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投稿日 : 2015/03/15
決して悪くはないが、満点ではない。
TOHJIRO監督は、たぶん繊細な人なのだろう。 時に女優を愛ですぎて、監督業に徹しきれない時があるようだ。 あるいは、少し責めもギミックに頼りすぎている。 アダルトビデオにおいて、最も重要なのは劣情を煽ることである。 その意味においては、この作品には満点は与えられない。 なぜなら、少しばかり崇高が過ぎるからである。 問題なのは、たぶん、樹花凛女史とTOHJIRO監督がストイックにおいてシナジーを起こしてしまっている部分だろう。 確かに、このような映像作品は、あまり作れるものではない。 しかし、本人達のテンションに客がついていけない構成は問題がある。 もちろん、私は楽しんでみたのだが「これでもか」と言わんばかりのアクロバットな責め苦の連続は、少々、食傷気味になったのも、また事実である。 もう少し、素のエロさ、素の欲望を露出させるような工夫があっても良かったのではないかと思う。
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ビデオ(動画)
投稿日 : 2015/03/15
DOGMAの最高傑作
DOGMAと言えば「拘束椅子シリーズ」と、この「Mドラッグ」が目玉。 中でも、この「ゲロ浣腸Mドラッグ」シリーズは、2本、撮られているが、圧倒的にこちらの方が素晴らしい(もう一本も悪くはないが・・・) TOHJIRO監督は、かつて映画監督でもあり、その監督作品である「ゴンドラ」などを見てみると、人間の感情の行き場の無さ、どうしようもない理不尽さを性的なテーマと結びつけるという作風であった。 その意味からも、この作品はTOHJIRO監督の金字塔と言えるだろう。 まず、大塚ひな女史の頑張りが素晴らしい、限界まで追いつめられても、決して女優魂を忘れず、快楽に身を委ねる女性を演じきっている。そして、責めは徹底的なまでに理不尽で、感情の行き場をなくすような演出がとられている。 大塚ひなは何度も絶望したような目で、自分に対する次の責めを告げる。 そして自ら告げ、招いた責めを、淡々と受け入れ続ける。 阿鼻叫喚、狂ったような喘ぎ声をあげながら。 何度見ても素晴らしい作品だし、この作品を世に出せただけで、DOGMAというレーベルは歴史的に記録されてしかるべきだろう。 単につまらない作品ばかり生み出し、なおかつ暴力的な撮影などで問題になるようなレーベルの多い中、本当に素晴らしいと思う。 とにかく一度、見てみることをオススメする。
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