかった。誉の300石よりは桂小五郎ルートが欲しかったけれど。 　次の作品は平安時代との事ですが、どうせならMIBUROのFDで小五郎達を攻略できるようにしてから新作に取り組んで欲しかった。完全攘夷ルートみたいな感じで。今度の平安時代を題材にした新作では、魅力的なキャラは全員攻略出来るようにして欲しいです。FD込みでも。