不倫旅行ファンさんのレビュー

同シリーズ他作品では、大抵女優さんの態度に関して「最初は緊張で強張っていたけど、会話や身体を重ねる毎に打ち解けていく」という流れ。ですが、この作品は逆。 初めのうち、人妻さんは何でも笑顔でハキハキ答えてたのに、時間経過と共に、どんどん無口無表情になっていくところ。 帰りの電車では、緊張感が最高潮に達して、ちょっと怖い感じにさえなっていました。 それがとても魅力的な作品でした。 「こういうリアリティーもあるんだなあ」と、感心しきりです。

完全に山田春奈監督のシリーズになりつつある、このタイトル。はじめの頃の「なんとなく段取りでやらされてる感」からすると、この作品は山田春奈監督の良さが凄く出ていて、素晴らしかったです。 とにかくドキドキしました！ 女優さんとの小芝居が絶妙に噛み合ってないのも、不思議な緊張感があって、ドキドキ倍増！ あと、カメラを「山田くん」と名付けて、人格を与えるのは、天才過ぎました！！ 次回も楽しみにしています。

大横山飴さん。 最近知った作家さんです。 絵柄もコマ運びも内容も、本当に素敵で、たぶん何度も読み返すと思います。 この方の作品。 沢山読みたいです。

02、03に続いての山田春奈さん。だんだん山田春奈さんのシリーズみたいになってますね。02の時より、めちゃくちゃ頑張ってて、グッときました。色々成長されててとても好感を持ちました。 お風呂で初めて口説くシーン。どんどん真っ赤っかになっていってたのが凄く良かったです。 あらためて今度03も観てみたいと思います。

顔つきといい体つきといい、印象派の絵画から抜け出して来たような人妻さん。 タメ口と丁寧語が適度にミックスされていて、監督さんとの絶妙な距離感を醸していました。 夜、寝入りぎわのちょっとした会話が、すごく好き。 いかにもこのシリーズらしい良作です。

商品情報には唐木竹史監督とありますが、高橋監督作品でした。 機材トラブル(？)で、出発～ホテルチェックインまでの動画データが消失。(超々ベテランの高橋監督でもそういう事があるんですね！) やむなくそこまでのシーンは唐木監督の映像。いつもと違って、僅か15分で宿シーン開始です。 その分、宿内でのシーンがいつもより充実してました。 両監督最後のコラボとの事。 男二人でのんびり温泉に浸かるシーンが、なんだか妙に味わい深かったです。ここで出た唐木監督の「やっと１つになれた気がする」は、シリーズ屈指の名台詞でした！ もう、いっそ、男二人旅のドラマが観たいです。 (お互いの今までの旅の思い出を語らいつつ、途中で飛び入りのゲスト人妻さんorゴーゴーズ社員さん…とか)

商品情報には「高橋浩一監督」とありますが、これは唐木監督の作品でした。 高橋監督はsideBの方ですね。 お二人のコラボ最後の作品との事。 ファンとしては色々と感慨深いものがありました。 内容的には、設定的に変な緊張感がありましたが、それがあまり良い方ではなく、不自然な感じに作用してもったいない気がしました。前回のコラボ#16のsideCがあまりに良かったので、それと比べてしまうと、ちょっと残念。 せっかく最後なら、集大成的にシリーズ最初のシンプルな雰囲気とか、もしくは足し算ではなく引き算企画…例えば監督2人に女性1人。奪い合いと覗き全開！…といった作品などが観たかった気がします。 (あくまで個人的な感想です) 別の形でのお二人のコラボ。 期待しています！ …最後にチラッと話してた唐木監督の提案は、ガチで観たいです！

ゴーゴーズ社員にして、監督志望という体裁の、山田春奈さんによる、温泉旅行もの。 このシリーズの1本目が思いがけずとても良かったので、2本目のこちらも視聴させて頂きました。 うーん…。 この山田さんという方。まあ「本当に監督志望ではないんだろうなぁ感」が全編に渡って充満してました。企画で無理に撮らされてるんでしょうね。いたたまれない気持ちになって途中から飛ばし飛ばし観ました。個人的にはちょっと残念。 そういう「やらされてる感」という雰囲気が好きな方には良いかも。

2本目の大森晃子さん目当てで拝見。 時系列的には「人妻不倫旅行×人妻湯恋旅行 collaboration＃16 Side.C」の続編なんですね。 真面目に頑張りながらもギスギスせず、持ち味の独特なほんわかさはいつも通りよく出ていて、とても素晴らしかったです。 1人目の方は、グダグダした感じが逆にリアル風味で、これはこれでなかなか良かったです。

大森晃子さんファンとしては、本当に嬉しい作品。メインの唐木監督との絡みも良いけど、ときどき挟まる高橋監督とのやり取りが、凄く和んで、とても良かったです！！！ 高橋監督の不倫旅行に随行…というのも良いかもですね。例えば、ちょっとレズっ気のある人妻さんとかと。

不倫旅行シリーズファンです。 今回は、酷く展開が雑に感じました。 いつもの長いドキュメンタリー風味パートを吹っ飛ばして、いきなりの拉致レ●プ。 こういう展開がお好きな方には、オススメでしょう。 けど、シリーズファンとしては、長年積み上げてきたギリギリの「リアリズムというフィクション」を、根底から覆されたみたいで、とても残念でした。 せめて別のタイトルでやって欲しかったです。

最初から最後まで、話している相手に顔を向けずに喋る人妻さんでした。高橋監督はいつそれに突っ込むかなあと思ってたけど、やはり最後まで突っ込まず。 SEX自体は特に問題もなくスムーズなので、逆にちょっと物足りないというか。 ここまで一貫して、目を合わさず決して心を開かない人妻さん…という事なら、SEXも手こずって欲しかった気がします。

「変な話」が口グセの人妻さん。信じがたい重い境遇。SEX男性の排泄行為だと思っていたと言いつつ、軽く触れただけでビクっとなる感受性。 最初に手を繋いだ瞬間、感極まって涙を流してしまう場面が印象的でした。

悪くはないんですけど…。 普通に、性生活に不満もありつつ幸せそうなママさんで、「ん？人生紀行？」って感じでした。 人生紀行のシリーズは、重めだったり、薄幸だったり、未婚や離婚された方だったりというイメージなので、いつドスンとしたものが来るのか、身構えて観てたのですが…。そういう意味でちょっとだけ肩透かしでした。

監督のブログ通り、会話にかなり手こずってますね。このシリーズは、手こずる相手に対してあの手この手で攻略しようと監督が頑張ってる物に魅力を感じてます。なので、この回は私には大変良作です。

女優さん。普通にお年寄りだし、反応は薄いし、最初のインタビューで言ってた「数十年くらいエッチしてない」って話は嘘とか、後になってテヘペロするし。 案の定、高橋監督御自慢の長竿はフニャリとしてるし。でもちゃんと勃ったし、発射してて、心から感心させられたし。 途中、女優さん死んじゃった？！ って思わされるような場面もあるし。 色んな意味でドキドキでハラハラでした。